JP2590473Y2 - チューナの選局機構 - Google Patents

チューナの選局機構

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JP2590473Y2
JP2590473Y2 JP1992043389U JP4338992U JP2590473Y2 JP 2590473 Y2 JP2590473 Y2 JP 2590473Y2 JP 1992043389 U JP1992043389 U JP 1992043389U JP 4338992 U JP4338992 U JP 4338992U JP 2590473 Y2 JP2590473 Y2 JP 2590473Y2
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JP
Japan
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rotating member
tuner
panel
tuning
lever
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和久井久通
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Kenwood KK
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はチューナの選局機構に
係わり、特に、選局つまみを左右に回動させることによ
り同調周波数を上下させるシャトル式選局機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシャトル式選局機構の例を図6に
示す。図に示すように、フロントパネル1の内側に配置
されるサブパネル2のボスに箱型ケース入りのロータリ
ースイッチを固定したプリント基板が締着される。その
ときロータリースッチの軸はサブパネル2の穴に通さ
れ、その軸にナットが締けられる。その後、ロータリー
スイッチの軸に選局つまみ3が嵌合される。
【0003】ロータリースイッチは弾力で回動中心位置
に付勢されており、選局つまみ3を右回りまたは左回り
に回動させると回動方向に対応してスイッチが異なる接
続状態となり同調周波数が上昇または下降される。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】上記した従来の選局
機構は高価なロータリスイッチを使用するのでコストが
高くなるという欠点があった。また、組立てにおいても
パネルの裏側からロータリースイッチを装着した後パネ
ルを反転してナットを締めなければならず組立て工数が
多くなるという欠点があった。
【0005】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、高価なロータリ
スイッチの代りに安価なレバースイッチを使用した選局
機構を提供することにある。さらに、この考案の他の目
的は、組立てが簡単な選局機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案のチューナの選
局機構は、パネルに回動自在に支持された回動部材をね
じりコイルばねで中央位置に付勢し、前記回動部材に選
局つまみを取付けると共に、回動部材に近接して配置し
た2モードに作用するレバースイッチを回動部材に設け
た突起により動作させるように構成したものである。
【0007】
【作用】この考案のチューナの選局機構によれば、ばね
で中央位置に付勢されている回動部材を選局つまみを介
して左右両方向に回動させると、回動部材の突起がレバ
ースイッチを2つの異なる方向に作動させる。
【0008】レバースイッチの夫々の作動状態に対応さ
せて、チューナの同調周波数を上昇状態および下降状態
とさせることにより従来のシャトル式選局機構と同様の
感覚で周波数の設定がができる。
【0009】また、従来のロータリースイッチの代りに
レバースイッチが使用されているので部品コストが安
く、また、パネル表側のナット締付け作業が不要となり
組立て工数が少なくなる。
【0010】
【実施例】この考案の実施例であるチューナの選局機構
を図面に基づいて説明する。図1はこの考案の実施例で
あるチューナの選局機構を示す断面図である。図におい
て、2はサブパネルであり、フロントパネル1の背後に
配置される。
【0011】図3にも詳しく示すように、サブパネル2
には軸受2a、長穴2b、フック2c、リブ2dおよび
リブ2dの切欠2e,2fが設けられている。
【0012】また、図2(a)にも詳しく示すように、
回動部材4の背面には突起4a,4aが設けられ、側面
には段差4c,4dを形成する切欠が設けられている。
【0013】サブパネル2の軸受2aの外周とリブ2d
の間には図2(b)に示すねじりコイルばね6が装着さ
れる。そのとき、ねじりコイルばね6の両端の直線部は
リブ2dの切欠2e,2fに係止されるようにする。
【0014】さらに、回動部材4をサブパネル2のフッ
ク2c,2cを変形させながらサブパネル2の軸受2a
に嵌着する。そのとき、ねじりコイルばね6の両端の直
線部を回動部材4の段差4c,4dに係止させ、また、
突起4bをサブパネル2の長穴2bに挿通させる。
【0015】このようにして、回動部材4は軸受2aに
回動自在に支持され、フック2c,2cにより軸方向位
置が規制される。また、ねじりコイルばね6で回動位置
が決められているが、突起4bがサブパネル2の長穴2
bで規制される範囲内ではねじりコイルばね6を変形さ
せることにより回動させることができる。
【0016】プリント基板7が固着された2モードのレ
バースイッチ5はそのレバー5aが回動部材4の突起4
a,4aの間に入るようにしてサブパネル2のボスに締
着される。以上の組立て作業はパネル裏面側から行われ
る。さらに、回動部材4の軸に選局つまみ3が取付けら
れて選局機構の組立てが完了する。
【0017】図4は上記選局機構の通常の状態の背面を
示しており、回動部材4は中央位置にあり、レバースイ
ッチ5は作動していない。選局つまみにより回動部材4
を図5(a)に示すように時計方向に回動させると、レ
バースイッチ5のレバー5aは反時計方向の回動位置と
なる。
【0018】また、選局つまみにより回動部材を図5
(b)に示すように反時計方向に回動させると、レバー
スイッチ5のレバー5aは時計方向の回動位置となる。
【0019】このようにして選局つまみの左右両方向の
回動により同調周波数を昇降させることができる。
【0020】
【考案の効果】この考案のチューナの選局機構によれ
ば、従来のロータリースイッチの代りにレバースイッチ
が使用されているので部品コストが安くなる。
【0021】また、パネル裏面側から主要構成部品の組
付け作業が可能であり、組立て工数が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例であるチューナの選局機構を
示す断面図である。
【図2】図2(a)は同チューナの選局機構に用いられ
る回動部材を示す斜視図、図2(b)は同チューナの選
局機構に用いられるねじりコイルばねを示す正面図であ
る。
【図3】同チューナの選局機構においてサブパネルの組
込まれた状態を背面から示す斜視図である。
【図4】同チューナの選局機構を示す背面図である。
【図5】図5(a)は同チューナの選局機構の作動状態
を示す背面図、図5(b)は同チューナの選局機構の他
の作動状態を示す背面図である。
【図6】従来のチューナの選局機構の例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 フロントパネル 2 サブパネル 3 選局つまみ 4 回動部材 5 レバースイッチ 6 ねじりコイルばね 7 プリント基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに回動自在に支持された回動部材
    をねじりコイルばねで中央位置に付勢し、前記回動部材
    に選局つまみを取付けると共に、回動部材に近接して配
    置した2モードに作用するレバースイッチを回動部材に
    設けた突起により動作させるように構成したチューナの
    選局機構。
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