JP2590762Y2 - 光パルス試験器 - Google Patents

光パルス試験器

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JP2590762Y2
JP2590762Y2 JP1993003331U JP333193U JP2590762Y2 JP 2590762 Y2 JP2590762 Y2 JP 2590762Y2 JP 1993003331 U JP1993003331 U JP 1993003331U JP 333193 U JP333193 U JP 333193U JP 2590762 Y2 JP2590762 Y2 JP 2590762Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ファイバ接続点や破
断点等を検出するために、レーザ光等のパルスを出射し
て光ファイバ内で発生する後方散乱光や反射光の減衰量
を測定する光パルス試験器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の光パルス試験器は、図3
に示すように、光源11およびパルス幅設定部12を含
む発光部10と、光スイッチ20と、受光部31、低雑
音の増幅部32からなるO/E変換部と、A/D変換部
40と、ディジタルアベレージャ51’からなるデータ
演算部50’と、表示部60と、CPU70およびタイ
ミング発生部80からなり、表示部60と、測定条件の
切替え設定が可能な制御パネルを含むCPU70からな
る本体に、光ファイバの種類や測定距離範囲等に応じ
て、交換可能なプローブパルスの波長やパルス幅、ダイ
ナミックレンジ等が固定された複数のプラグインユニッ
トを組合わせて使用されている。
【0003】この光パルス試験器の動作は、一般に次の
通りである。
【0004】光源11で発生されたレーザ光のプローブ
パルスは、パルス幅設定部12により定められたパルス
幅および周期で光スイッチ20を経由して測定対象の光
ファイバ90に繰返し出射される。このプローブパルス
の出射光に対する光ファイバ90から入射される反射光
や後方散乱光は、光スイッチ20で分岐されて受光部3
1に導かれる。この入射光は、受光部31によって同じ
アナログ波形の電気信号に変換され、増幅部32で増幅
されてA/D変換部40に送られる。A/D変換部40
は、このアナログ波形の電気信号を設定されたタイミン
グでサンプリングしてディジタルデータの電気信号に変
換する。
【0005】ディジタルアベレージャ51’は、このデ
ィジタルデータの信号を各プローブパルスに対する同一
順位のサンプリングポイントごとにその繰返し数m個ず
つ集計してその平均値を演算し、その平均値のデータを
各サンプリングポイントの波形データとして出力する。
【0006】ディジタルアベレージャ51’から出力さ
れたデータは、対数変換され、表示部60のCRT、記
録装置等によって表示または記録される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従来の光パルス試験器
は、光ファイバから入射する微弱な反射光、後方散乱光
のS/N比を改善するために、プローブパルスを繰返し
光ファイバに出射し、各プローブパルスに対する反射光
等の波形をm個ずつ重ね合わせてその平均値を算出し、
この平均値による波形を表示していた。そして、測定対
象の区間に応じてプローブパルスの幅や出入パワーのダ
イナミックレンジを選択して測定精度の向上を計ってい
た。
【0008】しかし、接続点を含む通常の光ファイバか
らの反射光のデータは比較的安定しているが、光ファイ
バの切断点等の伝搬特性の不連続点や遠距離の測定区間
外等からの反射波形は変動が大きく、図2のBに示すよ
うに、これらの部分からの波形データが大きく変動した
まま残り、また、同一のプローブパルス幅に対して、測
定区間の帯域を高精度で変更できないという欠点があっ
た。
【0009】本考案は、このような欠点を解消し、1組
の回路でプローブパルスの幅に応じて測定区間の帯域を
変更し、空間分解能とダイナミックレンジを向上できる
光パルス試験器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案の光パルス試験器
は、A/D変換された電気信号のデータを各プローブパ
ルスの同一順位のサンプリングポイントごとにプローブ
パルスの出射繰返し回数に等しい数ずつ集計してそれぞ
れの平均値を演算するディジタルアベレージャと、これ
らのサンプリングポイントごとの平均値を、最初のサン
プリングポイントから連続するn番目まで集計してその
平均値を演算し、その結果を第n番目のサンプリングポ
イントの波形データとして出力し、その後サンプリング
ポイントを1個ずつ後方に移動しながら同様にしてn個
ずつの移動平均値を演算してそれぞれを第n+1番目以
降のサンプリングポイントの波形データとして出力する
移動平均処理部とを含むデータ演算部を有する。
【0011】
【作用】移動平均処理部により、変動の大きい近接サン
プリングポイント間のデータの級間変動が平滑化され、
したがって、表示部に表示される波形のノイズによる大
きな変動が減少される。
【0012】
【実施例】次に本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
【0013】図1は本考案の光パルス試験器の一実施例
の構成を示すブロック図、図2は表示部の表示例で、A
は本実施例によるもの、Bは従来の表示例によるもので
ある。
【0014】図1において、本実施例の光パルス試験器
は、光源11とパルス幅設定部12を有する発光部10
と、光スイッチ20と、受光部31、低雑音の増幅部3
2からなるO/E変換部30と、A/D変換部40と、
ディジタイルアベレージャ51、移動平均処理部52か
らなるデータ演算部50と、表示部60と、各部の動作
を制御するCPU70、タイミング発生部80とからな
り、移動平均処理部52以外の各部は、従来の光パルス
試験器と同様の回路を使用することができる。移動平均
処理部52は、ディジタルアベレージャ51から出力さ
れる入射光の波形をサンプリングして平均化された各サ
ンプリングポイントごとのディジタルデータを、最初の
サンプリングポイントに対応するデータから連続してn
個まで合計してnで除して平均値を算出し、その平均値
を第n番目のサンプリングポイントの波形データとして
出力し、その後続けてサンプリングポイントを1個ずつ
ずらしながら同様にしてn個ずつの移動平均値を演算し
てそれぞれを第n+1番目から後のサンプリングポイン
トの波形データとして出力するディジタルフィルタであ
る。nの値は、CPU70により外部から任意に指定さ
れる1以上の正の整数である。
【0015】この移動平均処理部の動作は、ディジタル
フィルタの代わりに、CPU70のソフトウェアにより
処理することもできる。
【0016】
【考案の効果】本考案の光パルス試験器は、ディジタル
アベレージャと表示部との間に移動平均処理部を設ける
ことにより、変動の大きい近接サンプリングポイント間
のデータの級間変動がnの平方根に逆比例して平滑化さ
れ、したがって、表示部に表示される波形のノイズによ
る大きな変動が減少され、従来は2機種、もしくは2系
統の回路が必要であったものが、1機種、1系統の回路
によりプローブパルスの幅に応じて測定区間の帯域を変
更し、空間分解能とダイナミックレンジを向上できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】表示部に表示される波形の例を示す図である。 [A]本実施例による波形である。 [B]従来の装置による波形である。
【図3】従来の光パルス試験器の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 発光部 11 光源 12 パルス幅設定部 20 光スイッチ 30 O/E変換部 31 受光部 32 増幅部 40 A/D変換部 50,50’ データ演算部 51,51’ ディジタルアベレージャ 52 移動平均処理部 60 表示部 70 CPU 80 タイミング発生部 90 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 11/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光のプローブパルスを複数回繰返
    して発光する発光部と、発光部で発光され測定対象の光
    ファイバに出射されるプローブパルスと光ファイバから
    の入射光とを分離する光スイッチと、光スイッチで分離
    された入射光をアナログ波形の電気信号に変換するO/
    E変換部と、前記アナログ波形の電気信号をサンプリン
    グしてデジタル形の電気信号のデータに変換するA/D
    変換部と、A/D変換部で変換された電気信号のデータ
    を演算して波形のデータを生成するデータ演算部と、デ
    ータ演算部で生成された波形のデータを記憶および表示
    する表示部とからなる光パルス試験器において、 前記データ演算部は、A/D変換部で変換された電気信
    号のデータを、各プローブパルスの同一順位のサンプリ
    ングポイントごとにプローブパルスの出射繰返し回数に
    等しい数ずつ集計してそれぞれの平均値を演算するディ
    ジタルアベレージャと、 前記サンプリングポイントごとの平均値を、最初のサン
    プリングポイントから連続するn番目まで集計してその
    平均値を演算し、その結果を第n番目のサンプリングポ
    イントの波形データとして出力し、その後サンプリング
    ポイントを1個ずつ後方に移動しながら、同様にしてn
    個ずつの移動平均値を演算してそれぞれを第n+1番目
    以降のサンプリングポイントの波形データとして出力す
    る移動平均処理部とを含むことを特徴とする光パルス試
    験器。
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