JPH086253Y2 - 標 尺 - Google Patents

標 尺

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Publication number
JPH086253Y2
JPH086253Y2 JP1991062442U JP6244291U JPH086253Y2 JP H086253 Y2 JPH086253 Y2 JP H086253Y2 JP 1991062442 U JP1991062442 U JP 1991062442U JP 6244291 U JP6244291 U JP 6244291U JP H086253 Y2 JPH086253 Y2 JP H086253Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
staff
shaft rod
hook
metal fitting
hook metal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991062442U
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English (en)
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JPH058417U (ja
Inventor
幸夫 櫛田
Original Assignee
株式会社櫛田度器製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社櫛田度器製作所 filed Critical 株式会社櫛田度器製作所
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、標尺に関し、更に詳し
くは、標尺端部に設けられた引掛金具を標尺本体に対し
て同一面及び垂直面に固定することが出来る使用価値の
高い標尺に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭58−31048号公報、
実公昭58−31049号公報等において、表裏両面
に、例えば、記載方向の異なる目盛を施した、標尺本体
の端部に自在に回動する引掛金具を有する便利な標尺が
知られている。かかる標尺は、幅が60〜150mmで
長さが3〜30m程度のもので、表裏に大きな目盛りが
付してあり、コンクリート構造物等の被計測物の長さ等
を計測し、その状態で写真を撮影して記録として残せる
ものである。更に、工事現場、災害現場等の現状を計測
し、その状態で写真撮影し、記録又は証拠等として残す
ことも出来る。かかる標尺は、その何れの面を表側とし
た場合にも、引掛金具を、例えば、コンクリート構造物
等の被計測物の端部等に引っ掛け、標尺をその反対方向
に向って牽引すると、標尺を伸張状態に保持出来る特殊
な引掛金具を有する為、容易に長さを計測し、且つ適切
な記録写真を提供することが出来る。そのうち特に、標
尺本体と引掛金具とを連結する、標尺本体の端部にある
連結金具に切欠部分を設け、該切欠部を貫通して引掛金
具が180°回動出来る様に構成した標尺が便利であ
る。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記した従来の標尺において、端部に設けられている引掛
金具は、回動自在に設けられている為、使用後等に、例
えば、標尺を収納する際に引掛金具が固定されない為、
引掛金具が邪魔になる場合があり不便であるという問題
がある。又、使用時に引掛金具を被測定物の端部に引っ
掛けた場合にも、標尺が緊張している場合は標尺が固定
されるが、緊張が緩んだ場合には引掛金具が回動してし
まい、場合によっては、被測定物の端部から標尺が外れ
てしまうという問題もある。又、被測定物の端部に金具
を引っ掛ける以前においても、金具が固定されておらず
回動自在である為、不要に回動して被測定物以外の物に
引っ掛かり不便であるという問題もある。
【0004】従って、本考案の目的は上記従来技術の問
題点を解決し、引掛金具を特定の位置で固定することが
出来る利便な標尺を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記の本
考案により達成される。即ち、本考案は、端部に自在に
回動する引掛金具を有する標尺において、該引掛金具が
標尺本体と同一面で固定される手段と、且つ標尺本体と
垂直の位置で固定される手段とを有することを特徴とす
る標尺である。
【0006】
【作用】本考案者は上記従来技術の問題点を解決すべく
鋭意検討した結果、引掛金具が標尺本体と同一面で固定
されれば、収納時又は被計測物に引っ掛ける以前の状態
において、引掛金具が邪魔になることはなく使用し易く
することが出来、一方、引掛金具が標尺本体と垂直の位
置で固定されれば、被計測物の端部に引っ掛けた場合に
標尺が若干緩んだとしても引掛金具が回動し外れること
がなく、更に使い易くなることを知見して本考案を完成
した。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施例を示す図面を参照して本
考案を詳細に説明する。図1は、本考案の標尺の端部の
分解斜視図であり、図2及び図3はこれを組み立てた場
合の標尺の端部の斜視図である。図中の1は引掛金具、
2は連結金具、3は標尺本体を示し、該標尺本体の表裏
両面には異る目盛が設けられていてもよい。又、図1に
示す様に連結金具2の端部には切欠部分10があり、引
掛金具1はこの切欠部分10を貫通して、図3の(a)
及び(b)に示した様に、軸杆5を中心として180°
回動可能に構成されている。本考案の標尺はこの様に、
図3(a)及び(b)のいずれかの状態で引掛金具が被
計測物の端部に引っ掛っけられる為、引掛金具を被計測
物の端部に引っ掛けて標尺本体を反対方向に向って牽引
した時に標尺本体を緊張させることが出来、標尺を伸張
状態に保つことが可能となる。
【0008】図1に示した様に、本考案の標尺において
は、軸杆5が、引掛金具1の管部12と、連結金具2の
両端部にある管部11及び11´とに挿入され、リベッ
ト8等により引掛金具1と軸杆5とが互いに固定されて
いる為、引掛金具1は連結金具2に連結され、且つ軸杆
5と共に回動する構成となっている。その際、連結金具
2の両端部の管部11及び11´には切欠部13及び1
3´が夫々設けられている為、かかる切欠部に引掛金具
1の角が引っ掛かり、引掛金具は180°以上回動する
ことはない。
【0009】本考案の標尺は、図2に示した様に、引掛
金具1を標尺本体3と同一の面、及び図3に示した様に
垂直の面で固定出来る構造としたことを特徴とする。即
ち、図1に示した様に、引掛金具1にある管部12と連
結金具2の両端部にある管部11及び11´とに挿入さ
れる円柱形の軸杆は、図1に示した様に軸杆4、軸杆5
及び軸杆6の3つの部分に分断されている。軸杆4及び
軸杆6は、連結金具2の端部にある管部11及び11´
に挿入され、夫々リベット8等で連結金具2に固定され
ている。又、軸杆5は、引掛金具1の管部12に挿入さ
れ、同様にリベット8等でこれに固定されている。又、
軸杆4の内側端は、図4の(a)に示した様にV字状の
溝14を一本有している。一方、軸杆4のこのV字状の
溝14に相対する軸杆5の端部は、軸杆4の溝14に挿
入出来る様に逆V字形状に突起しており、且つ、図4に
示した様に端部15の頂点が平らな突起状となってい
る。尚、これとは逆に、軸杆4の先端が逆V字形状の突
起で、それに対向する軸杆5の先端がV字形状の溝とな
っていてもよい。又、図1に示した様に軸杆5と軸杆6
との間には、バネ7が挿入されている。
【0010】本考案の標尺は、上記の様な構造となって
いる為、引掛金具1が軸杆5と共に回動され、軸杆4の
V字状の溝14に軸杆5の突起状の端部15が挿入され
た場合には、図4の(b)に示した様に軸杆5がこの位
置で固定される。従って、引掛金具1が標尺本体3と同
一の面に位置した場合に、軸杆4と軸杆5とが固定さ
れ、図4(b)に示した状態となる様に軸杆4の溝14
の位置を決定すれば、引掛金具1が標尺本体3と同一の
面で固定される(例えば、図2の状態)。尚、軸杆4の
溝14に軸杆5の突起状の端部15が挿入された場合に
は、バネ7により軸杆4と軸杆5とが互いに押し付けら
れている為、両者はしっかりとその位置で固定される。
この結果、図2に示した様に、引掛金具1が標尺本体3
と同一の面で固定される為、標尺の収納時及び使用時等
に、引掛金具1が被計測物以外のものに引っ掛かる等し
て、引掛金具1が邪魔になることはない。
【0011】又、引掛金具1を軸杆5を中心として回動
させた場合に、軸杆5が引掛金具1とリベット8等を介
して一体となっている為、両者は一緒に回動し、且つバ
ネ7により軸杆5が押さえつけられている為、従来の引
掛金具が軸杆の回りを回動する構造の標尺と異なり、引
掛金具が固定されずにブラブラすることがない。この
為、測定の際に、連結金具2の両端部にある管部11及
び11´の切欠部13及び13´の部分に、引掛金具1
の角の部分が引っ掛かった位置で引掛金具1を固定する
ことが出来る為(図3の状態)、標尺本体3が多少緩ん
でも引掛金具1が不要に回動してしまい被計測物から外
れることがない。尚、この際の軸杆4の溝14と軸杆5
の突起状の端部15とは、図4(c)に図示した状態と
なるが、バネ7により軸杆5が押さえつけられ、且つ突
起状の端部15の頂点部分、及び軸杆4の溝14を挟む
位置にある頂点部分が共に平面状である為、この状態で
も引掛金具1は安定に固定される(図3の状態)。
【0012】
【考案の効果】以上の様に、本考案の標尺は、図2で示
した様に、引掛金具が標尺本体と同一の面で固定される
為、収納の際及び使用時等に引掛金具が不要に回動し、
引掛金具が被計測物以外の物に引っ掛かる等の不便さは
解消される。又、本考案の標尺は、図3で示す様に、引
掛金具が回動し標尺本体と垂直に位置した場合にも、引
掛金具をこの位置で固定出来る為、使用の際に標尺本体
が被計測物から外れる等の不都合も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の標尺の端部部の分解斜視図で
ある。
【図2】図2は、本考案の標尺の引掛金具を標尺本体と
同一面で固定した際の端部の斜視図である。
【図3】図3は、本考案の標尺の端部の斜視図であり、
(a)は裏面を測定面とした場合の引掛金具を手前に回
動させた状態を示し、(b)は表面を測定面とした場合
の引掛金具を、(a)の状態から図2の状態を経て反対
側へ180°回動させた状態を示す。
【図4】図4は、本考案の標尺の引掛金具を特定の位置
に固定する為の分断された軸杆の部分拡大図である。
【符号の説明】
1:引掛金具 2:連結金具 3:標尺本体 4:分断された一端にV字形状の溝を有する軸杆 5:分断された一端に逆V字形状の突起を有する軸杆 6:分断された軸杆 7:バネ 8:リベット 10、13、13´:切欠部 11、11´、12:管部 14:溝 15:突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に自在に回動する引掛金具を有する
    標尺において、該引掛金具が標尺本体と同一面で固定さ
    れる手段と、且つ標尺本体と垂直の位置で固定される手
    段とを有することを特徴とする標尺。
JP1991062442U 1991-07-15 1991-07-15 標 尺 Expired - Lifetime JPH086253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991062442U JPH086253Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 標 尺

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991062442U JPH086253Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 標 尺

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH058417U JPH058417U (ja) 1993-02-05
JPH086253Y2 true JPH086253Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=13200329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991062442U Expired - Lifetime JPH086253Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 標 尺

Country Status (1)

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JP (1) JPH086253Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0004408B1 (en) * 1978-03-27 1981-11-11 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. A process for preparing 1,7-octadiene and for activating a catalyst suitable for use in the process

Also Published As

Publication number Publication date
JPH058417U (ja) 1993-02-05

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