JP2588618B2 - 注文管理システム - Google Patents

注文管理システム

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JP2588618B2
JP2588618B2 JP31839089A JP31839089A JP2588618B2 JP 2588618 B2 JP2588618 B2 JP 2588618B2 JP 31839089 A JP31839089 A JP 31839089A JP 31839089 A JP31839089 A JP 31839089A JP 2588618 B2 JP2588618 B2 JP 2588618B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、飲食店などで使用される注文管理システム
に関する。詳しくは、顧客が注文した注文データの遅配
や未配を防止する注文管理システムに関する。
[従来の技術] ファミリーレストランなどの飲食店では、ウエイトレ
スやウエイタと呼ばれる接客担当者がそれぞれ所持する
携帯型の注文データ入力装置いわゆるハンディーターミ
ナルと、このハンディーターミナルから入力された注文
データを無線回線やフォトカプラなどの伝送手段を介し
て受信する注文管理装置と、この注文管理装置にインラ
インケーブルを介して接続され注文データを印字する厨
房内に設置された印字装置いわゆるキッチンプリンタと
からなる注文管理システムが採用されている。
この種の注文管理システムでは、各接客担当者がハン
ディーターミナルを所持し、顧客が着席したテーブルに
おいて顧客からの注文メニューをハンディーターミナル
のキーボードから順次入力すると、1客分の注文データ
が無線回線またはフォトカプラなどの伝送手段を介して
注文管理装置へ送信される。
注文管理装置では、ハンディーターミナルから送信さ
れた注文データを受信すると、そのときの受付時刻とと
もに注文データをメモリに各顧客に割当てられた伝票番
号に対応して記憶し、かつ、その注文データの内容に対
応する印字データ(品名や点数)を編集した後、インラ
インケーブルを介してキッチンプリンタへ送信する。そ
の結果、キッチンプリンタによって注文データが印字さ
れるので、厨房内の調理人はキッチンプリンタの印字内
容に従って調理を開始することができる。
各接客担当者は、調理できた注文メニューをキッチン
プリンタで印字された伝票とともに顧客のテーブルまで
運ぶ。食事の済んだ顧客は、伝票をもって注文管理装置
へ行くと、注文管理装置のオペレータは、その伝票の伝
票番号をキーボードから入力する。すると、メモリ中に
入力された伝票番号に対応する顧客の注文データが読出
され、レシートに印字される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、店の混雑時などには、オーダを受けた時か
ら調理を開始するまでには時間がかかり、配膳が遅れる
という問題がある。また、調理人は注文を受けたにも拘
らず、調理を忘れるという問題もある。
そこで、本出願人は、先に、これらの問題を解消でき
る注文管理支受を提案した(特開昭63-115326号(特開
平1-284964号公報))。これは、1客の全ての注文メニ
ューの調理が完了したとき、キッチンプリンタからオー
ダ完了通知を注文管理装置へ送信すると、注文管理装置
では、オーダ完了通知を受信したときの時刻をその客の
オーダ完了として記憶し、かつ、モード切換によってチ
ェックリスト出力が指定されたときにオーダ完了となっ
ていない客のデータを出力するようにしたものである。
しかし、これは、1客の全ての注文メニューの調理が
完了したときをオーダ完了とするものであるから、注文
メニューの1品ごとに遅配や未配を管理することはでき
ない。従って、現状では、各接客担当者が伝票に印字さ
れたオーダの受付時間を基準に時計を見ながら注文メニ
ューの遅配や未配をチェックするしかないので、接客担
当者にかかる負担が大きく能率的でない上、チェックミ
スが生じやすい。
ここに、本発明の目的は、このような従来の問題を解
決し、各接客担当者に負担をかけることなく、注文メニ
ューの遅配や未配を確実に防止できる注文管理システム
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そのため、本発明では、接客担当者が所持して注文デ
ータおよびテーブル番号を入力可能な入力装置と、この
入力装置によって入力された注文データおよびテーブル
番号を管理する注文管理装置と、この注文管理装置で管
理される注文データおよびテーブル番号を伝票に印字し
て発行する出力装置と、注文データおよびテーブル番号
の入力によって注文データの配膳完了を前記注文管理装
置へ指示する注文完了指示装置とからなり、前記注文管
理装置は、現在時刻を計時する計時手段と、注文データ
1品ごとに配膳時間を記憶したメニューファイルと、注
文データ1品ごとに注文データ、オーダ受付時刻、配膳
時間、テーブル番号および配膳完了コードを記憶するエ
リアを有する配膳情報ファイルと、前記入力装置から注
文データおよびテーブル番号が入力された際前記計時手
段から現在時刻をオーダ受付時刻として読取るととも
に、メニューファイルの中から注文データに対応する配
膳時間を読出し、注文データ1品ごとにオーダ受付時
刻、配膳時間、テーブル番号を前記配膳情報ファイルの
該当エリアに記憶させる配膳情報作成手段と、前記注文
完了指示装置から注文データおよびテーブル番号が入力
されるごとに配膳情報ファイルの注文データおよびテー
ブル番号に該当する配膳完了コードエリアに配膳完了コ
ードを書込む配膳完了処理手段と、前記配膳情報ファイ
ルに記憶された注文データのうち配膳完了コードエリア
に配膳完了コードが書込まれていない注文データについ
て、現在時刻がオーダ受付時刻エリアのオーダ受付時刻
から配膳時間エリアの配膳時間を経過しているかを判定
する遅延判定手段と、この遅延判定手段によって現在時
刻がオーダ受付時刻から配膳時間を経過していると判定
された場合にその注文データおよびテーブル番号を前記
入力装置へ送信する遅延指示手段とを備え、前記入力装
置は、接客担当者に対して遅配データを告知可能な表示
手段と、前記注文管理装置から送信された注文データお
よびテーブル番号を前記表示手段に表示させる表示制御
手段とを備えた、ことを特徴とする。
〔作用〕
入力装置から注文データおよびテーブル番号が入力さ
れると、計時手段から現在時刻がオーダ受付時刻として
読取られるとともに、メニューファイルの中から注文デ
ータに対応する配膳時間が読出され、注文データ1品ご
とにオーダ受付時刻、配膳時間テーブル番号が配膳情報
ファイルの該当エリアに記憶される。
また、注文データはテーブル番号とともに出力装置へ
送信され、そこで出力される。これに基づき調理が開示
される。接客担当者は、調理ができたメニューを各テー
ブルに配膳するごとに、そのメニューについて注文完了
指示装置から注文データおよびテーブル番号を入力す
る。
すると、注文管理装置において、注文完了指示装置か
ら注文データおよびテーブル番号が入力されるごとに配
膳情報ファイルの注文データおよびテーブル番号に該当
する配膳完了コードエリアに配膳完了コードが書込まれ
る。
また、配膳情報ファイルに記憶された注文データのう
ち配膳完了コードエリアに配膳完了コードが書込まれて
いない注文データについては、現在時刻がオーダ受付時
刻エリアのオーダ受付時刻から配膳時間エリアの配膳時
間を経過しているかが判定される。ここで、現在時刻が
オーダ受付時刻から配膳時間を経過していると判定され
た場合には、その注文データおよびテーブル番号が入力
装置へ送信される。
すると、入力装置では、注文管理装置から送信された
注文データおよびテーブル番号が表示手段に表示され
る。
従って、入力装置の表示手段に遅延した注文データお
よびテーブル番号が表示されるから、接客担当者はこれ
に基づき調理の進行を促すことができる。よって、注文
データの遅配や未配を確実に防止することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の注文管理システムの概略構成を示
す。同注文管理システムは、各接客担当者が所持するデ
ータ入力装置としての複数のハンディーターミナル11
〜1nと、この各ハンディーターミナル11〜1nと無線
回線を介してデータの送受信を行う注文管理装置2と、
この注文管理装置2にインラインケーブル7を介して接
続された出力装置としてのキッチンプリンタ5および注
文完了指示装置としてのバーコードスキャナ6とから構
成されている。なお、キッチンプリンタ5およびバーコ
ードスキャナ6については、厨房内の近接した場所に設
置されている。
前記各ハンディーターミナル11〜1nは、第2図に示
す如く、CPU11を備える。CPU11には、アドレス・データ
バスなどを介して、プログラムを記憶したROM12、RAM1
3、前記注文管理装置2と無線通信を行うための無線回
路14、キーボードコントローラ15、表示器コントローラ
16およびI/Oポート17がそれぞれ接続されている。
前記キーボードコントローラ15にはキーボード18が、
前記表示器コントローラ16には表示手段を構成する表示
器19が、前記I/Oポート17にはアラーム20がそれぞれ接
続されている。前記キーボード18には、各メニューに対
応するメニューキー、注文点数を入力する点数キー、配
膳を食後にするかを指定する食後配膳指定キー、テーブ
ル番号を入力するテーブル番号キー、客数を入力する客
数キーおよび注文データなどの送信を指令する送信キー
などが配列されている。
前記RAM13には、前記キーボード18から入力された注
文データ(メニューコード、点数、食後配膳指定データ
など)、テーブル番号および客数を記憶する第1のエリ
アのほかに、接客担当者番号を予め設定記憶した第2の
エリアおよび前記注文管理装置2からの受信データ(注
文データの品名、テーブル番号、担当者番号)を記憶す
る第3のエリアなどがそれぞれ設けられている。
前記CPU11は、前記ROM12に記憶されたプログラムに従
って、前記キーボード18から入力される注文データ(メ
ニューコード、点数、食後配膳指定データなど)、テー
ブル番号および客数を第1のエリアへ格納した後、送信
キーが押されたとき第1のエリアのデータを第2のエリ
アの担当者番号とともに無線回線14から前記注文管理装
置2へ無線送信する。また、無線回路14で受信した前記
注文管理装置2からの受信データ(注文データの品名、
テーブル番号、担当者番号)を第3のエリアに記憶さ
せ、第8図に示すフローチャートの処理を実行する。こ
こに、CPU11とROM12とにより、前記注文管理装置2から
送信された注文データおよびテーブル番号を表示器19に
表示させる表示制御手段が構成されている。
前記注文管理装置2は、第3図に示す如く、CPU21を
備える。CPU21には、アドレス・データバスなどを介し
て、プログラムを記憶したROM22、1日の総売上げや取
引別の売上げなどを記憶するRAM23、現在時刻を計時す
る計時手段としての時計回路24、伝送コントローラ5、
キーボードコントローラ26、I/Oポート27、表示器コン
トローラ28およびI/Oポート29がそれぞれ接続されてい
る。
前記伝送コントローラ25には、前記各ハンディーター
ミナル11〜1nと無線通信を行うための無線回路30が接
続されているとともに、前記インラインケーブル7を介
して厨房内に設置された前記キッチンプリンタ5および
バーコードスキャナ6が接続されている。
前記キーボードコントローラ26にはキーボード31が、
前記I/Oポート27にはバーコードスキャナ32が、前記表
示器コントローラ28には表示器33がそれぞれ接続されて
いる。また、前記I/Oポート29には、プリンタ駆動回路3
4を介してプリンタ35が接続されているとともに、ドロ
ワ開放装置36を介してドロワ37が接続されている。
前記RAM23には、1日の総売上げや取引別の売上げな
どを記憶するメモリのほかに、第4図(A)に示すメニ
ューファイル41、第4図(B)に示す伝票番号カウンタ
42、第4図(C)に示す顧客ファイル43および第4図
(D)に示す配膳情報ファイル44などがそれぞれ割付け
られている。
前記メニューファイル41には、メニューコードエリア
41Aに設置された各メニューごとのメニューコードに対
応して、そのメニューの品名、単価および配膳時間を記
憶するエリア41B,41C,41Dがそれぞれ設けられている。
配膳時間エリア41Dには、各メニューの調理時間や顧客
が待ち得る時間を考慮して最適な配膳時間が予め設定記
憶されている。また、これは、後から設定変更すること
ができる。
前記顧客ファイル43には、各顧客ごとに、伝票番号エ
リア43A,客数エリア43B、注文データエリア43C、合計金
額エリア43D、オーダ受付時刻エリア43E、テーブル番号
エリア43Fおよび担当者番号エリア43Gなどがそれぞれ設
けられている。
前記配膳情報ファイル44には、注文されたメニュー1
品ごとに、配膳が食前か食後かを識別する配膳区分フラ
グエリア44A、メニューコードエリア44B、品名エリア44
C、単価エリア44D、オーダ受付時刻エリア44E、配膳時
間エリア44F、配膳完了コードエリアとしての配膳完了
フラグエリア44G、テーブール番号エリア44Hおよび担当
者番号エリア44Iがそれぞれ設けられている。
前記CPU21は、前記ROM22に記憶されたプログラムに従
って、第5図〜第7図に示すフローチャートの処理を実
行する。ここに、CPU21とROM22とにより、配膳情報作成
手段、配膳完了処理手段、遅延判定手段および遅延指示
手段がそれぞれ構成されている。
前記配膳情報作成手段は、ハンディーターミナル11
〜1nから注文データおよびテーブル番号が入力された
際前記時計回路24から現在時刻をオーダ受付時刻として
読取るとともに、メニューファイル41の中から注文デー
タに対応する配膳時間を読出し、注文データ1品ごとに
オーダ受付時間、配膳時刻、テーブル番号を前記配膳情
報ファイル44の該当エリアに記憶させる。
前記配膳完了処理手段は、前記バーコード読取装置6
から注文データおよびテーブル番号が入力されるごとに
配膳情報ファイル44の注文データおよびテーブル番号に
該当する配膳完了フラグエリア44Gの配膳完了フラグを
“1"にする。つまり、配膳完了コードを書込む。
前記遅延判定手段は、前記情報ファイル44に記憶され
た注文データのうち配膳完了フラグエリア44Gの配膳完
了フラグが“1"でない注文データについて、現在時刻が
オーダ受付時刻エリア44Eのオーダ受付時刻から配膳時
間エリア44Fの配膳時間を経過しているかを判定する。
前記遅延指示手段は、前記遅延判定手段によって現在
時刻がオーダ受付時刻から配膳時間を経過していると判
定された場合にその注文データおよびテーブル番号を前
記ハンディーターミナル11〜1nへ送信する。
次に、本実施例の作用を第5図〜第8図のフローチャ
ートを参照しながら説明する。
各接客担当者は、顧客が着席したテーブルまでいき、
自己のハンディーターミナル11〜1nのキーボード18を
操作して、まず、テーブル番号と客数を入力する。続い
て、顧客が注文したメニューとその点数を入力する。こ
のとき、食後配膳を希望する場合には食後配膳指定キー
を押す。このようにして、顧客が注文した全てのメニュ
ーを入力した後、最後に送信キーを押す。
すると、キー入力されたテーブル番号、客数、各注文
メニューのメニューコードおよび点数(食後配膳指定キ
ーが押された場合には食後配膳指定データを含む)が予
め設定されている担当者番号とともに無線回路14から注
文管理装置2へ無線送信される。なお、追加注文の場合
には、テーブル番号および客数に代えてその顧客の伝票
に印字されている伝票番号を入力する。すると、この場
合には、テーブル番号および客数に代えて伝票番号が無
線送信される。
一方、注文管理装置2は、各ハンディーターミナル1
1〜1nから無線送信されたデータを無線回路30を介して
受信すると、第5図に示すフローチャートの処理を実行
する。まず、ステップ(以下、STと略す。)1で受信し
たデータが新規注文データか追加注文データかを伝票番
号の有無によって判別する。ここで、受信データに伝票
番号が存在しない場合、つまり新規注文データの場合に
は、ST2へ進み伝票番号カウンタ42を「+1」だけカウ
ントアップした後、ST3へ進みそのカウント値を顧客フ
ァイル43の伝票番号エリア43Aに格納する。続いて、ST4
へ進み時計回路24から現在時刻を読取り、顧客ファイル
43の該当するオーダ受付時刻エリア43Eに格納した後、S
T5へ進み客数、テーブル番号、担当者番号で顧客ファイ
ル43の該当する客数エリア43B、テーブル番号エリア43
F、担当者番号エリア43Gにそれぞれ格納する。なお、受
信データに伝票番号が存在する場合、つまり追加注文デ
ータの場合には、ST2〜ST5までの処理を省略し、ST6へ
進む。
ST6において、受信データのうち1メニューデータ
(メニューコードと点数、食後配膳指定データなど)を
取出し、そのメニューコードに基づいてメニューファイ
ル41の中から該当する品名、単価、配膳時間を読出し、
続いて、ST7へ進み単価と点数とを乗算して金額を求
め、その金額を顧客ファイル43の該当する合計金額エリ
ア43Dに加算した後、ST8へ進みメニューコード、品名、
単価、食後配膳指定データを顧客ファイル43の該当する
注文データエリア43Cに格納する。
次に、ST9へ進み時計回路24から現在時刻をオーダ受
付時刻として読取り、続いて、ST10へ進みメニューコー
ド、品名、単価、オーダ受付時刻、配膳時間、テーブル
番号および担当者番号を配膳情報ファイル44の該当する
エリア44B,44C,44D,44E,44F,44H,44Iにそれぞれ格納し
た後、ST11へ進み食後配膳指定が有るかを判断する。食
後配膳指定が有れば、ST12へ進み配膳情報ファイル44の
該当する配膳区分フラグエリア44Aの配膳区分フラグを
“1"にする。なお、食後配膳指定が無ければ、つまり食
前配膳であれば、ST12の処理を行うことなく、ST13へ進
む。
ST13において、キッチンプリンタ5用の印字データ
(顧客ファイル43に格納した顧客ごとのデータ)を編集
した後、ST14へ進みオーダ終了かを判断する。ここで、
全てのオーダが終了したとき、つまり受信した全てのメ
ニューコードについてST6〜ST13の処理を行ったなら
ば、ST15へ進み編集した印字データをキッチンプリンタ
5へ送信する。
これにより、キッチンプリンタ5では、注文管理装置
2から送信された印字データを伝票に印字する。つま
り、キッチンプリンタ6から第9図に示す伝票51が発行
される。伝票51には、伝票番号、客数、テーブル番号、
担当者番号などのほかに、メニュー1品ごとに、その品
名、単価、点数、食前か食後かの配膳区分(0;食前、1;
食後)、メニューコードとテーブル番号とを表すバーコ
ード52が印刷されているとともに、下欄に伝票番号を表
すバーコード53が印刷されている。
これに基づき、厨房内の調理人は発行された伝票51の
内容に従って調理を開始する。調理ができたものについ
ては、接客担当者が各テーブルまで運んでいく。このと
き、伝票51の中から調理が完了したメニューのバーコー
ド52をバーコードスキャナ6によって読取る。すると、
読取られたバーコードデータ(メニューコードおよびテ
ーブル番号)はインラインテーブル7を通じて注文管理
装置2へ送信される。
注文管理装置2では、バーコードスキャナ6から送信
されたバーコードデータ(メニューコードおよびテーブ
ル番号)を受信すると、第7図に示すフローチャートの
処理を実行する。つまり、配膳情報ファイル44の中から
そのバーコードデータのメニューコードおよびテーブル
番号に対応する配膳完了フラグエリア44Gの配膳完了フ
ラグを“1"にする。
また、注文管理装置2では、第6図に示すフローチャ
ートの処理を実行する。まず、ST21で配膳情報ファイル
44の全ての配膳完了フラグエリア44Gの配膳完了フラグ
が“1"であるかを判断する。全ての配膳完了フラグが
“1"であれば終了とする。
全のて配膳完了フラグが“1"でなければ、ST22へ進み
配膳情報ファイル44に記憶されたメニューデータのうち
配膳完了フラグが“0"のメニューデータを読出した後、
ST23へ進みそのメニューデータの配膳区分フラグが“0"
であるかを判断する。配膳区分フラグが“0"であれば、
ST24へ進みオーダ受付時刻に配膳時間を加算して遅延警
告時刻を求めた後、ST25へ進み現在時刻が遅延警告時刻
を経過しているかを判断する。現在時刻が遅延警告時刻
を経過していなければ、ST21へ戻る。
現在時刻が遅延警告時刻を経過していれば、ST26へ進
み配膳情報ファイル44の該当する品名エリア44B、テー
ブル番号エリア44H、担当者番号エリア44Iから品名、テ
ーブル番号、担当者番号を読出し、これらを無線回路30
から各ハンディーターミナル11〜1nへ無線送信する。
また、ST23において、配膳区分フラグが“0"でなけれ
ば、つまり食後の配膳を指定する“1"であれば、ST27へ
進みそのテーブル番号の配膳区分フラグが“0"のものが
配膳情報ファイル44内に無いかを判断する。ここで、有
れば、ST21へ戻り次のメニューデータの管視を行う。無
ければ、ST28へ進みオーダ受付時刻エリア44Eのオーダ
受付時刻を現在時刻に書換え、続いて、ST29へ進み配膳
区分フラグを“1"から“0"に書換える。
一方、各ハンディーターミナル11〜1nでは、注文管
理装置2から無線送信された品名、テーブル番号、担当
者番号を無線回路14を介して受信すると、第8図に示す
フローチャートの処理を実行する。まず、受信データの
担当者番号がRAM13に記憶されている自己の担当者番号
と一致するかを判断する。一致していなければ、受信デ
ータを破棄する。一致していれば、アラーム20を一定時
間動作させた後、表示器19に品名、テーブル番号、担当
者番号を表示させる。これにより、各担当者は、遅配の
メニューを知ることができるので、調理の進行を促すこ
とができる。
さて、顧客は、食事が終了したら伝票51をもって注文
管理装置2までいく。ここで、注文管理装置2のオペレ
ータは、顧客から伝票51を預かり、その伝票に印字され
たバーコード53をバーコードスキャナ32によって読取
る。すると、注文管理装置2のCPU21は、第7図に示す
フローチャート処理を実行する。まず、顧客ファイル43
の中から読取ったバーコードデータの伝票番号に該当す
るデータを読出し、その合計金額を表示器33に表示する
とともに、これらのデータをプリンタ35によってレシー
トに印字させる。最後に、顧客ファイル43の該当するデ
ータを総売上メモリなどに加算した後、これらのデータ
をクリアさせる。
従って、本実施例によれば、注文されたメニューの1
品ごとに、予め設定された配膳時間までに配膳が完了し
たかをチェックし、完了していない場合には注文を受け
た接客担当者のハンディーターミナル11〜1nへその旨
を知らせるようにしたので、遅配や未配を確実に防止す
ることができる。
この際、ハンディーターミナル11〜1nは、アラーム
20を一定時間鳴らした後、遅配のメニューの品名および
テーブル番号を表示するようにしたので、各接客担当者
は自分が注文を受けたどのテーブルの何のメニューが遅
配や未配であるかを直ちに確認することができる。
また、注文を受けたメニューの1品ごとに、メニュー
コードおよびテーブル番号を表すバーコード52と、伝票
番号を表すバーコード53とを印字した伝票51をキッチン
プリンタ5から発行させ、接客担当者が配膳をするとき
にバーコードスキャナ6によってバーコード52を読取っ
て配膳が完了したことを入力するようにしたので、接客
担当者にかかる負担も少ない。同様に、注文管理装置2
のオペレータもバーコード53をバーコードスキャナ22に
よって読取るだけで会計を行うことができるので、会計
業務も簡単にかつ能率的に行うことができる。
また、メニューの1品ごとに、顧客が配膳を食後に希
望する場合には食後配膳指定データを入力し、その食後
配膳メニューについては、食前配線メニューの配膳が全
て終了したときから配膳時間をチェックするようにした
ので、食後配膳メニューについても食前配膳メニューの
配膳が全て終了した時点から監視することができる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、注文データの1品ごと
に、予め設定された配膳時間までに配膳が完了したかを
チェックし、完了していない場合には入力装置の表示手
段に遅配の注文データおよびテーブル番号を表示するよ
うにしたので、接客担当者はこれに基づき調理の進行を
促すことができる。よって、接客担当者に負担をかける
ことなく、注文データの遅配や未配を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は注文管理
システム全体の概略構成を示す図、第2図はハンディー
ターミナルを示すブロック図、第3図は注文管理装置を
示すブロック図、第4図は注文管理装置のRAMの内容を
示す図、第5図は注文管理装置のオーダ受信処理を示す
フローチャート、第6図は注文管理装置の遅延監視処理
を示すフローチャート、第7図は注文管理装置のバーコ
ードデータ読取処理のフローチャート、第8図はハンデ
ィーターミナルの遅延情報受信処理を示すフローチャー
ト、第9図はキッチンプリンタから発行される伝票を示
す図である。 11〜1n……ハンディーターミナル(入力装置)、2…
…注文管理装置、5……キッチンプリンタ(出力装
置)、6……バーコードスキャナ(注文完了指示装
置)、11,12……CPUおよびROM(表示制御手段)、19…
…表示器(表示手段)、21,22……CPUおよびROM(配膳
情報作成手段、配膳完了処理手段、遅延判定手段、遅延
指示手段)、24……時計回路(計時手段)、41……メニ
ューファイル、43……顧客ファイル、44……配膳情報フ
ァイル、44A……配膳区分フラグエリア、44B……メニュ
ーコードエリア、44C……品名エリア、44D……単価エリ
ア、44E……オーダ受付時刻エリア、44F……配膳時間エ
リア、44G……配膳完了フラグエリア、44H……テーブル
番号エリア、44I……担当者番号エリア、51……伝票。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接客担当者が所持して注文データおよびテ
    ーブル番号を入力可能な入力装置と、この入力装置によ
    って入力された注文データおよびテーブル番号を管理す
    る注文管理装置と、この注文管理装置で管理される注文
    データおよびテーブル番号を伝票に印字して発行する出
    力装置と、注文データおよびテーブル番号の入力によっ
    て注文データの配膳完了を前記注文管理装置へ指示する
    注文完了指示装置とからなり、 前記注文管理装置は、現在時刻を計時する計時手段と、
    注文データ1品ごとに配膳時間を記憶したメニューファ
    イルと、注文データ1品ごとに注文データ、オーダ受付
    時刻、配膳時間、テーブル番号および配膳完了コードを
    記憶するエリアを有する配膳情報ファイルと、前記入力
    装置から注文データおよびテーブル番号が入力された際
    前記計時手段から現在時刻をオーダ受付時刻として読取
    るとともに、メニューファイルの中から注文データに対
    応する配膳時間を読出し、注文データ1品ごとにオーダ
    受付時刻、配膳時間、テーブル番号を前記配膳情報ファ
    イルの該当エリアに記憶させる配膳情報作成手段と、前
    記注文完了指示装置から注文データおよびテーブル番号
    が入力されるごとに配膳情報ファイルの注文データおよ
    びテーブル番号に該当する配膳完了コードエリアに配膳
    完了コードを書込む配膳完了処理手段と、前記配膳情報
    ファイルに記憶された注文データのうち配膳完了コード
    エリアに配膳完了コードが書込まれていない注文データ
    について、現在時刻がオーダ受付時刻エリアのオーダ受
    付時刻から配膳時間エリアの配膳時間を経過しているか
    を判定する遅延判定手段と、この遅延判定手段によって
    現在時刻がオーダ受付時刻から配膳時間を経過している
    と判定された場合にその注文データおよびテーブル番号
    を前記入力装置へ送信する遅延指示手段とを備え、 前記入力装置は、接客担当者に対して遅配データを告知
    可能な表示手段と、前記注文管理装置から送信された注
    文データおよびテーブル番号を前記表示手段に表示させ
    る表示制御手段とを備えた、 ことを特徴とする注文管理システム。
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