JP2592661B2 - マイクロ波受信装置 - Google Patents

マイクロ波受信装置

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JP2592661B2 JP21068988A JP21068988A JP2592661B2 JP 2592661 B2 JP2592661 B2 JP 2592661B2 JP 21068988 A JP21068988 A JP 21068988A JP 21068988 A JP21068988 A JP 21068988A JP 2592661 B2 JP2592661 B2 JP 2592661B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば衛星放送等に用いられるマイクロ波
帯の電波を受信するマイクロ波受信装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 現在、既に12GHz帯の周波数を用いた衛星放送が実用
化されている。将来は22GHz帯の周波数を用いた衛星放
送も考えられている。22GHz帯の衛星放送が実用化され
ると、12GHz帯と共に22GHz帯の衛星放送も受信できるよ
うにする必要がある。
12GHz帯の衛星放送用マイクロ波受信装置では、受信
周波数は11.7〜12.2GHz、局部発振(以下局発と略す)
周波数は10GHz帯、IF周波数として1GHz帯が一般的によ
く使用されている。22GHz帯の衛星放送用マイクロ波受
信装置でも、IF周波数を12GHz帯の衛星放送のIF周波数
に一致させるか、あるいは近い値の1GHz帯にすることが
考えられている。
第3図に、従来の12GHz帯および22GHz帯の衛星放送を
同時に受信するマイクロ波受信装置の構成を示す。第3
図において、1は12GHz帯マイクロ波受信装置で、アン
テナ2,RF増幅器3,混合器4,局部発振器5およびIF増幅器
6から構成されている。また、11は22GHz帯マイクロ波
受信装置で、アンテナ12,RF増幅器13,混合器15,局部発
振器15およびIF増幅器16から構成されている。7,17はIF
出力端子である。ここで、12GHz帯マイクロ波受信装置
1の受信周波数は11.7〜12.2GHz、局発周波数は10.75GH
z、IF周波数は0.95〜1.45GHzに選ばれ、22GHz帯マイク
ロ波受信装置11の受信周波数は22.5〜23GHz、局発周波
数は21.55GHz、IF周波数は0.95〜1.45GHzに選ばれてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記構成の12GHz帯および22GHz帯の衛星放
送を同時に受信するマイクロ波受信装置では、12GHz
マイクロ波受信装置と共に22GHz帯マイクロ波受信装置1
1が別々に必要であり、マイクロ波受信装置全体として
寸法が大きくなると共に価格も高くなる。22GHz帯マ
イクロ波受信装置11では、局部発振器15の発振周波数が
21GHz帯と高いため、局部発振器15に使用される誘電体
共振器の無負荷Q値が低下することに起因する局部発振
器15の周波数安定度が、局部発振器5に比較して大きく
劣化するという問題がある。例えば、周波数が2倍にな
れば誘電体共振器の無負荷Q値は1/2に低下するため、
局部発振器の中心周波数に対する相対的周波数安定度が
1/2に低下し、絶対的周波数変動では、周波数が2倍高
いだけ、1/4に低下すると考えられる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、マイクロ
波受信装置全体としての構成を簡素化することにより、
小型で低価格な、しかも22GHz帯マイクロ波受信装置の
局部発振器の周波数安定度を向上させたマイクロ波受信
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、第2の混合器の局発周波数を第1の混合器
の局発周波数の2倍に選び、第2の混合器の局発源とし
て、第1の混合器の局発源の発振信号を周波数逓倍した
ものを使用するようにしたものである。と同時に、第1
のIF信号の周波数と第2のIF信号の周波数とが重なり合
わないようにして、第1のIF信号と第2のIF信号とを合
成したり分離したりすることができるようにしたもので
ある。
(作 用) 本発明は、上記した構成により、局部発振器を共用で
きるので、マイクロ波受信装置全体の構成を簡素化でき
る。さらに、周波数の高い局発源として、周波数の低い
局発源の発振信号を周波数逓倍して使用するので、周波
数の高い局発源の周波数安定度を周波数の低い局発源の
周波数安定度まで向上させることができる。しかも、第
1のIF信号の周波数と第2のIF信号の周波数とが重なり
合わないようにして、第1のIF信号と第2のIF信号とを
合成したり分離したりすることができるようにしている
ため、マイクロ波受信装置全体のIF出力端子を1つにし
て、1本のケーブルでもって屋内ユニットにIF信号を導
くことができるとともに、第1および第2のRF信号を同
時に受信することを可能ならしめる。
(実施例) 第1図は、本発明のマイクロ波受信装置の第1の実施
例を示したもので、22はアンテナ、20は分波器、23,33
はRF増幅器、24,34は混合器、25は局部発振器、35は逓
倍器、26,36はIF増幅器、28は合成器、29はIF出力端子
である。アンテナ22は12GHz帯の周波数を同時に受信で
きる共用アンテナで、アンテナ22により受信された12GH
z帯信号(11.7〜12.2GHz)は、分波器20により分波され
た後、RF増幅器23で増幅され、混合器24によって1GHz帯
のIF周波数(1.4〜1.9GHz)に変換され、IF増幅器26で
増幅された後、合成器28を介してIF出力端子29に出力さ
れる。混合器24の局発源には、発振周波数10.3GHzの局
部発振器25が用られている。一方、アンテナ22により受
信された22GHz帯信号(22.5〜23GHz)は、分波器20によ
り分波された後、RF増幅器33で増幅され、混合器34によ
って2GHz帯のIF周波数(1.9〜2.4GHz)に変換され、IF
増幅器36で増幅された後、合成器28を介してIF出力端子
29に出力される。混合器34の局発源には、局部発振器25
の出力を逓倍器35により2逓倍した局発信号(周波数は
20.6GHz)が用いられている。
上記第1の実施例によるマイクロ波受信装置では、12
GHz帯および22GHz帯の信号を受信するのに、アンテナ22
を共用化すると共に1つの局部発振器25のみでよく、し
かも21GHz帯に比べて技術的に容易な10GHz帯の局部発振
器であるので、マイクロ波受信装置全体の構成が簡素化
されると共に技術的にも実現が容易となる。また、局部
発振器の周波数を安定化するために一般的に使用される
誘電体共振器の無負荷Q値は、周波数に反比例して低下
するため、10GHz帯の局部発振器25の発振信号を2逓倍
して20GHz帯の局発源を得る方が、20GHz帯の誘電体共振
器を用いた局部発振器に比べて周波数安定度が2倍に改
善される。さらに、12GHz帯マイクロ波受信装置のIF周
波数(1.4〜1.9GHz)と22GHz帯マイクロ波受信装置のIF
周波数(1.9〜2.4GHz)とは重なり合わないので、マイ
クロ波受信装置全体のIF出力端子を1つにでき、従っ
て、1本のケーブルでもって屋内ユニット(図示せず)
にIF信号を導くことができる。さらにまた、22GHz帯マ
イクロ波受信装置の混合器34の入力周波数(22.5〜23GH
z)とイメージ周波数の差は、IF周波数が1.9〜2.4GHzと
高くなった分だけ大きく広がるので、イメージ阻止フィ
ルタの設計が容易になり、22GHz帯マイクロ波受信装置
のイメージ信号抑圧が容易になる。
第2図は、本発明のマイクロ波受信装置の第2の実施
例を示したものであり、第1図と同一箇所には同一番号
を付して説明する。22はアンテナ、20は分波器、23,33
はRF増幅器、24,34は混合器、25は局部発振器、35は逓
倍器、28は合成器、30はIF増幅器、29はIF出力端子であ
る。アンテナ22は12GHz帯と22GHz帯の周波数を同時に受
信できる共用アンテナで、アンテナ22により受信された
12GHz帯(11.7〜12.2GHz)は、分波器20により分波され
た後、RF増幅器23で増幅され、混合器24によって1GHz帯
のIF周波数(1.4〜1.9GHz)に変換される。そして、合
成器28で合成された後、IF増幅器30で増幅され、IF出力
端子29に出力される。混合器24の局発源には、発振周波
数10.3GHzの局部発振器25が用いられている。一方、ア
ンテナ22により受信された22GHz帯信号(22.5〜23GHz)
は、分波器20により分波された後、RF増幅器33で増幅さ
れ、混合器34によって2GHz帯のIF周波数(1.9〜2.4GH
z)に変換される。そして、合成器28で合成された後、I
F増幅器30で増幅され、IF出力端子29に出力される。混
合器34の局発源には、局部発振器25の出力を逓倍器35に
より2逓倍した局発信号(周波数は20.6GHz)が用いら
れている。
上記第2の実施例によるマイクロ波受信装置では、12
GHz帯および22GHz帯の信号を受信するのに、アンテナ22
を共用化すると共に1つの局部発振器25のみでよく、し
かも21GHz帯に比べて技術的に容易な10GHz帯の局部発振
器であるので、マイクロ波受信装置全体の構成が簡素化
されると共に技術的にも実現が容易となる。また、局部
発振器の周波数を安定化するために一般的に使用される
誘電体共振器の無負荷Q値は、周波数に反比例して低下
するため、10GHz帯の局部発振器25の発振信号を2逓倍
して20GHz帯の局発源を得る方が、20GHz帯の誘電体共振
器を用いた局部発振器に比べて周波数安定度が2倍に改
善される。さらに、12GHz帯マイクロ波受信装置のIF周
波数(1.4〜1.9GHz)と22GHz帯マイクロ波受信装置のIF
周波数(1.9〜2.4GHz)とは重なり合わないので、IF増
幅器30やIF出力端子29の共用化ができ、マイクロ波受信
装置全体の簡素化を図れると共に、1本のケーブルでも
って屋内ユニット(図示せず)にIF信号を導くことがで
きる。さらにまた、22GHz帯マイクロ波受信装置の混合
器34の入力周波数(22.5〜23GHz)とイメージ周波数の
差は、IF周波数が1.9〜2.4GHzと高くなった分だけ大き
く広がるので、イメージ阻止フィルタの設計が容易とな
り、22GHz帯マイクロ波受信装置のイメージ信号抑圧が
容易になる。
以上の説明では、22GHz帯の衛星放送の受信周波数を2
2.5〜23.0GHzとして、局部発振器の周波数やIF周波数を
決定しているのが、22GHz帯の衛星放送の受信周波数は2
2.5〜23.0GHzと決められているわけではなく、他の周波
数になる可能性もあり、その場合でも、第1図から第2
図の実施例の構成および効果は有効であることは言うま
でもない。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば次の効果がある。
(1)22GHz帯衛星放送の受信回路の局発源は、12GHz帯
衛星放送の受信回路の局発源(局部発振器25)の発振信
号を2逓倍した構成となっているので、局部発振器の共
用化が量られ、マイクロ波受信装置全体が簡素化され、
受信装置全体のコストを安価にできる。
(2)周波数の高い局発源は、周波数の低い局発源の発
振信号を周波数逓倍して得ているので、周波数の高い局
発源の周波数安定度を周波数の低い局発源の周波数安定
度まで向上させることができる。
(3)12GHz帯マイクロ波受信装置のIF周波数(1.4〜1.
9GHz)と22GHz帯マイクロ波受信装置のIF周波数(1.9〜
2.4GHz)とは重なり合わないので、マイクロ波受信装置
全体のIF出力端子を1つにでき、従って、1本のケーブ
ルでもって屋内ユニット(図示せず)にIF信号を導くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるマイクロ波受信
装置のブロック図、第2図は本発明の第2の実施例にお
けるマイクロ波受信装置のブロック図、第3図は従来の
マイクロ波受信装置のブロック図である。 20……分波器、22……アンテナ、23,33……RF増幅器、2
4,34……混合器、25……局部発振器、26,30,36……IF増
幅器、29……IF出力端子、28……合成器、35……逓倍
器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のRF信号およびこの第1のRF信号より
    高い周波数帯の第2のRF信号を受信し、前記第1のRF信
    号を第1のIF信号に周波数変換する第1の混合器と、前
    記第2のRF信号を第2のIF信号に周波数変換する第2の
    混合器とを備え、前記第1の混合器の局部発振源とし
    て、前記第1の混合器の局部発振源の発振信号を周波数
    逓倍したものを用い、前記第1のIF信号の周波数と前記
    第2のIF信号の周波数とが重なり合わないようにして、
    前記第1のIF信号と前記第2のIF信号とを合成して出力
    するようにしたことを特徴とするマイクロ波受信装置。
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