JP2592497B2 - 床下地の骨組み構造 - Google Patents

床下地の骨組み構造

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JP2592497B2
JP2592497B2 JP63103506A JP10350688A JP2592497B2 JP 2592497 B2 JP2592497 B2 JP 2592497B2 JP 63103506 A JP63103506 A JP 63103506A JP 10350688 A JP10350688 A JP 10350688A JP 2592497 B2 JP2592497 B2 JP 2592497B2
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正昭 岡部
邦明 北川
豊久 三宅
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、コンクリートなどの床材を支持する床下地
の骨組み構造に関するものである。
【従来の技術】
床下地の骨組みは第3図に示すように、柱8,8間に一
対の大梁1,1を平行に架設すると共にこの大梁1と直角
に柱8,8間に一対の大梁2,2を架設し、一方の一対の大梁
1,1間に複数本の床小梁など床支持梁4,4…を掛け渡すこ
とによって形成される。そして第3図に想像線で示すよ
うに床支持梁4,4…の上に床板3,3…を載設することによ
って床を形成することができる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのものでは床板3の重量は主に床支持梁4に
懸かってくるために、床支持梁4はその中央部が下方へ
屈曲するように撓むおそれがあり、これを防ぐために床
支持梁4として断面の大きなものを用いなければならな
くなるものである。また床支持梁4に受けられた床板3
の荷重は総て一方の大梁1,1にのみ懸かることになり、
荷重の負荷が偏った構造になって構造体の安定性にも問
題が生じるものである。床板3がコンクリートパネルの
ような重量物で形成されているときには特にこれらのこ
とが問題になる。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、床支
持梁を大断面にする必要なく、しかも総ての大梁に荷重
を分散させて使用させることができる床下地の骨組み構
造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る床下地の骨組み構造は、一対の大梁1,1
の間に他の一対の大梁2,2を連結し、一方の一対の大梁
1,1間に床板3を支持する床支持梁4を架設すると共に
この床支持梁4の中央部の下側に配設した補強梁5を他
方の一対の大梁2,2間に架設し、上記床板3として複数
枚のコンクリート製床材を大梁2、2に間に亘って配置
して成ることを特徴とするものである。
【作 用】
本発明にあっては、補強梁5で床支持梁4の中央部を
支持するために床支持梁4が床板3の重量で下方へ撓む
ことを防止することができ、しかも床支持梁4に受けら
れた床板3の荷重は一方の大梁1,1のみならず補強梁5
によって他方の大梁2,2にも懸かって荷重を分散させる
ことができる。
【実施例】
以下本発明を実施例によって詳述する。 一対の大梁1,1は柱8,8間に平行に取り付け、他の一対
の大梁2,2は大梁1と直角になるように柱8,8間に平行に
取り付けてあり、柱8を介して一対の大梁1,1の両端部
間に他の一対の大梁2,2を連結するようにしてある。そ
して第1図に示すように、一方の一対の大梁1,1間に複
数本の大引として用いられる床支持梁4,4…が架設して
あり、さらに各床支持梁4,4…の長手方向の中央部にお
いてその下側に接して床支持梁4と直交するように床小
梁などの補強梁5を配設し、この補強梁5の両端を他方
の大梁2,2にそれぞれ結合して架設してある。このよう
にして形成した床下地の骨組みにおいて、床支持梁4の
上にコンクリートパネルなどで形成される複数枚の床板
3を載置して固定することによって、第2図(a)
(b)のように床を構成することができるものである。 このものにあって、床板3の重量は主として床支持梁
4に掛かるが、床支持梁4の中央部は下面を補強梁5で
支持されているために、床支持梁4の断面を大きく形成
する必要なく床支持梁4が撓むようなことを防止するこ
とができる。従って床支持梁4として材断面の小さいも
のを用いてコストダウンすることが可能になる。また床
支持梁4に加わる床板3の荷重は床支持梁4から直接一
方の大梁1,1に受けられると共に床支持梁4から補強梁
5を介して他方の大梁2,2にも伝達されて受けられるも
のであり、荷重を大梁1,1と大梁2,2に分散することがで
き、一方の大梁1,1に荷重が集中する場合のように大梁
1,1の断面を大きくしたり、大梁1と柱8との接合強度
を特に高めたりする必要がなく、この点でもコストダヴ
ンすることが可能になるものである。
【発明の効果】
上述のように本発明にあっては、一対の間に他の一対
の大梁を連結し、一方の一対の大梁間に床板を支持する
床支持梁を架設すると共にこの床支持梁の中央部の下側
に配設した補強梁を他方の一対の大梁間に架設するよう
にしたので、床支持梁の中央部の下側に補強梁を配設す
ることによって、床板の重量が床支持梁に掛かってもそ
の中央部を補強梁で支持することができ、床支持梁の断
面を大きく形成しなくても床支持梁が撓んだりする恐れ
がないようにすることができるものである。従って大梁
間に亘って配置されるコンクリート製床材が床支持梁の
撓みによって割れるようなことがなく、しかも複数枚の
コンクリート製床材を用いることによって、コンクリー
ト製床材に生じる歪みを小さくすることができ、このこ
とによってもコンクリート製床材が割れることがないよ
うにすることができるものである。また一方の一対の大
梁間に床板を支持する床支持梁を架設することによっ
て、床支持梁に加わる床板の荷重は床支持梁から一方の
一対の大梁に受けられると共に、共支持梁の下側に配設
した補強梁を他方の一対の大梁間に架設することによっ
て、床板の荷重はさらに補強梁を介して他方の一対の大
梁にも受けられるものであり、荷重を分散して安定した
構造にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図(a)
(b)は同上の床材を載設した状態の平面図とA−A線
断面図、第3図は従来例の平面図である。 1,2は大梁、3は床板、4は床支持梁、5は補強梁であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 豊久 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番12号 ナショナル住宅産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−61643(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の大梁の間に他の一対の大梁を連結
    し、一方の一対の大梁間に床板を支持する床支持梁を架
    設すると共にこの床支持梁の中央部の下側に配設した補
    強梁を他方の一対の大梁間に架設し、上記床板として複
    数枚のコンクリート製床材を大梁間に亘って配置して成
    ることを特徴とする床下地の骨組み構造。
JP63103506A 1988-04-26 1988-04-26 床下地の骨組み構造 Expired - Lifetime JP2592497B2 (ja)

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