JP2023110602A - 保温保冷容器 - Google Patents

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誠 加藤
Makoto Kato
祥幸 入江
Yoshiyuki Irie
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Inoue MTP KK
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Abstract

【課題】断熱性を向上する。【解決手段】保温保冷容器10は、複数の断熱材12と、断熱材12と断熱材12との間に配置された断熱シート14とを備えている。断熱シート14の熱伝導率が、断熱材12よりも低い。また、断熱シート14が、断熱材12よりも柔軟である。このような断熱シート14としては、連続気泡樹脂発泡体の内部にエアロゲルが充填された複合材を含むものが用いられる。【選択図】図1

Description

この発明は、保温保冷容器に関するものである。
食品などの物品を、保温または保冷した状態で収納する断熱容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の断熱容器は、パネルの縁に設けた凹凸部にスポンジパッキンを取り付けて、スポンジパッキンを挟んで凹凸部を組み合わせることで、パネルを箱状に構成している。
特許第4657046号公報
断熱容器は、より高い断熱性能が求められている。
本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、良好な断熱性能を有する保温保冷容器を提供することを目的とする。
本開示に係る保温保冷容器は、
複数の断熱材と、
前記断熱材と前記断熱材との間に配置された断熱シートと、を備え、
前記断熱シートの熱伝導率が、前記断熱材よりも低いことを要旨とする。
本発明に係る保温保冷容器によれば、良好な断熱性能を有している。
本発明の実施例に係る保温保冷容器を示す斜視図である。蓋部を閉じた状態を示す。 実施例の保温保冷容器を示す斜視図である。蓋部を開いた状態を示す。 実施例の保温保冷容器を示す縦断面図である。 実施例の保温保冷容器を示す横断面図である。 実施例の保温保冷容器を分解して示す斜視図である。 断熱シートの配置の別例を示す要部断面図である。
次に、本発明に係る保温保冷容器につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1~図2に示すように、実施例に係る保温保冷容器10は、断熱材12と、断熱材12と断熱材12との間に配置された断熱シート14とを備えている。保温保冷容器10において、物品を収納する容器本体部16が、断熱材12および断熱シート14を組み合わせて箱状に構成されている。また、保温保冷容器10において、容器本体部16の開口16aを開閉する蓋部18についても、断熱材12で構成されている。
図5に示すように、断熱材12は板状である。断熱材12は、ポリウレタンフォームやポリイソシアヌレートフォームなどのウレタン系発泡体を用いることができる。断熱材12は、EPSやXPS等に代表されるポリスチレンフォームなどのスチレン系発泡体等を用いてもよい。なお、発泡体は、硬質発泡体が好ましい。また、断熱材12は、発泡体と、アルミクラフト紙や炭酸カルシウム紙などの紙面材や、アルミ蒸着した樹脂シートなどを組み合わせたものであってもよい。断熱材12の熱伝導率は、0.024w/m・k以下であると好ましい。断熱材12の熱伝導率は、0.022w/m・k以下であると更に好ましい。実施例では、低熱伝導率の断熱材12として、(株)イノアックコーポレーション製商品名「サーマックス」を使用した。
図5に示すように、断熱シート14は、断熱材12よりも薄い帯状である。断熱シート14の熱伝導率が、断熱材12よりも低い。このような断熱シート14は、連続気泡樹脂発泡体の内部にエアロゲルが充填された複合材を含むものが挙げられる。断熱シート14の熱伝導率は、0.020w/m・k以下であることが好ましく、0.018w/m・k以下であることがより好ましく、0.016w/m・k以下であることが更に好ましい。断熱シート14は、断熱材12よりも柔軟である。
前記複合材の連続気泡発泡体は、連続気泡を有する発泡体層と、発泡体層の表面に形成された通気性のない表皮層とを有するものが好ましい。連続気泡発泡体は、連続気泡間の連通貫通孔の平均径が10μm以下であることが好ましい。連続気泡発泡体は、超臨界発泡成形技術によって得られる連続気泡発泡体である。連続気泡発泡体は、エラストマー成分もしくはゴム成分を添加し、特定の界面活性剤を添加することで得ることができる。連続気泡発泡体は、押出し成形して表皮層を残したまま、所定形状に裁断することによって、連続気泡構造の気泡が裁断面に露出する。そして、露出した気泡から、エアロゲルの原料溶液が含浸注入される。含浸注入には、真空注入技術を用いることで、表皮層を残したまま、裁断面に露出した連続気泡を介して連続気泡発泡体に効率よく含浸注入できる。その後、前記原料溶液をゲル化して湿潤ゲルとし、この湿潤ゲルから溶媒を除去して、エアロゲルが充填された複合材を得る。連続気泡発泡体に表皮層があることで、連続気泡発泡体の表面にエアロゲルが露出しないことから、粉落ちを抑制できる。また、連続発泡体の内部にエアロゲルを充填しやすくなる。なお、発泡体層の表面に形成された通気性のない表皮層の一部を剥いで、連続気泡構造の気泡を表面に露出させ、この露出した連続気泡からエアロゲルの原料溶液を含浸注入してもよい。
図1~図4に示すように、容器本体部16の各面が、断熱材12で構成されている。隣り合う断熱材12,12の間に、断熱シート14が挟んである。このように、容器本体部16において、隣り合う断熱材12,12を互いに接触していない。ここで、断熱シート14を挟んで隣り合う断熱材12,12の外面に架け渡したテープなどで連結することで、容器本体部16を構成するとよい。実施例では、断熱材12および断熱シート14を接着剤で互いを接着していない。断熱材12と断熱材12との間には、断熱シート14のみが介在している。なお、断熱材12および断熱シート14を接着してもよい。
図2に示すように、実施例の蓋部18は、1枚の断熱材12で構成されている。断熱シート14が、容器本体部16における開口16aの開口縁に配置されている。蓋部18を閉じた場合、蓋部18の断熱材12と容器本体部16の断熱材12との間に、断熱シート14が挟まれる(図1参照)。
実施例の保温保冷容器10によれば、断熱材12よりも熱伝導率が低い断熱シート14を断熱材12の間に配置することで、断熱材12の間から熱の出入りを防止することができる。従って、保温保冷容器10の断熱性能を向上できる。ここで、断熱シート14として、連続気泡樹脂発泡体の内部にエアロゲルが充填された複合材を含むものを用いることで、保温保冷容器10の断熱性能を向上できる。しかも、断熱材12の端面を断熱シート14で覆うことで、断熱材12の端面からの粉落ちを防止できる。
実施例の保温保冷容器10によれば、断熱材12よりも柔らかい断熱シート14を断熱材12の間に配置することで、断熱材12の間のシール性が向上する。従って、保温保冷容器10の気密性を向上できる。また、保温保冷容器10の耐衝撃性も向上する。
(変更例)
前述した事項に限らず、例えば以下のようにしてもよい。なお、本発明は、実施例および以下の変更例の具体的な記載のみに限定されるものではない。
(1)容器の形状は、実施例に限らず、円形や四角形以外の多角形であってもよい。
(2)断熱材の形状は、平たい板状に限らず、例えば容器の2面を構成する「L」字状などであってもよい。
(3)断熱シートを挟んで断熱材を組み合わせた後に、樹脂シート等の外装材の中に入れて、容器を構成してもよい。
(4)複数枚の断熱材を重ねて、容器本体部または蓋部を構成してもよい。例えば、図6に示す容器30の蓋部32は、2枚の断熱材12を重ねて構成されている。そして、容器本体部16の開口16aに合わせて形成された下側の断熱材12が、蓋部32を閉じた際に開口16aの内側に嵌まるようになっている。
(5)断熱シートを、蓋部に配置してもよく、容器本体部および蓋部の両方に配置してもよい。例えば、図6に示す容器30において、蓋部32における上側の断熱材12の外縁部に、断熱シート14が配置されている。蓋部32を閉じた場合、蓋部32の断熱材12と容器本体部16の断熱材12との間に断熱シート14が挟まれる。
10 保温保冷容器,12 断熱材,14 断熱シート

Claims (3)

  1. 複数の断熱材と、
    前記断熱材と前記断熱材との間に配置された断熱シートと、を備え、
    前記断熱シートの熱伝導率が、前記断熱材よりも低い
    ことを特徴とする保温保冷容器。
  2. 前記断熱シートが、連続気泡樹脂発泡体の内部にエアロゲルが充填された複合材を含んでいる請求項1記載の保温保冷容器。
  3. 前記断熱シートが、前記断熱材よりも柔軟である請求項1または2記載の保温保冷容器。
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