JPH0730158U - トリムボードの構造 - Google Patents

トリムボードの構造

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JPH0730158U
JPH0730158U JP6643993U JP6643993U JPH0730158U JP H0730158 U JPH0730158 U JP H0730158U JP 6643993 U JP6643993 U JP 6643993U JP 6643993 U JP6643993 U JP 6643993U JP H0730158 U JPH0730158 U JP H0730158U
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JP
Japan
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clip
trim
hole
trim board
board
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Application number
JP6643993U
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Inventor
清 森倉
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はトリムクリップによって車両のパネル
に取付けられるトリムボードの見栄えを向上させること
を目的とする。 【構成】表装材２と基材３とからなるトリムボード１の
基材３にトリムクリップ７の貫通孔１２を設け、該貫通
孔１２にトリムクリップ７を貫着し、該トリムクリップ
７の根端部１０を該表装材２のワディング材５の孔部１
４に収納することによって表装材２の表皮材４が盛上ら
ないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車等の車両の内装に用いられるトリムボードの構造に関するもの である。
【０００２】
【従来の技術】
図３に示すようにトリムボード(1) は表装材(2) と、該表装材(2) の裏面に積 層されている基材(3) とからなり、該表装材(2) は表皮材(4) と該表皮材(4) に 裏打ちされているワディング材(5) とからなる。 該トリムボード(1) を車両のパネル(6) に取付けるには図３に示すようなトリ ムクリップ(7) を使用するのであるが、該トリムクリップ(7) はクリップ部(8) と、該クリップ部(8) の根部に設けられた弾性プレート(9) と、根端部に設けら れている二重プレート(10,11) とからなる。 従来、該トリムクリップ(7) によってトリムボード(1) を車両のパネル(6) に 取付けるには図３に示すように、トリムボード(1) の基材(3) にクリップ貫通孔 (12)を設け、該クリップ貫通孔(12)にトリムクリップ(7) を貫着し、該クリップ 貫通孔(12)の周縁において該基材(3) を二重プレート(10,11) によって挟持する ことによって該トリムボード(1) にトリムクリップ(7) を取付け、該トリムクリ ップ(7) のクリップ部(8) をパネル(6) のクリップ孔(13)に貫着する。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成ではトリムクリップ(7) の根端部のプレート(10) の厚み分表装材(2) が盛上り、トリムボード(1) の見栄えが悪くなると言う問題 点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、表皮材(4) と、該表皮 材(4) に裏打ちされているワディング材(5) とからなる表装材(2) と、該表装材 (2) 裏面に積層されている基材(3) とからなるトリムボード(1) のトリムクリッ プ(7) 取付位置において、該基材(3) にはクリップ貫通孔(12)を設け、該表装材 (2) のワディング材(5) にはクリップ(7) の根端部(10)を収納する孔部(14)を設 けたトリムボード(1) の構造を提供するものである。
【０００５】
【作用】
本考案のトリムボード(1) にトリムクリップ(7) を取付けるには、該トリムボ ード(1) のクリップ貫通孔(12)にトリムクリップ(7) を貫着するが、該トリムク リップ(7) の根端部(10)は該トリムボード(1) の表装材(2) のワディング材(5) に設けられている孔部(14)内に収納されるから、該表装材(2) は該トリムクリッ プ(7) の根端部(10)によって盛上ることはない。
【０００６】
【実施例】
本考案を図１および図２に示す一実施例によって説明すれば、自動車等の車両 のトリムボード(1) は表装材(2) と、該表装材(2) の裏面に積層される基材(3) とからなり、該表装材(2) はポリ塩化ビニルレザー、ポリウレタンレザー等の合 成皮革や不織布、繊維編織物等からなる表皮材(4) と該表皮材(4) に裏打ちされ ているワディング材(5) とからなり、該ワディング材(5) はポリウレタン発泡体 、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、不織布等からなり、また基材(3 ) はレジンフェルト、ダンボール、ポリスチレン発泡体、合成樹脂含浸ポリウレ タン発泡体等からなる。 該トリムボード(1) の所定個所にはトリムクリップ(7) のクリップ貫通孔(12) が設けられ、更にその位置において表装材(2) のワディング材(5) には孔部(14) が設けられている。
【０００７】 該トリムボード(1) を自動車等の車両のパネル(6) に取付けるにはトリムクリ ップ(7) を使用するが、該トリムクリップ(7) はクリップ部(8) と、該クリップ 部(8) の根部に設けられた弾性プレート(9) と、根端部に設けられている二重プ レート(10,11) とからなり、該トリムクリップ(7) は基材(3) のクリップ貫通孔 (12)に貫着され、該クリップ貫通孔(12)の周縁において該基材(3) を二重プレー ト(10,11) によって挟持し、根端のプレート(10)は該表装材(2) のワディング材 (5) の孔部(14)に収納されるから、該表装材(2) の表皮材(4) は盛上らない。
【０００８】 このようにしてトリムボード(1) のトリムクリップ(7) を取付け、該トリムク リップ(7) のクリップ部(8) をパネル(6) のクリップ孔(13)に貫着し、該クリッ プ孔(13)の周縁で該パネル(6) を該トリムクリップ(7) のクリップ部(8) と弾性 プレート(9) とで挟持する。
【０００９】
【考案の効果】
したがって本考案においては、トリムボードの表皮材がトリムクリップによっ て盛上らないから、トリムボードの見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
図１および図２は本考案の一実施例を示すものである。
【図１】トリムクリップ取付部分断面図
【図２】ワディング材斜視図
【図３】従来例のトリムクリップ取付部分断面図
【符号の説明】
1 トリムボード 2 表装材 3 基材 4 表皮材 5 ワディング材 7 トリムクリップ 10 プレート（根端部） 12 クリップ貫通孔 14 孔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】表皮材と、該表皮材に裏打ちされているワ
    ディング材とからなる表装材と、該表装材裏面に積層さ
    れている基材とからなるトリムボードのトリムクリップ
    取付位置において、該基材にはクリップ貫通孔を設け、
    該表装材のワディング材にはクリップの根端部を収納す
    る孔部を設けたことを特徴とするトリムボードの構造
JP6643993U 1993-11-17 1993-11-17 トリムボードの構造 Pending JPH0730158U (ja)

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