JP2589780B2 - 断熱体の製造方法 - Google Patents

断熱体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫等の断熱箱体に使用する断熱体の製造
方法に関するものである。
従来の技術 第3図は従来の断熱体板を示している。以下この従来
例の構成について第3図を参考に説明する。
1は断熱体板で鉄板を鈑金加工し塗装した外板2とAB
S樹脂等で成型した内板3の内部に、気体バリヤー性を
有する樹脂−金属のラミネートフィルムで作った容器4
の中にパーライト等の粉末を充填材5として詰め、容器
4の内部を減圧した断熱体パック6をいれたものであ
る。
次に上記従来例の作用について説明する。
断熱体パック6の内部は減圧となり、充填材により大
気圧を支えており、その熱伝導率は0.0070kcal/m.hr℃
以下を有し、通常のウレタンフォーム発泡体の2倍の熱
伝導率を持っている。このため断熱板1は高い断熱性を
有することが出来る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では断熱体板1は断熱
体パック6と外板2と内板3の密着性が悪ければ構造体
強度が低下するため接着剤等で上記三者を固定しなけれ
ばならない問題点があった。
又、外板2や内板3を更に複雑な構造にした場合に断
熱体パック6との間に部分的に非密着部分が出来、外板
2や内板を補強しなければならない等の問題点があっ
た。
本発明は上記問題点に鑑み従来例の欠点を除去するも
のであり構造強度の確保と断熱性能の強化を行うもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、外板と内板とか
らなる被覆材にて形成された空間に、前記被覆材に設け
られた開口部から前記被覆材の長手方向に沿って前記被
覆材内へ連続通気性発泡体等のフォーム体を充填,発泡
し、前記開口部から前記フォーム体をあふれ出させ、前
記開口部からあふれ出た前記フォーム体を削除し、前記
開口部から前記被覆材内を減圧し、前記被覆材内が所定
の圧力になった後、シール材にて前記開口部を密閉する
ものである。
作用 本発明は上記した工程によって、フォーム体が、外板
や内板と一体発泡されるので、相互の密着性が確保さ
れ、かつ、被覆材の長手方向に沿ってフォーム体を被覆
材内へ充填することにより、フォーム体内のセルを被覆
材の長手方向に沿って細長く形成し、被覆材の長手方向
に垂直な断面におけるフォーム体のセル密度を高め断熱
性能を向上することができるものである。
実施例 以下本発明の断熱体の製造方法について図面を参照し
ながら説明する。
第1図は本発明の断熱体の断面を示すものである。尚
従来と同一の構成については同一番号を付してその詳細
な説明を省略する。
7は断熱体であり外板2と内板3にて形成された空間
は連続気泡発泡体等のフォーム体8を充填したものであ
る。この時フォーム体8と外板2と内板3及び空気との
接触面では壁抵抗や放熱のため破泡現象が生じ、表皮9
が生じる。フォーム体8は通気性を有するがスキン層9
は樹脂層で通気性が著しく減少する。そのため外板2又
は内板3の一部に開口部10を設け、フォーム体8を外板
2又は内板3からあふれさせ、外板2又は内板3の面に
そって、フォーム体8のあふれた部分をカッター等で削
除し、その部分から内部を減圧にし、所定の減圧になれ
ばアルミテープ等のシール材11にて密封する。
以上のように構成された断熱体について、その動作を
説明する。
フォーム体8は外板2や内板と密着しながら充填して
いくので構造強度は確保でき、又外板2や内板3が複雑
な構造であっても隙間なく充填することが出来るもので
ある。
又、フォーム体を開口部10からあふれ出させるため、
フォーム体8が未充填することもなく、品質が安定す
る。
発明の効果 以上のように本発明は、フォーム体と、外板や内板と
の密着性が確保され構造強度が確保されるとともに、被
覆材の長手方向に垂直な断面におけるフォーム体のセル
密度を高め断熱性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断熱体の断面図、第2図は
同フォーム充填完了時の断面図、第3図は従来例の断熱
体板の断面図である。 2……外板、3……内板、7……断熱体、8……フォー
ム体、9……表皮。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外板と内板とからなる被覆材にて形成され
    た空間に、前記被覆材に設けられた開口部から前記被覆
    材の長手方向に沿って前記被覆材内へ連続通気性発泡体
    等のフォーム体を充填,発泡し、前記開口部から前記フ
    ォーム体をあふれ出させ、前記開口部からあふれ出た前
    記フォーム体を削除し、前記開口部から前記被覆材内を
    減圧し、前記被覆材内が所定の圧力になった後、シール
    材にて前記開口部を密閉する断熱体の製造方法。
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