JP2590066Y2 - 定量取出し容器 - Google Patents

定量取出し容器

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JP2590066Y2
JP2590066Y2 JP1993072222U JP7222293U JP2590066Y2 JP 2590066 Y2 JP2590066 Y2 JP 2590066Y2 JP 1993072222 U JP1993072222 U JP 1993072222U JP 7222293 U JP7222293 U JP 7222293U JP 2590066 Y2 JP2590066 Y2 JP 2590066Y2
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修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は粉末用の定量取出し容器に
係る。
【0002】
【従来の技術】この種の容器として実公昭38−408
8号の考案が知られている。該容器は、容器体口部を閉
塞する上板後部の下方に下面開口の計量室を、該計量室
から斜下前方へ流出路を、該流出路前方の容器体前部内
に貯溜室を、それぞれ設けて、該貯溜室上方板部分を開
口して流出口としたものであり、容器体倒立によって容
器体内粉末が計量室に入って計量された後、容器体正立
によってその粉末等が貯溜室へ移動し、該状態から更に
倒立することで貯溜室内粉末が流出口を通って取出され
ると同時に上記計量室内へ次回取出し用の粉末が入って
計量され、以後倒立の都度ほぼ一定量の粉末が取出され
るよう設けたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の容器は、常
時計量室と貯溜室とが連通するから、例えば容器が倒れ
たり傾いたりした際に容器体内粉末が計量されないまま
で貯溜室内に入ることとなる。該貯溜室内粉末は未計量
であるため、一たん逆操作により該未計量粉末を容器体
内へ戻した後、計量しなければならないものであった。
該欠点は容器を携帯用とする場合に特に著しい。
【0004】本案は容器体口部へ蓋体を嵌合させると、
計量部材が押下げられて、上記計量室と貯溜室との連通
が遮断され、又開蓋により計量部材が上昇してその連通
路が開くよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1周壁2の前部中間内
方部分に、第1周壁内面から第1中底板5を斜後上方突
出して貯溜室4を形成すると共に、その第1中底板後端
縁から斜後上方へガイド板6を、左右両側と第1周壁内
面との間に小間隙をおいて突出し、又第1周壁2後方上
部内部分に、第1周壁後部内面から第2中底板8を前方
突出し、かつ前端から上記ガイド板から後方に離れて前
板9を、該前板の左右両側と第1周壁内面との間に小間
隙をおいて起立することで下部受座7を形成する容器本
体1と、上記ガイド板6および前板9の上端に下面を接
して、貯溜室4上方を除く第1周壁上面開口部分を頂板
12で閉塞し、該頂板外周から垂下する第2周壁13を、該
第2周壁前壁部13a下端面を第1中底板5の後部上面に
接して、かつ該前壁部を除く第2周壁13部分は第1周壁
内面に接して垂下し、又上記前板9後面に接して頂板か
ら垂下する仕切板14と該仕切板後方の頂板および第1周
壁部分とで上部受座16を形成して、容器本体に対して上
下動可能、かつ第1周壁上端部と第2周壁下端部とに設
けた第1、第2係合突条10, 15により抜出し不能に設け
た計量部材11と、上記両受座が形成するバネ室に内装さ
れて上記計量部材を上限まで押上げる圧縮バネ17と、上
記計量部材を付勢に抗し下限まで押下げて第1周壁2上
端部外面へ第3周壁24を着脱自在に嵌合させた蓋体20と
で形成した。
【0006】
【作用】図1が示す開蓋状態では、計量室18と貯溜室4
とは連通路19が開いているが、図2のように閉蓋するこ
とで計量部材11が押下げられて該部材の頂板12下面にガ
イド板6上端が、又貯溜室4を形成する第1中底板5の
後部上面に計量部材第2周壁13の前壁部13a下端面が、
それぞれ接してガイド板上方空間が形成する連通路19
は、その入口と出口との両部で閉塞される。尚該容器使
用方法は従来と同様、図1の開蓋状態での容器体の正倒
立で行う。
【0007】
【実施例】1は容器本体で第1周壁2下端面を底壁3で
閉塞し、その周壁の前部中間内方部分に、貯溜室4を形
成している。該室は第1周壁内面から第1中底板5を斜
上後方へ突出して形成すればよい。又その第1中底板5
の後端部から斜後上方へガイド板6を突出している。ガ
イド板の左右両側と第1周壁内面との間には、後述計量
部材の第2周壁挿通用間隙を設けている。
【0008】又第1周壁2の後方上部内部分には、下部
受座7を設ける。該受座は第1周壁後部内面から第2中
底板8を前方突出し、かつ該板前端から上記ガイド板6
から後方へ離れて前板9を起立する。該前板はガイド板
と同様、左右両側と第1周壁内面との間に計量部材第2
周壁挿通用の間隙を設ける。該前板9上端は第1周壁2
上端よりやや低くし、ガイド板6上端と同一高さとして
いる。それ等前板9とガイド板6との各上端間が計量室
入口を形成する。
【0009】図3が示すように、第1周壁2の後半部上
端内面には後述計量部材の抜出し防止のための第1係合
突条10を付設している。
【0010】11は逆箱状に設けた計量部材で、頂板12外
周から第2周壁13を垂下し、かつ第2周壁左右両部の後
部間に仕切板14を垂下する。その頂板12は貯溜室4上方
を除く第1周壁2上面開口部分を閉塞し、前壁部を除く
第2周壁部分を第1周壁内面に接して、又仕切板14は、
下方受座7の前板9後面に接してそれぞれ垂下する。第
2周壁13後半の下端外面へは、既述第1係合突条10下面
へ係合して計量部材11の抜出しを防止可能に第2係合突
条15を付設している。上記仕切板14および該仕切板より
も後方の頂板および第2周壁部分は、上方受皿16を形成
し、該上方受座は既述下方受座7内に嵌合させる。計量
部材11は上下動可能で、図2が示す下限位置で、頂板12
下面がガイド板6および前板9の上端に、又第2周壁13
の前壁部13a下端が第1中底板5の後部上面に接し、又
既述第1、第2係合突条10, 15が接した上限位置で、図
1が示すように前板9の上部後面は仕切板14の下部前面
に接し、又ガイド板6上端は仕切板14よりも後方の第2
周壁13下部内に位置する。
【0011】既述下部受座7と上方受座16とはバネ室を
形成し、該バネ室内に計量部材11を上限まで押上げる圧
縮バネ17を内装させる。尚該計量部材押上げ状態で、前
板9とガイド板6との間の上方計量部材内が計量室18を
形成し、かつガイド板6と計量部材11の後半との間の空
間が計量室18と貯溜室4との連通路19を形成する。
【0012】20は、第1周壁2上端面を閉塞する蓋体
で、図示例では第1周壁後部上端に三点ヒンジ機構21を
介して弾性反転可能に連結しているが、通常の肉薄ヒン
ジで連結してもよく、又該蓋体を別部材として第1周壁
上端部外面へ嵌合させてもよい。該蓋体は頂壁22下面に
張設したパッキング23を計量部材11の頂板12上面に当て
該計量部材を下限まで押下げ、該押下げ状態で頂壁外周
から垂下する第3周壁24を第1周壁上部外面へ着脱自在
に嵌合する。
【0013】上記部材のうち、圧縮バネを除く各部材は
合成樹脂材で成形している。
【0014】
【考案の効果】本案は既述構成とするもので、開蓋によ
り計量部材11が上限まで押上げられて、このとき計量室
18と貯溜室4との連通路19が開き、又閉蓋により計量部
材11が蓋体20により下限まで押下げられ、このとき上記
連通路19の入口および出口が、ガイド板6上端が計量部
材頂板12の下面に、又計量部材第2周壁の前壁部13a下
端が第1中底板5の後部上面へ接することで、それぞれ
閉塞されるよう設けたから、開蓋時にあっては従来例と
同様に容器体内粉末を取出しできると共に、閉蓋時にあ
っては容器が倒れ、或いは傾く等しても上記連通路19内
へ、従って貯溜室4内へ容器体内粉末が入ることがな
く、従って計量のための容器体倒立に際して、未計量の
粉末が流出してその処理に困るようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】開蓋状態で示す、本案容器の断面図である。
【図2】閉蓋状態で示す容器の断面図である。
【図3】開蓋状態で示す容器要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
4 貯溜室 11 計量部材18 計量室 19 連通路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1周壁2の前部中間内方部分に、第1
    周壁内面から第1中底板5を斜後上方突出して貯溜室4
    を形成すると共に、その第1中底板後端縁から斜後上方
    へガイド板6を、左右両側と第1周壁内面との間に小間
    隙をおいて突出し、又第1周壁2後方上部内部分に、第
    1周壁後部内面から第2中底板8を前方突出し、かつ前
    端から上記ガイド板から後方に離れて前板9を、該前板
    の左右両側と第1周壁内面との間に小間隙をおいて起立
    することで下部受座7を形成する容器本体1と、上記ガ
    イド板6および前板9の上端に下面を接して、貯溜室4
    上方を除く第1周壁上面開口部分を頂板12で閉塞し、該
    頂板外周から垂下する第2周壁13を、該第2周壁前壁部
    13a下端面を第1中底板5の後部上面に接して、かつ該
    前壁部を除く第2周壁13部分は第1周壁内面に接して垂
    下し、又上記前板9後面に接して頂板から垂下する仕切
    板14と該仕切板後方の頂板および第1周壁部分とで上部
    受座16を形成して、容器本体に対して上下動可能、かつ
    第1周壁上端部と第2周壁下端部とに設けた第1、第2
    係合突条10, 15により抜出し不能に設けた計量部材11
    と、上記両受座が形成するバネ室に内装されて上記計量
    部材を上限まで押上げる圧縮バネ17と、上記計量部材を
    付勢に抗し下限まで押下げて第1周壁2上端部外面へ第
    3周壁24を着脱自在に嵌合させた蓋体20とで形成したこ
    とを特徴とする定量取出し容器。
JP1993072222U 1993-12-13 1993-12-13 定量取出し容器 Expired - Fee Related JP2590066Y2 (ja)

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