JPH079625U - ポケット開口部の構造 - Google Patents

ポケット開口部の構造

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JPH079625U
JPH079625U JP4506793U JP4506793U JPH079625U JP H079625 U JPH079625 U JP H079625U JP 4506793 U JP4506793 U JP 4506793U JP 4506793 U JP4506793 U JP 4506793U JP H079625 U JPH079625 U JP H079625U
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JP
Japan
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pocket
base material
flange
skin material
opening
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Pending
Application number
JP4506793U
Other languages
English (en)
Inventor
良久 林
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Publication of JPH079625U publication Critical patent/JPH079625U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の目的は例えば自動車のドアトリムに設
けられているポケットに手を入れた時の引掛り感を解消
することにある。 【構成】ポケット5の開口部6の周縁にフランジ6Aを
形成し、該フランジ6Aにおいて少くとも基材2の端面
2Aへ表皮材3の縁部3Aを折曲げ接着し、該表皮材3
の縁部3Aの端面3Bが引掛らないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば自動車のドアトリム等の内装材に設けられるポケットの開口部 の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば図6に示す自動車のドアトリム(1) は基材(2) と、該基材(2) 表面に貼 着されている表皮材(3) とからなり、アームレスト(4)およびポケット(5) が形 成され、該ポケット(5) には裏板(7) が裏打ちされている。 従来、上記ドアトリム(1) のポケット(5) の開口部(6) にあってはその周縁に おいて表皮材(3) の縁部(3A)を基材(2) の裏側へ折曲げ接着していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来構成ではポケット(5) に手を入れた時、該表皮材(3) の 縁部(3A)の端面(3B)が触れて引掛り感を与えていた。また該表皮材(3) の縁部(3 A)は手が引掛った際基材(2) から剥がれてしまうおそれもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、基材(2) と、該基材(2 ) 表面に貼着されている表皮材(3) とからなる積層材によって構成されるポケッ ト(5) の開口部(6) 周縁にフランジ(6A)を形成し、該フランジ(6A)において少く とも基材(2) の端面(2A)へ表皮材(3) の縁部(3A)を折曲げ接着したポケット(5) 開口部(6) の構造を提供するものである。
【0005】
【作用】
本考案ではポケット(5) の開口部(6) の周縁にフランジ(6A)を形成し、該フラ ンジ(6A)において基材(2) の端面(2A)に表皮材(3) の縁部(3A)を折曲げ接着する から、ポケット(5) に手を入れた時表皮材(3) の縁部(3A)の端面(3B)は手に引掛 らなくなる。
【0006】
【実施例】
本考案を図 1〜図3に示す一実施例によって説明すれば、自動車のドアトリム (1) は基材(2) と、該基材(2) に貼着されている表皮材(3) とからなり、アーム レスト(4) およびポケット(5) が形成されている。 該ドアトリム(1) の基材(2) は例えばハードボード、レジンボード、故紙ボー ド等を材料とし、表皮材(3) は例えば不織布、織物、合成皮革等を材料とする。
【0007】 該ドアトリム(1) のポケット(5)はドアトリム(1) 本体と同様な基材(12)と表 皮材(13)とからなる裏板(7) によって裏打ちされ、該ポケット(5) の開口部(6) の周縁にはフランジ(6A)が形成されている。 該フランジ(6A)においては、図2に示すように基材(2) の端面(2A)および裏面 (2B)全体に表皮材(3) の縁部(3A)が折曲げられ接着されている。
【0008】 上記構成においてはポケット(5) に手を入れても開口部(6) において表皮材(3 ) の縁部(3A)端面(3B)は手に引掛らなくなる。
【0009】 上記実施例以外、図4に示すようにポケット(5) の開口部(6) のフランジ(6A) において、表皮材(3) 縁部(3A)は基材(2) の端面(2A)のみを被覆してもよく、ま た図5に示すように基材(2) の裏面(2B)を部分的に被覆してもよい。更にフラン ジ(6A)は開口部(6) の外側にのみ形成されてもよい。
【0010】 本考案は自動車のドアトリム以外自動車のサイドボード、インストルーメント パネル等にも適用される。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上記の構成および作用を有するから、ポケットに手を入れても引掛り 感がないし、また表皮材の基材からの剥がれも確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】図3におけるA−A断面図
【図2】フランジ部分拡大断面図
【図3】斜視図
【図4】他の実施例のフランジ部分拡大断面図
【図5】更に他の実施例のフランジ部分拡大断面図
【図6】従来例のA−A相当断面図
【符号の説明】
1 ドアトリム 2 基材 2A 端面 3 表皮材 3A 縁部 5 ポケット 6 開口部 6A フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、該基材表面に貼着されている表皮
    材とからなる積層材によって構成されるポケットの開口
    部周縁にフランジを形成し、該フランジにおいて少くと
    も基材の端面へ表皮材の縁部を折曲げ接着したことを特
    徴とするポケット開口部の構造
JP4506793U 1993-07-26 1993-07-26 ポケット開口部の構造 Pending JPH079625U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039335A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 トヨタ紡織株式会社 ドアトリム
JP2017177851A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 トヨタ紡織株式会社 車両内装収納部

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344855B2 (ja) * 1980-02-08 1988-09-07 Kyushu Taoru Kogyo Kumiai
JPH0519000B2 (ja) * 1987-03-06 1993-03-15 Mitsui Constr

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981110