JP2592852B2 - 毛髪のパーマネント方法 - Google Patents
毛髪のパーマネント方法Info
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- JP2592852B2 JP2592852B2 JP62203957A JP20395787A JP2592852B2 JP 2592852 B2 JP2592852 B2 JP 2592852B2 JP 62203957 A JP62203957 A JP 62203957A JP 20395787 A JP20395787 A JP 20395787A JP 2592852 B2 JP2592852 B2 JP 2592852B2
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- A61Q5/04—Preparations for permanent waving or straightening the hair
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
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- A61K8/26—Aluminium; Compounds thereof
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- A61K8/365—Hydroxycarboxylic acids; Ketocarboxylic acids
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- A61Q5/12—Preparations containing hair conditioners
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、毛髪のケラチンのジスルフィド結合を還元
切断し、対で酸化再形成することによるパーマネント方
法であって、アルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒド
ロキシジ−またはトリ−カルボン酸を含有する製剤で後
処理することによってパーマネント効果を向上する方法
に関する。
切断し、対で酸化再形成することによるパーマネント方
法であって、アルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒド
ロキシジ−またはトリ−カルボン酸を含有する製剤で後
処理することによってパーマネント効果を向上する方法
に関する。
［従来技術］ 既知のパーマネント方法は、例えばヘアカーラーまた
はローラーに毛髪を巻き付けることによって、毛髪を機
械的に造形し、その形に固定することによって行われて
いる。この造形の前および／または後に、ケラチン還元
物質の水性製剤で毛髪を処理し、短時間接触後に水で濯
ぎ、次いで第２段階において、酸化剤の水性製剤で処理
する。適当な接触時間後、酸化剤を髪から濯ぎ落とし、
機械的造形器具（カーラー、ローラーなど）を毛髪から
外す。
はローラーに毛髪を巻き付けることによって、毛髪を機
械的に造形し、その形に固定することによって行われて
いる。この造形の前および／または後に、ケラチン還元
物質の水性製剤で毛髪を処理し、短時間接触後に水で濯
ぎ、次いで第２段階において、酸化剤の水性製剤で処理
する。適当な接触時間後、酸化剤を髪から濯ぎ落とし、
機械的造形器具（カーラー、ローラーなど）を毛髪から
外す。
ケラチン還元剤の水性製剤は、通例、毛髪を膨潤する
ようにかなりアルカリ性化されており、それによってケ
ラチン還元物質は毛髪の深部まで浸透し得る。ケラチン
還元物質は、ケラチンのジスルフィド結合の幾つかを−
SH基に切断し、それによりペプチド網が緩み、毛髪を機
械的造形処理すると、ケラチン構造は再配列する。酸化
剤を作用させると、ジスルフィド結合が再形成され、ケ
ラチン構造は造形した形に固定される。
ようにかなりアルカリ性化されており、それによってケ
ラチン還元物質は毛髪の深部まで浸透し得る。ケラチン
還元物質は、ケラチンのジスルフィド結合の幾つかを−
SH基に切断し、それによりペプチド網が緩み、毛髪を機
械的造形処理すると、ケラチン構造は再配列する。酸化
剤を作用させると、ジスルフィド結合が再形成され、ケ
ラチン構造は造形した形に固定される。
アルカリによる膨潤も、還元剤によるケラチン切断
も、充分には回復されないので、パーマネント処理を行
って間もない毛髪は、機械的ストレスに対して極度に感
受性である。ケラチン還元物質の濃度が高すぎたり、接
触時間が長すぎることなどによって還元が過剰になる
と、重篤な毛髪の損傷を引き起こし、その結果、美容上
望ましくないほど過剰に毛髪がカールされることもあ
る。
も、充分には回復されないので、パーマネント処理を行
って間もない毛髪は、機械的ストレスに対して極度に感
受性である。ケラチン還元物質の濃度が高すぎたり、接
触時間が長すぎることなどによって還元が過剰になる
と、重篤な毛髪の損傷を引き起こし、その結果、美容上
望ましくないほど過剰に毛髪がカールされることもあ
る。
［発明の目的］ 本発明の目的は、望ましくない副作用の危険性をより
確実に防止し、毛髪にかかるストレスをより軽くするよ
うな毛髪のパーマネント方法を提供することである。こ
れは、還元工程においてケラチン還元物質の濃度を下
げ、毛髪の損傷のより少ない方法で毛髪を造形すること
が可能である場合に達成できる。
確実に防止し、毛髪にかかるストレスをより軽くするよ
うな毛髪のパーマネント方法を提供することである。こ
れは、還元工程においてケラチン還元物質の濃度を下
げ、毛髪の損傷のより少ない方法で毛髪を造形すること
が可能である場合に達成できる。
米国特許第3266994号によると、マグネシウム、アル
ミニウムまたはカルシウムの水溶性塩を、酸化固定溶液
に加える。米国特許第3981312号には、還元と酸化固定
との間に多価金属塩含有セッティング水溶液で毛髪を処
理することを含んで成るパーマネント方法が記載されて
いる。また、米国特許第4409204号には、グリオキシル
酸および不飽和カルボン酸を含有する、パーマネントし
た髪の後処理製剤が記載されている。これらの方法は、
それ自体、パーマネント処理による毛髪の強度の低下を
緩和することを意図している。しかし、前記のような方
法によっては、満足できる改良は達成されていない。
ミニウムまたはカルシウムの水溶性塩を、酸化固定溶液
に加える。米国特許第3981312号には、還元と酸化固定
との間に多価金属塩含有セッティング水溶液で毛髪を処
理することを含んで成るパーマネント方法が記載されて
いる。また、米国特許第4409204号には、グリオキシル
酸および不飽和カルボン酸を含有する、パーマネントし
た髪の後処理製剤が記載されている。これらの方法は、
それ自体、パーマネント処理による毛髪の強度の低下を
緩和することを意図している。しかし、前記のような方
法によっては、満足できる改良は達成されていない。
［発明の構成］ 驚くべきことに、溶解アルミニウム（III）塩および
ヒドロキシジ−またはトリ−カルボン酸を含有する水性
製剤で酸化固定の直後に後処理すると、パーマネントし
た毛髪の構造および強度が大きく改良されることがわか
った。
ヒドロキシジ−またはトリ−カルボン酸を含有する水性
製剤で酸化固定の直後に後処理すると、パーマネントし
た毛髪の構造および強度が大きく改良されることがわか
った。
従って、本発明は、髪を機械的に造形する前および／
または後にケラチン還元物質の水性製剤で処理し、所定
の接触時間後に水で濯ぎ、酸化剤の水性製剤を用いた処
理によって固定し、所定の接触時間後に水で濯ぐことを
含んで成るパーマネント方法において、機械的に造形し
た髪を、酸化固定後に後処理するための製剤であって、
溶解アルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒドロキシジ
−またはトリ−カルボン酸を含有する水性製剤に関す
る。そのような後処理の後に機械的造形器具（カーラ
ー、ローラーなど）を外す。
または後にケラチン還元物質の水性製剤で処理し、所定
の接触時間後に水で濯ぎ、酸化剤の水性製剤を用いた処
理によって固定し、所定の接触時間後に水で濯ぐことを
含んで成るパーマネント方法において、機械的に造形し
た髪を、酸化固定後に後処理するための製剤であって、
溶解アルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒドロキシジ
−またはトリ−カルボン酸を含有する水性製剤に関す
る。そのような後処理の後に機械的造形器具（カーラ
ー、ローラーなど）を外す。
本発明の方法によると、ケラチン還元剤製剤がより低
濃度であり、および／または該還元剤の接触時間がより
短くても、非常に満足できる毛髪造形結果が得られる程
度にまで、毛髪造形処理の結果を改良することができ
る。このようにして、髪を傷めず、髪の強度を損なわず
に毛髪の造形を向上することが可能である。
濃度であり、および／または該還元剤の接触時間がより
短くても、非常に満足できる毛髪造形結果が得られる程
度にまで、毛髪造形処理の結果を改良することができ
る。このようにして、髪を傷めず、髪の強度を損なわず
に毛髪の造形を向上することが可能である。
本発明の方法において使用するケラチン還元物質は、
通例用いられるメルカプタンおよび亜硫酸のアルカリ塩
のいずれであってもよい。チオグリコール酸および／ま
たはチオ乳酸のアルカリ塩またはアンモニウム塩が、本
発明の方法に特に適当である。これらは、本発明の毛髪
造形の第１工程において、ケラチン還元製剤中0.5〜1.0
モル/kgの濃度で、pH6.5〜10で使用し得る。ケラチン還
元製剤の接触時間は、毛髪の太さ、所望の造形の度合、
機械的造形用具（ヘアカーラーなど）の大きさ、ケラチ
ン還元剤の種類などに応じて、通例20〜40分間である。
接触時間は、他の条件を同じにして本発明の後処理を行
う場合、10〜50％短縮し得る。
通例用いられるメルカプタンおよび亜硫酸のアルカリ塩
のいずれであってもよい。チオグリコール酸および／ま
たはチオ乳酸のアルカリ塩またはアンモニウム塩が、本
発明の方法に特に適当である。これらは、本発明の毛髪
造形の第１工程において、ケラチン還元製剤中0.5〜1.0
モル/kgの濃度で、pH6.5〜10で使用し得る。ケラチン還
元製剤の接触時間は、毛髪の太さ、所望の造形の度合、
機械的造形用具（ヘアカーラーなど）の大きさ、ケラチ
ン還元剤の種類などに応じて、通例20〜40分間である。
接触時間は、他の条件を同じにして本発明の後処理を行
う場合、10〜50％短縮し得る。
ケラチン還元物質に加えて、本発明の毛髪造形の第１
工程に使用する水性製剤は、この目的のためのいずれの
助剤および添加剤を含有してもよい。これらは、とりわ
け、界面活性剤、錯化剤、pHを6.5〜10に調整するため
のアンモニアおよび緩衝塩、例えば炭酸アンモニウム、
尿素、グリセロール、増粘のための水溶性ポリマー、香
料、色素および乳白剤である。
工程に使用する水性製剤は、この目的のためのいずれの
助剤および添加剤を含有してもよい。これらは、とりわ
け、界面活性剤、錯化剤、pHを6.5〜10に調整するため
のアンモニアおよび緩衝塩、例えば炭酸アンモニウム、
尿素、グリセロール、増粘のための水溶性ポリマー、香
料、色素および乳白剤である。
第２工程（すなわち酸化固定）用の水性製剤は、例え
ば酸化剤として過酸化水素、および過酸化水素水性製剤
の安定化に通例用いられる安定剤を含有し得る。そのよ
うな過酸化水素水性製剤は、通例過酸化水素を約0.5〜
3.0重量％含有し、そのpHは、好ましくは２〜４であ
り、無機酸、好ましくはリン酸で調整する。好ましい酸
化剤は、臭素酸ナトリウムまたはカリウムである。臭素
酸塩は、１〜10重量％の濃度で使用し、該溶液のpHは４
〜７に調整する。
ば酸化剤として過酸化水素、および過酸化水素水性製剤
の安定化に通例用いられる安定剤を含有し得る。そのよ
うな過酸化水素水性製剤は、通例過酸化水素を約0.5〜
3.0重量％含有し、そのpHは、好ましくは２〜４であ
り、無機酸、好ましくはリン酸で調整する。好ましい酸
化剤は、臭素酸ナトリウムまたはカリウムである。臭素
酸塩は、１〜10重量％の濃度で使用し、該溶液のpHは４
〜７に調整する。
酸化剤に加えて、本発明の毛髪造形の第２工程用の水
性製剤は、この目的に用いられる既知の他の助剤および
添加剤、例えば界面活性剤、４級アンモニウム塩、カチ
オン性ポリマー、水溶性タンパク質またはタンパク質誘
導体、香料および乳白剤を含有し得る。
性製剤は、この目的に用いられる既知の他の助剤および
添加剤、例えば界面活性剤、４級アンモニウム塩、カチ
オン性ポリマー、水溶性タンパク質またはタンパク質誘
導体、香料および乳白剤を含有し得る。
本発明のパーマネントの第１および／もしくは第２工
程並びに／または後処理用の水性製剤は、泡バルブ付き
エアロゾル缶に、液化ガス、例えばプロパン−ブタン混
合物、N2O、ジメチルエーテル、フルオロカーボンプロ
ペラントまたはそれらの混合物と共に充填された泡エア
ロゾルの形態に製造してもよい。
程並びに／または後処理用の水性製剤は、泡バルブ付き
エアロゾル缶に、液化ガス、例えばプロパン−ブタン混
合物、N2O、ジメチルエーテル、フルオロカーボンプロ
ペラントまたはそれらの混合物と共に充填された泡エア
ロゾルの形態に製造してもよい。
後処理を行うための水性製剤は、必須成分として、溶
解アルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒドロキシジ−
またはトリ−カルボン酸を含有する。使用するアルミニ
ウム（III）塩は、例えば、AlCl3、AlCl3・6H2O、Al2(S
O4)3、Al2(SO4)3・18H2O、AlNa(SO4)2・12H2O、Al(NH4)
(SO4)2・12H2O、および他の水溶性アルミニウム塩、例
えば乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウムまたは他の有
機カルボン酸のアルミニウム塩である。このアルミニウ
ム（III）塩は、Al換算で10〜1000ミリモル/kgの量で使
用する。AlCl3が特に適当であり、水性製剤中、好まし
くは0.2〜５重量％の量で使用する。適当なヒドロキシ
ジ−またはトリ−カルボン酸は、リンゴ酸、酒石酸およ
びクエン酸である。不整中心を有するヒドロキシジ−お
よびトリ−カルボン酸の場合、対掌体、ラセミ体、およ
び酒石酸の場合はメソ体のいずれも適当である。ヒドロ
キシジ−またはトリ−カルボン酸は、0.5〜５重量％の
量で水性製剤に加える。該製剤のpHは２〜６にするのが
よい。
解アルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒドロキシジ−
またはトリ−カルボン酸を含有する。使用するアルミニ
ウム（III）塩は、例えば、AlCl3、AlCl3・6H2O、Al2(S
O4)3、Al2(SO4)3・18H2O、AlNa(SO4)2・12H2O、Al(NH4)
(SO4)2・12H2O、および他の水溶性アルミニウム塩、例
えば乳酸アルミニウム、酢酸アルミニウムまたは他の有
機カルボン酸のアルミニウム塩である。このアルミニウ
ム（III）塩は、Al換算で10〜1000ミリモル/kgの量で使
用する。AlCl3が特に適当であり、水性製剤中、好まし
くは0.2〜５重量％の量で使用する。適当なヒドロキシ
ジ−またはトリ−カルボン酸は、リンゴ酸、酒石酸およ
びクエン酸である。不整中心を有するヒドロキシジ−お
よびトリ−カルボン酸の場合、対掌体、ラセミ体、およ
び酒石酸の場合はメソ体のいずれも適当である。ヒドロ
キシジ−またはトリ−カルボン酸は、0.5〜５重量％の
量で水性製剤に加える。該製剤のpHは２〜６にするのが
よい。
Ｄ−およびＬ−体並びにラセミ体（DL−体）の酒石酸
が特に適当である。
が特に適当である。
本発明の毛髪造形方法の第３工程（後処理）用の水性
製剤は、セッティングローション、コンディショナー、
ヘアローションまたはエマルジョン様リンスとして製造
してもよい。前記成分に加えて、該製剤は、このような
製剤に通例使用されるいずれの助剤および添加剤を含有
してもよい。
製剤は、セッティングローション、コンディショナー、
ヘアローションまたはエマルジョン様リンスとして製造
してもよい。前記成分に加えて、該製剤は、このような
製剤に通例使用されるいずれの助剤および添加剤を含有
してもよい。
セッティングローションの場合、セッティング効果を
有する水溶性ポリマー、例えばポリビニルピロリドンお
よびビニルピロリドン／酢酸ビニルコポリマー、メチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ポリアクリル酸および水溶性植物性
ガムを含有する。低級アルコール、香料および香油可溶
化剤を含有していてもよい。
有する水溶性ポリマー、例えばポリビニルピロリドンお
よびビニルピロリドン／酢酸ビニルコポリマー、メチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ポリアクリル酸および水溶性植物性
ガムを含有する。低級アルコール、香料および香油可溶
化剤を含有していてもよい。
コンディショナーに適当な追加の成分は、例えばセッ
ティング添加剤、グルコース、ビタミン、タンパク質誘
導体、植物性抽出物、香料および香油可溶化剤である。
ティング添加剤、グルコース、ビタミン、タンパク質誘
導体、植物性抽出物、香料および香油可溶化剤である。
ヘアローションに適当な追加の成分には、低級アルコ
ール、植物性抽出物、化粧用油成分、カチオン性界面活
性剤、香料および香油可溶化剤がある。
ール、植物性抽出物、化粧用油成分、カチオン性界面活
性剤、香料および香油可溶化剤がある。
ケアおよびコンディショニング効果のあるリンスは、
脂肪アルコール、例えばセチルアルコールおよびステア
リルアルコール、脂肪酸モノ−およびジ−グリセリド、
例えばパルミチン酸およびステアリン酸系のグリセリ
ド、化粧用油成分、乳化剤、カチオン性界面活性剤、例
えばセチルトリメチルアンモニウムクロリドまたはセチ
ルポリジニウムクロリド、並びに香料を含有し得る。
脂肪アルコール、例えばセチルアルコールおよびステア
リルアルコール、脂肪酸モノ−およびジ−グリセリド、
例えばパルミチン酸およびステアリン酸系のグリセリ
ド、化粧用油成分、乳化剤、カチオン性界面活性剤、例
えばセチルトリメチルアンモニウムクロリドまたはセチ
ルポリジニウムクロリド、並びに香料を含有し得る。
本発明の後処理製剤は、アルミニウム（III）塩およ
びヒドロキシジ−またはトリ−カルボン酸に加えて、コ
ンディショニング効果のある４級アンモニウム化合物を
0.5〜３重量％の量で含有するコンディショナーの形態
に製造することが好ましい。
びヒドロキシジ−またはトリ−カルボン酸に加えて、コ
ンディショニング効果のある４級アンモニウム化合物を
0.5〜３重量％の量で含有するコンディショナーの形態
に製造することが好ましい。
本発明の方法を行うための各水性製剤は、カーラーま
たはローラーによって機械的に造形する毛髪に連続して
適用するものであり、実質的に、機械的に造形した毛髪
に対して酸化固定の直後に後処理を行った場合に良好な
後処理結果が得られるので、製剤を１つのパックに入れ
ることが特に有利である。このようにすれば、とりわけ
本発明の方法を家庭で行う場合に、各製剤を、できるだ
け不適切な量で使用することが無いように、確実に最適
な量および濃度で使用することができる。従って、本発
明は、本発明のパーマネント方法を行うためのパックで
あって、ケラチン還元物質含有第１剤、酸化剤含有第２
剤並びにアルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒドロキ
シジ−またはトリ−カルボン酸含有第３剤を１パック中
の個別の室中に有するパックにも関する。
たはローラーによって機械的に造形する毛髪に連続して
適用するものであり、実質的に、機械的に造形した毛髪
に対して酸化固定の直後に後処理を行った場合に良好な
後処理結果が得られるので、製剤を１つのパックに入れ
ることが特に有利である。このようにすれば、とりわけ
本発明の方法を家庭で行う場合に、各製剤を、できるだ
け不適切な量で使用することが無いように、確実に最適
な量および濃度で使用することができる。従って、本発
明は、本発明のパーマネント方法を行うためのパックで
あって、ケラチン還元物質含有第１剤、酸化剤含有第２
剤並びにアルミニウム（III）塩およびC4−C6ヒドロキ
シジ−またはトリ−カルボン酸含有第３剤を１パック中
の個別の室中に有するパックにも関する。
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する： ［実施例］ 第１剤：ケラチン還元製剤 チオグリコール酸 7.5 重量％ アンモニア（濃水溶液） 9.0 重量％ １−ヒドロキシエタン− 1,1−ジホスホン酸 0.3 重量％ ヒマシ油エトキシレート （40EO） 3.0 重量％ ノニルフェノールエトキシ レート（9EO） 3.0 重量％ 炭酸アンモニウム 1.0 重量％ オパシフィアー・パーマネント （Opacifier Permanent）601 0.3 重量％ 香油 0.5 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 第２剤：酸化固定剤 臭素酸カリウム 3.5 重量％ 酒石酸 0.15重量％ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5.0 重量％ テキサポン（Texapon）N25 25.0 重量％ 香油 0.3 重量％ 塩化ナトリウム 1.0 重量％ 水 全量100.0 重量％とする パーマネント処理の酸化固定の後に、後処理製剤を適
用した。
用した。
第３剤（１）：パーマネント髪用セッティングローショ
ン ルビスコール（Luviskol）VA64 1.5 重量％ 酒石酸 4.0 重量％ AlCl3 2.0 重量％ イソプロパノール 40.0 重量％ 香油 0.5 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 第３剤（２）：パーマネント髪用コンディショナー ヒマシ油エトキシレート（40EO） 0.2 重量％ Ｄ−パンテノール 3.0 重量％ グルコース 3.0 重量％ クエン酸 3.0 重量％ AlCl3 3.0 重量％ オパシフィアーE305 0.1 重量％ 香油 0.1 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 第３剤（３）：パーマネント髪用ヘアローション セチオール（Cetiol）HE 1.0 重量％ エキストラポン・ビルケ・シュペツィアル（ExtraponBi
rke Spezial） 1.0 重量％ リンゴ酸 3.0 重量％ Al2(SO4)3 2.0 重量％ イソプロパノール 30.0 重量％ 香油 0.3 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 第３剤（４）：パーマネント髪用リンス セチル／ステアリルアルコール 4.0 重量％ セチルトリメチルアンモニウムクロリド（25％水溶液）
1.5 重量％ AlCl3 3.0 重量％ 酒石酸 4.0 重量％ コパイバ・バルサム油 0.4 重量％ 香料 0.4 重量％ ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 製剤中に使用した市販製品は次の通りである： スチレンコポリマー分散液、乳白剤［モートン・ウィ
リアムス（Morton Williams）製］ 脂肪アルコール−C12−C14−ポリグリコールエーテル
（2EO）スルフェート・Na塩（28％水溶液）［ヘンケル
（Henkel KGaA.）製］ ビニルピロリドン／酢酸ビニル（60:40）コポリマー
［BASF製］ グリセロールエトキシレートの脂肪酸エステル、CTFA
名:PEG−７−グリセリルココエート［ヘンケル製］ 樺木活性物質濃厚液［ドラゴコ（Dragoco）製］
ン ルビスコール（Luviskol）VA64 1.5 重量％ 酒石酸 4.0 重量％ AlCl3 2.0 重量％ イソプロパノール 40.0 重量％ 香油 0.5 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 第３剤（２）：パーマネント髪用コンディショナー ヒマシ油エトキシレート（40EO） 0.2 重量％ Ｄ−パンテノール 3.0 重量％ グルコース 3.0 重量％ クエン酸 3.0 重量％ AlCl3 3.0 重量％ オパシフィアーE305 0.1 重量％ 香油 0.1 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 第３剤（３）：パーマネント髪用ヘアローション セチオール（Cetiol）HE 1.0 重量％ エキストラポン・ビルケ・シュペツィアル（ExtraponBi
rke Spezial） 1.0 重量％ リンゴ酸 3.0 重量％ Al2(SO4)3 2.0 重量％ イソプロパノール 30.0 重量％ 香油 0.3 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 第３剤（４）：パーマネント髪用リンス セチル／ステアリルアルコール 4.0 重量％ セチルトリメチルアンモニウムクロリド（25％水溶液）
1.5 重量％ AlCl3 3.0 重量％ 酒石酸 4.0 重量％ コパイバ・バルサム油 0.4 重量％ 香料 0.4 重量％ ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 重量％ 水 全量100.0 重量％とする 製剤中に使用した市販製品は次の通りである： スチレンコポリマー分散液、乳白剤［モートン・ウィ
リアムス（Morton Williams）製］ 脂肪アルコール−C12−C14−ポリグリコールエーテル
（2EO）スルフェート・Na塩（28％水溶液）［ヘンケル
（Henkel KGaA.）製］ ビニルピロリドン／酢酸ビニル（60:40）コポリマー
［BASF製］ グリセロールエトキシレートの脂肪酸エステル、CTFA
名:PEG−７−グリセリルココエート［ヘンケル製］ 樺木活性物質濃厚液［ドラゴコ（Dragoco）製］
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト・ヘフケス ドイツ連邦共和国4000デュッセルドル フ、カルロ−シュミット−シュトラアセ 113番 (56)参考文献 特開 昭60−100512（ＪＰ，Ａ)
Claims (5)
- 【請求項１】髪を機械的に造形する前および／または後
にケラチン還元物質の水性製剤で処理し、所定の接触時
間後に水で濯ぎ、酸化剤の水性製剤を用いた処理によっ
て固定し、所定の接触時間後に水で濯ぐことを含んで成
るパーマネント方法において、機械的に造形した髪を、
酸化固定後に後処理するための製剤であって、溶解アル
ミニウム（III）塩およびC4−C6ヒドロキシジ−または
トリ−カルボン酸を含有する水性製剤。 - 【請求項２】ケラチン還元物質は、チオグリコール酸ま
たはチオ乳酸のアルカリ塩またはアンモニウム塩である
第１項記載の製剤。 - 【請求項３】酸化剤は、臭素酸カリウムもしくはナトリ
ウムまたは過酸化水素である第１項または第２項記載の
製剤。 - 【請求項４】アルミニウム（III）塩をAl換算で10〜100
0ミリモル/kgおよび酒石酸を0.5〜５重量％含有し、pH
が２〜６である第１〜３項のいずれかに記載の製剤。 - 【請求項５】髪を機械的に造形する前および／または後
にケラチン還元物質の水性製剤で処理し、所定の接触時
間後に水で濯ぎ、酸化剤の水性製剤を用いた処理によっ
て固定し、所定の接触時間後に水で濯ぎ、機械的に造形
した髪を、酸化固定後に、溶解アルミニウム（III）塩
およびC4−C6ヒドロキシジ−またはトリ−カルボン酸を
含有する水性製剤で後処理することを含んで成るパーマ
ネント方法を行うためのパックであって、ケラチン還元
物質含有第１剤、酸化剤含有第２剤並びにアルミニウム
（III）塩およびC4−C6ヒドロキシジ−またはトリ−カ
ルボン酸含有第３剤を１パック中の個別の室中に有する
パック。
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