JP2593169Y2 - 電磁弁用電磁石 - Google Patents

電磁弁用電磁石

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JP2593169Y2
JP2593169Y2 JP1992070759U JP7075992U JP2593169Y2 JP 2593169 Y2 JP2593169 Y2 JP 2593169Y2 JP 1992070759 U JP1992070759 U JP 1992070759U JP 7075992 U JP7075992 U JP 7075992U JP 2593169 Y2 JP2593169 Y2 JP 2593169Y2
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power supply
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power
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俊秋 沖田
徹雄 山本
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は通電表示の機能回路要素
を備えた電磁弁用電磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁弁用電磁石では外殼を設け
て、外殼か外殻内に通電表示の機能回路要素を付設して
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら格別に外
殼を設けると電磁石が大型化したり、機能回路要素を付
設する為の構成が複雑化したり、機能回路要素付設部の
防水性が悪かったりしていた。また機能回路要素に向け
て電気を供給する為の電線が、いきなり機器外の周辺に
向けて突出した状態になり、機器の保守点検時に邪魔に
なる問題点があった。
【0004】本願考案は上記従来技術の問題点を解決し
た電磁弁用電磁石を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願考案における電磁弁用電磁石は、コイルを内蔵
すると共に、外部の一端面を弁ケースに対する着脱面と
し、上記コイルに接続する受電端子を外周面に備えさせ
ている電磁石の本体と、上記本体の受電端子が設けられ
た外周面に対しパッキンを介在して装着されている機能
ブロックとから成り、上記機能ブロックには、ケース本
体内の回路基板に対して電気の供給を受ける為の電源端
子と、上記受電端子に接続する為にそれと対応位置に設
けた給電端子とが付設されていると共に、上記電源端子
と給電端子間には通電表示の機能回路要素が接続されて
おり、その上、上記本体に対する上記機能ブロックの配
設位置は、上記弁ケースに対する着脱面と、機能ブロッ
クとの間に、電源端子に接続される外部電線を内部に収
装の配線ダクトを配置する空間が形成されるように上記
着脱面から離れた偏在位置に設定し、上記電源端子は機
能ブロックにおける上記着脱面側に設けたものである。
【0006】
【作用】受電端子を外面に備えている電磁弁本体にパッ
キンを介在して機能ブロックを着脱し、機能ブロックは
ケース本体内の回路基板に付設した電源端子と受電端子
へ接続する給電端子で電気が供給され、これらの間に接
続した機能回路要素の発光要素でコイルへの通電表示が
なされる。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1において、1は周知の弁ケース、1aはその内
部に備わっている弁体を示す。次に2は電磁石で、一端
3aが弁ケース1に対する着脱面となっている本体3
と、本体3の一側面(図では上側の面)において着脱面
3aから離れた偏在位置に備えさせた機能ブロック4と
から成る。5は配線用ダクトで、図1、図2に示す
く、上記着脱面3aと機能ブロック4との間の空間5a
に配置してある。
【0008】上記本体3は周知の電磁弁用電磁石と均等
の構成のもので、鉄心アセンブリ7とコイルアセンブリ
8とから成る。鉄心アセンブリ7について説明する。1
0は固定鉄心、11は取付部を示し、周囲に弁ケース1
に螺着する為の取付ねじ12が形成してある。13はレ
ンチ掛け用の凹部、14はシール用のパッキンである。
15は固定鉄心10及び取付部11に進退自在に挿通し
た連繋ピンである。次に16は可動鉄心案内用の筒部、
17は止め部を夫々示す。18は進退自在の可動鉄心を
示す。
【0009】コイルアセンブリ8について説明する。2
0はボディで、本例では樹脂材料をコイルやヨーク等を
納めた状態で型成形したものである。図3に示す21は
ボディ20の側面に形成した膨出部、22は機能ブロッ
ク4の為突出状に4個設けた位置決め片、23は取付用
のねじ孔を夫々示す。再び図1において、24はコイ
ル、25はヨーク、26は膨出部21に設けた受電端子
で、接続ピンをもって構成してあり、ボディ20の内部
においては上記コイル24に接続してある。尚27はコ
イルアセンブリ固定用ナット、28はシール用パッキン
(Oリング)である。
【0010】次に機能ブロック4を示す図1、3、5に
ついて説明する。30はケース本体で、合成樹脂材料を
型成形してある。31は本体3に対する取付面を示し、
図示の如く開放させてある。32はその開口部の周囲に
形成したパッキン嵌合部、33はケース本体内面の一部
に形成した回路基板の挿入方向の位置決め部、34はケ
ース本体30外面におけるパッキン装着用の凸部を夫々
示す。35は前記膨出部21と上記嵌合部32間に介在
させた防水用のパッキン、36は凸部34に嵌合させた
パッキンを夫々示す。次に38は接続用の端子片で、そ
の一端は凸部34から空間5aに突出させて電源端子3
9としてあり、他端はケース本体30内に位置させて基
板接続部40としてある。次に42は回路基板で、機能
ブロックのケースの一部を構成している。該基板42は
プリント基板をもって構成してある。43は該回路基板
に備えた端子片接続部、44は回路基板42に取付けた
給電端子で、本体3の受電端子26と対応して設けたも
のであり、ソケットコンタクトが用いてある。図3、6
の45は機能回路要素を示し、上記回路基板42を用い
て構成してある。該機能回路要素45は、上記ピン接続
部43と給電端子44間を結ぶと共に発光素子による通
電表示機能を為すよう設けたものである。該機能回路要
素45は図6の(B)の如き回路構成で、46は発光素
子(例えば発光ダイオード)、47は定電流ダイオー
ド、48は電流制限用の抵抗、49は逆電圧防止用のダ
イオードを夫々示す。次に図3に示す50は取付用ねじ
で、本体3に対する機能ブロック4の取付用である。尚
図1、2において、56は電源端子39との着脱が自在
なレセプタクル、57はレセプタクル56と制御盤を結
ぶ電線である。
【0011】次に上記電磁石2における機能ブロック4
の組付手順について説明する。図3の状態において端子
片38をケース本体30に取付ける。一方予め図示の如
く種々の回路素子を取付けておいた回路基板42をケー
ス本体30内に取付面31の側から挿入する。この場合
位置決め部33を利用して基板42の挿入方向の位置決
めを図ると良い。上記挿入状態において接続部40は基
板42における端子片接続部43に位置する。従ってそ
の部分において回路基板42における回路導体と上記接
続部40とを半田付け手段によって接続すると回路基板
42はケース本体30に固定状態となる。次にパッキン
35を膨出部21の周囲に装着し、そこに上記ケース本
体30を図1の如く被せ付ける。ケース本体30の膨出
部21に対する位置決めは位置決め部22を利用して行
う。接続ピン26は基板42に形成された透孔を通して
ソケットコンタクト44に接続する。次に取付用ねじ5
0をケース本体の透孔50aを介して本体3のねじ孔2
3にねじ込み、ケース本体30を本体3に締め付ける。
一方、パッキン36は凸部34に嵌合させる。以上でも
って機能ブロック4の組付が完了する。
【0012】次に上記電磁石2を使用する場合において
の弁ケースに対する電磁石2の取付について説明する。
図8の如く予め配線用ダクト5を弁ケース1に取付けて
おく。その状態において鉄心アセンブリ7を弁ケース1
に矢印65で示す如く取付ける。次にその鉄心アセンブ
リ7に対してコイルアセンブリ8を矢印66の如く鉄心
アヤンブリ7の先端部の側から被せ付ける。次にナット
27により上記コイルアセンブリ8を固定することによ
って取付作業が完了する。
【0013】上記構成のものにあっては、電線57を介
して動作用の電力例えば交流の100Vが電源端子39
に供給されると、その交流電力は機能回路要素45、受
電端子26を経てコイル24に供給され、周知の如く可
動鉄心18が固定鉄心10に向けて吸着される。その動
きは連繋ピン15を介して弁体1aに伝えられる。上記
のように通電を行った場合、上記交流電力の一部は前記
機能回路要素45にも流れ、発光素子46が点灯する。
その点灯状態はケース本体30の外から確認できる。
【0014】次に上記機能ブロック4の場合、発光素子
46に対して定電流ダイオード47を直列に接続してい
る為、発光素子46に流れる電流は一定に保たれる。従
ってこの機能ブロック4は電磁石本体3におけるコイル
24が交流の100V用或いは200V用のものであっ
ても共通に利用することができ、発熱が小さく、機能ブ
ロック4を小型化できる。尚定電流ダイオード47の規
格は例えば3.5mAのものであり、電流制限用の抵抗
48は例えば47KΩである。
【0015】
【考案の効果】以上のように本願考案にあっては、コイ
ル24を内蔵すると共に該コイルに接続する受電端子2
6を外面に備えている電磁石の本体3と、上記本体の受
電端子26が設けられた面に対しパッキン35を介在し
て装着された機能ブロック4とから成り、上記機能ブロ
ック4は、ケース本体30内の回路基板42に対して、
電気の供給を受ける為の電源端子39と、上記受電端子
26に接続する為にそれと対応位置に設けた給電端子4
4とを備えると共に、上記電源端子39と給電端子間4
4には通電表示の機能回路要素45を接続した構成だか
ら、機能ブロック4は極めて小型となり、比較的大きな
外形の弁ケース1に電磁石3を装着した状態において
は、その嵩張りは目立ち難く、邪魔にならない利点があ
る。また上記構成においては、防水性も良好である。そ
の上本願考案にあっては、上記機能ブロック4の配設位
置は、上記弁ケース1に対する着脱面3aと、機能ブロ
ック4との間に、電源端子39に接続される外部電線5
7を内部に収装の配線ダクト5を配置する空間5aが形
成されるように上記着脱面3aから離れた偏在位置に設
定し、しかも上記電源端子39は機能ブロック4におけ
る上記着脱面3a側に、即ち、配線ダクト5を配設する
側に設けてあるから、上記電源端子39に接続される外
部電線57は、機能ブロック4と大嵩な弁ケース1の
に形成する空間5aに上記配線ダクト5を配置して、そ
の内部に外部電線57を収容し、その外部電線57を配
線ダクト5内で保護状態にすることのできる特長があ
外部電線57は外傷を受けることなく安全に利用で
きる実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図。
【図2】平面図。
【図3】機能ブロックと電磁石の本体との関係を示す分
解斜視図。
【図4】電磁石の本体の平面図。
【図5】機能ブロックにおける電源端子、回路基板及び
給電端子と、本体における受電端子との関係を示す縦断
面図。
【図6】(A)は機能回路要素を備えた回路基板の平面
図、(B)は(A)に示されたものの回路図。
【図7】電磁石の取付状態及び取付過程を示す斜視図。
【図8】電磁石の取付状態及び取付過程を示す正面図。
【符号の説明】
2 電磁石 3 本体 4 機能ブロック 39 電源端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−88782(JP,U) 実開 昭57−175875(JP,U) 実開 昭59−108884(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/06 305 F16K 31/06 315 F16K 27/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを内蔵すると共に、外部の一端面
    を弁ケースに対する着脱面とし、上記コイルに接続する
    受電端子を外周面に備えさせている電磁石の本体と、上
    記本体の受電端子が設けられた外周面に対しパッキンを
    介在して装着されている機能ブロックとから成り、上記
    機能ブロックには、ケース本体内の回路基板に対して電
    気の供給を受ける為の電源端子と、上記受電端子に接続
    する為にそれと対応位置に設けた給電端子とが付設され
    ていると共に、上記電源端子と給電端子間には通電表示
    の機能回路要素が接続されており、その上、上記本体に
    対する上記機能ブロックの配設位置は、上記弁ケースに
    対する着脱面と、機能ブロックとの間に、電源端子に接
    続される外部電線を内部に収装の配線ダクトを配置する
    空間が形成されるように上記着脱面から離れた偏在位置
    に設定し、上記電源端子は機能ブロックにおける上記着
    脱面側に設けてあることを特徴とする電磁弁用電磁石。
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