JP2591945Y2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JP2591945Y2 JP2591945Y2 JP1993008474U JP847493U JP2591945Y2 JP 2591945 Y2 JP2591945 Y2 JP 2591945Y2 JP 1993008474 U JP1993008474 U JP 1993008474U JP 847493 U JP847493 U JP 847493U JP 2591945 Y2 JP2591945 Y2 JP 2591945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- metal
- brushless motor
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はＦＤＤやカセットデッ
キ、最近ではＣＤやＭＤ等の回転伝達機構に用いるブラ
シレスモータの特にステータ構造に関するものである。
キ、最近ではＣＤやＭＤ等の回転伝達機構に用いるブラ
シレスモータの特にステータ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年ＦＤＤやカセットデッキ、ＣＤやＭ
Ｄ等の機器は高信頼性、高性能化の要望が多くなり、そ
れに使用されるモータもブラシレスモータが採用されつ
つある。
Ｄ等の機器は高信頼性、高性能化の要望が多くなり、そ
れに使用されるモータもブラシレスモータが採用されつ
つある。
【０００３】以下、図面を参照しながら上記従来のブラ
シレスモータの構造の一例について説明する。
シレスモータの構造の一例について説明する。
【０００４】図２は従来のブラシレスモータの構造の断
面図を示すものである。図２において１３は電気的、磁
気的ノイズを遮蔽するための底板であり、中央部に樹脂
部材１４が一体成形されている。鉄心６にインシュレー
タ７を介して電機子巻線８が巻装された電機子と、駆
動、制御に必要な回路素子が実装されたプリント基板１
０とがインシュレータ７に圧入された結線ピン１２を介
して設置されている。
面図を示すものである。図２において１３は電気的、磁
気的ノイズを遮蔽するための底板であり、中央部に樹脂
部材１４が一体成形されている。鉄心６にインシュレー
タ７を介して電機子巻線８が巻装された電機子と、駆
動、制御に必要な回路素子が実装されたプリント基板１
０とがインシュレータ７に圧入された結線ピン１２を介
して設置されている。
【０００５】さらに底板１３の中央部にバーリング加工
部があり、第１の含油メタル９が圧入されてステータを
構成している。そして、周方向にＮ極，Ｓ極を交互に着
磁した円筒状のマグネット１を固着したロータフレーム
２と、ロータフレーム２の中央部にバーリング加工を施
して圧入した回転軸３とでロータを構成している。その
ロータが第１の含油メタル９に挿入されている。モータ
の骨格を形成する鋼板のフレーム５の中央部に第２の含
油メタル４が圧入してあり、上記ロータの回転軸３に回
転自在に支持できるように挿入され、ステータを圧入ま
たはカシメにより結合しブラシレスモータを構成してい
る。
部があり、第１の含油メタル９が圧入されてステータを
構成している。そして、周方向にＮ極，Ｓ極を交互に着
磁した円筒状のマグネット１を固着したロータフレーム
２と、ロータフレーム２の中央部にバーリング加工を施
して圧入した回転軸３とでロータを構成している。その
ロータが第１の含油メタル９に挿入されている。モータ
の骨格を形成する鋼板のフレーム５の中央部に第２の含
油メタル４が圧入してあり、上記ロータの回転軸３に回
転自在に支持できるように挿入され、ステータを圧入ま
たはカシメにより結合しブラシレスモータを構成してい
る。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、プーリやスピンドル，ＣＤ，ＭＤ等では
サポートホイール等を嵌合する際、圧力を回転軸を介し
て直接樹脂部材で受けなくてはならなく、高周波焼きば
め、または接着等の特殊で信頼性に乏しい工法を取らな
ければならない。しかも金属の熱膨張係数の高い材料に
限定されるという欠点をもっていた。
うな構成では、プーリやスピンドル，ＣＤ，ＭＤ等では
サポートホイール等を嵌合する際、圧力を回転軸を介し
て直接樹脂部材で受けなくてはならなく、高周波焼きば
め、または接着等の特殊で信頼性に乏しい工法を取らな
ければならない。しかも金属の熱膨張係数の高い材料に
限定されるという欠点をもっていた。
【０００７】本考案は上記問題点に鑑み、プーリやスピ
ンドル，ＣＤ，ＭＤ等ではサポートホイールを容易に圧
入によって結合できるブラシレスモータを提供すること
を目的とする。
ンドル，ＣＤ，ＭＤ等ではサポートホイールを容易に圧
入によって結合できるブラシレスモータを提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本願考案のブラシレスモ
ータは上記目的を達成するために、含油メタルを圧入嵌
合したフレームと、前記含油メタルに回転自在に挿入し
た回転軸と永久磁石を外周に有する前記回転軸に圧入嵌
合されたロータフレームとで構成されたロータと、金属
プリント基板の中央部を除く部分に複数の突起を設けた
樹脂のインシュレータを介して鉄心に巻線が巻装された
電機子と、中央部を除くその周辺に前記インシュレータ
の複数の突起に対応して複数の貫通穴を設けた金属プリ
ント基板とを備え、前記インシュレータの突起を前記金
属プリント基板の貫通穴に挿入し、溶着固定されたブラ
シレスモータにおいて、回転軸のスラスト方向の力を受
けるインシュレータの下部に金属プリント基板を配設し
た構成とする。
ータは上記目的を達成するために、含油メタルを圧入嵌
合したフレームと、前記含油メタルに回転自在に挿入し
た回転軸と永久磁石を外周に有する前記回転軸に圧入嵌
合されたロータフレームとで構成されたロータと、金属
プリント基板の中央部を除く部分に複数の突起を設けた
樹脂のインシュレータを介して鉄心に巻線が巻装された
電機子と、中央部を除くその周辺に前記インシュレータ
の複数の突起に対応して複数の貫通穴を設けた金属プリ
ント基板とを備え、前記インシュレータの突起を前記金
属プリント基板の貫通穴に挿入し、溶着固定されたブラ
シレスモータにおいて、回転軸のスラスト方向の力を受
けるインシュレータの下部に金属プリント基板を配設し
た構成とする。
【０００９】
【作用】この構成によって、プーリやスピンドル，サポ
ートホイールを結合できる。
ートホイールを結合できる。
【００１０】
【実施例】以下本考案の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１１】図１は本考案の一実施例におけるブラシレ
スモータの断面図を示すものである。図１において１０
はモータを駆動し一定回転数に制御するために必要な回
路素子を実装した金属プリント基板であり、中央部を除
くその周辺に複数の貫通穴を設けている。鉄心６にイン
シュレータ７を介して電機子巻線８が巻装された電機子
が金属プリント基板１０上に設置され、インシュレータ
７の金属プリント基板１０側端面には中央部を除いた部
分に複数の突起部１５があり、金属プリント基板１０に
設けられた貫通穴に挿入され、インシュレータと同種の
樹脂材料で成形され金属プリント基板１０の貫通穴に対
応する位置に貫通穴が設けられた樹脂板１６によりはさ
み込み、インシュレータ７の突起部１５を溶着にて樹脂
板１１に固定し、そして鉄心６の中央に第１の含油メタ
ル９が直接嵌合されてステータを構成している。
スモータの断面図を示すものである。図１において１０
はモータを駆動し一定回転数に制御するために必要な回
路素子を実装した金属プリント基板であり、中央部を除
くその周辺に複数の貫通穴を設けている。鉄心６にイン
シュレータ７を介して電機子巻線８が巻装された電機子
が金属プリント基板１０上に設置され、インシュレータ
７の金属プリント基板１０側端面には中央部を除いた部
分に複数の突起部１５があり、金属プリント基板１０に
設けられた貫通穴に挿入され、インシュレータと同種の
樹脂材料で成形され金属プリント基板１０の貫通穴に対
応する位置に貫通穴が設けられた樹脂板１６によりはさ
み込み、インシュレータ７の突起部１５を溶着にて樹脂
板１１に固定し、そして鉄心６の中央に第１の含油メタ
ル９が直接嵌合されてステータを構成している。
【００１２】そして周方向にＮ極，Ｓ極を交互に着磁し
た円筒状のマグネット１を固着したロータフレーム２
と、ロータフレーム２の中央部にバーリング加工を施し
て圧入した回転軸３とでロータを構成している。
た円筒状のマグネット１を固着したロータフレーム２
と、ロータフレーム２の中央部にバーリング加工を施し
て圧入した回転軸３とでロータを構成している。
【００１３】モータの骨格を形成する鋼板のフレーム５
の中央部には第２の含油メタル４が圧入してあり、ロー
タの回転軸３に回転自在に支持できるように挿入され、
ステータを圧入またはカシメにより結合しブラシレスモ
ータを構成している。
の中央部には第２の含油メタル４が圧入してあり、ロー
タの回転軸３に回転自在に支持できるように挿入され、
ステータを圧入またはカシメにより結合しブラシレスモ
ータを構成している。
【００１４】
【考案の効果】以上のように本考案は、金属プリント基
板側端面の中央部を除く部分に複数の突起部を有する樹
脂のインシュレータを介して鉄心に巻線が巻装された電
機子と、中央部周辺に中央部を除く複数の貫通穴を設け
た底板とを嵌合させ、インシュレータの突起部を溶着固
定するという信頼性の高い工法により、プーリ，スピン
ドルやサポートホイール等を圧入する際の圧力を直接樹
脂板に受けることを回避できる。
板側端面の中央部を除く部分に複数の突起部を有する樹
脂のインシュレータを介して鉄心に巻線が巻装された電
機子と、中央部周辺に中央部を除く複数の貫通穴を設け
た底板とを嵌合させ、インシュレータの突起部を溶着固
定するという信頼性の高い工法により、プーリ，スピン
ドルやサポートホイール等を圧入する際の圧力を直接樹
脂板に受けることを回避できる。
【図１】本考案の一実施例におけるブラシレスモータの
構成断面図
構成断面図
【図２】従来のブラシレスモータの構成断面図
１ マグネット ２ ロータフレーム ３ 回転軸 ４ 第２の含油メタル ５ フレーム ６ 鉄心 ７ インシュレータ ８ 電機子巻線 ９ 第１の含油メタル １０ プリント基板 １１ スラスト板 １２ 結線ピン １３ 底板 １４ 樹脂部材 １５ 突起部 １６ 樹脂板
Claims (1)
- 【請求項１】 含油メタルを圧入嵌合したフレームと、
前記含油メタルに回転自在に挿入した回転軸と永久磁石
を外周に有する前記回転軸に圧入嵌合されたロータフレ
ームとで構成されたロータと、金属プリント基板の中央
部を除く部分に複数の突起を設けた樹脂のインシュレー
タを介して鉄心に巻線が巻装された電機子と、中央部を
除くその周辺に前記インシュレータの複数の突起に対応
して複数の貫通穴を設けた金属プリント基板とを備え、
前記インシュレータの突起を前記金属プリント基板の貫
通穴に挿入し、溶着固定されたブラシレスモータにおい
て、回転軸のスラスト方向の力を受けるインシュレータ
の下部に金属プリント基板を配設したプラシレスモー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993008474U JP2591945Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993008474U JP2591945Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670474U JPH0670474U (ja) | 1994-09-30 |
| JP2591945Y2 true JP2591945Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=18528516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993008474U Expired - Lifetime JP2591945Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591945Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP1993008474U patent/JP2591945Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0670474U (ja) | 1994-09-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4111196B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
| US6346759B1 (en) | Stator structure of highspeed motor | |
| JP3607511B2 (ja) | ロータとロータの組立方法及びそのロータを用いたモータ | |
| JP3365899B2 (ja) | モータ構造 | |
| JP2003134737A (ja) | 回転子 | |
| JP2532489Y2 (ja) | 刷子レスモータ | |
| JPH08172763A (ja) | モータ | |
| JP2591945Y2 (ja) | ブラシレスモータ | |
| JP2004201387A (ja) | コアレスモータ | |
| JP3665755B2 (ja) | ステータ支持機構とこのステータ支持機構の製造方法およびこのステータ支持機構を備えたブラシレスモータ | |
| JP3517548B2 (ja) | モータ | |
| JP2591448Y2 (ja) | ブラシレスモータのステータ装置 | |
| JP3865210B2 (ja) | スピンドルモータ | |
| JP2601014B2 (ja) | 電動機 | |
| JPH06245462A (ja) | モータ | |
| JPH025664Y2 (ja) | ||
| JP2002112507A (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPH0754842A (ja) | ころがり軸受 | |
| JP2600585Y2 (ja) | モータの軸受装置 | |
| JP2002051494A (ja) | キャプスタンモータ | |
| JPH06133521A (ja) | 電動機 | |
| JP3407010B2 (ja) | 回転電機の軸承構造 | |
| JP2601915Y2 (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPH0717267Y2 (ja) | モ−タのステ−タ装置 | |
| JPH0666287U (ja) | ブラシレスモータのロータ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108 Year of fee payment: 10 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108 Year of fee payment: 10 |