JP2592787B2 - ブラインドのスラットとその成形方法 - Google Patents
ブラインドのスラットとその成形方法Info
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- JP2592787B2 JP2592787B2 JP6341136A JP34113694A JP2592787B2 JP 2592787 B2 JP2592787 B2 JP 2592787B2 JP 6341136 A JP6341136 A JP 6341136A JP 34113694 A JP34113694 A JP 34113694A JP 2592787 B2 JP2592787 B2 JP 2592787B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc surface
- central
- curvature
- slat
- radius
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/24—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
- E06B9/26—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
- E06B9/38—Other details
- E06B9/386—Details of lamellae
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B21/00—Layered products comprising a layer of wood, e.g. wood board, veneer, wood particle board
- B32B21/04—Layered products comprising a layer of wood, e.g. wood board, veneer, wood particle board comprising wood as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
- B32B21/08—Layered products comprising a layer of wood, e.g. wood board, veneer, wood particle board comprising wood as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Blinds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラインドのスラットに
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミの薄板を芯材として、芯材の表裏
両面に木材の薄板を接着して成るブラインドのスラット
(例えば実開平1−61398号)は、単なる円弧断面
であるため、木材の収縮、膨張応力などの内部応力の変
化によって、アルミ薄板に反りや捩れが生ずる欠点があ
る。
両面に木材の薄板を接着して成るブラインドのスラット
(例えば実開平1−61398号)は、単なる円弧断面
であるため、木材の収縮、膨張応力などの内部応力の変
化によって、アルミ薄板に反りや捩れが生ずる欠点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑み、
芯材の表裏両面に接着した木材の内部応力の影響を鈍化
させるとともに、芯材の断面係数の増大と絞り効果によ
る断面の強化を達成することにより、反りや捩れの発現
しないブラインドのスラットとその成形方法を提供する
ものである。
芯材の表裏両面に接着した木材の内部応力の影響を鈍化
させるとともに、芯材の断面係数の増大と絞り効果によ
る断面の強化を達成することにより、反りや捩れの発現
しないブラインドのスラットとその成形方法を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明のブラインドの
スラットは、所要幅の金属製薄板の表裏両面に木材の薄
板を接着し、幅方向に横長の紐挿通孔を長手方向に所要
数貫設して成るブラインドのスラットにおいて、横断面
が中央部の大曲率半径の中央円弧面と該中央円弧面の左
右下端よりそれぞれ逆方向に変曲する小曲率半径の端部
円弧面とから成るものである。
スラットは、所要幅の金属製薄板の表裏両面に木材の薄
板を接着し、幅方向に横長の紐挿通孔を長手方向に所要
数貫設して成るブラインドのスラットにおいて、横断面
が中央部の大曲率半径の中央円弧面と該中央円弧面の左
右下端よりそれぞれ逆方向に変曲する小曲率半径の端部
円弧面とから成るものである。
【0005】第2発明のブラインドのスラットは、第1
発明において、紐挿通孔がその横長開口端を、中央円弧
面に該中央円弧面と左右の端部円弧面との変曲点間を最
長限度として開口して成るものである。
発明において、紐挿通孔がその横長開口端を、中央円弧
面に該中央円弧面と左右の端部円弧面との変曲点間を最
長限度として開口して成るものである。
【0006】第3発明のブラインドのスラットの成形方
法は、所要幅の金属製薄板の表裏両面に木材の薄板を接
着し、幅方向に横長の紐挿通孔を長手方向に所要数貫設
して成るブラインドのスラットの成形方法において、
(1) 先行工程が平板状のスラット材を、横断面に所要
曲率半径の中央円弧面と、中央円弧面の左右端にそれぞ
れ該中央円弧面の曲率半径より小なる曲率半径で、か
つ、逆方向に変曲して連続する端部円弧面とを深絞り状
に加工する絞り工程から成り、(2) 後行工程が前記深
絞り状に形成した中央円弧面と端部円弧面とを浅い曲面
にのし加工するのし工程とから成るものである。
法は、所要幅の金属製薄板の表裏両面に木材の薄板を接
着し、幅方向に横長の紐挿通孔を長手方向に所要数貫設
して成るブラインドのスラットの成形方法において、
(1) 先行工程が平板状のスラット材を、横断面に所要
曲率半径の中央円弧面と、中央円弧面の左右端にそれぞ
れ該中央円弧面の曲率半径より小なる曲率半径で、か
つ、逆方向に変曲して連続する端部円弧面とを深絞り状
に加工する絞り工程から成り、(2) 後行工程が前記深
絞り状に形成した中央円弧面と端部円弧面とを浅い曲面
にのし加工するのし工程とから成るものである。
【0007】
【作用】金属製薄板の中央円弧面と端部円弧面との連続
する断面により、横断面の板厚方向及び幅方向の両断面
係数が、単なる大円弧面の同断面における両断面係数よ
り大となる上、中央円弧面と端部円弧面との絞り効果に
より剛性が強化される。また、木材の薄板においては、
成形時の深絞りとのし加工による扱きにより、繊維の結
合が揉みほぐされて内部応力の金属製薄板への伝達が鈍
化するとともに、長手方向の繊維が複数個所で中央円弧
面内の紐挿通孔によって分断され、左右の対称な端部円
弧面の絞り部で連続するから、捩れが緩和され、変形が
発現しない。
する断面により、横断面の板厚方向及び幅方向の両断面
係数が、単なる大円弧面の同断面における両断面係数よ
り大となる上、中央円弧面と端部円弧面との絞り効果に
より剛性が強化される。また、木材の薄板においては、
成形時の深絞りとのし加工による扱きにより、繊維の結
合が揉みほぐされて内部応力の金属製薄板への伝達が鈍
化するとともに、長手方向の繊維が複数個所で中央円弧
面内の紐挿通孔によって分断され、左右の対称な端部円
弧面の絞り部で連続するから、捩れが緩和され、変形が
発現しない。
【0008】
【実施例】本発明のブラインドのスラットa(以下、単
にスラットaという。)の成形方法を実施例により説明
すると、図2に示すように、アルミの芯材1の表裏両面
に木材の薄板2を接着し、所要幅に縦切りされたスラッ
ト材3は、絞り工程で図3に示す上ローラ−4と下ロー
ラー5により、横断面中央部に所要曲率半径の左右対称
な中央円弧面6と、中央円弧面6の左右端にそれぞれ該
中央円弧面6の曲率半径より小なる曲率半径で、かつ、
逆方向に変曲して連続する端部円弧面7とを深絞り状に
成形し、次いで、図4に示す上下の平ローラー8によっ
て(上方の平ローラー8を矢印方向に調整してのし加減
を調節する)深絞り状の横断面を押圧して両円弧面6、
7を浅い曲面にのし加工し、最後に図1に示すように、
中央円弧面6には、長手方向の所要個所に、幅方向に横
長の紐挿通孔9を、その横長開口端を中央円弧面6と左
右の端部円弧面7との変曲点10、10間を最長限度と
して開口し、最終製品として成る。
にスラットaという。)の成形方法を実施例により説明
すると、図2に示すように、アルミの芯材1の表裏両面
に木材の薄板2を接着し、所要幅に縦切りされたスラッ
ト材3は、絞り工程で図3に示す上ローラ−4と下ロー
ラー5により、横断面中央部に所要曲率半径の左右対称
な中央円弧面6と、中央円弧面6の左右端にそれぞれ該
中央円弧面6の曲率半径より小なる曲率半径で、かつ、
逆方向に変曲して連続する端部円弧面7とを深絞り状に
成形し、次いで、図4に示す上下の平ローラー8によっ
て(上方の平ローラー8を矢印方向に調整してのし加減
を調節する)深絞り状の横断面を押圧して両円弧面6、
7を浅い曲面にのし加工し、最後に図1に示すように、
中央円弧面6には、長手方向の所要個所に、幅方向に横
長の紐挿通孔9を、その横長開口端を中央円弧面6と左
右の端部円弧面7との変曲点10、10間を最長限度と
して開口し、最終製品として成る。
【0009】このようにして成るスラットaは、芯材1
において中央円弧面6と端部円弧面7の連続する断面に
より横断面の板厚方向及び幅方向の両断面係数が、単な
る大円弧面の同断面における両断面係数より大となる
上、中央円弧面6と端部円弧面7との絞り効果により剛
性が強化される。
において中央円弧面6と端部円弧面7の連続する断面に
より横断面の板厚方向及び幅方向の両断面係数が、単な
る大円弧面の同断面における両断面係数より大となる
上、中央円弧面6と端部円弧面7との絞り効果により剛
性が強化される。
【0010】また、接着された薄板2においては、絞り
工程での中央円弧面6と端部円弧面7の深絞り加工と、
のし工程での浅い曲面とするのし加工による扱きによ
り、繊維の結合が揉み解されて収縮、膨張応力などの内
部応力の芯材1への伝達が鈍化するとともに、長手方向
の繊維が所定の中央円弧面6内で紐挿通孔9によって分
断され、左右の対称な端部円弧面7の絞り部で連続する
から、大部分の捩れの起因となる応力の影響が累積なら
ず、捩れが緩和され、全体に反りや捩れなどの変形が発
現しないものである。
工程での中央円弧面6と端部円弧面7の深絞り加工と、
のし工程での浅い曲面とするのし加工による扱きによ
り、繊維の結合が揉み解されて収縮、膨張応力などの内
部応力の芯材1への伝達が鈍化するとともに、長手方向
の繊維が所定の中央円弧面6内で紐挿通孔9によって分
断され、左右の対称な端部円弧面7の絞り部で連続する
から、大部分の捩れの起因となる応力の影響が累積なら
ず、捩れが緩和され、全体に反りや捩れなどの変形が発
現しないものである。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、芯材1の
表裏両面に接着する木材の薄板2による内部応力の芯材
1への伝達が鈍化する上、芯材1の断面が絞り加工され
て使用時における剛性が著しく改善され、変形の発現し
ないしっとりした和風美を醸し出す効果がある。
表裏両面に接着する木材の薄板2による内部応力の芯材
1への伝達が鈍化する上、芯材1の断面が絞り加工され
て使用時における剛性が著しく改善され、変形の発現し
ないしっとりした和風美を醸し出す効果がある。
【図1】本発明のブラインドのスラットaの部分斜視
図。
図。
【図2】成形前のスラット材3の部分斜視図。
【図3】絞り工程での深絞り状態の説明図。
【図4】のし工程での、のし加工状態の説明図。
1 芯材 2 薄板 3 スラット材 4 上ローラー 5 下ローラー 6 中央円弧面 7 端部円弧面 8 平ローラー 9 紐挿通孔 10 変曲点 a ブラインドのスラット
Claims (3)
- 【請求項1】 所要幅の金属製薄板の表裏両面に木材の
薄板を接着し、幅方向に横長の紐挿通孔を長手方向に所
要数貫設して成るブラインドのスラットにおいて、横断
面が中央部の大曲率半径の左右対称な中央円弧面と該中
央円弧面の左右下端よりそれぞれ逆方向に変曲する小曲
率半径の対称な端部円弧面とから成るブラインドのスラ
ット。 - 【請求項2】 紐挿通孔がその横長開口端を、中央円弧
面に該中央円弧面と左右の端部円弧面との変曲点間を最
長限度として開口して成る請求項1記載のブラインド。 - 【請求項3】 所要幅の金属製薄板の表裏両面に木材の
薄板を接着し、幅方向に横長の紐挿通孔を長手方向に所
要数貫設して成るブラインドのスラットの成形方法にお
いて、(1) 先行工程が平板状のスラット材を、横断面
に所要曲率半径の中央円弧面と、中央円弧面の左右端に
それぞれ該中央円弧面の曲率半径より小なる曲率半径
で、かつ、逆方向に変曲して連続する端部円弧面とを深
絞り状に形成する絞り工程から成り、(2) 後行工程が
前記深絞り状に形成した中央円弧面と端部円弧面とを浅
い曲面にのし加工するのし工程とから成る、ブラインド
のスラットの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6341136A JP2592787B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | ブラインドのスラットとその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6341136A JP2592787B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | ブラインドのスラットとその成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08158764A JPH08158764A (ja) | 1996-06-18 |
JP2592787B2 true JP2592787B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=18343595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6341136A Expired - Lifetime JP2592787B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | ブラインドのスラットとその成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592787B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100568127B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2006-04-05 | 김화순 | 원목에서 옹이가 포함된 부분을 이용하여 블라인드용슬래트를 제조하는 방법 및 이 방법에 의해 제조된 슬래트 |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP6341136A patent/JP2592787B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08158764A (ja) | 1996-06-18 |
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