JP2592395Y2 - ふとん挟み - Google Patents

ふとん挟み

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JP2592395Y2 JP1993069707U JP6970793U JP2592395Y2 JP 2592395 Y2 JP2592395 Y2 JP 2592395Y2 JP 1993069707 U JP1993069707 U JP 1993069707U JP 6970793 U JP6970793 U JP 6970793U JP 2592395 Y2 JP2592395 Y2 JP 2592395Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ふとんや毛布類(以
下、単にふとんと呼ぶ)が物干し等に二折りで掛けられ
た状態でそのふとんの折曲部近傍下部を挟圧保持するふ
とん挟みに関し、特に、対をなす各アーム先端に板状又
は棒状の挟持部材を取り付けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】初期の多くのふとん挟みにおいては、ア
ーム先端の端面によってふとんを挟圧保持していたが、
ふとんとの接触面が小さいために十分な挟持力を得られ
ない恐れがあり、そのため、各アーム先端に板状又は棒
状の挟持部材を取り付けたふとん挟みが種々提案されて
いる。このようなふとん挟みの多くは、板状又は棒状の
挟持部材をアーム先端に固定的に取り付けた場合には、
ふとん面とのなじみが却って悪くなったり、両アームを
開く際に挟持部材の上部同士が開き方向と逆方向に移動
しようとして開き動作を邪魔したりすること等を考慮
し、板状又は棒状の挟持部材をアーム先端に回動自在に
取り付けている。
【0003】板状又は棒状の挟持部材をアーム先端に回
動自在に取り付けた従来のふとん挟みは、大きくは2種
類に分類できる。
【0004】第1は、図4(a)の部分正面図及び図4
(b)の部分側面図に示すような板状挟持部材1をアー
ム2の先端に対し、挟圧方向を軸線として回動自在に取
り付けたものである。このようなふとん挟みは、例え
ば、実公昭61−18874号や実開平1−12878
7号公報に開示されている。
【0005】第2は、図5に示すような板状挟持部材3
をアーム4の先端に対し、両アーム4を有する平面に直
交する軸線を中心に上下方向に回動自在に取り付けたも
のである。このようなふとん挟みは、例えば、実開昭5
1−149330号や実開昭56−164792号や実
開昭57−23294号や実開平5−9486号公報に
開示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た2種類のふとん挟みは共に、回動方向に対する自由度
が低く、そのため種々の面で不都合な点を有する。
【0007】第1のふとん挟みの場合、挟持部材1の挟
持面は挟持部材1を回動しても同一平面上にあり、その
ため、被挟圧体であるふとんの表面との親和性が不十分
なことも生じやすく、挟持力が弱くなり易い。また、回
動位置によっては、両アーム2を開く際に挟持部材の上
部同士が開き方向と逆方向に移動しようとして接触して
開き動作を邪魔するという問題が残っている。
【0008】第2のふとん挟みの場合、鉛直方向と角度
をなして取付けられたときのように取付け姿勢によって
は、挟持部材3の挟持面とふとんが掛けられたときの自
然表面とが大きな傾斜角を持ち、回動によって接触面を
高めようとしても傾斜方向に沿った上下方向の回動のた
めに不十分になり易く、挟持力が弱くなることも生じ
る。また、ふとんを掛ける場所の状況(例えばベランダ
状況)や収納場所状況によっては、挟持部材3を挟持方
向を軸線として回動すれば好ましいこともあるが、当然
にこのようなことには応じられない。また、大きな挟持
面を有する挟持部材3を離脱できないため、この点から
も収納を不便にしていた。
【0009】本考案は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、取付け姿勢等に関係なく十分な挟持力を得る
ことができる、使用場所状況や収納場所状況に柔軟に対
応できる、しかも操作性も良好なふとん挟みを提供しよ
うとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本考案は、対をなす各アームの先端部にそれぞれ板
状又は棒状の挟持部材を取り付けたふとん挟みにおい
て、挟持部材又はアームの先端部の一方に球状部を設
け、他方にこの球状部が嵌め込まれる球状受部を設け
て、挟持部材とアームの先端部とをボールジョイントに
よって回動自在に結合したことを特徴とする。
【0011】また、他の本考案は、対をなす各アームの
先端部にそれぞれ板状又は棒状の挟持部材を取り付けた
ふとん挟みにおいて、挟持部材及びアームの材質より弾
性が高い材質でなる中間結合部材を介して挟持部材とア
ームの先端部とを結合すると共に、挟持部材又はアーム
の一方に球状部を設け、中間結合部材にこの球状部が嵌
め込まれる球状受部を設けて、挟持部材をアームの先端
部に対して回動自在に支持したことを特徴とする。
【0012】この場合において、中間結合部材を、アー
ムの先端部に対して着脱自在に取り付けることは好まし
い。
【0013】
【作用】本発明においては、ボールジョイント機構を利
用し、挟持部材をアーム先端部に、直接又は中間結合部
材を介してあらゆる方向に回動自在に取り付けたので、
当該ふとん挟みの姿勢に応じて挟持部材が自由に回動さ
れ、ふとん面と挟持部材の挟持面との接触を良好にで
き、十分な挟持力によってふとんを挟圧保持できる。
【0014】また、挟持部材があらゆる方向に回動自在
であるため、両アームを開き、その際に両挟持部材の上
部が接触したとしても、回動によってその接触力を緩和
でき、開き動作を邪魔することはない。
【0015】さらに、挟持部材の挟持面をその法線方向
を軸としても回転できるので、縦杆が多いベランダ等に
は長手方向を縦方向に設定し、横杆が多いベランダ等に
は長手方向を横方向に設定する等使用場所状況に柔軟に
対応でき、また、そのような回転によって挟持部材を収
納がし易い位置に位置決めすることもできる。
【0016】また、実施態様のように、中間結合部材を
アーム先端部に着脱自在に取り付けると、従って、挟持
部材をアーム先端部に対して着脱自在に取り付けると、
挟持部材を離脱して収納することもでき、また、挟持面
積や挟持面形状が異なる挟持部材を使い分けるようなこ
ともできる。
【0017】
【実施例】以下、本考案によるふとん挟みの一実施例を
図面を参照しながら詳述する。ここで、図1はこの実施
例のふとん挟みの一部縦断面を含む正面図、図2はその
平面図、図3はその側面図である。
【0018】図1〜図3において、この実施例のふとん
挟み10は、2個のアーム11,11、2個の挟持部材
12,12、2個の中間結合部材13,13、コイルば
ね14及びリベット15から構成されている。
【0019】両アーム11は大きさも等しい湾曲状の同
一形状を有し、例えばポリプロピレン(PP)で成形さ
れている。アーム11は、例えばガスインジェクション
法によって形成されたものであり、先端部側の内部に設
けられた隔壁11aより上部は横断面がほぼ矩形状を呈
する中空密封体となっており、十分な強度を軽量によっ
て実現できるようになされている。隔壁11aより下部
のアーム11の先端部11bは1側面が開放されている
横断面がほぼコ字状を呈し、その先端縁部11cは、底
部に開口部11dを有する球状凹部形状でなる。各アー
ム11の先端縁部11cは、中間結合部材13を介して
挟持部材12と結合されている。
【0020】両挟持部材12は、大きさも等しい同一形
状を有し、例えばポリプロピレン(PP)で成形されて
いる。各挟持部材12は、例えば小判形状の挟持板部1
2aと、この挟持板部12aの挟持背面の中心から垂直
に突起している球状部12bとが一体に形成されてな
る。小判形状の挟持板部12aの幅は、例えば、図3に
示すようにアーム11の幅にほぼ等しくされている。
【0021】両中間結合部材13も、大きさが等しい同
一形状を有する。中間結合部材13は、アーム11の材
質(例えばプリポロピレン)や挟持部材12の材質(例
えばプリポロピレン)より高弾性の材質、例えば塩化ビ
ニル樹脂で成形されている。中間結合部材13は、挟持
部材12の球状部12bが嵌め込まれる球状受部13a
と、その球状受部13aから外方に突出している、一字
状又は十字状の割りスリット13bを有するきのこ形状
の係止部13cとが一体に成形されて構成されている。
【0022】中間結合部材13の球状受部13aの外形
は、アーム11の先端縁部11cの球状凹部形状とほぼ
同一形状であり、また、きのこ形形状の係止部13cの
棒部外径は、アーム11の先端縁部11cの底部開口部
11dの内径にほぼ等しくなされており、さらに、きの
こ形形状の係止部13cの棒部長さは、アーム11の先
端縁部11cの底部開口部11dの長さにほぼ等しく、
きのこ形状の傘の下面が底部開口部11dの端面と弾性
力に抗して係止できるようになされている。
【0023】従って、挟持部材12をアーム11の先端
部11bに取り付けるのは、以下のようにして行なう。
【0024】まず、挟持部材12の球状部12bを中間
結合部材13の球状受部13aに嵌め込む。この際、中
間結合部材13が弾性が高い材質で形成されているの
で、容易に嵌め込むことができる。
【0025】次に、挟持部材12を結合した中間結合部
材13を、その係止部13cの先端側から、アーム11
の球状凹部形状の先端縁部11cに押し込み、この押し
込みを係止部13cの先端きのこ形状の傘が先端縁部1
1cの底部開口部11dの端面に係止されるまで行な
う。この押し込みの際には、係止部13cは割りスリッ
ト13cの存在による縮径によって容易にアーム11の
底部開口部11dを貫通できて、係止部13cの先端き
のこ形状の傘が先端縁部11cの底部開口部11dの端
面を越えた位置まで押し込むことができ、この位置を越
えると、中間結合部材13の弾性力によって係止部13
cが外方に開き動作して係止部13cの傘下面が先端縁
部11cの底部開口部11dの端面に引っ掛かり安定し
た係止状態となる。
【0026】なお、挟持部材12を高弾性の中間結合部
材13を介してアーム11の先端部11bに取り付けて
も、挟持部材12が不必要に離脱することはない。すな
わち、中間結合部材13の球状受部13aは、剛性が高
い挟持部材12の球状部12bと、剛性が高いアーム1
1の底部開口部11dの壁とで挟み込まれるので、挟持
部材12の球状部12bに対して十分な抗力を印加し、
これにより、取り付け状態で挟持部材12の球状部12
bが中間結合部材13の球状受部13aから抜けること
を防止できている。
【0027】以上のようにして、挟持部材12をアーム
11の先端部11bに回動自在に取り付けることができ
るが、以下のようにすることにより、必要に応じて、挟
持部材12をアーム11の先端部11bから離脱させる
ことができる。
【0028】上述のように、アーム11の先端部11b
は1側面が開放されており、この開放部から指を挿入し
て係止部13cを縮径させ、この縮径状態を維持したま
ま挟持部材12側に押すことにより、中間結合部材13
が結合された状態にある挟持部材12をアーム11の先
端部11bから離脱できる。なお、中間結合部材13か
らも離脱させる場合には、挟持部材12及び中間結合部
材13を逆方向に引っ張れば良い。
【0029】以上のように、挟持部材12をあるゆる方
向に回動自在に取り付けた両アーム11は、その基端部
において枢着される。
【0030】アーム11は、その基端部側においては、
樽形部分形状の端面部11eによって上述した密封性が
確保されており、この端面部11eに連続した下方にお
いてはコイルばね14の一方の延出端部14aが挿通さ
れるばね端部受部11fが設けられている。アーム11
の一方の側面は端面部11eを越えて伸びており、その
延長側面部11gはほぼ円形をなしている。この延長側
面部11gには、図2に示すように、アーム11の幅と
等しい長さの樽形を2分した形状の筒体11hが設けら
れている。この2分樽形筒体11hの内部には、この2
分樽形筒体11hとほぼ同じ長さを有する外径がコイル
ばね14の内径より小さい円柱体(図示せず)が設けら
れている。この円柱体は、その軸線に沿ってリベット1
5が貫通できる貫通孔が設けられており、この円柱体を
取り付けている延長側面部11gは凹部11iになって
おり、リベット15の頭部等がアーム11の側面より突
出しないようになされている。
【0031】コイルばね14は、両端部がそれぞれ巻回
円方向から接線方向に延出されており、各延出端部14
aは、上述のようにばね端部受部11fに挿通されるも
のである。
【0032】両アーム11の結合は、例えば以下のよう
になされる。コイルばね14の巻回部14bの中に両ア
ーム11の上記円柱体を挿入させ、かつ、コイルばね1
4の各延出端部14aをそれぞれ両アーム11のばね端
部受部11fに挿通させながら、両アーム11の2分樽
形筒体11hの端面を合わせ、この状態でリベット15
を挿通させ、両アーム11を枢着させる。
【0033】従って、両アーム11を開くためにアーム
11を把持して開き方向に外力を加えると、コイルばね
14のばね力に抗してリベット15を枢軸として両アー
ム11が回動して開く。なお、最大開き角は、両アーム
11の基端部側端面部11eの上部同士が接触して形成
する角度である。
【0034】その後、外力を解放すると、コイルばね1
4のばね力によってリベット15を枢軸として両アーム
11が逆方向に回動し、ふとんがない場合には上述した
両挟持部材12が接触して回動が終了し、ふとんが存在
する場合には、上述した両挟持部材12がそれぞれふと
ん面と接触して回動が終了する。ふとんがある場合にお
いて、当該ふとん挟み10が傾斜された姿勢をとって
も、挟持部材12はその挟持面がふとん面と一致するよ
うに回動する。
【0035】上記実施例によれば、挟持部材12をアー
ム11の先端部11bにあらゆる方向に回動自在に取り
付けたので、ふとん挟み10の姿勢に関係なく、ふとん
面と挟持部材12の挟持面との接触を良好にでき、十分
な挟持力によってふとんを挟圧保持できるようになる。
【0036】また、上記実施例によれば、挟持部材12
をアーム11の先端部11bにあらゆる方向に回動自在
に取り付けたので、両アーム11を開いた場合におい
て、両挟持部材12の上部が接触しても面傾斜を変化で
きるので、開き動作の邪魔にはならない。
【0037】さらに、上記実施例によれば、挟持部材1
2の挟持面をその法線方向を軸としても回転できるよう
にしたので、縦杆が多いベランダ等には長手方向を縦方
向に設定でき、横杆が多いベランダ等には長手方向を横
方向に設定できる等、使用場所の状況に柔軟に対応する
ことができる。
【0038】さらにまた、上記実施例によれば、挟持部
材12の挟持面をその法線方向を軸としても回転できる
ようにし、しかも挟持部材12の幅とアーム11の幅と
をほぼ一致させているので、挟持部材12を長手方向が
縦方向になるように回動した場合には、全体の幅が狭く
なって収納し易いものとなる。
【0039】また、上記実施例によれば、挟持部材12
(及び中間結合部材13)を着脱自在に取り付けたの
で、収容時において挟持部材12が邪魔になるならば、
挟持部材12を離脱して収納することもでき、この点か
らも収納面を向上させることができる。
【0040】さらに、上記実施例によれば、挟持部材1
2(及び中間結合部材13)を着脱自在に取り付けたの
で、被挟持体がふとんである場合と、他の物体であると
きとで、挟持面積や挟持面形状が異なる挟持部材12を
使い分けるようなこともできる。
【0041】さらにまた、上記実施例によれば、弾性が
高い中間結合部材13を介して挟持部材12をアーム1
1の先端部11bに取り付けるようにしたので、取り付
けを容易に行なうことができ、しかも取り付け強度を確
保できる。因に、合成樹脂でなる挟持部材12の球状部
と、合成樹脂でなるアーム先端の球状受部とを直接嵌め
合わせることは製造上難しく、中間結合部材13を介す
ることで製造を容易にできる。
【0042】なお、上記実施例においては、挟持部材1
2及びアーム11の先端部11bを中間結合部材13を
介して結合したものを示したが、直接ボールジョイント
結合によって結合するようにしても良い。例えば、挟持
部材12を金属性とし、アーム11を構成する合成樹脂
が柔らかいときに嵌め込むことでこのような構成とする
ことができる。
【0043】また、上記実施例においては、挟持部材1
2(及び中間結合部材13)をアーム11の先端部11
bに着脱自在に取り付けたものを示したが、離脱不可能
に取り付けたものであっても良い。このようにしたとし
ても、挟持部材12を適宜回動させることにより十分な
収納性を得ることができる。
【0044】さらに、上記実施例においては、挟持部材
12の挟持面形状が小判形のものを示したが、本考案
は、これに限定されるものではなく、楕円や円等の他の
形状を有するものであっても良く、さらに全体が板状で
はなく棒状であっても良い。
【0045】さらにまた、上記実施例においては、ボー
ルジョイント結合を実現する1要素である球状部を挟持
部材12側に設けたものを示したが、挟持部材12側に
球状受部を設けたものであっても良い。
【0046】上記実施例においては、割りスリット13
bを有するきのこ形の係止部13cによって中間結合部
材13を、アーム先端部11bに着脱自在に取り付けた
ものを示したが、ねじ等の他の方法によって着脱自在に
取り付けるようにしても良い。また、中間結合部材13
の外形は球状に限定されるものではない。
【0047】本考案は、挟持部材12をアーム11の先
端部11bに取り付ける構成に特徴を有するものであ
り、アーム11の基本構成や両アーム11間の連結構成
は上記実施例のものに限定されないことは当然である。
【0048】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、挟持部
材をアーム先端部に直接又は中間結合部材を介してあら
ゆる方向に回動自在に取り付けたので、取付け姿勢等に
関係なく十分な挟持力を得ることができる、使用場所状
況や収納場所状況に柔軟に対応できる、しかも操作性も
良好なふとん挟みを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のふとん挟みの一部縦断面を含む正面図
である。
【図2】実施例のふとん挟みの平面図である。
【図3】実施例のふとん挟みの側面図である。
【図4】従来のふとん挟みを示す図面である。
【図5】他の従来のふとん挟みを示す正面図である。
【符号の説明】
10…ふとん挟み、11…アーム、12…挟持部材、1
2b…球状部、13…中間結合部材、13a…球状受
部。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−23294(JP,U) 実開 昭56−164792(JP,U) 実開 平5−9486(JP,U) 実開 昭51−149330(JP,U) 実開 平1−128787(JP,U) 実開 昭50−37733(JP,U) 実公 昭61−18874(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 55/00

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなす各アームの先端部にそれぞれ板
    状又は棒状の挟持部材を取り付けたふとん挟みにおい
    て、 上記挟持部材又は上記アームの先端部の一方に球状部を
    設け、他方にこの球状部が嵌め込まれる球状受部を設け
    て、上記挟持部材と上記アームの先端部とをボールジョ
    イントによって回動自在に結合したことを特徴とするふ
    とん挟み。
  2. 【請求項2】 対をなす各アームの先端部にそれぞれ板
    状又は棒状の挟持部材を取り付けたふとん挟みにおい
    て、 上記挟持部材及び上記アームの少なくとも一方の材質よ
    り弾性が高い材質でなる中間結合部材を介して、上記挟
    持部材と上記アームの先端部とを結合すると共に、 上記挟持部材又は上記アームの一方に球状部を設け、上
    記中間結合部材にこの球状部が嵌め込まれる球状受部を
    設けて、 上記挟持部材を上記アームの先端部に対して回動自在に
    支持したことを特徴とするふとん挟み。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のふとん挟みにおいて、 上記中間結合部材を、上記アームの先端部に対して着脱
    自在に取り付けたことを特徴とするふとん挟み。
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