JP2592976Y2 - 床 材 - Google Patents
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- JP2592976Y2 JP2592976Y2 JP1993013880U JP1388093U JP2592976Y2 JP 2592976 Y2 JP2592976 Y2 JP 2592976Y2 JP 1993013880 U JP1993013880 U JP 1993013880U JP 1388093 U JP1388093 U JP 1388093U JP 2592976 Y2 JP2592976 Y2 JP 2592976Y2
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Landscapes
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- Floor Finish (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床材に関する。
【0002】
【従来技術】従米、床材の基板としては、合板、単板積
層板(L.V.I..)などを基板として、その表面に
突板等の化粧シートを貼着した床材が知られている。
層板(L.V.I..)などを基板として、その表面に
突板等の化粧シートを貼着した床材が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この基板はそ
の表面硬度が低いため、ハイヒール等で歩行した場合、
ヒール部による局所的な過重により容易にへこんでしま
い、またキャスター試験等においても十分満足できる性
能を得ることはできなかった。
の表面硬度が低いため、ハイヒール等で歩行した場合、
ヒール部による局所的な過重により容易にへこんでしま
い、またキャスター試験等においても十分満足できる性
能を得ることはできなかった。
【0004】また、一定の繊維方向を有する木質単板を
積層して基板を構成するため、側面に実を形成しようと
した場合、長さ方向側面または幅方向側面のいずれかに
おいて、雄実の表裏面および雌実の内面に位置する単板
の繊維方向が、実を形成するための切削方向と直交する
部分が必ず存在することになり、切削により表面の繊維
がばらばらに切断され、滑らかな雄実表裏面および雌実
内面を得ることができず、実の切削精度を上げることが
できなかった。このため、実の嵌合の際にがたつきが生
ずることがあった。
積層して基板を構成するため、側面に実を形成しようと
した場合、長さ方向側面または幅方向側面のいずれかに
おいて、雄実の表裏面および雌実の内面に位置する単板
の繊維方向が、実を形成するための切削方向と直交する
部分が必ず存在することになり、切削により表面の繊維
がばらばらに切断され、滑らかな雄実表裏面および雌実
内面を得ることができず、実の切削精度を上げることが
できなかった。このため、実の嵌合の際にがたつきが生
ずることがあった。
【0005】さらに、単板の繊維方向を互いに直交させ
て積層した合板を基板とし、その表面に化粧単板を貼着
する場合、一般的には、合板の表裏面に位置する単板の
繊維方向が床材の長さ方向と並行になるように使用し、
表面に貼着する化粧単板も意匠性の問題から木目が長さ
方向と平行、すなわち繊維方向が長さ方向と平行となる
ように貼着する。
て積層した合板を基板とし、その表面に化粧単板を貼着
する場合、一般的には、合板の表裏面に位置する単板の
繊維方向が床材の長さ方向と並行になるように使用し、
表面に貼着する化粧単板も意匠性の問題から木目が長さ
方向と平行、すなわち繊維方向が長さ方向と平行となる
ように貼着する。
【0006】このような床材は長期間の水分の吸収、放
出による収縮膨張が、基板と化粧単板とで異なることか
ら化粧単板に干割れが発生し易く、特に暖房床の床材と
して用いた場合、基板における加熱乾燥により収縮が大
きくなるため、干割れが大量に発生する等の問題点を有
している。
出による収縮膨張が、基板と化粧単板とで異なることか
ら化粧単板に干割れが発生し易く、特に暖房床の床材と
して用いた場合、基板における加熱乾燥により収縮が大
きくなるため、干割れが大量に発生する等の問題点を有
している。
【0007】さらに、これら基板は、天然木材を薄く剥
ぎ取った単板のみを積層接着し製造するため、天然資源
の枯渇問題が世界的に大きく取り上げられ、原材料であ
る原木を伐採することが困難になると共に、原木の質が
低下することによって、単板に使用する良質の単板を多
量に得ることが難しくなり、品質の良い基板を多量に市
場に供給することが困難となる。この問題は今後ますま
す深刻化することが予測され、床材基板として代替え品
の提供が熱望されている。
ぎ取った単板のみを積層接着し製造するため、天然資源
の枯渇問題が世界的に大きく取り上げられ、原材料であ
る原木を伐採することが困難になると共に、原木の質が
低下することによって、単板に使用する良質の単板を多
量に得ることが難しくなり、品質の良い基板を多量に市
場に供給することが困難となる。この問題は今後ますま
す深刻化することが予測され、床材基板として代替え品
の提供が熱望されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、単板からなる
基板の代替え品として使用できる新規な床材を提供する
ことを目的として鋭意工夫の結果完成されたものであ
る。
基板の代替え品として使用できる新規な床材を提供する
ことを目的として鋭意工夫の結果完成されたものであ
る。
【0009】すなわち本考案は、厚さ方向における中心
層より比重が高い硬質部が表裏に形成された木質繊維板
の、少なくとも片側の硬質部が表面に露出され、側面に
は実加工が施されてなる床材である。床材の表面には化
粧層が形成されたものが好ましい。
層より比重が高い硬質部が表裏に形成された木質繊維板
の、少なくとも片側の硬質部が表面に露出され、側面に
は実加工が施されてなる床材である。床材の表面には化
粧層が形成されたものが好ましい。
【0010】
【作用】高比重で表面平滑な硬質部が床材の表面に露出
しているため、単板を積層した基板に比べ表面硬度が2
〜4倍、キャスター試験性能は7倍、耐干割れ性能は1
0倍以上など、床材としての優れた表面性能が発揮され
る。
しているため、単板を積層した基板に比べ表面硬度が2
〜4倍、キャスター試験性能は7倍、耐干割れ性能は1
0倍以上など、床材としての優れた表面性能が発揮され
る。
【0011】
【実施例】以下本考案の床材の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は、本考案の床材の長手方向断面図を示
すものである。図1に示すように、本考案の床材は、表
裏に硬質部11,12と、その間に中心郎13が形成さ
れた一体成形により得られた木質繊維板からなるもので
ある。
説明する。図1は、本考案の床材の長手方向断面図を示
すものである。図1に示すように、本考案の床材は、表
裏に硬質部11,12と、その間に中心郎13が形成さ
れた一体成形により得られた木質繊維板からなるもので
ある。
【0012】該木質繊維板1の硬質部11および12
は、その比重が平均して0.8〜1.4g/cm3の範
囲であり、その間の中心部13の比重は0.4〜0.7
5g/cm3の範囲であり、硬質部11およぴ12は中
心部13の比重に比べ少なくとも0.1g/cm3以上
好ましくは0.2〜0.8g/cm3の比重差を有する
ことが好ましい。
は、その比重が平均して0.8〜1.4g/cm3の範
囲であり、その間の中心部13の比重は0.4〜0.7
5g/cm3の範囲であり、硬質部11およぴ12は中
心部13の比重に比べ少なくとも0.1g/cm3以上
好ましくは0.2〜0.8g/cm3の比重差を有する
ことが好ましい。
【0013】この範囲以下であると、表裏の硬質部の厚
みを中心部と同じくらい厚くしないと十分な曲げ強度、
たわみが得られず、結果的に重量の大きい板材となって
しまい、施工時現場で取り扱いが困難になり好ましくな
い。
みを中心部と同じくらい厚くしないと十分な曲げ強度、
たわみが得られず、結果的に重量の大きい板材となって
しまい、施工時現場で取り扱いが困難になり好ましくな
い。
【0014】また、木質繊維板全体としての平均比重は
0.4〜1.0g/cm3のものを用いることができ
る。比重が0.4g/cm3より小さいと、基板として
の強度が不十分で床材として用いることができない。ま
た、1.0g/cm3より大きいと床材としての重量が
大きくなり施工の際の取り扱いが困難となり、また、釘
打ちが困難となるため好ましくない。また、図1に示す
ものは、表裏の硬質部が共に露出したものを用いた例を
示す。
0.4〜1.0g/cm3のものを用いることができ
る。比重が0.4g/cm3より小さいと、基板として
の強度が不十分で床材として用いることができない。ま
た、1.0g/cm3より大きいと床材としての重量が
大きくなり施工の際の取り扱いが困難となり、また、釘
打ちが困難となるため好ましくない。また、図1に示す
ものは、表裏の硬質部が共に露出したものを用いた例を
示す。
【0015】また、このように中心部に比べ比重が高く
引っ張り強度および圧縮強度が優れた硬質部11,12
が表裏層に配された木質繊維板1を基板として用いるこ
とにより、表面硬度が高くキズがつきにくく、板材全体
として曲げ強度に優れ、また単位荷重によるたわみ量も
非常に小さい板材となる。
引っ張り強度および圧縮強度が優れた硬質部11,12
が表裏層に配された木質繊維板1を基板として用いるこ
とにより、表面硬度が高くキズがつきにくく、板材全体
として曲げ強度に優れ、また単位荷重によるたわみ量も
非常に小さい板材となる。
【0016】このような硬質部11,12は、乾式法に
よる木質繊維板の製造工程において加熱圧締の際の表裏
の木質繊維の含水率を高めること、または、木質繊維へ
の接着剤の添加量を増加させることにより他の部分に比
べ局所的に比重の高い層を形成することができる。この
ような木質繊維板は、含水率1%当たりの寸法変化率が
長さ方向と幅方向が均等で0.03〜0.04%と優れ
た安定性を有するものである。
よる木質繊維板の製造工程において加熱圧締の際の表裏
の木質繊維の含水率を高めること、または、木質繊維へ
の接着剤の添加量を増加させることにより他の部分に比
べ局所的に比重の高い層を形成することができる。この
ような木質繊維板は、含水率1%当たりの寸法変化率が
長さ方向と幅方向が均等で0.03〜0.04%と優れ
た安定性を有するものである。
【0017】さらに、少なくとも表面側の最も比重の高
い部分である硬質部を露出させることにより、基板の表
面性能は合板を基板として用いた場合に比べ、耐干割れ
性能が10倍以上、表面硬度が2〜4倍もの強度を有す
るものとなり、床材として用いた場合の表面から加えら
れる局所的な衝撃によっても容易に凹むことがないなど
の優れた特性を発揮するものである。
い部分である硬質部を露出させることにより、基板の表
面性能は合板を基板として用いた場合に比べ、耐干割れ
性能が10倍以上、表面硬度が2〜4倍もの強度を有す
るものとなり、床材として用いた場合の表面から加えら
れる局所的な衝撃によっても容易に凹むことがないなど
の優れた特性を発揮するものである。
【0018】さらに、本考案の床材の側面に実加工を施
す場合、基板の木質繊維には繊維方向が存在しないた
め、どの位置に実を形成しても雄実S1の表裏面および
雌実S2の内面が滑らかに形成され、雄実S1の厚さの
精度も挙げることができる。このため実S1と実S2の
嵌合も確実に行なうことができる。
す場合、基板の木質繊維には繊維方向が存在しないた
め、どの位置に実を形成しても雄実S1の表裏面および
雌実S2の内面が滑らかに形成され、雄実S1の厚さの
精度も挙げることができる。このため実S1と実S2の
嵌合も確実に行なうことができる。
【0019】また、図2に示すように、このような木質
繊維板を基板とする床材の表面に、意匠性の向上、耐摩
耗性の向上の目的で化粧層2を形成することができる。
化粧層2としては、天然木材を切削して得られる天然突
板、人工突板、および不織布、紙、合成樹脂シートを裏
打ちした突板シート、または、化粧紙、含浸紙、不織
布、合成樹脂シート等の化粧シートを、接着剤を介して
接着形成するものである。
繊維板を基板とする床材の表面に、意匠性の向上、耐摩
耗性の向上の目的で化粧層2を形成することができる。
化粧層2としては、天然木材を切削して得られる天然突
板、人工突板、および不織布、紙、合成樹脂シートを裏
打ちした突板シート、または、化粧紙、含浸紙、不織
布、合成樹脂シート等の化粧シートを、接着剤を介して
接着形成するものである。
【0020】この際、化粧層2の接着される木質繊維板
表面には硬質部11が露出されているため、水分の吸収
および放出による収縮膨張が基板の長さ方向および幅方
向において均等で小さく、耐干割れ性能も優れているた
め、収縮膨張による化粧層特に天然突板を接着した場合
の突板の割れを防止することができる。
表面には硬質部11が露出されているため、水分の吸収
および放出による収縮膨張が基板の長さ方向および幅方
向において均等で小さく、耐干割れ性能も優れているた
め、収縮膨張による化粧層特に天然突板を接着した場合
の突板の割れを防止することができる。
【0021】また、化粧層2の表面に、上塗り層を設け
ることもできる。この上塗り層内に研磨材を添加するこ
とにより表面の耐摩耗性能を向上させることができる。
また、化粧層2の表面には、必要に応じ化粧層3の切り
換えに対応して溝を形成してもよい。溝はU溝、V溝、
半丸溝などその断面形状は任意形状で設けられる。
ることもできる。この上塗り層内に研磨材を添加するこ
とにより表面の耐摩耗性能を向上させることができる。
また、化粧層2の表面には、必要に応じ化粧層3の切り
換えに対応して溝を形成してもよい。溝はU溝、V溝、
半丸溝などその断面形状は任意形状で設けられる。
【0022】また、木質繊維板の製造過程において硬質
部の上面に低比重薄表層が形成される。表面側において
は、この低比重薄表層を研磨し硬質部が露出した状態で
化粧層を形成するが、裏面側最表層にこの低比重薄表層
が依然として残存している場合には、長期的に見た場合
湿度の変化の影響を受けこの低比重薄表層の含水率が変
化することがある。
部の上面に低比重薄表層が形成される。表面側において
は、この低比重薄表層を研磨し硬質部が露出した状態で
化粧層を形成するが、裏面側最表層にこの低比重薄表層
が依然として残存している場合には、長期的に見た場合
湿度の変化の影響を受けこの低比重薄表層の含水率が変
化することがある。
【0023】また、この含水率の変化により生ずる薄表
層内の収縮膨張が基板に反りを生じさせる可能性があ
る。このため、裏面側の低比重薄表層を研磨し裏面側の
硬質部も露出させることにより、硬質部の比重が高く非
透水性に優れるという特性により、裏面側においても湿
度の変化に影響されることなく一定の含水率を保持する
よう調整することができ、湿度の変化に伴う反りを防止
することができる。
層内の収縮膨張が基板に反りを生じさせる可能性があ
る。このため、裏面側の低比重薄表層を研磨し裏面側の
硬質部も露出させることにより、硬質部の比重が高く非
透水性に優れるという特性により、裏面側においても湿
度の変化に影響されることなく一定の含水率を保持する
よう調整することができ、湿度の変化に伴う反りを防止
することができる。
【0024】また、表裏の硬質部11,12にサイズ材
を2重量%以上含有させた木質繊維板を用いることによ
り、さらに非透水性が向上し湿度の変化に伴う反りを防
止することが好ましい。
を2重量%以上含有させた木質繊維板を用いることによ
り、さらに非透水性が向上し湿度の変化に伴う反りを防
止することが好ましい。
【0025】本考案の基板として用いる木質繊維板1の
原料となる木質繊維としては、松、杉、檜等の針葉樹材
または、ラワン、カポール、栗、ポプラ等の広葉樹材の
原木で板材あるいは角材として使用できない部分または
廃材を切削した木材チップを、常法により解繊して得ら
れる木質繊維、および木質繊維板製造の際に生じるサン
ダーダスト、ソーダスト、チップダスト等の屑材を混入
し用いることができる。
原料となる木質繊維としては、松、杉、檜等の針葉樹材
または、ラワン、カポール、栗、ポプラ等の広葉樹材の
原木で板材あるいは角材として使用できない部分または
廃材を切削した木材チップを、常法により解繊して得ら
れる木質繊維、および木質繊維板製造の際に生じるサン
ダーダスト、ソーダスト、チップダスト等の屑材を混入
し用いることができる。
【0026】本考案の基板として用いる木質繊維板は、
例えば、乾式木質繊維板の製造工程において、解繊され
接着剤を添加し乾燥した木質繊維を、フォーミング装置
によりスクリーンコンベアー上に堆積し、シェイビング
ローターにより厚みを各々調整し次いで仮圧締すること
により木質繊維マットを得、次いで一定寸法に裁断され
た定尺マットを加熱圧締することにより中心部に比べ表
裏に比重の高い硬質部を有する木質繊維板が得られる。
得られた木質繊維板は、加熱圧締時の接着剤のプレキュ
アによる低比重薄表層が形成されるため、サンディング
することにより低比重薄膜表層を除去し、硬質部を露出
させることができる。。
例えば、乾式木質繊維板の製造工程において、解繊され
接着剤を添加し乾燥した木質繊維を、フォーミング装置
によりスクリーンコンベアー上に堆積し、シェイビング
ローターにより厚みを各々調整し次いで仮圧締すること
により木質繊維マットを得、次いで一定寸法に裁断され
た定尺マットを加熱圧締することにより中心部に比べ表
裏に比重の高い硬質部を有する木質繊維板が得られる。
得られた木質繊維板は、加熱圧締時の接着剤のプレキュ
アによる低比重薄表層が形成されるため、サンディング
することにより低比重薄膜表層を除去し、硬質部を露出
させることができる。。
【0027】また、先と同様にして得られる定尺マット
の上面および下面に水の塗布または含有された不織布、
紙、布等の保水性のあるシート状物を載置し加熱圧締す
ることにより、シート状物に塗布または含有された水分
が表裏層の木質繊維中に保持されながら加熱圧締される
ため、表裏面に比重の非常に高い硬質部を形成すること
ができる。
の上面および下面に水の塗布または含有された不織布、
紙、布等の保水性のあるシート状物を載置し加熱圧締す
ることにより、シート状物に塗布または含有された水分
が表裏層の木質繊維中に保持されながら加熱圧締される
ため、表裏面に比重の非常に高い硬質部を形成すること
ができる。
【0028】また、スクリーンコンベアー上に木質繊維
を堆積させるフォーミング装置として、裏層形成木質繊
維、中心部形成木質繊維、表層形成木質繊維をそれぞれ
別々にフォーミングしスクリーンコンベアー上に堆積さ
せる3台のフォーミング装置を設け、例えば中心部形成
木質繊維への接着剤の添加量を3〜5重量%加え、表層
形成木質繊維および裏層形成木質繊維への接着剤の添加
量を10〜30重量%加えた後に加熱圧締することによ
り、前述の水分による硬質部の形成方法とあわせて硬質
部の比重を上げると共に強度の向上を図ることができ
る。
を堆積させるフォーミング装置として、裏層形成木質繊
維、中心部形成木質繊維、表層形成木質繊維をそれぞれ
別々にフォーミングしスクリーンコンベアー上に堆積さ
せる3台のフォーミング装置を設け、例えば中心部形成
木質繊維への接着剤の添加量を3〜5重量%加え、表層
形成木質繊維および裏層形成木質繊維への接着剤の添加
量を10〜30重量%加えた後に加熱圧締することによ
り、前述の水分による硬質部の形成方法とあわせて硬質
部の比重を上げると共に強度の向上を図ることができ
る。
【0029】また、同様のフォーミング装置において、
裏層形成木質繊維および表層形成木質繊維として2〜8
重量%サイズ剤を塗布または含有させたものをフォーミ
ング装置に供給させるようにし、裏層、中層、表層の3
層の木質繊維を積層堆積させた後、加熱圧締することに
より、表層および裏層のザイズ剤の含有量を2重量%以
上とすることができる。このようにして木質繊維板の表
裏面には、中心部に比較して比重が高く、非透水性の高
い硬質部が形成される。
裏層形成木質繊維および表層形成木質繊維として2〜8
重量%サイズ剤を塗布または含有させたものをフォーミ
ング装置に供給させるようにし、裏層、中層、表層の3
層の木質繊維を積層堆積させた後、加熱圧締することに
より、表層および裏層のザイズ剤の含有量を2重量%以
上とすることができる。このようにして木質繊維板の表
裏面には、中心部に比較して比重が高く、非透水性の高
い硬質部が形成される。
【0030】また、得られた木質繊維板の硬質部の中で
も比重分布が生ずるため、必要に応じサンディングを施
し、硬質部の中でも特に比重の高い層(面)を表面に露
出することにより、非透水性、曲げ強度およびたわみ等
の性能がさらに優れたものとなる。
も比重分布が生ずるため、必要に応じサンディングを施
し、硬質部の中でも特に比重の高い層(面)を表面に露
出することにより、非透水性、曲げ強度およびたわみ等
の性能がさらに優れたものとなる。
【0031】
【考案の効果】本考案の床材は、木質繊維を加熱圧締し
て得られる木質繊維板を基板として用い、この木質繊維
層は単板として使用できない欠点のある原木を小さく破
砕あるいは解繊したものを用いて得られるものであるた
め、資源の有効利用となり自然破壊の防止に役立つこと
ができる。
て得られる木質繊維板を基板として用い、この木質繊維
層は単板として使用できない欠点のある原木を小さく破
砕あるいは解繊したものを用いて得られるものであるた
め、資源の有効利用となり自然破壊の防止に役立つこと
ができる。
【0032】また、中心部に比べ比重が高く引っ張り強
度および圧縮強度が優れた硬質部が表裏に配された木質
繊維板を基板として用い、少なくとも表面側の硬質部を
露出することにより、基板の表面性能は単板を積層した
基板に比べ、耐干割れ性能が10倍以上、表面硬度が2
〜4倍もの強度を有するものとなり、床材として用いた
場合の表面から加えられる局所的な衝撃によっても容易
に凹むことがないなどの優れた特性を発揮するものであ
る。
度および圧縮強度が優れた硬質部が表裏に配された木質
繊維板を基板として用い、少なくとも表面側の硬質部を
露出することにより、基板の表面性能は単板を積層した
基板に比べ、耐干割れ性能が10倍以上、表面硬度が2
〜4倍もの強度を有するものとなり、床材として用いた
場合の表面から加えられる局所的な衝撃によっても容易
に凹むことがないなどの優れた特性を発揮するものであ
る。
【0033】さらに、本考案の床材の側面に実加工を施
す場合、基板の木質繊維には繊維方向が存在しないた
め、どの位置に実を形成しても実の表裏面および内面が
滑らかに形成され、実の切削精度も上げることができ
る。
す場合、基板の木質繊維には繊維方向が存在しないた
め、どの位置に実を形成しても実の表裏面および内面が
滑らかに形成され、実の切削精度も上げることができ
る。
【0034】さらに、本考案の床材において、表面に化
粧層を形成した場合は、表面側の非透水性が向上する
が、裏面側の硬質部も露出させることにより、硬質部の
比重が高く非透水性に優れるという特性により、表面側
および裏面側のどちらにおいても湿度の変化に影響され
ることなく一定の含水率を保持するよう調整することが
でき、湿度の変化に伴う反りを防止することができる。
粧層を形成した場合は、表面側の非透水性が向上する
が、裏面側の硬質部も露出させることにより、硬質部の
比重が高く非透水性に優れるという特性により、表面側
および裏面側のどちらにおいても湿度の変化に影響され
ることなく一定の含水率を保持するよう調整することが
でき、湿度の変化に伴う反りを防止することができる。
【図1】 本考案床材の長手方向断面図、
【図2】 化粧層2を設けた床材の長手方向断面図、
1:木質繊維板、11,12:硬質部、13:中心部、
2:化粧層、S1:雄実、S2:雌実。
2:化粧層、S1:雄実、S2:雌実。
Claims (2)
- 【請求項1】 厚さ方向における中心部より比重が高い
硬質部が表裏に形成された木質繊維板の、少なくとも片
側の硬質部が表面に露出され、側面には実加工が施され
てなる床材。 - 【請求項2】 請求項1記載の床材の露出された硬質部
の表面に化粧層が形成されてなることを特徴とする床
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993013880U JP2592976Y2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 床 材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993013880U JP2592976Y2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 床 材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663727U JPH0663727U (ja) | 1994-09-09 |
| JP2592976Y2 true JP2592976Y2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=11845529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993013880U Expired - Lifetime JP2592976Y2 (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 床 材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592976Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011137344A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Eidai Co Ltd | 木質系床材 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09169011A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Tomiyasu Honda | 化粧板 |
| JP2016128645A (ja) * | 2016-02-16 | 2016-07-14 | 大日本印刷株式会社 | 床用化粧材 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH074915Y2 (ja) * | 1989-02-18 | 1995-02-08 | 株式会社ノダ | 積層板 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP1993013880U patent/JP2592976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011137344A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Eidai Co Ltd | 木質系床材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0663727U (ja) | 1994-09-09 |
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