JP2591363B2 - 受信機故障診断回路 - Google Patents
受信機故障診断回路Info
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- JP2591363B2 JP2591363B2 JP3116958A JP11695891A JP2591363B2 JP 2591363 B2 JP2591363 B2 JP 2591363B2 JP 3116958 A JP3116958 A JP 3116958A JP 11695891 A JP11695891 A JP 11695891A JP 2591363 B2 JP2591363 B2 JP 2591363B2
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- Japan
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- receiver
- circuit
- pulse signal
- signal
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパイロットパルス信号を
用いて電波探知装置における受信機の故障を診断する受
信機故障診断回路に関する。
用いて電波探知装置における受信機の故障を診断する受
信機故障診断回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、受信機の故障診断回路は、受信機
のデッドタイム間に受信機にパイロットパルス信号を入
力し、受信機にて変換処理されたパイロットパルス信号
の振幅値をモニタすることで、受信機の故障診断を行う
ように構成されている。又、従来の電波探知装置の受信
機の故障診断に際しては、機器の特質により瞬時に受信
機から入力された電波の性質を計測する必要があるた
め、前記したような受信機入力モニタ回路のように受信
機のデッドタイムを設けることはできず、したがって受
信機のライブタイムの間に常時受信機にパイロットパル
ス信号を入力し、受信機にて変換処理されたパイロット
パルス信号のパラメータ（周波数，パルス幅，振幅）を
所定時間計測し、規定のビット数以上のパイロットパル
ス信号が検出されれば、受信機は正常に動作していると
判定する回路となっている。
のデッドタイム間に受信機にパイロットパルス信号を入
力し、受信機にて変換処理されたパイロットパルス信号
の振幅値をモニタすることで、受信機の故障診断を行う
ように構成されている。又、従来の電波探知装置の受信
機の故障診断に際しては、機器の特質により瞬時に受信
機から入力された電波の性質を計測する必要があるた
め、前記したような受信機入力モニタ回路のように受信
機のデッドタイムを設けることはできず、したがって受
信機のライブタイムの間に常時受信機にパイロットパル
ス信号を入力し、受信機にて変換処理されたパイロット
パルス信号のパラメータ（周波数，パルス幅，振幅）を
所定時間計測し、規定のビット数以上のパイロットパル
ス信号が検出されれば、受信機は正常に動作していると
判定する回路となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の受信
機故障診断回路では、連続した電波や、パイロットパル
ス信号と同タイミングで電波が受信機に入力された場合
には、パイロットパルス信号を入力されてきた信号と識
別することが困難になり、入力信号をパイロットパルス
信号と混同したときには受信機が正常に動作しているに
もかかわらず、アラーム信号を送出してしまい、回路が
故障を判定して受信機を意に反して停止させてしまうこ
とがあるという問題がある。本発明の目的は故障判定の
誤動作を防止した受信機故障診断回路を提供することに
ある。
機故障診断回路では、連続した電波や、パイロットパル
ス信号と同タイミングで電波が受信機に入力された場合
には、パイロットパルス信号を入力されてきた信号と識
別することが困難になり、入力信号をパイロットパルス
信号と混同したときには受信機が正常に動作しているに
もかかわらず、アラーム信号を送出してしまい、回路が
故障を判定して受信機を意に反して停止させてしまうこ
とがあるという問題がある。本発明の目的は故障判定の
誤動作を防止した受信機故障診断回路を提供することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の受信機故障診断
回路は、受信機で受信された信号とパイロットパルス信
号との一致を検出する手段と、この一致手段の出力によ
り受信機の故障診断を停止させるインヒビットゲート信
号を出力するインヒビット手段とを備える。
回路は、受信機で受信された信号とパイロットパルス信
号との一致を検出する手段と、この一致手段の出力によ
り受信機の故障診断を停止させるインヒビットゲート信
号を出力するインヒビット手段とを備える。
【０００５】
【作用】本発明によれば、受信信号とパイロットパルス
信号の一致を検出し、この一致時にインヒビットゲート
信号で受信機の故障診断を停止させることで、パイロッ
トパルス信号を誤認したときには故障診断が停止され、
故障判定の誤動作が防止される。
信号の一致を検出し、この一致時にインヒビットゲート
信号で受信機の故障診断を停止させることで、パイロッ
トパルス信号を誤認したときには故障診断が停止され、
故障判定の誤動作が防止される。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、１は受信機であり、その入力端には方向
性結合器２が接続される。又、受信機から出力されるパ
イロットパルス信号を分配するための分配器３と、分配
された信号の一方を増幅検波する増幅検波回路４と、Ａ
／Ｄ変換するためのＡ／Ｄ変換回路５と、遅延回路６と
を備えている。更に、遅延回路６の出力と受信機１から
の信号の論理積をとるＡＮＤ回路７と、受信機１におけ
る故障判定動作を断させるインヒビット信号を出力する
インヒビット回路８とを備えている。
る。図１は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、１は受信機であり、その入力端には方向
性結合器２が接続される。又、受信機から出力されるパ
イロットパルス信号を分配するための分配器３と、分配
された信号の一方を増幅検波する増幅検波回路４と、Ａ
／Ｄ変換するためのＡ／Ｄ変換回路５と、遅延回路６と
を備えている。更に、遅延回路６の出力と受信機１から
の信号の論理積をとるＡＮＤ回路７と、受信機１におけ
る故障判定動作を断させるインヒビット信号を出力する
インヒビット回路８とを備えている。
【０００７】この構成において、受信機１には図外の空
中線からの受信信号１１が方向性結合器２を通して入力
される。又、受信機１から送出されたパイロットパルス
信号１２は分配器３にて２等分され、一方は方向性結合
器２を介して受信機モニタ用のパイロットパルス信号１
３となり、前記受信信号１１と共に受信機１に入力され
る。分配器３にて分配された他方のパイロットパルス信
号１４は、増幅検波回路４に入力されて基準パルス信号
１５となる。この基準パルス信号１５はＡ／Ｄ変換回路
５にてデジタル信号１６となり、遅延回路６にてタイミ
ング調整された後、デジタル基準パルス信号１７として
ＡＮＤ回路７に送出される。ＡＮＤ回路７では受信機１
にて受信されかつＡ／Ｄ変換されたビデオ信号１８と前
記のデジタル基準パルス信号１７との一致を検出し、両
者が一致した時にパルス信号１９が出力されてインヒビ
ット回路８に入力される。そして、インヒビット回路８
からはインヒビットゲート信号２０が出力され、受信機
１内の試験信号発生器及びパイロットパルス信号判定回
路の制御信号として使用される。この場合にはパイロッ
トパルス信号判定回路をインヒビットゲート信号２０に
よって断させるように構成される。
中線からの受信信号１１が方向性結合器２を通して入力
される。又、受信機１から送出されたパイロットパルス
信号１２は分配器３にて２等分され、一方は方向性結合
器２を介して受信機モニタ用のパイロットパルス信号１
３となり、前記受信信号１１と共に受信機１に入力され
る。分配器３にて分配された他方のパイロットパルス信
号１４は、増幅検波回路４に入力されて基準パルス信号
１５となる。この基準パルス信号１５はＡ／Ｄ変換回路
５にてデジタル信号１６となり、遅延回路６にてタイミ
ング調整された後、デジタル基準パルス信号１７として
ＡＮＤ回路７に送出される。ＡＮＤ回路７では受信機１
にて受信されかつＡ／Ｄ変換されたビデオ信号１８と前
記のデジタル基準パルス信号１７との一致を検出し、両
者が一致した時にパルス信号１９が出力されてインヒビ
ット回路８に入力される。そして、インヒビット回路８
からはインヒビットゲート信号２０が出力され、受信機
１内の試験信号発生器及びパイロットパルス信号判定回
路の制御信号として使用される。この場合にはパイロッ
トパルス信号判定回路をインヒビットゲート信号２０に
よって断させるように構成される。
【０００８】したがって、この構成によれば、図２にタ
イミング波形を示すように、受信信号１１から得られる
ビデオ信号１８と、遅延回路６から出力されるデジタル
基準パルス信号１７とが一致されたときに、ＡＮＤ回路
７からのパルス信号１９に基づいてインヒビットゲート
信号２０が出力される。そして、このときに受信機１内
の試験信号発生器及びパイロットパルス信号判定回路を
断とすることにより、受信信号とパイロットパルス信号
とが識別できない状況にあっても、受信信号をパイロッ
トパルス信号と誤認することが回避でき、受信機モニタ
回路における判定の誤動作を防止することができる。
イミング波形を示すように、受信信号１１から得られる
ビデオ信号１８と、遅延回路６から出力されるデジタル
基準パルス信号１７とが一致されたときに、ＡＮＤ回路
７からのパルス信号１９に基づいてインヒビットゲート
信号２０が出力される。そして、このときに受信機１内
の試験信号発生器及びパイロットパルス信号判定回路を
断とすることにより、受信信号とパイロットパルス信号
とが識別できない状況にあっても、受信信号をパイロッ
トパルス信号と誤認することが回避でき、受信機モニタ
回路における判定の誤動作を防止することができる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信機で
受信された信号とパイロットパルス信号との一致を検出
し、一致により出力されるインヒビットゲート信号によ
って受信機の故障診断を停止させるように構成している
ので、パイロットパルス信号を誤認したときにも、受信
機における故障判定の誤動作を防止することができる効
果がある。
受信された信号とパイロットパルス信号との一致を検出
し、一致により出力されるインヒビットゲート信号によ
って受信機の故障診断を停止させるように構成している
ので、パイロットパルス信号を誤認したときにも、受信
機における故障判定の誤動作を防止することができる効
果がある。
【図１】本発明の受信機故障診断回路の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】主要信号のタイミング波形図である。
１ 受信機 ２ 方向性結合器 ３ 分配器 ４ 増幅検波回路 ５ Ａ／Ｄ変換回路 ６ 遅延回路 ７ ＡＮＤ回路 ８ インヒビット回路
Claims (2)
- 【請求項１】 パイロットパルス信号を受信機に入力さ
せ、受信機で処理されたパイロットパルス信号のパラメ
ータを計測して受信機の故障診断を行う受信機故障診断
回路において、受信機で受信された信号とパイロットパ
ルス信号との一致を検出する手段と、この一致手段の出
力により受信機の故障診断を停止させるインヒビットゲ
ート信号を出力するインヒビット手段とを備えることを
特徴とする受信故障診断回路。 - 【請求項２】 パイロットパルス信号を受信機に入力さ
せ、受信機で処理されたパイロットパルス信号のパラメ
ータを計測して受信機の故障診断を行う受信機故障診断
回路において、パイロットパルス信号を２分配し、一方
を受信機に入力させる分配器と、他方のパイロットパル
ス信号から基準パルス信号を作る増幅検波回路と、基準
パルス信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換回路
と、基準パルス信号をタイミング調整する遅延回路と、
受信機で受信されてＡ／Ｄ変換された受信信号と前記基
準パルス信号とのＡＮＤをとるＡＮＤ回路と、このＡＮ
Ｄ回路の出力に基づいて、前記受信機での故障診断を停
止させるインヒビットゲート信号を出力するインヒビッ
ト回路とを備えることを特徴とする受信機故障診断回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3116958A JP2591363B2 (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | 受信機故障診断回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3116958A JP2591363B2 (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | 受信機故障診断回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04321331A JPH04321331A (ja) | 1992-11-11 |
| JP2591363B2 true JP2591363B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=14699952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3116958A Expired - Lifetime JP2591363B2 (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | 受信機故障診断回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591363B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-20 JP JP3116958A patent/JP2591363B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04321331A (ja) | 1992-11-11 |
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