JPH06109453A - 板状製品の曲がり測定方法 - Google Patents

板状製品の曲がり測定方法

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JPH06109453A
JPH06109453A JP25707592A JP25707592A JPH06109453A JP H06109453 A JPH06109453 A JP H06109453A JP 25707592 A JP25707592 A JP 25707592A JP 25707592 A JP25707592 A JP 25707592A JP H06109453 A JPH06109453 A JP H06109453A
Authority
JP
Japan
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plate
shaped product
line
pallet
product
Prior art date
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Pending
Application number
JP25707592A
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English (en)
Inventor
Atsushi Ohashi
淳志 大橋
Tsuneyuki Naka
恒之 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、建築用壁材等の板状製品を製造す
る生産ラインにおいて、搬送中の板状製品の曲がりを非
接触で測定する板状製品の曲がり測定方法に関する。 【構成】 測定光を板状製品2およびパレット3が遮る
ことにより暗部を形成し、暗部と明部の輝度値をライン
センサ6で検出する。コントローラ7において適当輝度
値を閾値として判別することにより、板状製品2上に生
じる明部とパレット3上に生じる暗部との境からパレッ
ト3上に生じる明部と搬送ライン4上に生じる暗部との
境までの距離を測定する。演算装置において仮想するグ
ラフ上に、搬送方向を横軸とするとともに幅方向を縦軸
として前記測定値をプロットし、測定開始ポイントと測
定終了ポイントを結ぶ直線を基準線として変動巾を算出
し、最大変動巾の和算した値を曲がり値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用壁材等の板状製
品を製造する生産ラインにおいて、搬送中の板状製品の
曲がりを非接触で測定する板状製品の曲がり測定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築用壁材等の板状製品を製造す
る生産ラインにおいては、主に作業者が抜取検査によっ
て製品の曲がりを検査している。また、変位センサーに
より板状製品の端面を横から捕らえ、パレット上におけ
る板状製品の上下の変動を測定する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成によれば、非接触の変位センサは測定対象物の材
質・凹凸・色等の影響を受け易く、誤動作が生じる問題
があった。また、変位はパレット面を基準として測定す
るので別途手段によってパレット面の変動を測定する必
要があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、測定
対象物の材質・凹凸・色等の影響を受けることなく、常
に正確に曲がりを測定することができる板状製品の曲が
り測定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の板状製品の曲がり測定方法は、板状製品を
載置したパレットを搬送ラインで搬送し、搬送ラインに
沿ったパレットおよび板状製品の側部に対して斜め上方
から板状製品の幅方向に沿った測定光を照射し、この測
定光を板状製品およびパレットが遮ることにより暗部を
形成し、この暗部と測定光を反射する明部の板状製品の
巾方向に沿った線上の各点の輝度値を搬送ラインの上方
に設けたラインセンサで検出し、線上の各点の輝度値を
コントローラにおいて適当輝度値を閾値として判別する
ことにより、板状製品上に生じる明部とパレット上に生
じる暗部との境からパレット上に生じる明部と搬送ライ
ン上に生じる暗部との境までの距離を測定し、この距離
の測定を搬送ラインの搬送方向に沿って適当間隔ごとに
行うとともに、前記距離の測定値を演算装置に送信し、
演算装置において仮想するグラフ上に、板状製品の搬送
方向を横軸とするとともに板状製品の幅方向を縦軸とし
て前記測定値をプロットし、グラフ上の測定開始ポイン
トと測定終了ポイントを結ぶ直線を基準線として各測定
値の変動巾を算出し、基準線を境とする一側における最
大変動巾と他側における最大変動巾との和算した値を曲
がり値とする構成としたものである。
【0006】また、板状製品の厚みの変動を変位計で測
定し、測定した変位に基づいて板状製品上に生じる明部
とパレット上に生じる暗部との境の位置を補正する構成
としたものである。
【0007】
【作用】上記構成により、測定光を遮る板状製品の側縁
部は板状製品上に生じる明部とパレット上に生じる暗部
との境に対応し、パレットの側縁部はパレット上に生じ
る明部と搬送ライン上に生じる暗部との境に対応するの
で、双方の境の間の距離はパレットの側縁部と板状製品
の側縁部の間の距離に相当し、この距離は板状製品の側
縁部の曲がりに応じて変化する。
【0008】そして、測定位置の搬送方向における距離
を横軸とし、前記距離を縦軸とするグラフに前記測定値
をプロットすると、パレットの側縁部に対する板状製品
の側縁部の偏位が軌跡として描かれる。また、グラフ上
の測定開始ポイントと測定終了ポイントを結ぶ直線は、
本来的に板状製品が有すべき直線的な側縁部の軌跡とな
る。
【0009】したがって、前記直線を基準線とする各測
定値の変動巾は、本来的に板状製品が有すべき直線的な
側縁部に対する測定対象の板状製品の側縁部の偏位とな
るので、基準線を境とする一側における最大変動巾と他
側における最大変動巾との和算した値を曲がり値として
製品の曲がり度を判定することができる。
【0010】また、前記直線を基準線として各測定値の
変動巾を求めることにより、搬送方向に対するパレット
や板状製品の傾に影響されることなく、製品の曲がりを
正確に判定することができる。
【0011】さらに、製品の厚みの変化は、板状製品が
形成する暗部の巾に影響を及ぼすので、板状製品の厚み
の変動を変位計で測定し、測定した変位に基づいて板状
製品上に生じる明部とパレット上に生じる暗部との境の
位置を補正することにより、製品の厚みの変化に影響さ
れることなく、正確に板状製品の曲がりを判定すること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は板状製品の曲がり測定装置1の全体構成
を示すものである。図1において、板状製品2を載置し
たパレット3を搬送ライン4で搬送する。搬送ライン4
の上方に配置した光源5から板状製品2およびパレット
3の側部に対して斜め上方から板状製品の幅方向に沿っ
て測定光を照射する。この測定光を板状製品2およびパ
レット3が遮ることにより暗部が生じ、測定光を板状製
品2およびパレット3が反射することにより明部が生じ
る。測定光を遮る板状製品2の側縁部は板状製品2上に
生じる明部とパレット3上に生じる暗部との境に対応
し、パレット3の側縁部はパレット3上に生じる明部と
搬送ライン3上に生じる暗部との境に対応するので、双
方の境の間の距離はパレット3の側縁部と板状製品2の
側縁部の間の距離に相当し、この距離は板状製品2の側
縁部の曲がりに応じて変化する。
【0013】搬送ライン4の上方に設けたラインセンサ
6により、板状製品2の巾方向に沿った線上の暗部およ
び明部の各点の輝度値を検出し、その値をコントローラ
7に送信する。図2はラインセンサ6の信号出力を示す
ものであり、前記線上の各点の輝度値をコントローラ7
において適当輝度値(図中のスライスレベル)を閾値と
して判別し、板状製品2上に生じる明部とパレット3上
に生じる暗部との境からパレット3上に生じる明部と搬
送ライン4上に生じる暗部との境までの距離aを測定す
る。この距離aの測定を搬送ライン4の搬送方向に沿っ
て適当間隔ごとに行うとともに、前記距離aの測定値を
演算装置8に送信する。
【0014】図3に示すように、演算装置8において仮
想するグラフ上に、板状製品2の搬送方向を横軸とする
とともに、板状製品2の幅方向を縦軸として前記距離a
の測定値をプロットする。このプロットした各点により
パレット3の側縁部に対する板状製品2の側縁部の偏位
が軌跡として描かれる。
【0015】グラフ上の測定開始ポイントbと測定終了
ポイントcを結ぶ直線を基準線dとして各測定値の変動
巾を算出する。グラフ上の測定開始ポイントbと測定終
了ポイントcを結ぶ直線は、本来的に板状製品が有すべ
き直線的な側縁部の軌跡となる。したがって、基準線d
を境とする一側における最大変動巾L1 と他側における
最大変動巾L2 とを和算して得られる曲がり値に基づい
て板状製品2の曲がりを判定する。
【0016】さらに、製品の厚みの変化は、板状製品2
が形成する暗部の巾に影響を及ぼすので、板状製品2の
厚みの変動を変位計9で測定し、測定した変位に基づい
て板状製品2上に生じる明部とパレット3上に生じる暗
部との境の位置を補正することにより、製品の厚みの変
化に影響されることなく、正確に板状製品2の曲がりを
判定することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、本来
的に板状製品が有すべき直線的な側縁部に対する測定対
象の板状製品の側縁部の偏位を検出し、基準線を境とす
る一側における最大変動巾と他側における最大変動巾と
の和算した値を曲がり値として製品の曲がり度を判定す
ることにより、搬送方向に対するパレットや板状製品の
傾に影響されることなく、製品の曲がりを正確に判定す
ることができる。
【0018】さらに、製品の厚みの変化を考慮して板状
製品上に生じる明部とパレット上に生じる暗部との境の
位置を補正することにより、製品の厚みの変化に影響さ
れることなく、正確に板状製品の曲がりを判定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における板状製品の曲がり測
定装置の模式図である。
【図2】同実施例におけるラインセンサの信号出力の波
形図である。
【図3】同実施例における演算装置上に仮想するグラフ
である。
【符号の説明】
2 板状製品 3 パレット 4 搬送ライン 6 ラインセンサ 7 コントローラ 8 演算装置 9 変位計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状製品を載置したパレットを搬送ライ
    ンで搬送し、搬送ラインに沿ったパレットおよび板状製
    品の側部に対して斜め上方から板状製品の幅方向に沿っ
    た測定光を照射し、この測定光を板状製品およびパレッ
    トが遮ることにより暗部を形成し、この暗部と測定光を
    反射する明部の板状製品の巾方向に沿った線上の各点の
    輝度値を搬送ラインの上方に設けたラインセンサで検出
    し、線上の各点の輝度値をコントローラにおいて適当輝
    度値を閾値として判別することにより、板状製品上に生
    じる明部とパレット上に生じる暗部との境からパレット
    上に生じる明部と搬送ライン上に生じる暗部との境まで
    の距離を測定し、この距離の測定を搬送ラインの搬送方
    向に沿って適当間隔ごとに行うとともに、前記距離の測
    定値を演算装置に送信し、演算装置において仮想するグ
    ラフ上に、板状製品の搬送方向を横軸とし幅方向を縦軸
    として前記測定値をプロットし、グラフ上の測定開始ポ
    イントと測定終了ポイントを結ぶ直線を基準線として各
    測定値の変動巾を算出し、基準線を境とする一側におけ
    る最大変動巾と他側における最大変動巾との和算した値
    を曲がり値とすることを特徴とする板状製品の曲がり測
    定方法。
  2. 【請求項2】 板状製品の厚みの変動を変位計で測定
    し、測定した変位に基づいて板状製品上に生じる明部と
    パレット上に生じる暗部との境の位置を補正することを
    特徴とする請求項1記載の板状製品の曲がり測定方法。
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