JP2593049Y2 - 液面検出器 - Google Patents

液面検出器

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JP2593049Y2
JP2593049Y2 JP1992053959U JP5395992U JP2593049Y2 JP 2593049 Y2 JP2593049 Y2 JP 2593049Y2 JP 1992053959 U JP1992053959 U JP 1992053959U JP 5395992 U JP5395992 U JP 5395992U JP 2593049 Y2 JP2593049 Y2 JP 2593049Y2
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liquid level
contact
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movable contact
plate
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元 佐藤
稔 日下部
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車に設備される燃
料タンク内の燃料量を検知する液面検出器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の液面検出器構造として、
例えば図1に示す如き構造のものがある。つまり1は燃
料タンク2の開口部に取付けられる取付板であって、こ
の取付板1の下側には、セラミック基板3が垂下状態で
取付けられている。またこの基板3の側面には抵抗パタ
ーン4を設けている抵抗板5が取付けられている。さら
にこの基板3には、フロートアーム6の一端が回動自在
に軸支されており、そのフロートアーム6の他端にはフ
ロート7が取付けられている。また上記フロートアーム
6の一端部にはキャリア8が固定されており、このキャ
リア8には、前記抵抗パターン4に摺接される可動接点
9を有する接点板10が保持されている。
【0003】そして燃料タンク2内の液面に追従してフ
ロート7が動作され、この動作で抵抗板5上を摺動する
可動接点の変位で抵抗値が変化し、これによって燃料タ
ンク2内の液量が検出できる構造となっているものであ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記可動接点
9として使用されている材質は、導通性を高めるために
一般的には銀が用いられるが、この銀は、燃料タンク2
内に入れられている燃料(ガソリン)中に含まれている
硫黄成分により硫化銀となり、これによって接触抵抗が
増大して導通不良を起すということがある。そこで銀の
硫化を防止するために、パラジュームを混合した貴金属
系の合金、銀−パラジュウムの合金を使用しているが、
この貴金属系合金である接点材料は非常に高価なもので
あるために、経済性に欠けるものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はかる従来の欠点
に着目してなされたもので、安価なる材質であるにもか
かわらず、硫化反応を未然に防止することができ、さら
に安価であるニッケル−クローム合金を使用して経済性
及び耐久性、接触信頼性に優れた可動接点を用いる液面
検出器を提供することにある。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0007】図2において、11は上記構造の液面検出
器に使用される抵抗板であって、この抵抗板11はセラ
ミックス製の絶縁板12の表面に導体パターン13と、
この導体パターン13に接続される抵抗パターン14
が、例えば印刷手段によって形成されている。15は従
来例で説明したフロートと連動する接点板であって、こ
の接点板15には、前記の導体パターン13上を摺動さ
れる可動接点16が、例えば加締め手段等によって固定
されている。
【0008】この可動接点16の材質は卑金属合金であ
るニッケル−クローム合金である。ニッケルと、クロー
ムとの配合量は特に限定されるものではないが、本考案
者による実験では、例えばJIS−NCHWである合金
つまり、ニッケル77%クローム20%を含む合金を使
用した場合に、可動接点としての導通性、耐蝕性、耐摩
耗性に優れた結果が得られた。
【0009】このように、本実施例ではニッケル−クロ
ーム合金を接点材料として使用したことにより接点とし
て導通性、耐蝕性、耐摩耗性に優れて充分な接触信頼性
及び耐久性を保有しながらも、従来の貴金属系合金であ
る接点材料に比して大幅なコストダウンが可能であっ
て、経済性に優れた液面検出器が提供できるものであ
る。
【0010】
【考案の効果】以上のように本考案は、車両用燃料タン
ク内の液面に追従して動作するフロートと、このフロー
ト動作に連動する接点板15に取付けられる可動接点1
6と、この可動接点が摺動する導体パターン15を施し
た抵抗板11を有する液面検出器において、上記可動接
点16の材質として卑金属合金であるニッケルクローム
合金を用いている液面検出器であるから、これによれば
に接点として導通性、耐蝕性、耐摩耗性に優れて充分な
接触信頼性及び耐久性を保有しながらも、従来の貴金属
系合金である接点材料に比して大幅なコストダウンが可
能であって、経済性に優れた液面検出器が提供できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の液面検出器の構造説明図。
【図2】本考案実施例の液面検出器の要部構造説明図。
【符号の説明】
11…抵抗板 12…絶縁板 13…導体パターン 14…抵抗パターン 15…接点板 16…可動接点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用燃料タンク内の液面に追従して動
    作するフロートと、このフロート動作に連動する接点板
    (15)に取付けられる可動接点(16)と、この可動
    接点が摺動する導体パターン(13)を施した抵抗板
    (11)を有する液面検出器において、上記可動接点
    (16)の材質として卑金属合金であるニッケル−クロ
    ーム合金を用いていることを特徴とする液面検出器。
JP1992053959U 1992-07-31 1992-07-31 液面検出器 Expired - Lifetime JP2593049Y2 (ja)

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JP3555136B2 (ja) * 2000-07-31 2004-08-18 日本精機株式会社 抵抗式液位計測装置
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