JP2589313B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2589313B2
JP2589313B2 JP62170556A JP17055687A JP2589313B2 JP 2589313 B2 JP2589313 B2 JP 2589313B2 JP 62170556 A JP62170556 A JP 62170556A JP 17055687 A JP17055687 A JP 17055687A JP 2589313 B2 JP2589313 B2 JP 2589313B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電気掃除機本体内の電動送風機の出力およ
び吸込口体の電動機のオン・オフを手許操作部で制御す
る電気掃除機に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の電気掃除機としては、たとえば第16図
ないし第20図に記載の構成が知られている。
上記電気掃除機のブロック図を第16図を参照して説明
する。
図において、1は交流電源で、この交流電源1は制御
部2を介して電動送風機3に接続されている。
また、交流電源1は、降圧用の変圧器4を介して、交
流を脈流に整流する整流手段5に接続され、この整流手
段5は電源をオン・オフする手許開閉手段6に接続さ
れ、この手許開閉手段6は脈流を定電圧にする定電圧手
段7に接続されている。また、この定電圧手段7は、抵
抗8を介して手許制御手段11に接続されて電流検出手段
12に接続され、この電流検出手段12は、オンまたはオフ
などを検出する比較回路13を介して手許開閉手段6に接
続されている。
そして、定電圧手段7は電動送風機3の出力を手動で
設定する手動設定手段14、および、風路内の風の流量を
検出する流量検出手段15とこの流量検出手段15の出力を
電気的出力に変換する変換手段16とから構成される演出
手段17に接続されている。また、増幅手段18を介して検
出手段17は手動設定手段14とともに、手動制御手段11の
出力により手動と自動とを切替える手動切替手段19に接
続され、この手動切替手段19は変圧器4の二次巻線に接
続されたゼロクロス検出手段21とともにトリガ手段22に
接続され、絶縁手段23を介して交流電源1と電動送風機
3の間に接続された電力制御手段24に接続されている。
また、手許制御手段11は手許制御操作部26内に収納さ
れ、この手許制御操作部26は、第18図および第19図に示
すような構成になっている。すなわち、この手許制御操
作部26はホース本27に接続されたカバー管28と、握り管
29との間に接続管30に設けられており、この接続管30に
は表示板31が取り付けられ、また、内部には回路基板32
が収納されている。そして、この表示板31の「強」の表
示の近傍には電動送風機3の出力を可変する操作スイッ
チ33を操作する強用の操作ボタン34およびこの操作ボタ
ン34の操作位置を表示する表示器35が配設されている。
同様に、「自動」の表示の近傍には自動用の常開接点36
の操作ボタン37および表示器38、「弱」の表示の近傍に
はソァー用の常開接点39の操作ボタン40および表示器4
1、「切」の表示の近傍には切用の常開接点42の操作ボ
タン43がそれぞれ配設されている。
次に、第17図および第18図を参照して手許制御手段11
について説明する。
第17図において、手許制御手段11の端子A,Bは、それ
ぞれ電気掃除機本体111の制御部2に接続されている。
この手許制御手段11の端子A,B間には、サージなどから
手許制御手段11を保護する保護手段51が接続されてい
る。
また、52は開閉手段で、この開閉手段52はそれぞれ操
作スイッチである強用開閉手段33、自動用開閉手段36、
弱用開閉手段39および切用開閉手段42から構成され、こ
れら各開閉手段33,36,39,42はそれぞれ負荷抵抗値を設
定する負荷手段55の強用負荷手段56、自動用負荷手段5
7、弱用負荷手段58および切用負荷手段59に接続されて
いる。そして、これら各負荷手段56,57,58,59はそれぞ
れ端子Aに接続されているとともに、これら各負荷手段
56,57,58,59の負荷抵抗値の出力を増幅する増幅手段61
の強用増幅手段62、自動用増幅手段63、弱用増幅手段64
および切用増幅手段65にそれぞれ接続されており、切用
増幅手段65には、電源切離時に切にリセットするリセッ
ト手段66が接続されている。
さらに、各増幅手段62,63,64,65は、各開閉手段33,3
6,39,42の操作内容を記憶する記憶手段70の各記憶手段
である強用記憶手段71、自動用記憶手段72、弱用記憶手
段73、切用記憶手段74のそれぞれの記憶内を相互にセッ
トおよびリセットする相互リセット手段75に接続され、
この相互リセット手段75は各記憶手段71,72,73,74に接
続されている。また、これら各記憶手段71,72,73,74に
は短時間の電源開放から各記憶手段71,72,73,74の記憶
内容を保護する電源バックアップ手段76が接続されてい
る。
そうして、各記憶手段71,72,73は操作された内容を表
示する表示手段81の強用表示手段82、自動用表示手段83
および弱用表示手段84に接続されるとともに、制御部2
への電流値を設定する電流可変手段86の強用電流可変手
段86、自動用電流可変手段87および弱用電流可変手段88
にそれぞれ接続され、手許制御手段の端子Bに接続され
ている。
また、電気掃除機本体の制御部2の端子C,Dに接続
し、吸込口体の電動機をオン・オフする開閉手段90が接
続されている。
この第17図に示す手許制御手段11の具体的な回路を第
20図を参照して説明する。
端子A,B間にはコンデンサ91が接続され、逆流防止用
のダイオード92を介して保護手段51としての並列に接続
された抵抗93、ツェナダイオード94および電解コンデン
サ95が接続されている。ダイオード92をカソードにはさ
らに逆流防止用のダイオード96のアノードが接続され、
このダイオード96のカソードと端子B間には電源バック
アップ手段76の抵抗97とコンデンサ98とが並列に接続さ
れている。また、ダイオード92のカソードとダイオード
96のアノードの接続点からは、強用電流可変手段として
の抵抗86と抵抗101および強用表示手段としての発光ダ
イオード82の直列回路とが並列に接続され、自動用電流
可変手段としての抵抗87と抵抗102および自動用表示手
段としての発光ダイオード83の直列回路が並列に接続さ
れ、弱用電流可変手段としての抵抗88と抵抗103および
弱用表示手段としての発光ダイオード84の直列回路とが
並列に接続され、それぞれ増幅手段61、相互リセット手
段75、記憶手段70の機能を有する集積回路105に接続さ
れている。
また、ダイオード96のカソードからは強用負荷手段と
してのプルアップ抵抗56およびそれぞれのプルアップ抵
抗57,58,59が接続され、それぞれのプルアップ抵抗56,5
7,58,59は集積回路105に接続されるとともに強用のプル
アップ抵抗56は強用開閉手段としての強用スイッチ33、
自動用プルアップ抵抗57は自動用開閉手段としての自動
用スイッチ36、弱用プルアップ抵抗58は弱用開閉手段と
しての弱用スイッチ39、切用プルアップ抵抗42は切用開
閉手段としての切用スイッチ42に接続されている。この
切用スイッチ42と切用プルアップ抵抗59の接続点と端子
B間はリセット手段としてのコンデンサ66が接続されて
いる。また、開閉手段としてのスイッチ90が別個に設け
られている。
次に、上記従来例の動作について説明する。
まず、交流電源1からの電圧を変圧器4で降圧し、整
流手段5で整流する。また、手許開閉手段6では、電流
検出手段12で検出された手許制御手段11の状態を判断す
る比較回路13の出力により電力をオン・オフする。そし
て、定電圧手段25で脈流を定電圧化し、各手段に定電圧
を供給する。
また、手許制御手段11の自動用開閉手段36が操作され
たときは自動用記憶手段72で自動を記憶し、自動用表示
手段としての発光ダイオード83を点灯するとともに自動
用電流可変手段87で電流が設定され電気掃除機本体の電
流検出手段12で検出される。そして、自動の場合は流量
検出手段15で風路内の流量を検出しこれを変換手段16で
電気的出力に変換し増幅手段18で増幅して風が一定の圧
力または流量になるようにして、それぞれトリガ手段22
でトリガする。なお、このときゼロクロス検出手段21
で、ゼロボルトを検出する。そうして、絶縁手段23で絶
縁して電力制御手段24にトリガ出力を与え交流電源1の
電力制御して電動送風機3の入力を制御することにより
電動送風機3の出力を制御している。
一方、手許操作手段11で、強用の開閉手段33または弱
用の開閉手段39が操作されたときは、それぞれ対応する
強用表示手段としてのダイオード82または弱用表示手段
としてのダイオード84が点灯するとともに手動設定手段
14でそれぞれ対応する出力に設定されたトリガ手段22を
駆動して電動送風機3を駆動する。
また、吸込口体の電動機を駆動するときは開閉手段90
を操作する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、手許制御手段11の電動送風機3を操作
するための開閉手段52と吸込口体の電動機を操作するた
めの開閉手段90とは別個独立のものであり、電動送風機
3をオフにしても吸込口体の電動機は回転を続け、別個
の操作により吸込口体の電動機の開閉手段90もオフにし
なければならず操作が煩雑である。
また、電源プラグが離脱したとき電動送風機3の開閉
手段52は切にリセットされるにもかかわらず吸込口体の
電動機のスイッチはそのままの状態を保ち、再度電源投
入した場合、吸込口体の電動器のみ駆動し危険である。
さらに、電動送風機3および吸込口体の電動機の双方
をオフするにはオールオフスイッチなどの別個のスイッ
チを設けなければならず構成が煩雑である問題を有して
いる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、電動送風
機の停止に伴なって電動部を停止することができる電気
掃除機を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 第1の発明の電気掃除機は、電動送風機およびこの電
動送風機の入力を電力制御手段により制御する制御手段
を有する電気掃除機本体と、先端部に接続され電動部が
設けられた吸込口体および前記制御手段に接続され前記
電動送風機の入力を設定する手許制御手段を有するホー
ス部とを備え、前記制御手段は、前記手許制御手段に定
電圧を供給する定電圧手段と、前記手許制御手段の電流
を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の出力に
従って前記電力制御手段を制御する出力制御手段とを有
し、前記手許制御手段は、前記電動送風機の操作段階を
選択する開閉手段と、この開閉手段により設定された段
階を記憶する記憶手段と、前記開閉手段が再操作される
とこの記憶手段の記憶された内容を相互リセットさせる
相互リセット手段と、電源オフ時に前記記憶手段の内容
を切の状態にリセットするリセット手段と、切状態の場
合には電流値を所定値以下とした操作段階に対応する電
流を前記電流検出手段へ出力する電流可変手段と、前記
電動部のオン、オフを設定する電動部開閉手段と、前記
電動部の駆動を制御する電動部制御手段と、前記電動部
開閉手段により前記電動部のオンが設定されている状態
で、前記電流検出手段への電流値を検出し、この電流値
が所定値以上の場合にのみ前記電動部制御手段により前
記電動部を駆動させる絶縁伝達手段とを有したものであ
る。
第2の発明の電気掃除機は、電動送風機およびこの電
動送風機の入力を電力制御手段により制御する制御手段
を有する電気掃除機本体と、先端部に接続され電動部が
設けられた吸込口体および前記制御手段に接続され前記
電動送風機の入力を設定する手許制御手段を有するホー
ス部とを備え、前記制御手段は、前記手許制御手段に定
電圧を供給する定電圧手段と、前記手許制御手段の電流
を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の出力に
従って前記電力制御手段を制御する出力制御手段とを有
し、前記手許制御手段は、前記電動送風機の操作段階を
選択する開閉手段と、この開閉手段により設定された段
階を記憶する記憶手段と、前記開閉手段が再操作される
とこの記憶手段の記憶された内容を相互リセットさせる
相互リセット手段と、相互段階に対応する電流を前記電
流検出手段へ出力する電流可変手段と、前記電動部のオ
ン、オフを設定する電動部開閉手段と、前記電動部の駆
動を制御する電動部制御手段と、前記電動部開閉手段で
前記電動部のオンが設定されている状態で、前記電流検
出手段への電流値を検出し、この電流値が特定の操作段
階に相当する電流値の場合にのみ前記電動部制御手段に
より前記電動部を駆動させる絶縁伝達手段とを有したも
のである。
(作用) 第1の発明の電気掃除機は、開閉手段で電動送風機の
操作段階を選択して記憶手段で記憶させ、電流可変手段
で所定の電流値に設定して出力し、開閉手段が再操作さ
れるごとに記憶手段の内容を相互リセット手段で相互リ
セットするとともに、電源オフにより記憶手段の内容を
切にし、絶縁伝達手段では電動部開閉手段で電動部のオ
ンが設定されている状態で、電流検出手段への電流値を
検出し、この電流値が所定値以上の場合にのみ、電動部
制御手段により電動部を駆動するため、電動部開閉手段
で電動部がオン状態に設定されていても、切状態の場合
には電流値が所定値以下であるので、絶縁伝達手段は電
動部制御手段を制御させず、電動機を停止させるととも
に、電源がオフしリセット手段により記憶手段を切の状
態にし電動部開閉手段がオン状態を維持していても、再
電源投入後にはたとえ電動部開閉手段が電動部をオン状
態にしていても、電流可変手段から所定値以上の電流が
流れないので、電動送風機が切の状態で電動部のみが駆
動したり、電源再投入時に電部が駆動し出すことを防止
する。
第2の発明の電気掃除機は、開閉手段で電送送風機の
操作段階を選択して記憶手段で記憶させ、電流可変手段
で所定の電流値に設定して出力し、開閉手段が再操作さ
れるごとに記憶手段の内容を相互リセット手段で相互リ
セットし、絶縁伝達手段では電動部開閉手段で電動部の
オンが設定されている状態で、電流検出手段への電流値
を検知し、この電流値が特定の操作段階に相当する場合
にのみ、電動部制御手段により電動部を駆動するため、
電動部開閉手段で電動部がオン状態に設定されていて
も、特定の操作段階に相当しない電流値の場合には、絶
縁伝達手段は電動部制御手段を制御させずに電動機を停
止させるとともに、電源再投入後にはたとえば電動部開
閉手段が電動部をオン状態にしていても、電流可変手段
から特定の操作段階以外で電動部が駆動したり、電源再
投入時に電動部のみが駆動し出すことを防止する。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の一実施例を図面を参照し
て説明する。
第3図および第4図において、111は電気掃除機本体
で、この電気掃除機本体111は前側上部に開口部112を形
成した本体ケース113と、この本体ケース113に後端部が
軸着され前記開口部112を開閉する蓋体114とから構成さ
れる。また、本体ケース113は、下部本体ケース部材115
と、この下部本体ケース部材115の上側に結合固定され
た上部本体ケース部材116とからなり、この本体ケース1
13の前部に前ハンドル117を有し、記上部本体ケース部
材116の後側上部にはカバー体118が開閉自在に軸着され
ている。
そして、このカバー体118の内部には部品収納部119が
設けられ、つる口120と丸ブラシ121が収納され、カバー
体118は係止片122で係止される。また、この部品収納部
119の前側には、吸込能力を示すインジケータ123の表示
窓124が配設されている。そして、この表示窓124の後方
には、たとえば表示用の発光ダイオード125,126,127,12
8が設けられレベルメータ129を構成している。さらに、
本体ケース113の周面に位置して、バンパー134が両本体
ケース部材115,116により挟持されている。
また、本体ケース113の内部は、そのほぼ中央部に形
成され連通口135を有する仕切壁136により前後に区画さ
れており、この仕切壁136より後方の空間部に電動送風
機137が配設され、弾性部材138ね保護固定されている。
さらに、電動送風機137の上方には回路基板139が設けら
れ、この回路基板139と電動送風機137の前側の負圧側の
風路140の間には連通管141が設けられている。さらに、
仕切壁136より前方の空間部が開口部112を上面に有しか
つ電動送風機137の負圧側に位置する集塵部142となって
いる。また、本体ケース113の後面には、電動送風機137
の増圧側に連通する排気口143が開口形成されている。
そして、本体ケース113の内部には電動送風機137の後
方には位置して電源コード144を巻回収納するコードリ
ール145が回動自在に設けられている。このコードリー
ル145はカバー体118の釦用開口部146から突出している
コードリール用釦147を押圧することにより電源コード1
44を巻回する。さらに、本体ケース113の下部にはその
両側面の後側と下面の前側とに、一対の車輪148と旋回
輪149とがそれぞれ回動自在に設けられている。
また、蓋体114は下面を開口した薄い函形状に形成さ
れており、この蓋体114の前端部にはばね150で付勢され
た本体クランプ151が枢着されている。そして、この本
体クランブ151が、本体ケース113の前面上端部に形成さ
れた係止部152に係脱自在に係合されて、蓋体114が閉状
態に保持されている。また、この蓋体114と本体ケース1
13との結合部付近には、ハンドル153が回動収納自在に
設けられている。
そして、蓋体114の上面前側は前方へ向って下降する
傾斜面154に形成されており、この傾斜面154には円形の
開口155が形成されている。また、蓋体114の下面側に
は、この蓋体114の上面とほぼ平行に内壁156が結合固定
されており、傾斜面154と内壁156との間に、ほぼ筒状の
支持体157が固定されている。
また、傾斜面154と内壁156との間に位置して支持体15
7に回動体158が回動自在に支持されている。また、回動
体158の底面には、たとえばブラシ用電動機に給電する
ための一対の高圧ターミナルリング159が固定されてお
り、これら降圧ターミナルリング159は、内壁156に固定
された一対の接点160にそれぞれ摺動自在に接触されて
いる。
一方、回動体158の外周面には、その軸方向へ並んで
一対の低圧ターミナルリング161が固定されており、こ
れら低圧ターミナルリング161は、支持体157などに固定
された一対の接点にそれぞれ摺動自在に制御されてい
る。
また、回動体158にはホース部162の本体接続部163を
挿入することにより開く蓋体164が回動自在に軸着され
ている。さらに、蓋体114の傾斜面154と回動体158との
間には、開口155を開閉する可撓性の摺動カバー体165が
摺動収納自在に設けられている。
そして、ホース部162は電気掃除機本体111に着脱自在
で本体接続部163に、電源供給線および2線伝送線を有
する屈曲自在のホース本体166の基端が取り付けられ、
ホース部162が電気掃除機本体111に接続された際に、電
源供給線は一対の高圧ターミナルリング159に、伝送線
は一対の低圧ターミナルリング161に電気的に接続され
るようになっている。
また、ホース本体166の先端には、伸長自在の延長管1
67が挿脱自在に差込み接続される握り管168が設けら
れ、この握り管168には手許操作部169が設けられてい
る。そして、第5図および第6図に示すように、手許操
作部169内の手許制御手段170の回路基板171が設けら
れ、この手許操作部169はホース本体166に接続されたカ
バー管172と、握り管168との間に接続管173に設けられ
ており、この接続管173には表示板174が取り付けられて
いる。
そして、この表示板174のたとえば「強」の表示の近
傍には電動送風機137の出力を可変する操作スイッチと
しての−回路−接点の常開接点(たとえば商品名タクト
スイッチ)181を操作する強用の操作ボタン182およびこ
の操作ボタン182の操作位置を表示するたとえば発光ダ
イオードからなる表示器183が配設されている。同様
に、「自動」の表示の近傍には自動用の常開接点184の
操作ボタン185および表示器186、「弱」の表示の近傍に
はソファー用の常開接点187の操作ボタン188および表示
器189、「切」の表示の近傍にはカーテン用の常開接点1
90の操作ボタン191がそれぞれ配設されている。なお、
切用の操作ボタン191に対応する表示器は設けられてい
ない。
また、回路基板171には、電動部としての交流のブラ
シ用電動機192の電動部開閉手段であるオン・オフ用の
スイッチ193が設けられ、このブラシ用の操作ボタン194
は強用の操作ボタン182近傍に設けられている。
さらに、延長管167には内部にブラシ用電動機192を内
蔵する吸込口体195の接続管196が挿脱自在に取り付けら
れ、また、吸込口体195は、つる口120または丸ブラシ13
0と選択交換使用できるようになっている。
次に、上記実施例のブロック図について説明する。
第1図において、201は商用交流電源で、この商用交
流電源201は、制御手段202に接続され、この制御手段20
2は電動送風機137に接続され電動送風機137の出力を制
御する。
この制御手段202は商用交流電源201に降圧用の変圧器
203の一次巻線204が接続され、この変圧器203の二次巻
線205には交流を脈流に整流する整流手段206が接続さ
れ、この整流手段206にはそれぞれ異なった電圧値の定
電圧に変換する第1および第2の定電圧手段207,208が
接続されている。たとえばこの第1の定電圧手段207は
手許制御手段170に電流を供給するための端子Aに接続
されている。
また、端子A,B間には手許制御手段170を保護する保護
手段210が接続され、端子Bには手許制御手段170からの
電流を検出する電流検出手段211が接続されマイクロコ
ンピュータで構成される中央処理装置212に接続されて
いる。さらに、第1の定電圧手段207は一定の電流値を
保持する定電流手段213に接続され、この定電流手段213
は風路140内の圧力または流量を検出する風路検出手段2
14、および、この風路検出手段214の検出値を電気的出
力に変換する変換手段215とからなる検出手段216に接続
されている。
そして、この検出手段216はこの検出手段216の出力を
増幅する増幅手段217を介して中央処理装置212に接続さ
れている。また、第2の定電圧手段208は中央処理装置2
12を駆動するため、そのままこの中央処理装置212に接
続されるとともに、電源再投入時に中央処理装置212の
プログラムの進行を初期状態に戻すイニシアライズ手段
218を介して中央処理装置212に接続される。
さらに、変圧器203の二次巻線205には商用交流電源20
1のゼロボルトを検出するとともに50Hzおよび60Hzの周
波数識別を行なうゼロクロス検出手段219が接続され、
このゼロクロス検出手段219は中央処理装置212に接続さ
れる。また、第1の定電流手段207は、電流制限手段220
を介して電動送風機137の出力または手許制御手段170の
操作位置を表示する表示手段221に接続され、この表示
手段221は中央処理装置212に接続される。さらに、中央
処理装置212から発音駆動手段222を介して目づまりなど
の異常を報知する発音手段223が接続されている。
そうして、中央処理装置212から駆動手段224および絶
縁手段225からなる出力制御手段226に接続され、この出
力制御手段226は商用交流電源201と電動送風機137の間
に接続された電力制御手段227に接続されている。
ここで、中央処理装置212について第7図を参照して
説明する。
ゼロクロス検出手段219はゼロクロス入力手段231を介
して、イニシアライズ手段218はイニシアライズ入力手
段232を介して、電流検出手段211および増幅手段217は
電流検出手段211と増幅手段217とからの入力を交互に切
替る入力切替手段233に接続され、デジタル化するA/D変
換手段234を介して、それぞれデータを読み込み、読み
出しさせるデータ搬送手段235に接続されている。な
お、表示手段221は、この表示の点灯消灯を行なう表示
開閉手段236に接続されている。
また、データ搬送手段235には、データ記憶手段241お
よび一時記憶手段242とからなる記憶手段243に接続さ
れ、この記憶手段243は電流検出手段211の出力および変
換手段215の出力に対して設定される吸込力に対応する
出力に変換し記憶するデータを記憶する。さらに、デー
タ搬送手段235には、入力切替手段233および記憶手段24
3からの出力を設定された吸込能力に演算する演算処理
手段244が接続されている。また、データ搬送手段235か
らは、表示開閉手段236に接続されこの表示開閉手段236
を作動させる表示出力手段245、発音駆動手段222に接続
されこの発音駆動手段222を作動させる発音出力手段24
6、出力制御手段226の駆動手段224に接続されこの駆動
手段224を作動させる出力手段247がそれぞれ接続されて
いる。
次に、第2図を参照して手許制御手段170について説
明する。
第2図において、手許制御手段170の端子A,Bは、それ
ぞれ電気掃除機本体111の制御手段202に接続されてい
る。また、手許制御手段170の端子A,B間にはサージなど
から手許制御手段170を保護する保護手段249が接続され
ている。
この保護手段249から吸込口体195のブラシ用電動機19
2をオン・オフする電動部開閉手段193および絶縁伝達手
段250を介して開閉手段251に接続され、この開閉手段25
1は強用開閉手段181、自動用開閉手段187、弱用開閉手
段188および切用開閉手段190から構成され、これら各開
閉手段181,184,187,190はそれぞれ負荷抵抗を設定する
負荷手段252の強用負荷手段253、自動用負荷手段254、
弱用負荷手段255および切用負荷手段256に接続されてい
る。
また、これら各負荷手段253,254,255,256はそれぞれ
端子Aに接続されているとともに、これら各負荷手段25
3,254,255,256の負荷抵抗値の出力を増幅する増幅手段2
60の強用増幅手段261、自動用増幅手段262、弱用増幅手
段263および切用増幅手段264にそれぞれ接続されてお
り、切用増幅手段264には、電源切離時に切にリセット
するリセット手段265が接続されている。そして、各増
幅手段261,262,263,264は、各開閉手段181,184,187,190
の操作内容を記憶する記憶手段266の各記憶手段である
強用記憶手段267、自動用記憶手段268、弱用記憶手段26
9、切用記憶手段270のそれぞれの記憶内容を相互にセッ
トおよびリセットする相互リセット手段271に接続さ
れ、相互リセット手段271はそれぞれ各記憶手段267,26
8,269,270に接続され、これら各記憶手段267,268,269,2
70には短時間の電源開放から各記憶手段267,268,269,27
0の記憶内容を保護する電源バックアップ手段272が接続
されている。
そうして、各記憶手段267,268,269は操作された内容
を表示する表示手段273の強用表示手段183、自動用表示
手段186および弱用表示手段189に接続されるとともに、
制御手段202への電流値を設定する電流可変手段275の強
用電流可変手段276、自動用電流可変手段277および弱用
電流可変手段278にそれぞれ接続され、手許制御手段170
の端子Bに接続されている。なお、切用の記憶手段270
には表示手段273および電流可変手段275は接続されてい
ない。
また、絶縁伝達手段250は端子C、D接続されている
電動部制御手段279に接続されている。さらに、電動部
制御手段279は端子E、Fを介してブラシ用電動機192に
接続されている。
次に、上記実施例の具体的回路を第8図および第9図
を参照して説明する。
商用交流電源201にヒューズ281を介して制御手段202
の電力制御手段227の双方向制御素子であるトライアッ
ク282および電動送風機137が直列に接続され、トライア
ック282には抵抗283およびコンデンサ284からなるトラ
イアック282の保護用のスナバ回路285が接続されてい
る。また、商用交流電源201の両端には端子C、Dが設
けられている。なお、電動送風機137には、この電動送
風機137とヒューズ281を介した商用交流電源201の両端
にΔ接続されたコンデンサ286,287,288からなる雑音防
止用の雑音防止回路289が接続されている。
また、ヒューズ281を介した商用交流電源201には変圧
器203の一次巻線204が接続され、この一次巻線204には
並列に直列に接続された保護用のヒューズ291およびバ
リスタ292が接続されている。二次巻線205には整流手段
206としてのダイオード295,296,297,298からなるダイオ
ードブリッジ299が接続され、このダイオードブリッジ2
99の直流出力側には、第1の定電流手段207のたとえば1
2Vの定電圧用の3端子レギュレータ301が接続されてい
る。
そして、この3端子レギュレータ30の一端とダイオー
ドブリッジ299の負極との間には並列に接続された平滑
用の電解コンデンサ302とコンデンサ303が接続され、3
端子レギュレータ301の他端とダイオードブリッジ299の
負極との間には電解コンデンサ304とコンデンサ305がそ
れぞれ接続されている。また、ダイオードブリッジ299
の直流出力側には第2の定電圧手段208のたとえば5Vの
定電圧用の3端子レギュレータ306が接続され、この3
端子レギュレータ306の一端とダイオードブリッジ299の
負極との間にはコンデンサ307が接続され、3端子レギ
ュレータ306の他端とダイオードブリッジ299の負極との
間には平滑用の電解コンデンサ308、コンデンサ309が接
続されている。
また、ダイオードブリッジ299の正出力側にはエミッ
タ・ベース間にバイアス抵抗311を有するNPN形のトラン
ジスタ312のコレクタが接続され、このトランジスタ312
のベースには、エミッタ・ベース間にバイアス抵抗313
を有するNPN形のトランジスタ314が接続され、このトラ
ンジスタ314のエミッタはダイオードブリッジ299の負極
側に接続されている。また、トランジスタ312のベース
およびトランジスタ314のコレクタは抵抗315を介して3
端子レギュレータ301に、トランジスタ314のベースは抵
抗316を介して中央処理装置212に接続されている。
さらに、トランジスタ312のエミッタとトランジスタ3
14のエミッタとの間には平滑用の電解コンデンサ317と
コンデンサ318とが並列に接続されている。また、ダイ
オードブリッジ299の負極は、保護手段210に並列に接続
されたバリスタ321とコンデンサ322を介して端子Aに接
続されるとともに、並列に接続されたバリスタ323とコ
ンデンサ324を介して端子Bに接続されている。さら
に、この端子Bとダイオードブリッジ299の負極との間
には電流検出手段としての抵抗211が接続され、端子B
と中央処理装置212の間には抵抗325が接続されている。
また、3端子レギュレータ306とダイオードブリッジ2
99との間には平滑用の電解コンデンサ331が接続されて
いる。そして、3端子レギュレータ306は定電流手段と
してのオペアンプ213の反転入力端子が接続され、正転
入力端子には抵抗332が接続されている。また、このオ
ペアンプ213の出力端子と抵抗332の間には検出手段216
が接続され、この検出手段216はシリコンなどの半導体
が拡散されたもので等価的には抵抗333,334,335,336か
らなる抵抗ブリッジを構成している。これらのうち抵抗
333と抵抗334の間には利得調整をするオフセットゲイン
としての可変抵抗337が接続されこの可変抵抗の摺動子
は抵抗338を介して増幅手段217のオペアンプ339の正転
入力端子に接続され、抵抗335と抵抗336の接続点は抵抗
340を介してオペアンプ339の反転入力端子に接続され、
反転力端子と出力端子の間に抵抗341が接続されてい
る。
さらに、このオペアンプ339の正転入力端子にはオペ
アンプ213の反転入力端子からボルテージホロワ回路を
構成したオペアンプ342の出力端子に接続された抵抗343
が接続されている。また、このオペアンプ339の出力端
子は抵抗344を介してオペアンプ345の反転入力端子に接
続され、正転入力端子は抵抗346を介してオペアンプ342
の出力端子に接続されている。オペアンプ345の反転入
力端子と出力端子の間には抵抗347と増幅度調整用の半
固定抵抗348が接続され、出力端子は中央処理装置212に
接続されるとともに抵抗349を介してダイオードブリッ
ジ299の負極に接続される。
また、3端子レギュレータ306からイニシアライズ手
段218の抵抗351、ツェナダイオード352および抵抗353を
介してダイオードブリッジ299の負極に接続されてい
る。ツェナダイオード352のカソードと抵抗353の接続点
にNPN形のトランジスタ354のベースが接続され、このト
ランジスタ354のコレクタは抵抗355を介して第1の定電
圧手段207の3端子レギュレータ301に、このトランジス
タ354のエミッタはNPN形のトランジスタ356のベース
に、このトランジスタ356のコレクタは中央処理装置212
および抵抗357を介してダイオードブリッジ299の正極
に、このトランジスタ356のエミッタはダイオードブリ
ッジ299の負極にそれぞれ接続されている。
さらに、変圧器203の二次巻線205の両端には抵抗361
を介してゼロクロス検出手段219の逆並列に接続された
ダイオード362,363が接続され、これら発光ダイオード3
62,363にはフォトトランジスタ364がフォトカップリン
グされている。また、このトランジスタ364のコレクタ
は第2の定電圧手段208の3端子レギュレータ306に、こ
のトランジスタ364のエミッタは中央処理装置212および
抵抗365を介してダイオードブリッジ299の負極に接続さ
れている。
一方、電流制限手段としての抵抗220の一端は3端子
レギュレータ301には、他端は表示手段221の並列に接続
された発光ダイオード125,126,127,128のアノードに接
続され、これら発光ダイオード125,126,127,128のカソ
ードは中央処理装置212に接続されている。そして、発
音駆動装置222の抵抗371の一端は中央処理装置212に接
続され他端はエミッタ・ベース間にバイアス抵抗372を
有するトランジスタ373のベースに接続され、このトラ
ンジスタ373のエミッタはダイオードブリッジ299の負極
に、このトランジスタ373のコレクタは並列に抵抗375を
有する発音手段223のブザー376に接続され、第1の定電
圧手段207の3端子レギュレータ301に接続されている。
また、中央処理装置212とダイオードブリッジ299の負
極との間は並列にコンデンサ381,382が接続され、中央
処理装置212とコンデンサ381の接続点と中央処理装置21
2とコンデンサ382の接続点との間に抵抗383および中央
処理装置212のクロック用の発振子384が並列に接続され
ている。さらに、中央処理装置212から抵抗391を介して
エミッタ・ベース間にバイアス抵抗392を有するトラン
ジスタ393に接続され、このトランジスタ393のエミッタ
はダイオードブリッジ299の負極に、このトランジスタ3
93のコレクタは絶縁手段225の発光ダイオード394、抵抗
395を介して第1の定電圧手段207の3端子レギュレータ
301に接続されている。そして、発光ダイオード394はフ
ォトトライアック396と電気的に絶縁されてフォトカッ
プリングされ、フォトトライアック396はトライアック2
82のゲートおよび抵抗397を介してトライアック282と電
動送風機137の接続点に接続されている。
次に、第2図に示す手許制御手段170の具体的な回路
を第9図を参照して説明する。
端子A,B間には逆流防止用のダイオード401介して保護
手段249としての並列に接続された抵抗402、ツェナダイ
オード403および電解コンデンサ404が接続されている。
このダイオード401のカソードには、発光ダイオード405
と、この発光ダイオード405と逆並列に接続された逆電
圧、サージ防止用のダイオード406、電動部開閉手段と
してのスイッチ193とが並列に接続され、さらに、逆流
防止用のダイオード407が直列に接続され、このダイオ
ード407のカソードと端子B間には電源バックアップ手
段272の抵抗408とコンデンサ409が並列に接続されてい
る。
そして、発光ダイオード405のカソードとダイオード4
07のアノードの接続点からは、強用電流可変手段として
の抵抗276と抵抗411および強用表示手段としての発光ダ
イオード276の直列回路とが並列に接続され、自動用電
流可変手段としての抵抗277と抵抗412および自動用表示
手段としての発光ダイオード186の直列回路とが並列に
接続され、弱用電流可変手段としての抵抗278と抵抗413
および弱用表示手段としての発光ダイオード189の直列
回路とが並列に接続され、それぞれ増幅手段260、相互
リセット手段271、記憶手段266の機能を有する集積回路
415に接続されている。
また、ダイオード407のカソードからは負荷手段252と
してのプルアップ抵抗253,254,255,256が接続され、そ
れぞれのプルアップ抵抗253,254,255,256は集積回路415
に接続されるとともに強用のプルアップ抵抗253は強用
開閉手段としての強用スイッチ181に、自動用プルアッ
プ抵抗254は自動用開閉手段としての自動用スイッチ184
に、弱用プルアップ抵抗187は弱用開閉手段としての弱
用スイッチ255に、切用プルアップ抵抗256は切用開閉手
段としての切用スイッチ190にそれぞれ接続されてい
る。この切用スイッチ190と切用プルアップ抵抗256の接
続点と端子B間はリセット手段としてのコンデンサ265
が接続されている。
さらに、発光ダイオード405には、フォトトライアッ
ク420がフォトカップリングされ絶縁伝達手段250を構成
している。そして、フォトトライアック420は抵抗421を
介してC端子とE端子間に接続されている電動部制御手
段としてのトライアック279のゲートと一端に接続され
ている。
そして、C端子からのE端子と、D端子からのF端子
は、それぞれ、E端子とF端子に接続されブラシ用電動
機192に接続されている。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、電源をオンにすると、商用交流電源201の電圧
を変圧器203で降圧し整流手段206で整流した後第2の定
電圧手段208で定電圧化し、イシニアライズ手段218で中
央処理装置212の内容をイニシアライズする。
また、第1の定電圧手段207で定電圧化し、伝達線を
介して手許制御手段170に出力する。そして、商用交流
電源201の0゜または180゜の位相角のときゼロクロス検
出手段219で電圧ゼロボルトを検出し、電流検出手段211
の出力を入力切替手段233を介してA/D変換手段234に出
力し、この出力された電流値を平均して一時記憶手段24
2に記憶する。この電流値が「強」に設定されていると
判断したときはトライアック227のトリガタイムを
「強」の出力に対応する値とし、「弱」に設定されてい
ると判断したときはトライアック227のトリガタイムを
「弱」の出力に対応する値とする。また、「切」に設定
されていると判断したときはトライアック227をトリガ
しない。
さらに、自動に設定されていると判断したときは、風
路検出手段216からの出力電圧の平均値を設定し、この
平均値をデータ記憶手段241内のデータと比較し演算処
理手段244で演算処理する。そして、出力制御手段226は
それぞれ設定されたトライアックトリガタイムでトリガ
が出力する。
また、手許制御手段170でたとえば電動送風機137の出
力を「強」に設定する場合は、強用の操作ボタン182を
押圧し、強用開閉手段181を作動させ強用負荷手段253を
作動させ強用増幅手段261で増幅した後、相互リセット
手段271で従前の記憶をリセットし、強用記憶手段267に
記憶させる。なお、このとき、電気掃除機本体111のレ
ベルメータ129は表示手段221によりたとえば発光ダイオ
ード125,126,127,128をすべて点灯させ「強」である旨
を示す。
一方、弱用の操作ボタン188を押圧した場合には同様
な動作で電動送風機137は弱の出力をし、手許操作部169
の弱用の表示基189が点灯するとともに電気掃除機111の
レベルメータ129は「弱」である旨を示すとともに、レ
ベルメータ129の発光ダイオード125を1つのみ点灯する
ことにより「弱」である旨を示す。
また、電動送風機137の出力を自動に設定する場合に
は、自動の操作ボタン185を押圧し自動にすると、自動
用の表示器186が点灯し、発光ダイオード125,126,127,1
28は電動送風機137の出力に合わせて点滅する。
さらに、ブラシ用電動機192をオンするとき、ブラシ
用の操作スイッチ193を開成し、このブラシ用の操作ス
イッチ193に流れていた電流を絶縁伝達手段250の発光ダ
イオード405に流し、発光ダイオード405を点灯させ、フ
ォトトライアック420をオンし、トライアック279をトリ
ガすることによりブラシ用電動機192を駆動する。
反対に、ブラシ用のスイッチ194を閉成すると発光ダ
イオード405に流れる電流はブラシ用のスイッチ194にバ
イパスされて発光ダイオード405は消灯し、フォトトラ
イアック420はトリガされなくなるのでブラシ用電動機1
92は駆動しない。すなわち、発光ダイオード405に流れ
る電流が所定値以下となると発光ダイオード405が点灯
せずブラシ用電動機192が駆動されない。
また、発光ダイオードが点灯する値を変化させること
により所定の値以上のみの場合にブラシ用電動機192を
駆動できる。
また、目づまりなどが生じた場合は発音駆動手段222
で発音手段223のブザー384を駆動する。
上記実施例によれば、手許制御手段170に流れている
電流を発光ダイオード405およびフォトトライアック420
をフォトカップリングしてブラシ用電動機192のオン・
オフを行なうので、簡単な構成で安価にできる。
さらに、伝送線が遮断され開放したときは短時間では
電源バックアップ手段272で記憶手段260の記憶を保持し
て不安定な運転を防ぎ、バックアップ終了後はリセット
手段265で記憶をリセットし、「切」に設定し、電動送
風機137およびブラシ用電動機192がいきなり運転される
ことを防ぐ。
次に、他の実施例を第10図および第11図を参照して説
明する。
第10図に示すブロック図は第2図に示すブロック図の
絶縁伝達手段250および電動部開閉手段193を特定の操作
段階としてたとえば「強」の操作段階のみに接続した構
成である。そして、第11図に示すように、発光ダイオー
ド405、ダイオード406およびブラシ用の操作スイッチ19
3は強用の抵抗411と抵抗276に接続され、自動用抵抗412
と抵抗277および弱用の抵抗413と抵抗28には発光ダイオ
ード405などには接続されずバイパスしてダイオード401
に接続されている。
そうして、「強」の操作段階のときに、ブラシ用の操
作スイッチ193を開成するとブラシ用電動機192が駆動す
る。なお、他の操作段階である「自動」または「弱」の
ときは電流がバイパスされブラシ用の操作スイッチ193
を開成しても発光ダイオード405に電圧は印加されない
のでブラシ用電動機192は駆動しない。
また、ブラシ用電動機192が駆動する操作段階は1つ
に限らず、2以上でもよく、また床面条件が設定される
場合は床面の条件に名わせて設定することもできる。
さらに、他の実施例を第12図ないし第15図を参照して
説明する。
これは第5図に示す実施例に第13図に示すように、強
用の発光ダイオード183の近傍に電動部表示手段として
の発光ダイオード430を設けたものである。この発光ダ
イオード430は絶縁電圧手段250の発光ダイオード405に
直列に接続されている。
そうして、ブラシ用電動機192を駆動する際に流れる
絶縁伝達手段250の電流で点灯させる。
上記実施例によれば、ブラシ用の操作スイッチ193の
ストロークが短くても容易にブラシ用電動機192の運転
を識別できる。
〔発明の効果〕
第1の発明の電気掃除機によれば、絶縁伝達手段では
電動部開閉手段で電動部のオンが設定されている状態
で、電流検出手段への電流値が所定値以上の場合にの
み、電動部制御手段により電動部を駆動するため、電動
部開閉手段で電動部がオン状態に設定されていても、切
状態の場合には電流値が所定値以下であるので、絶縁伝
達手段は電動部制御手段を制御させず、電動機を停止さ
せるとともに、電源がオフしリセット手段により記憶手
段を切の状態にし電動部開閉手段がオン状態を維持して
も、再電源投入後にはたとえば電動部開閉手段が電動部
をオン状態にしていても、電流可変手段から所定値以上
の電流が流れないので、電動送風機が切の状態で電動部
が駆動したり、電源再投入時に電動部のみが駆動し出す
ことを防止できる。
第2の発明の電気掃除機によれば、絶縁伝達手段では
電動部開閉手段で電動部のオンが設定されている状態
で、電流検出手段への電流値が特定の操作段階に相当す
る場合にのみ、電動部制御手段により電動部を駆動する
ため、電動部開閉手段で電動部がオン状態に設定されて
いても、特定の操作段階に相当しない電流値の場合に
は、絶縁伝達手段は電動部制御手段を制御させず、電動
機を停止させるとともに、電源再投入後にはたとえ電動
部開閉手段が電動部をオン状態にしていても、電流可変
手段から特定の操作段階以外で電動部が駆動したり、電
源再投入時に電動部のみが駆動し出すことを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示すブロック
図、第2図は同上手許操作部を示すブロック図、第3図
は電気掃除機を示す斜視図、第4図は同上断面図、第5
図は同上手許操作部を示す平面図、第6図は同上断面
図、第7図は同上中央処理装置を示すブロック図、第8
図は同上電気掃除機本体を示す回路図、第9図は同上手
許操作制御手段を示す回路図、第10図は他の実施例の手
許制御手段を示すブロック図、第11図は同上回路図、第
12図はさらに他の実施例を示すブロック図、第13図は同
上手許操作部を示す平面図、第14図は同上断面図、第15
図は同上手許制御手段を示す回路図、第16図は従来例を
示す電気掃除機の電気掃除機本体を示すブロック図、第
17図は同上手許制御手段を示すブロック図、第18図は同
上手許操作部を示す正面図、第19図は同上断面図、第20
図は同上手許制御手段を示す回路図である。 111……電気掃除機本体、137……電動送風機、162……
ホース部、170……手許制御手段、192……電動部として
のブラシ用電動機、195……吸込口体、202……制御手
段、207……第1の定電圧手段、211……電流検出手段、
226……出力制御手段、227……電力制御手段としてのト
ライアック、250……絶縁伝達手段、251……開閉手段、
265……リセット手段、266……記憶手段、271……相互
リセット手段、273……表示手段、430……電動部表示手
段としての発光ダイオード。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機およびこの電動送風機の入力を
    電力制御手段により制御する制御手段を有する電気掃除
    機本体と、先端部に接続され電動部が設けられた吸込口
    体および前記制御手段に接続され前記電動送風機の入力
    を設定する手許制御手段を有するホース部とを備え、 前記制御手段は、 前記手許制御手段に定電圧を供給する定電圧手段と、 前記手許制御手段の電流を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段の出力に従って前記電力制御手段を制
    御する出力制御手段とを有し、 前記手許制御手段は、 前記電動送風機の操作段階を選択する開閉手段と、 この開閉手段により設定された段階を記憶する記憶手段
    と、 前記開閉手段が再操作されるとこの記憶手段の記憶され
    た内容を相互リセットさせる相互リセット手段と、 電源オフ時に前記記憶手段の内容を切の状態にリセット
    するリセット手段と、 切状態の場合には電流値を所定値以下とした操作段階に
    対応する電流を前記電流検出手段へ出力する電流可変手
    段と、 前記電動部のオン、オフを設定する電動部開閉手段と、 前記電動部の駆動を制御する電動部制御手段と、 前記電動部開閉手段で前記電動部のオンが設定されてい
    る状態で、前記電流検出手段への電流値を検出し、この
    電流値が所定値以上の場合にのみ前記電動部制御手段に
    より前記電動部を駆動させる絶縁伝達手段とを有した ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】電動送風機およびこの電動送風機の入力を
    電力制御手段により制御する制御手段を有する電気掃除
    機本体と、先端部に接続され電動部が設けられた吸込口
    体および前記制御手段に接続され前記電動送風機の入力
    を設定する手許制御手段を有するホース部とを備え、 前記制御手段は、 前記手許制御手段に定電圧を供給する定電圧手段と、 前記手許制御手段の電流を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段の出力に従って前記電力制御手段を制
    御する出力制御手段とを有し、 前記手許制御手段は、 前記電動送風機の操作段階を選択する開閉手段と、 この開閉手段により設定された段階を記憶する記憶手段
    と、 前記開閉手段が再操作されるとこの記憶手段の記憶され
    た内容を相互リセットさせる相互リセット手段と、 操作段階に対応する電流を前記電流検出手段へ出力する
    電流可変手段と、 前記電動部のオン、オフを設定する電動部開閉手段と、 前記電動部の駆動を制御する電動部制御手段と、 前記電動部開閉手段で前記電動部のオンが設定されてい
    る状態で、前記電流検出手段への電流値を検出し、この
    電流値が特定の操作段階に相当する電流値の場合にのみ
    前記電動部制御手段により前記電動部を駆動させる絶縁
    伝達手段とを有した ことを特徴とする電気掃除機。
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