JP2591171B2 - 食品中の異物検査装置 - Google Patents

食品中の異物検査装置

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JP2591171B2 JP1195138A JP19513889A JP2591171B2 JP 2591171 B2 JP2591171 B2 JP 2591171B2 JP 1195138 A JP1195138 A JP 1195138A JP 19513889 A JP19513889 A JP 19513889A JP 2591171 B2 JP2591171 B2 JP 2591171B2
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正 吉田
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文隆 早田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品中の異物検査装置に係り、特にX線の透
過量に基づいて、食品中に混入している貝殻片及び金属
片等の異物を検出する食品中の異物検査装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、パイプライン中を通過する貝剥身等の食品及び
その搬送用流体にX線を照射し、パイプラインを介して
X線を受光するX線受光素子の上面に、X線に感光して
発光するX線螢光板を設けるようにした食品中の残殻検
査装置が提案されている(特願昭62−263090号)。
また、食品機械装置(1987年、12月号、84頁〜90頁)
の文献には、食品に混入した異物のX線検査装置に於い
て、オンラインの1次元X線センサは、1×4.4mmのフ
ォトダイオード素子が1列に35個並んだもので、各フォ
トダイオード素子には、それぞれ螢光体として1×4.4m
mのX線発光結晶が光学的に結合されているとの記載が
ある。
更に、この種の装置に於ける信号処理方式には、複数
のX線受光素子の信号レベルをそれぞれ所定のサイクル
時間で順番に入力し、各々の信号レベルの相対的な大小
比較を行うことにより異物の有無を判別するいわゆるマ
ルチプレクサ方式と、複数のX線受光素子の信号レベル
をそれぞれ経時的に入力し、その信号レベルと異物検出
用の閾値との大小比較を行うことにより異物の有無を判
別するいわゆるマルチチャンネル方式とがあり、従来は
いずれか一方の方式を採用している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の異物検査装置では、異物が食品
中に混入しているにもかかわらず、異物の形状及び姿勢
によって、異物を検出できない場合がある。即ち、貝殻
片や卵の殻のように表面積が大きく厚さが薄い形状の異
物がX線の入射線と平行に搬送されてくると、異物の微
小な厚さ部のみがX線に透過され、この厚さ部の面積が
検出に最適なX線をエネルギ或いはそのX線のエネルギ
に適合した螢光体及びX線受光素子の素子寸法よりも小
さいと異物が検出されないという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、食
品中に混入した異物を確実に検出することができる食品
中の異物検査装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成する為に、食品(10)を搬
送用流体(12)と共に連続搬送するパイプライン(20)
と、パイプライン(20)を流れる前記搬送用流体(12)
に乱流を発生させて食品(10)を不規則に回転搬送させ
る乱流発生手段(26)と、前記パイプライン(20)中を
通過する食品(10)及び搬送用流体(12)にX線を照射
するX線照射手段と(16)、一定の間隔で前記パイプラ
イン(20)を横断する方向に配列され、前記X線照射手
段(16)からのX線をパイプライン(20)を介して受光
する複数の1次元X線センサ(22、24)と、前記複数の
1次元X線センサ(22、24)からの検出信号に基づいて
食品(10)中の異物(11)を検出する検出手段(40、4
2)と、から成ることを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、パイプライン(20)を食品(10)と
共に通過する搬送用流体(12)を乱流発生手段(26)に
よって乱流させて、前記食品(10)を不規則に回転させ
ながら搬送させ、回転している食品(10)にX線を照射
し、前記パイプライン(18)に沿って設置された複数の
1次元X線センサ(24、24)で異物(11)を検出する。
これによって、食品(10)に混入した貝殻等の異物(1
1)がその形状、姿勢によって上流側の1次元X線セン
サ(22)で検出されない場合でも、下流側の1次元X線
センサ(24)の上方を通過する際には、異物の姿勢が変
化しているので、下流側の1次元X線センサ(24)で異
物(11)を検出することができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る食品中の異物検査
装置の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係る食品中の異物検査装置の第1実
施例を示す断面構造図である。
第1図に於いて、被検体(貝剥身10と貝殻片及び金属
片等の異物と搬送用流体12)は、図示しない供給タンク
からSUS製パイプライン14を通過してX線検査部16に供
給される。
前記X線検査部16では、X線発生管18から照射された
X線が、前記パイプライン14に連通されたパイプライン
20を通して前記被検体に所定のタイミングで照射し、透
過したX線が1次元X線センサ22、24で計測される。
前記パイプライン20は、カーボンFRP製又はアクリル
製であり、略中央の内周部には突起部26が形成される。
従って、パイプライン14、20で層流状態で流動してきた
搬送用流体12は、前記突起部26にその流体12の一部が衝
突することによって、突起部26の下流側に乱流が発生す
る。
また、前記1次元X線センサ22は、突起部26に対して
上流側に設置されているので、第2図に示すように、姿
勢が一定で流動される貝剥身10の透過X線を計測し、ま
た、1次元X線センサ24は下流側に設置されているの
で、搬送用流体12の乱流で不規則に回転して流動される
貝剥身10の透過X線を計測する。
前記1次元X線センサ22、24は第3図に示すように、
複数の受光素子32、32…が1列に並んだフォトダイオー
ドアレイ34と、螢光物質36とから構成されている。
また、前記1次元X線センサ22、24は、マルチチャン
ネル方式によって、異物を検出する。次に、マルチチャ
ンネル方式について、第4図を参照しながら説明する。
1次元X線センサ22、24の各受光素子(m個のチャン
ネルch,1〜ch,m)の信号は、それぞれ比較器com.1〜co
m,mに加えられており、各比較器com.1〜com,mの他の入
力にはレベル設定器38から異物検出用の所定の閾値が加
えられている。
各比較器com〜1,com,mは、それぞれ各チャンネルの信
号レベルと閾値との大小比較を行い、チャンネルの信号
レベルが閾値よりも小さくなると、異物検出信号をOR回
路40、42を介して出力する。ここでOR回路40は、1次元
X線センサ22用のもので、OR回路42は1次元X線センサ
24用のものである。
そして、前記OR回路40、42のうち少なくとも一方から
異物検査信号が出力されると、排出弁28(第1図)を作
動させて異物を含む貝剥身10をパイプライン30に案内し
て排出する。
次に前記の如く構成された食品中の異物検査装置の作
用について説明する。
前述したように搬送用流体12が突起部26に衝突するこ
とによって乱流するので、突起部26から下流に流動され
た貝剥身10は、一定の姿勢で流動される上流側の姿勢と
は異なり不規則に回転しながら流動する。従って、上流
側の1次元X線センサ22で計測される貝剥身10中の異物
(貝殻、金属)が第5図(A)に示すような位置、即ち
異物11の微小寸法の厚さ部11aのみが透過される位置で
貝剥身10が流動されると、1次元X線センサ22で計測さ
れる信号レベルは、第6図(A)に示すように、閾値よ
りも小さくならないので、その貝剥身10は異物11が混入
している不良品にもかかわらず、良品として判定され
る。しなしながら、下流側の1次元X線センサ24で計測
される際には、貝剥身10が第5図(B)に示すような位
置、即ち異物11の面積の大きい表面部11bが透過される
位置で下流側の1次元X線センサ24の上方を通過する
と、この1次元X線センサ24で計測される信号レベルは
第6図(B)に示すように、異物11のX線透過部が閾値
よりも小さくなるので、この貝剥身10は不良品として排
出される。
従って、本実施例によれば、従来の異物検査装置と比
較し、異物を確実に検出することができる。
第7図には、異物検査装置の第2実施例が示され、1
次元X線センサ44、46、48がパイプライン20の前記突起
部26に対して下流側に沿って一定の間隔で設置されてい
る。
従って、貝剥身10は第2図に示すように、搬送用流体
12による乱流で不規則に回転しながら流動するので、そ
の下流側の1次元X線センサ44、46、48で貝剥身10内の
異物を確実に検出することができる。
第8図は、異物検査装置の第3実施例が示され、前記
パイプライン14は90゜のエルボ管50を介して前記パイプ
ライン20に連通される。従って、パイプライン14内の搬
送用流体12は、エルボ管50を通過することによって乱流
するので、貝剥身10をパイプライン20内で不規則に回転
させて搬送することができる。これによって、パイプラ
イン20に突起部26を設けなくても、第1実施例及び第2
実施例と同様な効果を得ることができる。
第9図には、異物検査装置の第4実施例が示され、前
記パイプライン14は、螺旋管52を介して前記パイプライ
ン20に連通される。従って、パイプライン14内の搬送用
流体12は螺旋管54を通過することによって乱流するの
で、貝剥身10をパイプライン20内で不規則に回転させて
流動することができる。これによって、第8図で示した
第3実施例の異物検査装置と同様な効果を得ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る食品中の異物検査装
置によれば、パイプラインを流れる搬送用流体を乱流さ
せて搬送用流体と共に搬送される食品を不規則に回転搬
送させ、この食品を複数の1次元X線センサで計測する
ようにしたので、食品に混入した異物を確実に検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る異物検査装置の第1実施例を示す
断面構造図、第2図は第1実施例の要部断面図、第3図
は本発明に係る異物検査装置に適用される1次元X線セ
ンサの斜視図、第4図は本発明の信号処理部の概略を示
すブロック図、第5図(A)及び(B)は貝剥身の流動
姿勢を示す説明図、第6図(A)及び(B)はマルチチ
ャンネル方式の信号処理を説明する為に用いた信号波形
図、第7図は本発明に係る異物検査装置の第2実施例を
示す要部断面図、第8図は本発明に係る異物検査装置の
第3実施例を示す概略構造図、第9図は本発明に係る異
物検査装置の第4実施例を示す概略構造図である。 10……貝剥身、16……X線検査部、18……X線照射部、
22、24、44、46、48……1次元X線センサ、26……突起
部、50……エルボ管、52……螺旋管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−135754(JP,A) 特開 昭60−17341(JP,A) 特開 平1−202241(JP,A) 特開 昭64−59042(JP,A) 実開 昭63−201690(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を搬送用流体と共に連続搬送するパイ
    プラインと、 パイプラインを流れる前記搬送用流体に乱流を発生させ
    て食品を不規則に回転搬送させる乱流発生手段と、 前記パイプライン中を通過する食品及び搬送用流体にX
    線を照射するX線照射手段と、 一定の間隔で前記パイプラインを横断する方向に配列さ
    れ、前記X線照射手段からのX線をパイプラインを介し
    て受光する複数の1次元X線センサと、 前記複数の1次元X線センサからの検出信号に基づいて
    食品中の異物を検出する検出手段と、 から成ることを特徴とする食品中の異物検査装置。
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