JP2591264B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2591264B2
JP2591264B2 JP2169297A JP16929790A JP2591264B2 JP 2591264 B2 JP2591264 B2 JP 2591264B2 JP 2169297 A JP2169297 A JP 2169297A JP 16929790 A JP16929790 A JP 16929790A JP 2591264 B2 JP2591264 B2 JP 2591264B2
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connector
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soldering
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center
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稔生 横尾
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同軸ケーブルを電気的及び機械的に接続す
るコネクタに関し、特に同軸ケーブルと中心コンタクト
とのはんだ付け部の確認が容易なコネクタに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来のコネクタでは、同軸ケーブルの中心導体の一端
をコネクタ内部の中心コンタクトの一端にはんだ付けす
る場合、1つの窓穴がコネクタ本体に設けられており、
この窓穴を使用してはんだ付けを行っていた。すなわ
ち、第3図で示す様に(第3図では、シールドリングを
取り外した状態を図示している)、コネクタ本体30の軸
方向のほぼ中央部分に固定された中心コンタクト31の先
端と同軸ケーブル32の中心導体33の先端とをはんだ付け
部36ではんだ付けする場合、1つの窓穴35からはんだゴ
テによりはんだ付けを行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のコネクタでは、中心コンタクト31及び中心導体
33の先端をはんだ付けする場合、はんだ付けの良否を窓
穴35からは確認することができなかった。このため、は
んだ付け不良(つらら状の突起等)が発見できずに、シ
ョート及び接触不良を起こす恐れがあった。従って、コ
ネクタのはんだ付けにはかなりに熟練を必要とした。
本発明の目的は、この様な欠点を解消し、はんだ付け
部分が確認できるコネクタを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、同軸ケーブルの中心導体の一端とはんだ接
続するはんだ付け部を一端に有する中心コンタクトをコ
ネクタ本体の内部に備え、前記コネクタ本体の外周面の
前記はんだ付け部に対応する位置にはんだ接続の良否が
確認できる窓穴が1つ設けられたコネクタにおいて、 他の窓穴が前記はんだ付け部に対応するコネクタ本体
の外周面の他の位置に複数設けられたことを特徴とす
る。
また本発明は、同軸ケーブルの中心導体の一端とはん
だ接続するはんだ付け部を一端に有する中心コンタクト
をコネクタ本体の内部に備え、前記コネクタ本体の外周
面の前記はんだ付け部に対応する位置にはんだ接続の良
否が確認できる第1の窓穴が設けられたコネクタにおい
て、 前記第1の窓穴と対向するコネクタ本体の外周面の位
置に、第2の窓穴が設けられたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を示す縦断面
図であり、第1図はコネクタのみを示し、第2図は同軸
ケーブルとはんだ接続した状態を示している。
このコネクタは、コネクタ本体1に、中心コンタクト
2と、インシュレータ3と、窓穴4a,4bと、ケーブル導
入部5とを備えている。
コネクタ本体1は、ほぼ円筒の形をしており、内部は
軸方向に中空となっている。
中心コンタクト2は、同軸ケーブルの中心導体の一端
と電気的に接続する棒状の導体である。この中心コンタ
クト2は、コネクタ本体1の中空部の軸方向のほぼ中心
部にインシュレータ3により支持されている。中心コン
タクト2の先端部分は、一部分が軸方向にカットされ、
そのカットされた部分に半円柱の形をした溝がカットさ
れた部分より少し長く掘られている。そして、その溝全
体がはんだ付け部6となっている。
窓穴4aは、コネクタ本体の軸方向のほぼ中央部に設け
られており、同軸ケーブルの一端と中心コンタクトの一
端をはんだ付け部6ではんだ接続する場合は、窓穴4aを
使用してはんだ付けを行う。
窓穴4bは、窓穴4aと対向する位置に設けられており、
はんだ付けの良否を確認するための窓穴である。この窓
穴が設けられたことにより、従来では見つけることので
きなかったはんだ付け不良を見つけることが可能とな
る。
ケーブル導入部5は、同軸ケーブルを挿入するための
中空部である。
同軸ケーブルをコネクタにはんだ接続する場合は、第
2図に示す様に行う。最初に同軸ケーブル20を成端し、
中心導体23を適当な長さを引き出す。このとき、同軸ケ
ーブル20の外側から外部導体21,絶縁体22,中心導体23の
順に内部の導体及び絶縁物も引き出す。そして同軸ケー
ブル5に挿入し、中心導体23を中心コンタクト2のはん
だ付け部6に接触させて同軸ケーブル4aからはんだゴテ
等によりはんだ付けを行う。そしてはんだ付けが終了し
た後、窓穴4bからはんだ付け不良が発生していないかを
確認する。確認後に、シールドリング10で覆ってはんだ
付け部分を保護する。
以上説明した様に本発明のコネクタは、同軸ケーブル
の中心導体とコネクタの中心コンタクトとのはんだ付け
不良を確認できる窓穴をコネクタ本体のはんだ付け部分
の上下に設けたことにより、はんだ付け性も容易にな
る。
尚、コネクタに設けられる窓穴については、はんだ付
けの状態が確認できればコネクタ本体のどこの位置でも
よく、またコネクタ本体の数も限定されない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明は、窓穴をはんだ付け部分を
確認できるコネクタ本体の適当な位置に設けることによ
り、はんだ付け不良を防ぐとともに作業性及び品質向上
を計ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を示す縦断面
図、 第3図は、従来の技術を示す縦断面図である。 1……コネクタ本体 2……中心コンタクト 3……インシュレータ 4a,4b……窓穴 5……ケーブル導入部 6……はんだ付け部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸ケーブルの中心導体の一端とはんだ接
    続するはんだ付け部を一端に有する中心コンタクトをコ
    ネクタ本体の内部に備え、前記コネクタ本体の外周面の
    前記はんだ付け部に対応する位置にはんだ接続の良否が
    確認できる窓穴が1つ設けられたコネクタにおいて、 他の窓穴が前記はんだ付け部に対応するコネクタ本体の
    外周面の他の位置に複数設けられたことを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】同軸ケーブルの中心導体の一端とはんだ接
    続するはんだ付け部を一端に有する中心コンタクトをコ
    ネクタ本体の内部に備え、前記コネクタ本体の外周面に
    前記はんだ付け部に対応する位置にはんだ接続の良否が
    確認できる第1の窓穴が設けられたコネクタにおいて、 前記第1の窓穴と対向するコネクタ本体の外周面の位置
    に、第2の窓穴が設けられたことを特徴とするコネク
    タ。
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