JP2588367Y2 - ドアトリムの保護カバー - Google Patents
ドアトリムの保護カバーInfo
- Publication number
- JP2588367Y2 JP2588367Y2 JP1993066844U JP6684493U JP2588367Y2 JP 2588367 Y2 JP2588367 Y2 JP 2588367Y2 JP 1993066844 U JP1993066844 U JP 1993066844U JP 6684493 U JP6684493 U JP 6684493U JP 2588367 Y2 JP2588367 Y2 JP 2588367Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective cover
- door trim
- handle
- handle housing
- ornament
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は例えば自動車のドアの内
側に取付けられるドアトリムのカバーに関するものであ
る。
側に取付けられるドアトリムのカバーに関するものであ
る。
【０００２】
【考案の背景】図４に示すように自動車のドアの内側に
取付けられるドアトリム(1) にあっては、レジンフェル
トのような基材(2) に合成皮革のような表皮材(3) が被
着されており、更にアームレスト(4) が一体的に形成さ
れているが、該アームレスト(4) とその周縁には表皮材
(3) とは異なるクロスオーナメント(5) が被着され外観
的にアクセント付けを行なっている。しかしながら上記
アームレスト(4) 上面およびその上側にはドア開閉ハン
ドルのハンドルハウジング(6,7) が取付けられており、
自動車メーカーから顧客へ納車する間に、運転者がドア
開閉ハンドルを操作する時、屡々その周囲のクロスオー
ナメント(5) に触れてこれを汚してしまう。クロスオー
ナメント(5) は合成皮革等他の表皮材と異なり汚れがつ
き易くしかも汚れが落ちにくい。
取付けられるドアトリム(1) にあっては、レジンフェル
トのような基材(2) に合成皮革のような表皮材(3) が被
着されており、更にアームレスト(4) が一体的に形成さ
れているが、該アームレスト(4) とその周縁には表皮材
(3) とは異なるクロスオーナメント(5) が被着され外観
的にアクセント付けを行なっている。しかしながら上記
アームレスト(4) 上面およびその上側にはドア開閉ハン
ドルのハンドルハウジング(6,7) が取付けられており、
自動車メーカーから顧客へ納車する間に、運転者がドア
開閉ハンドルを操作する時、屡々その周囲のクロスオー
ナメント(5) に触れてこれを汚してしまう。クロスオー
ナメント(5) は合成皮革等他の表皮材と異なり汚れがつ
き易くしかも汚れが落ちにくい。
【０００３】
【従来の技術】そこで従来では図４に示すような保護カ
バー(8) が提供されている。該保護カバー(8) はプラス
チックシート等からなり、左右両端縁から夫々上下一対
の取付ベルト(9) を差出し、ハンドルハウジング(6,7)
の取付位置にはハンドル孔(10,11) が設けられている。
バー(8) が提供されている。該保護カバー(8) はプラス
チックシート等からなり、左右両端縁から夫々上下一対
の取付ベルト(9) を差出し、ハンドルハウジング(6,7)
の取付位置にはハンドル孔(10,11) が設けられている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の保護カバー
(8) は図４点線に示すように左右の取付ベルト(9) をド
アトリム(1) の左右両縁から裏側に係合してクロスオー
ナメント(5) 部分を被覆するのであるが、この部分には
アームレスト(4) が形成されており、保護カバー(8) は
クロスオーナメント(5) には密着せずに浮上った状態と
なり、更にハンドル孔(10,11) がドアトリム(1) に取付
けられているハンドルハウジング(6,7) と位置的にずれ
る場合が多く、運転者が該保護カバー(8) のハンドル孔
(10,11) を介してドア開閉ハンドルを操作する場合にそ
の周囲のクロスオーナメント(5) に触れて汚す危険性が
あった。
(8) は図４点線に示すように左右の取付ベルト(9) をド
アトリム(1) の左右両縁から裏側に係合してクロスオー
ナメント(5) 部分を被覆するのであるが、この部分には
アームレスト(4) が形成されており、保護カバー(8) は
クロスオーナメント(5) には密着せずに浮上った状態と
なり、更にハンドル孔(10,11) がドアトリム(1) に取付
けられているハンドルハウジング(6,7) と位置的にずれ
る場合が多く、運転者が該保護カバー(8) のハンドル孔
(10,11) を介してドア開閉ハンドルを操作する場合にそ
の周囲のクロスオーナメント(5) に触れて汚す危険性が
あった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、ドアトリム(1) のアーム
レスト(4) 部分とその周囲に被着されるクロスオーナメ
ント(5) のハンドル取付部付近を保護するカバー(18)で
あって、該保護カバー(18)は上下端にクロスオーナメン
ト(5) の上下縁に木目込まれる木目込み縁(19)を有し、
所定個所にはハンドル取付部に嵌着されるハンドルハウ
ジング貫通孔(20,21) を有し、該保護カバー(18)で該ク
ロスオーナメント(5) を被覆しハンドル取付部にハンド
ルハウジング(6,7) を取付けた時、該ハンドルハウジン
グ(6,7) の上縁フランジ(6A,7A)が該保護カバー(18)の
ハンドルハウジング貫通孔(20,21) の周縁を上から押え
るドアトリム(1) の保護カバー(18)を提供するものであ
る。
を解決するための手段として、ドアトリム(1) のアーム
レスト(4) 部分とその周囲に被着されるクロスオーナメ
ント(5) のハンドル取付部付近を保護するカバー(18)で
あって、該保護カバー(18)は上下端にクロスオーナメン
ト(5) の上下縁に木目込まれる木目込み縁(19)を有し、
所定個所にはハンドル取付部に嵌着されるハンドルハウ
ジング貫通孔(20,21) を有し、該保護カバー(18)で該ク
ロスオーナメント(5) を被覆しハンドル取付部にハンド
ルハウジング(6,7) を取付けた時、該ハンドルハウジン
グ(6,7) の上縁フランジ(6A,7A)が該保護カバー(18)の
ハンドルハウジング貫通孔(20,21) の周縁を上から押え
るドアトリム(1) の保護カバー(18)を提供するものであ
る。
【０００６】
【作用】本考案の保護カバー(18)は上下端の木目込み縁
(19)をドアトリム(1) のクロスオーナメント(5) の上下
縁に木目込むことによってオーナメント(5) のハンドル
取付部を覆って被着される。そして該保護カバー(18)の
上からハンドルハウジング貫通孔(20,21) を介してドア
トリム(1) にハンドルハウジング(6,7) を取付け、該ハ
ンドルハウジング(6,7) の上縁フランジ(6A,7A) によっ
て該保護カバー(18)のハンドルハウジング貫通孔(20,2
1) の周縁を上から押える。このようにして保護カバー
(18)はドアトリム(1) に密着して固定される。
(19)をドアトリム(1) のクロスオーナメント(5) の上下
縁に木目込むことによってオーナメント(5) のハンドル
取付部を覆って被着される。そして該保護カバー(18)の
上からハンドルハウジング貫通孔(20,21) を介してドア
トリム(1) にハンドルハウジング(6,7) を取付け、該ハ
ンドルハウジング(6,7) の上縁フランジ(6A,7A) によっ
て該保護カバー(18)のハンドルハウジング貫通孔(20,2
1) の周縁を上から押える。このようにして保護カバー
(18)はドアトリム(1) に密着して固定される。
【０００７】
【実施例】本考案を図１〜図３に示す一実施例によって
説明すれば、ドアトリム(1) はレジンフェルト等の基材
(2) と該基材(2) 被着される合成皮革等の表皮材(3) と
からなり、アームレスト(4) が一体的に形成されてお
り、該アームレスト(4) とその周縁には表皮材(3) とは
異なるクロスオーナメント(5) が被着されている。該ア
ームレスト(4) 上面とその上側において、ドアトリム
(1) にはドア開閉ハンドルのハウジング(6,7) を取付け
るための取付孔(12,13) が設けられている。
説明すれば、ドアトリム(1) はレジンフェルト等の基材
(2) と該基材(2) 被着される合成皮革等の表皮材(3) と
からなり、アームレスト(4) が一体的に形成されてお
り、該アームレスト(4) とその周縁には表皮材(3) とは
異なるクロスオーナメント(5) が被着されている。該ア
ームレスト(4) 上面とその上側において、ドアトリム
(1) にはドア開閉ハンドルのハウジング(6,7) を取付け
るための取付孔(12,13) が設けられている。
【０００８】保護カバー(18)はプラスチックシート等か
らなり、上下端に木目込み縁(19)が形成され、またハン
ドルハウジング(6,7) の貫通孔(20,21) が設けられ、更
に縦方向中心線に沿って断続スリット(22)が設けられて
いる。上記保護カバー(18)は自動車メーカーの製造現場
において図２に示すようにドアトリム(1) のハンドル取
付部およびその周囲に被着され、図３に示すように上下
端の木目込み縁(19)をドアトリム(1) のクロスオーナメ
ント(5) の上下縁に木目込む。そしてその上からハンド
ルハウジング(6,7) を該保護カバー(18)の貫通孔(20,2
1) を介してドアトリム(1) のハンドルハウジング取付
孔(12,13) に取付ける。この状態で該保護カバー(18)の
貫通孔(20,21) の周縁は該ハンドルハウジング(6,7) の
上縁フランジ(6A,7A) に上から押えられ、該保護カバー
(18)は該ドアトリム(1) に密着しずれないように固定さ
れる。自動車が顧客の所へ納入されたら、該保護カバー
(18)を断続スリット(22)を介して引裂いて取除くが、該
断続スリット(22)は本考案にとって必須のものではな
い。また断続スリット(22)は横方向に設けられてもよ
い。
らなり、上下端に木目込み縁(19)が形成され、またハン
ドルハウジング(6,7) の貫通孔(20,21) が設けられ、更
に縦方向中心線に沿って断続スリット(22)が設けられて
いる。上記保護カバー(18)は自動車メーカーの製造現場
において図２に示すようにドアトリム(1) のハンドル取
付部およびその周囲に被着され、図３に示すように上下
端の木目込み縁(19)をドアトリム(1) のクロスオーナメ
ント(5) の上下縁に木目込む。そしてその上からハンド
ルハウジング(6,7) を該保護カバー(18)の貫通孔(20,2
1) を介してドアトリム(1) のハンドルハウジング取付
孔(12,13) に取付ける。この状態で該保護カバー(18)の
貫通孔(20,21) の周縁は該ハンドルハウジング(6,7) の
上縁フランジ(6A,7A) に上から押えられ、該保護カバー
(18)は該ドアトリム(1) に密着しずれないように固定さ
れる。自動車が顧客の所へ納入されたら、該保護カバー
(18)を断続スリット(22)を介して引裂いて取除くが、該
断続スリット(22)は本考案にとって必須のものではな
い。また断続スリット(22)は横方向に設けられてもよ
い。
【０００９】
【考案の効果】したがって本考案においては、ドアトリ
ム(1) のクロスオーナメント(5) のドア開閉ハンドル取
付部付近の汚染が完全に防止される。
ム(1) のクロスオーナメント(5) のドア開閉ハンドル取
付部付近の汚染が完全に防止される。
図１〜図３は本考案の一実施例を示すものである。
【図１】保護カバー取付前ドアトリム斜視図
【図２】保護カバー取付後ドアトリム斜視図
【図３】図２におけるＡ−Ａ断面図
【図４】従来例の説明図
1 ドアトリム 4 アームレスト 5 クロスオーナメント 6,7 ハンドルハウジング 6A,7A 上縁フランジ 12,13 取付孔 18 保護カバー 19 木目込み縁 20,21 ハンドルハウジング貫通孔 22 断続スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60J 5/04 B60J 5/00 B60R 13/02
Claims (2)
- 【請求項１】ドアトリムのアームレスト部分とその周囲
に被着されるクロスオーナメントのハンドル取付部付近
を保護するカバーであって、該保護カバーは上下端にク
ロスオーナメントの上下縁に木目込まれる木目込み縁を
有し、所定個所にはハンドル取付部に嵌着されるハンド
ルハウジング貫通孔を有し、該保護カバーで該クロスオ
ーナメントを被覆しハンドル取付部にハンドルハウジン
グを取付けた時、該ハンドルハウジングの上縁フランジ
が該保護カバーのハンドルハウジング貫通孔の周縁を上
から押えることを特徴とするドアトリムの保護カバー - 【請求項２】該カバーの所定位置には断続スリットが設
けられている請求項１に記載のドアトリムの保護カバー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066844U JP2588367Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ドアトリムの保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066844U JP2588367Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ドアトリムの保護カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731446U JPH0731446U (ja) | 1995-06-13 |
| JP2588367Y2 true JP2588367Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13327569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993066844U Expired - Lifetime JP2588367Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ドアトリムの保護カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588367Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP1993066844U patent/JP2588367Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0731446U (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981013 |