JP2588981Y2 - カッティングプロッタ - Google Patents

カッティングプロッタ

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JP2588981Y2
JP2588981Y2 JP1992065078U JP6507892U JP2588981Y2 JP 2588981 Y2 JP2588981 Y2 JP 2588981Y2 JP 1992065078 U JP1992065078 U JP 1992065078U JP 6507892 U JP6507892 U JP 6507892U JP 2588981 Y2 JP2588981 Y2 JP 2588981Y2
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JP
Japan
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pen pressure
pen
cut
setting change
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JP1992065078U
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JPH0621991U (ja
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宏志 山川
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は筆圧補正機能付きのカッ
ティングプロッタに関する。
【0002】
【従来の技術】此種のカッティングプロッタでは、刃先
の摩耗状態やシート材の厚さ及び剛性などの種類によっ
て、必要とする筆圧即ち図3に示すようにシート材2あ
るいはプラテン4に対する刃先6の圧力は常に一定では
ない。又、カッティング動作においては、図3Aに示す
全カットと、図3Bに示すハーフカットの2種類のカッ
トが要求される。従って、実際のカット結果によって筆
圧を補正する場合には、全カットとハーフカットの2種
類の筆圧を同時に補正しておく必要がある。また、CA
D(コンピュータ支援による製図システム)側で筆圧を
設定するものもあるが、この場合には、CADのホスト
コンピュータとプロッタが近くにあり互いに直結してい
る場合には、筆圧の修正を容易に行うことが出来る。
尚、カッティング専用プロッタでは、1本のカッターペ
ンで全カットとハーフカットを行うことが出来るように
構成されている。この場合には、メカ的な筆圧調整を行
っている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】上記従来のカッティ
ングプロッタでは、ペン番号ごとにパネル操作で筆圧を
設定/変更しているので、1本のカッタペンの筆圧を変
更しても、全カットとハーフカットを同時に筆圧変更す
ることが出来なかった。即ち、全カット用のカッタとハ
ーフカット用のカッタに対し、それぞれ筆圧を変更する
必要がある。その為、筆圧補正作業が煩わしという問題
点が存した。又、CAD側で筆圧を設定している場合に
は、通常は複数のCADで1台のプロッタを共有してい
る。その為、CADデータをパソコンに転送し、それを
プロッタのコントローラに転送している。そこで、カッ
ト結果の不良により筆圧を変更しようとすれば、再度C
ADデータを呼び出して筆圧設定を変更しなければなら
ないので、作業時間即ちCADの占有時間が非常に長く
なるという問題点が存した。又、カッティング専用プロ
ッタにおけるメカ的な筆圧調整は、その作業が煩わし
く、時間がかかるという問題点が存した。本考案は、上
記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
考案は、CADなどからの作図データを格納するデータ
バッファと、前記データバッファに格納された作図デー
タをプロッタ用の作図データに変換するデータ解析部
と、前記データ解析部で解析した作図データをソーティ
ングするソートバッファと、ヘッドに内蔵されたカッタ
ー昇降駆動装置に対する筆圧データを設定する為の筆圧
設定変更部と、前記ソートバッファ及び筆圧設定変更部
の出力データに基づいてヘッドをカッティング部材に対
してXY軸方向に相対的に駆動するXY駆動装置に対す
る制御信号と前記カッター昇降駆動装置に対する筆圧信
号及びペン上昇信号とを出力し、前記シート部材に全カ
ットあるいはハーフカット処理を行うようにしたCPU
とを備え、前記筆圧設定変更部は、操作パネルなどの入
力器に接続し、該入力器のスイッチ信号よって前記筆圧
設定変更部に設定された全カット筆圧データとハーフカ
ット筆圧データとがアップダウン方向に所定値づつ、同
時に補正されるようにしたものである。
【0005】
【作用】全カットの筆圧変更パネル操作に連動して、ハ
ーフカットの筆圧を同時に変更することが出来る。
【0006】
【実施例】以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。10はシート駆動型のカッ
ティングプロッタであり、Xモータ12により駆動され
るピンチローラ機構14によって、プラテン4上のシー
ト部材2がグリップされている。
【0007】前記ピンチローラ機構14の駆動ローラ
(図示省略)の回転によって、前記シート部材2は、プ
ラテン4上を前後方向(X軸)に送られるように構成さ
れている。前記プラテン4上にはYレール16が配置さ
れ、該Yレール16の両端は、脚体18,20に支持さ
れたボックス22,24に固定されている。前記ボック
ス24には、プロッタ10のコントローラ26が内置さ
れ、このコントローラ26の操作パネル28が前記ボッ
クス24の上面に設けられている。
【0008】前記Yレール16にはヘッド30が移動可
能に取り付けられている。前記ヘッド30に設けられた
保持部は、ペン34とカッター32を保持し、各々の保
持部はヘッド30に内蔵された昇降駆動装置に連結して
いる。前記昇降駆動装置は公知のムービングコイル装置
から構成され、これらのムービングコイル装置への電流
の量によって、ペン34あるいはカッター32の、前記
プラテン4に対する圧力(筆圧)が決定される。
【0009】前記複数の昇降駆動装置は、ヘッド駆動機
構36を構成し、ドライバを介して前記コントローラ2
6のCPU38に接続している。前記ヘッド30はYモ
ータ40に連係し、このYモータ40の駆動によって、
Yレール16に沿って移動制御されるように構成されて
いる。前記脚体20には、フロッピーディスク42用の
ディスクドライブ44が装置され、該ドライブ44は、
コントローラ26に接続している。前記コントローラ2
6は、CAD46あるいはフロッピーディスク42から
のデータを格納するデータバッファ48を備えている。
【0010】50は、データバッファ48に格納された
データをプロッタ用のデータに変換するデータ解析部5
0である。52は、操作パネル28などの入力器からの
信号によって、筆圧を補正するための筆圧設定変更部で
ある。前記筆圧設定変更部は52には、CAD46ある
いは、フロッピーディスク42からの筆圧設定データが
入力され、この筆圧データは操作パネル28の表示部5
6に表示される。
【0011】例えば、表示部56には、全カット80
g,ハーフカット30gが表示される。尚、筆圧設定変
更部52に全カットとハーフカットの筆圧パターンを予
めメモリしておき、操作パネル28のスイッチ58を操
作して、所望の筆圧パターンを呼び出すようにしても良
い。尚、筆圧パターンの選択は、シート部材2の種類例
えば厚さ等に応じて、自動的に行われるようにしても良
い。
【0012】前記筆圧設定変更部52は、前記操作パネ
ル28によって、筆圧変更モードに設定されると、操作
パネル28の筆圧変更+−スイッチからの信号によっ
て、設定筆圧が変化するように構成されている。現在の
筆圧が、例えば全カット80g,ハーフカット30gに
設定されているとき、筆圧変更+スイッチを1回押すご
とに、全カットとハーフカットの筆圧が共に10gづつ
加算される。即ち、筆圧変更+スイッチを1回押すと、
筆圧は、全カット90gハーフカット40gと成る。
【0013】更にもう一回スイッチを押すと、筆圧は、
全カット100gハーフカット50gと成る。又、逆に
筆圧変更−スイッチをプッシュすると全カットとハーフ
カットの筆圧が10gづつ減少する。即ち、筆圧変更−
スイッチを1回押すと筆圧は、全カットが70g、ハー
フカットが20gとなる。更にもう1回筆圧変更−スイ
ッチを押すと、筆圧は、全カットが60g,ハーフカッ
トが10gとなる。
【0014】54は、ソートバッファであり、データ解
析部50からのデータをリーディングし、このリーディ
ングしたデータに基づいてCPU38は、Xモータ1
2,Yモータ40の各ドライバを駆動制御するとともに
ヘッド駆動機構36のドライバを駆動制御して、シート
部材2に所定の作図又は、カッティングを行う。上記コ
ントローラの動作を図26に示すフローチャートを参照
して以下に説明する。
【0015】ステップ1で筆圧設定変更部52の処理に
移行すると、CPU38は、ステップ2で操作パネル2
8から筆圧変更の指令が筆圧設定変更部52に入力され
たか否か判断する。筆圧変更の指令が存在していた場合
は、CPU38は、ステップ3に移行し、ここで全カッ
トか否か判断する。
【0016】この判断は、CAD46のホストコンピュ
ータあるいはフロッピーディスク42から転送される各
線分データのフラグで確認する。即ち、線分データの前
あるいは後に全カットのフラグが立っていれば、全カッ
トの処理を行うものである。
【0017】ステップ3で肯定を判断すると、CPU3
8は、ステップ4で、全カット用の指定の筆圧を設定
し、この筆圧で、カッター32が下降する。又、CPU
38は、ステップ4でカッター32を上昇させる。
【0018】上記カッター32のアップダウン動作と、
シート部材2のX軸方向の移動及びヘッド30のYレー
ル16に沿ったY軸方向の移動によって、シート部材2
に所定の全カット処理が行われる。CPU38は、ステ
ップ3で否定を判断すると、ステップ5でハーフカット
用の指定の筆圧を設定し、この筆圧で、カッター32を
下降するとともに、カッター32を上昇制御する。
【0019】更に、CPU38は、ステップ7で、シー
ト部材2のX軸方向の移動制御を行うとともに、ヘッド
30をY軸方向に移動制御して、シート部材2にハーフ
カットを行う。ステップ2で、筆圧変更の指令が無いこ
とを確認すると、次に、CPU38は、ステップ8で、
全カットか否か判断する。ステップ8で肯定を判断する
と、CPU38は、ステップ9で処理を行う。ステップ
8で否定を判断すると、CPU38は、ステップ10に
移行し、ここで、ハーフカット処理を行う。
【0020】上記全カットとハーフカットの切り換え
は、ヘッド駆動機構36のムービングコイル装置への通
電量の変動によって行う。
【0021】
【効果】本考案は上述の如く、構成したので、プロッタ
側のパネル操作により、前カットとハーフカットの筆圧
を同時に変更することができ、これにより、カット処理
が容易と成るという効果が存する。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案であるカッティングプロッタの構成を示
す概略ブロック図である。
【図2】カッティングプロッタの外観図である。
【図3】動作説明図である。
【図4】カッティングプロッタのコントローラの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 シート材 4 プラテン 6 刃先 10 カッティングプロッタ 12 Xモータ 14 ピンチローラ機構 16 Yレール 18 脚体 20 脚体 22 ボックス 24 ボックス 26 コントローラ 28 操作パネル 30 ヘッド 32 カッター 34 ペン 36 ヘッド駆動機構 42 フローピーディスク 56 表示部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CADなどからの作図データを格納する
    データバッファと、前記データバッファに格納された作
    図データをプロッタ用の作図データに変換するデータ解
    析部と、前記データ解析部で解析した作図データをソー
    ティングするソートバッファと、ヘッドに内蔵されたカ
    ッター昇降駆動装置に対する筆圧データを設定する為の
    筆圧設定変更部と、前記ソートバッファ及び筆圧設定変
    更部の出力データに基づいてヘッドをカッティング部材
    に対してXY軸方向に相対的に駆動するXY駆動装置に
    対する制御信号と前記カッター昇降駆動装置に対する筆
    圧信号及びペン上昇信号とを出力し、前記シート部材に
    全カットあるいはハーフカット処理を行うようにしたC
    PUとを備え、前記筆圧設定変更部は、操作パネルなど
    の入力器に接続し、該入力器のスイッチ信号よって前記
    筆圧設定変更部に設定された全カット筆圧データとハー
    フカット筆圧データとがアップダウン方向に所定値づ
    つ、同時に補正されるようにしたことを特徴とするカッ
    ティングプロッタ。
  2. 【請求項2】 前記筆圧設定変更部の設定筆圧データを
    表示する表示部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のカッティングプロッタ。
JP1992065078U 1992-08-25 1992-08-25 カッティングプロッタ Expired - Lifetime JP2588981Y2 (ja)

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