JP2590244B2 - 板材の波打ち検査装置 - Google Patents

板材の波打ち検査装置

Info

Publication number
JP2590244B2
JP2590244B2 JP31688988A JP31688988A JP2590244B2 JP 2590244 B2 JP2590244 B2 JP 2590244B2 JP 31688988 A JP31688988 A JP 31688988A JP 31688988 A JP31688988 A JP 31688988A JP 2590244 B2 JP2590244 B2 JP 2590244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waving
sum
pass
calculating
displacement sensors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31688988A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02161306A (ja
Inventor
応和 青井
哲哉 大口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP31688988A priority Critical patent/JP2590244B2/ja
Publication of JPH02161306A publication Critical patent/JPH02161306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2590244B2 publication Critical patent/JP2590244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、板材の波打ち検査装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、連続無加圧工法によって積層板のような板材
を製造する場合において、製品に大きな凹凸が生じる波
打ち不良が発生し易いという特有の問題がある。ここ
に、波打ち量は、板材の搬送方向の厚み変動の振幅で定
義され、その変動振幅にて波打ち合否判定を行なうこと
になる。上述の製造方法で製造された板材の波打ち量が
所定範囲内になっているかどうかの合否判定を行う波打
ち検査工程を設け、検査結果に基づいて製造工程の条件
を適当に設定し、波打ち不良の発生を防止していた。こ
こに、従来、波打ち検査工程においては、検査者が目視
及び触手で製造された板材の波打ち量が所定範囲内にな
っているかどうかの合否判定を行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように検査者が目視及び触手で
板材の波打ち検査を行っている場合には、波打ち量が所
定範囲内かどうかを判定する合否判定基準があいまいに
なって常に正確な合否判定ができない上、検査者による
オフライン検査になるので、フィードバック制御が迅速
に行えないという問題があった。また、ピンチロールに
よって搬送される板材が振動している場合には、波打ち
不良の誤った判定が行われることがあるという問題があ
った。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、常に正確な波打ち不良の判定がで
きるとともに、オンライン検査により迅速なフィードバ
ック制御ができ、しかもピンチロールで搬送される板材
の振動による波打ち不良の誤判定を防止することができ
る板材の波打ち検査装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の板材の波打ち検査装置は、ピンチロールで搬
送される板材の上方および下方に複数の変位センサを搬
送方向と直交方向にそれぞれ列設し、上下方向にそれぞ
れ対向する対の変位センサ出力の和を演算する和演算手
段と、和演算手段出力に基づいて変動振幅を演算して得
られる搬送方向の厚み変動の振幅である波打ち量が合否
判定基準以下かどうかにより合否を判定する合否判定手
段とを設けたものである。
[作 用] 本発明は上述のように構成されており、ピンチロール
で搬送される板材の上方および下方に複数の変位センサ
を搬送方向と直交方向にそれぞれ列設し、和演算手段に
て上下方向にそれぞれ対向する対の変位センサ出力の和
を演算するとともに、合否判定手段にて和演算出力に基
づいて波打ち量が所定範囲以内かどうかを判定するよう
にしているので、検査者の目視及び触手によって検査す
る場合に比べて常に正確な波打ち不良の判定ができると
ともに、オンライン検査により迅速なフィードバック制
御ができ、しかもピンチロールで搬送される板材の振動
による波打ち不良の誤判定を防止することができるよう
になっている。
[実施例] 第1図および第2図は本発明一実施例を示すもので、
ピンチロール1a,1bで搬送される積層板のような板材2
の上方および下方に複数の変位センサ3a1,3a2〜3an、3b
1,3b2〜3bnを搬送方向と直交にそれぞれ列設し、上下方
向にそれぞれ対向する対の変位センサ3a1,3b1、3a2,3b2
…………3an,3bn出力の和を演算する和演算手段4と、
和演算手段4出力の変動振幅を演算して得られる波打ち
量が合否判定基準以下かどうかにより合否を判定する合
否判定手段5を設けたものである。なお、実施例では、
比較的短い間隔で配設されたピンチロール1a,1bの間
に、板材2の上面、下面の変位を非接触で検出する変位
センサ3a1,3a2〜3an、3b1,3b2〜3bnが列設され、ピンチ
ロール1a,1bの下方側が駆動されて板材2が搬送されて
いる。また、和演算手段4および合否判定手段5は、マ
イクロコンピュータのようなデジタル演算処理回路6に
て形成され、変位センサ3a1,3a2〜3an、3b1,3b2〜3bn出
力はA/D変換器によってデジタル変換されてデジタル演
算処理回路6に取り込まれるようになっている。
以下、実施例の動作について説明する。いま、変位セ
ンサ3a1,3a2〜3an、3b1,3b2〜3bnは、ピンチロール1a,1
bで搬送される板材1の上方および下方に搬送方向と直
交方向にそれぞれ列設されており、板材1の上面および
下面のレベル変位を非接触で検出している。この変位セ
ンサ3b1,3b2〜3bn、3b1,3b2〜3bn出力はデジタル変換さ
れてデジタル演算処理回路6に入力され、デジタル演算
処理回路6の和演算手段4にて上下方向にそれぞれ対向
する対の変位センサ3a1,3b1、3a2,3b2……3an,3bn出力
の和が演算され、板材2の振動による影響を除去して誤
判定の発生を防止している。すなわち、ピンチロール1
a,1bにより搬送される板材2が振動した場合には、板材
2の上面および下面の対向する上下変位センサ3a1,3
b1、3a2,3b2、……3an,3bnに対する距離は相反して変位
するので、その振動による上下変位センサ3a1,3b1、3
a2,3b2、……3an,3bnの変位出力は互いに変位極性が異
なり、和演算によって板材2の振動による変位成分を相
殺することができ、板材2が振動した場合にあっても波
打ち不良判定時の誤判定を防止できるようになってい
る。
次に、デジタル演算処理回路6の合否判定手段5で
は、和演算手段4出力に基づいて波打ち量が所定範囲以
内かどうかを判定するようになっている。即ち和演算手
段4から出力される信号は、第3図に示すような信号
(厚みに対応した信号)であって、波打ち量信号の変動
振幅Xが合否安判定基準以下のときに合格、合否判定基
準以上のときに波打ち不良とする。ここに、波打ち検査
の合否判定基準が常に一定であるので、検査者の目視及
び触手によって検査する場合に比べて常に正確な波打ち
不良の判定ができるとともに、オンライン検査により迅
速なフィードバック制御ができ、製造ラインにおける波
打ち不良の発生を最小限に低減できることになる。
[発明の効果] 本発明は、上述のように構成されており、ピンチロー
ルで搬送される板材の上方および下方に複数の変位セン
サを搬送方向と直交方向にそれぞれ列設し、上下方向に
それぞれ対向する対の変位センサ出力の和を演算する和
演算手段と、和演算手段出力の変動振幅を演算して得ら
れる搬送方向の厚み変動の振幅である波打ち量が合否判
定基準以下かどうかにより合否を判定する合否判定手段
とを設けたので、波打ち量の判定が容易に行えるという
効果があり、しかも板材の振動による波打ち不良の誤判
定を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成を示す斜視図、第2
図は同上のブロック回路図、第3図は同上の動作説明図
である。 1a,1bはピンチロール、2は板材、3a1,3a2〜3an、3b1,3
b2〜3bnは変位センサ、4は和演算手段、5は合否判定
手段、6はデジタル演算処理回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−88052(JP,A) 特開 昭61−114120(JP,A) 実開 昭60−129607(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピンチロールで搬送される板材の上方およ
    び下方に複数の変位センサを搬送方向と直交方向にそれ
    ぞれ列設し、上下方向にそれぞれ対向する対の変位セン
    サ出力の和を演算する和演算手段と、和演算手段出力に
    基づいて変動振幅を演算して得られる搬送方向の厚み変
    動の振幅である波打ち量が合否判定基準以下かどうかに
    より合否を判定する合否判定手段とを設けたことを特徴
    とする板材の波打ち検査装置。
JP31688988A 1988-12-15 1988-12-15 板材の波打ち検査装置 Expired - Fee Related JP2590244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31688988A JP2590244B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 板材の波打ち検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31688988A JP2590244B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 板材の波打ち検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02161306A JPH02161306A (ja) 1990-06-21
JP2590244B2 true JP2590244B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=18082037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31688988A Expired - Fee Related JP2590244B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 板材の波打ち検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2590244B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103017721B (zh) * 2012-12-05 2015-07-15 山东科技大学 陶瓷涂布刮刀平面度误差测量装置及其测量方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02161306A (ja) 1990-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2590244B2 (ja) 板材の波打ち検査装置
JP2002103306A (ja) 板厚検査装置
JP5332778B2 (ja) 寸法測定装置
JPH032511A (ja) シート状材料の重ね合わせ継目の検査装置
JPS63298112A (ja) 厚み計測装置
JPH06123606A (ja) 帯状材の重ね合わせ部の検出方法
JPH06238782A (ja) 欠陥検出方法および装置
JPH10277645A (ja) 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置
JPH0634360A (ja) 鋼板の形状測定方法
JP2001201335A (ja) シート材の幅方向両端位置測定方法及びその装置
JPH09267159A (ja) 連続鋳造設備のロール間隔測定方法
JPH04155208A (ja) 板状ワークの良否判別方法
JPH11118456A (ja) 重なり板検出装置
JPH0512030Y2 (ja)
JP3286549B2 (ja) 長尺鋼材の表面疵検出方法
JP7044401B2 (ja) 木材加工装置、木材加工の良否判定方法、及び、木材加工の良否判定プログラム
JPH08219915A (ja) 缶内圧検査装置
JPH11326296A (ja) 超音波探触子の校正方法及び超音波探傷装置
JP2650316B2 (ja) 帯板形状検出装置
JPS6073309A (ja) 走行板材の表面凹凸形状測定方法
JP2988645B2 (ja) 板材歪形状の測定方法
JPH06126450A (ja) Uo鋼管の溶接部検出方法および装置
JPH06109453A (ja) 板状製品の曲がり測定方法
JPH03238279A (ja) ガイドレールの据付状態修正指示装置
JPS62214869A (ja) 自動溶接方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees