JP2588349B2 - バルーン・カテーテル - Google Patents

バルーン・カテーテル

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JP2588349B2
JP2588349B2 JP4331903A JP33190392A JP2588349B2 JP 2588349 B2 JP2588349 B2 JP 2588349B2 JP 4331903 A JP4331903 A JP 4331903A JP 33190392 A JP33190392 A JP 33190392A JP 2588349 B2 JP2588349 B2 JP 2588349B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M29/00Dilators with or without means for introducing media, e.g. remedies
    • A61M29/02Dilators made of swellable material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M2025/0183Rapid exchange or monorail catheters

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は先端にバルーンを有する
シャフトを備えたバルーン・カテーテルに関する。シャ
フトは、バルーンを供給するための1つの管腔と、ガイ
ドワイヤが通過する他の管腔を有している。シャフト
は、基端領域と先端領域とを備え、上記シャフトの基端
領域はより剛性を有する材料から形成される。ガイドワ
イヤ用の管腔は、シャフトの基端領域において同軸状に
設けられ、これにより、バルーンを充填するための管腔
はガイドワイヤ用の管腔をリング状に包囲する。シャフ
トの先端領域はより可撓性を有する材料から形成され、
バルーン充填用の管腔及びガイドワイヤ用の管腔は2軸
状に並置される。
【0002】
【従来の技術】上記タイプのバルーン・カテーテルは、
例えば、ドイツ実用特許第9,106,499号に開示
されている。上記実用特許に開示されるバルーン・カテ
ーテルは、経皮経腔的冠状動脈灌注を行うために、ガイ
ド・カテーテル及びガイドワイヤと共に使用される。カ
テーテルは、皮膚の穿刺部位を介して血管の中に挿入さ
れ、該血管を通って、例えば冠状動脈の動脈硬化閉塞部
へ進められる。次に、カテーテルの端部の膨張可能なバ
ルーンで上記閉塞部を拡張する。
【0003】この周知のカテーテルのシャフトは2つの
長さ部分から構成される。作用端にある基端側の長さ部
分は、特に剛性を有する材料から形成され、且つ、同軸
状にすなわち「管の中に管がある態様」で設けられ、こ
れによりシャフトの上記領域特に剛性を与える。
【0004】操作者から離れている端部にあるシャフト
先端長さ部分は、特に可撓性を有する材料から形成さ
れ、シャフトの2つの管腔、すなわち、バルーンを充填
するための通路とガイドワイヤを収容する通路が、シャ
フトを包んで接合するように並置されるように設計され
る。これはより可撓性の設計を可能とし、これにより、
2つの手段すなわち可撓性の材料及びより可撓性のある
設計が、総ての血管の形状に適合可能なシャフトをもた
らす。
【0005】上記構成は反対に、バルーンを折り畳んだ
状態のカテーテルの先端を、冠状動脈の旋回した通路の
中に容易に挿入することを可能とし、且つ、カテーテル
を進めるためのせん断力をシャフトの剛性を有する基端
部分に十分に伝達することを可能とする。
【0006】基端部分が十分に剛性をもたない場合に
は、シャフトは、カテーテルが前進する際に、せん断力
を側部に与え、また、特に大きな摩擦力が、カテーテル
とカテーテルが側部に与える領域の側壁との間に生ず
る。シャフトに与えられるせん断力の一部が失われ、例
えば動脈閉塞部を通って推し進めることができなくな
る。これは、治療を行う医師の知覚できる予測も部分的
に失わせるが、その理由は、医師がカテーテルを前進さ
せる際に受ける抵抗の一部が、治療を行う医師が考慮し
なければならない抵抗ではなく、制御されない摩擦力に
よるものであるからである。カテーテルを前進させる際
にカテーテルシャフトに生ずる側方の力は、カテーテル
の先端すなわちバルーンが基端部と同一の距離をカバー
しないことを意味する。医師がカテーテルを案内するこ
とのできる安全性及び信頼性が大幅に損なわれる。
【0007】このタイプのカテーテルをいわゆるモノレ
ールシステムに従って使用できるようにするのが望まし
い。欧州特許第203,945号に記載される上記シス
テムを用いた場合には、カテーテルの中で先端から案内
されるガイドワイヤがカテーテルの基端でシャフトから
出ることができなくなり、バルーンに近い位置でシャフ
トから出る。これは、ガイドワイヤが閉塞部の後の端部
にある状態で、カテーテルを交換することを可能とす
る。バルーンから短い距離にある出口開口がなければ、
すなわちモノレールシステムでなければ、ガイドワイヤ
は少なくともカテーテルの全長に等しい距離だけ患者の
体から外方に突出しなければならない。モノレールシス
テムを用いることにより、ガイドワイヤをかなり短くす
ることができ、従って、カテーテルの交換がより容易且
つ迅速になる。患者の体から外側に突出するガイドワイ
ヤを無菌状態に保持するために必要とされる操作上の努
力が軽減され、また、カテーテルを、例えば約3メート
ルの長さを有するガイドワイヤの全長にわたって進める
必要がない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明によれば、基端及び先端を有し、第1の
管腔を形成する外側チューブ及び第2の管腔を形成しか
つ外側チューブと同軸の内側チューブを有しており、前
記第1の管腔が外側チューブと内側チューブの間に形成
されている基端側のシャフトと、基端及び先端を有し、
第3の管腔及び第4の管腔を形成する先端側のシャフト
と、を備え、前記先端側のシャフトの基端は前記基端側
のシャフトの先端に連結されており、第2の管腔は第4
の管腔と連通してガイドワイヤの通路を形成し、そして
第1の管腔は第3の管腔と流体的に連通してバルーンを
膨張させるための通路を形成し、前記内側チューブの先
端部分は外側チューブの先端部分に直接接着されること
により、第1の管腔の少くとも一部を閉塞しており、前
記先端側のシャフトの周りに同軸状に配設されていて第
3の管腔と流体的に連通するバルーンと、前記第2の管
腔と第4の管腔とを連通する前記内側チューブと外側チ
ューブとが接着された基端側のシャフトの先端部分を貫
通して伸長する、ガイドワイヤのための開口と、を備え
て構成されている。
【0009】本発明は、簡単に製造され且つモノレール
システムに従って汎用的に使用可能な上に記載したよう
なタイプのバルーン・カテーテルを有用にする問題に基
づいており、該バルーン・カテーテルのシャフトの剛性
は、ガイドワイヤを受け入れなければならない出口開口
によって減少しない。この問題は、ガイドワイヤ用の出
口開口をカテーテルのシャフトの側部に設け、上記開口
をシャフトがより剛性をを有し且つ同軸状の構造を有す
るシャフトの基端領域に設けることによって解決され
る。
【0010】これは、モノレールシステムに従ってカテ
ーテルを使用できる結果を生ずる。同時に、ガイドワイ
ヤ用の開口は、カテーテル・シャフトを殆ど弱めない。
シャフトの2軸状の領域においては、一方の壁部だけを
穿孔して開口を形成するだけで良いために、ガイドワイ
ヤ用の通路より容易に形成することができるが、シャフ
トの大きな穴はシャフトの構造に対して深刻な問題とな
るであろう。シャフトの構造のために、またこの領域に
軟らかい材料を選定するために、シャフトはこの部分に
おいては殆ど剛性をもたない。シャフト構造のこの領域
に開口を設けることは、下側が既に殆ど剛性を失ってい
る正に領域においてシャフトの剛性を低下させるであろ
う。シャフトは上記点において曲がる傾向があり、血管
からカテーテルを引き抜く際に深刻な問題を生ずるであ
ろう。開口を形成するのが容易であろう2軸状のシャフ
トの領域ではなく、シャフトの材料がより剛性を有し従
って曲げに対する抵抗の大きな同軸状の領域に開口を設
ける。従って、長手方向の部分に4つの壁部が設けられ
るために、シャフトの構造はより安定になる。他の利点
は、上記構成により、ガイドワイヤ用の通路が、シャフ
トの基端部分と先端部分との間にあって曲げに敏感な接
続部から基端方向に設けられることである。これは、ガ
イドワイヤも同様に、危険性のある上記領域に対して追
加の補強を与えることを意味する。上記領域は、シャフ
トの可撓性の領域とシャフトの剛性の領域との間の臨界
的な遷移部をつなぐ。最後に、別の利点は、本発明の構
成によれば、カテーテルの中に挿通されたガイドワイヤ
が上記開口から容易に出ることのできるように、上記出
口開口を問題なく広げることができることである。従っ
て、ガイドワイヤが管腔から出やすくするための補助装
置をガイドワイヤの管腔に設ける必要はない。
【0011】本発明の一実施例においては、ガイドワイ
ヤの管腔は、阻害されることなく、カテーテルの基端側
の最外方端からカテーテルの先端側の最外方端へ伸長す
る。この管腔は、他の領域において効果的使用すること
ができる。例えば、取り外し可能で且つ選択的に形状を
変えることのできる追加のガイドワイヤを保持し、造影
剤、血液凝結を減少させる溶液等の流体を搬送すること
ができ、また、圧力測定に用いることもできる。この測
定は、以前に使用したガイドワイヤが偶発的に出口開口
から外れた時に、カテーテルの位置を変更することな
く、新しいガイドワイヤを挿入する機会を与える。
【0012】本発明の別の実施例においては、ガイドワ
イヤの管腔の壁部の鞘部分が、ガイドワイヤ用の出口開
口の領域にシールをもたらすように、バルーンの管腔の
壁部に取り付けられ、また、シールが接続されている部
分に出口開口を形成するために、バルーンの管腔の壁部
及びガイドワイヤの管腔の壁部を共に穿孔する。これに
より、非常に簡単に形成される出口開口がもたらされ、
またガイドワイヤのチューブは、シャフトの壁部を穿孔
するのではなく、シャフトの壁部に単に接触するように
なる。同時に、接触する領域の肉厚が2倍にすることに
より、カテーテル・シャフトの強度は、出口開口がある
ために補強が必要とされる正にその領域において補強さ
れる。従って、本発明のこの実施例においては、出口開
口と組合わされることにより、既に弱くなったカテーテ
ルの部分に弱い部分が設けられるのを防止するばかりで
はなく、予測される弱さをそれが生ずる前に補強により
補う。
【0013】更に別の実施例においては、同軸状のシャ
フトの領域のガイドワイヤ用の出口開口は、シャフトの
基端領域と先端領域との間の接続部に接続されている。
この手段は、モノレール型のガイドワイヤの管腔、すな
わち、出口開口とカテーテルの先端との間のガイドワイ
ヤの管腔が比較的短い状態に止まるという結果を生ず
る。より薄いバルーン・カテーテルを開発し、また、カ
テーテルの先端領域を徐々により可撓性を有するように
することにより、血管のより通り位置の閉塞を治療する
ことができるようになる。これは、カテーテルのより可
撓性を有する先端領域をより長く設計することになる。
しかしながら、上に述べたようにこのモノレールシステ
ムの助けにより、より容易に取り扱うことに関心があ
る。ここに説明する手段は、シャフトの可撓性のある先
端領域は、大動脈にあるガイド・カテーテルの中に止ま
るが、使用中にはその端部が冠状動脈の口部の中に伸長
するという複合効果がある。接続部の出口開口の構成
は、ガイドワイヤの管腔の中のガイド・カテーテルの外
側且つガイド・カテーテルの出口開口を越えたカテーテ
ルの内側において、ガイドワイヤが常に案内されること
を確実にする。このタイプのバルーン・カテーテルも簡
単に製造でき、その理由は、同軸状の領域の2つのチュ
ーブ壁の間の接続部が、シャフトの同軸状の領域を2軸
状のシャフトの領域に接続することにより同時に形成す
ることができるからである。
【0014】ガイドワイヤ用の出口開口が両方の壁部す
なわちバルーン充填管腔の壁部及びガイドワイヤ用の管
腔の壁部を通って軸方向に切断することによりガイドワ
イヤ用の出口開口を形成すると、バルーン・カテーテル
の製造がより容易になる。ドリルあるいはグラインダを
用いずに、切断により比較的大きな切断部片が形成され
る。そのような大きな部片は廃棄するのが容易であり、
このことは、例えば清浄な部屋で製造する時には重要な
問題である。軸方向に切断することにより、シャフトに
細長い楕円形の開口が形成され、該開口は、ガイドワイ
ヤの方向を急激に変えることなく、該ガイドワイヤを上
記開口を介して斜めに通すことを可能にする。切断部を
両方向にテーパ形状にすることにより、シャフトに応力
のピークすなわち応力集中が生ずるのを防止する。
【0015】本発明のバルーン・カテーテルを製造する
のに特に適した方法が提供され、この方法は、シャフト
と、複数の管腔とを備えるバルーン・カテーテルにガイ
ドワイヤ用の出口開口を形成するための方法であって、
出口開口を形成しようとする領域において上記管腔の内
の第1の管腔を塞ぐ充填物を設ける段階と、上記第1の
管腔の壁部を出口開口を形成しようとする領域にある上
記管腔の内の第2の管腔の壁部に向けて押圧する充填物
を上記第2の管腔に設ける段階と、上記出口開口を形成
しようとする領域にある上記シャフトの周囲に熱収縮性
の要素を設ける段階と、上記熱収縮性の要素を収縮させ
るエネルギを付与する段階と、上記第1の管腔の壁部を
上記第2の管腔の壁部に接合する段階と、上記第1の管
腔及び上記第2の管腔から上記充填物を取り除く段階
と、上記接合された壁部を穿孔し、上記ガイドワイヤが
通過することのできる開口を設けることによって、上記
出口開口を形成する段階とを備えている。
【0016】
【実施例】幾つかの図を通じて同一の参照符号により同
一の部分を示す図面を参照して以下に本発明の実施例を
説明する。
【0017】図1はシャフト2を有するバルーン・カテ
ーテル1を示している。カテーテルの基端3は、カテー
テルを操作する部分である。カテーテルの先端4は反対
側の端部である。
【0018】緊張状態になるまで流体で膨張させること
のできるバルーン5が、カテーテル1の先端4に設けら
れている。この目的のために、シャフト2は、一般に管
腔として知られる2つの通路を有しており、一方の管腔
6はバルーンを膨張させるためのものであり(図3乃至
図6参照)、また一方の管腔7はガイドワイヤ8のため
のものである。
【0019】図2に示すように、バルーン・カテーテル
1は、ガイドワイヤ8と共に使用される。ガイドワイヤ
8は、カテーテル1と共にあるいはカテーテル1よりも
前方において、血管に挿入される。ガイドワイヤ8は操
縦可能なように設計される。すなわち、ガイドワイヤ
は、その先端にある湾曲した形状を有するか、あるい
は、医者がある湾曲した形状を形成することができ、上
記先端は、この先端に何等力が加えられないときには常
に、上記湾曲した形状に戻ることができる。同時に、ガ
イドワイヤはねじり剛性を有している。これら2つの特
性により、ガイドワイヤは、直線的な血管部位の中を前
進することができ、また、その先端の形状のために分岐
部の中に案内されることができる。しかしながら、ワイ
ヤの基端をねじることにより、ワイヤの先端の湾曲した
形状を血管の分岐部から離して血管の反対側にねじり、
これにより、信頼性をもってガイドワイヤを血管の分岐
部を通して案内することができる。
【0020】ガイドワイヤ8は、欧州特許203,94
5号に開示されるいわゆるモノレール原理に従って、図
2に示す態様で使用される。これは、ガイドワイヤ8は
最初はカテーテル1に平行な関係でカテーテルの外側に
あり、カテーテル1の基端3から観察することができ
る。図1には図示されないガイドワイヤ8が、図1の開
口9でカテーテル1に入り、そこからカテーテル1の内
側に案内され、バルーン5の先端のカテーテルの先端す
なわちチップ10でカテーテル1から出る。図2はま
た、ガイドワイヤ8に加えてガイド・カテーテル11も
示している。ガイド・カテーテル11は、カテーテル1
及びガイドワイヤ8を外側から取り囲み、血管の比較的
長い部分に亙ってカテーテル1及びガイドワイヤ8に対
するガイドの役割を果たす。ガイド・カテーテル11は
その基端において、内側に設けられるゴム製のガスケッ
ト(図示せず)によって、カテーテル1及びガイドワイ
ヤ8を包囲する。側方接続部12がガイド・カテーテル
11の側方に設けられており、上記側方接続部は、造影
剤あるいは血液の凝結を防止する医薬を注入するために
使用されるが、圧力測定を行うために使用することもで
きる。
【0021】図1及び図2に示すように、カテーテル1
の基端3には分岐部13が設けられている。この分岐部
13の中では、カテーテル1の1つの管腔が、シールを
有する接続部14の中へ案内されている。他方の管腔
が、分岐部13の内側の封止された空間の中に開放さ
れ、該空間から第2の接続部15が分岐している。図2
においては、取り外し可能な補強ワイヤ16が接続部1
4を介して一方の管腔の中に挿入されている。少なくと
も、対応する管腔が他の何等かの目的のためにその全範
囲に対して使用されていない場合には、取り外し可能な
補強ワイヤを用いてカテーテルの基端領域に追加の補強
を与える。
【0022】図1のカテーテル1のシャフト2は、シャ
フトの基端領域18と、接続部17に設けられるシャフ
トの先端領域19とを備えている。基端領域18におい
ては、シャフトはより剛性を有する材料から形成されて
いる。基端領域のシャフトを通る断面が図5に示されて
おり、この図から、シャフト2のこの領域においては、
ガイドワイヤ8用の管腔7は、「管の中に管が設けられ
る」態様に従って、シャフトの中を同軸状に案内されて
いることが分かる。バルーン5を充填するためのリング
形状の管腔6が、ガイドワイヤ8用の管腔を包囲してい
る。このように、シャフトの曲げ剛性に貢献する4つの
壁部が長手方向の部分に設けられるので、上記構成はシ
ャフト2に剛性を与える。
【0023】先端領域19においては、シャフトは、基
端領域18に比較してより可撓性を有する材料から形成
されている。先端領域19においてシャフトを通る断面
が図8に示している。バルーンを充填するための管腔
6、及びガイドワイヤ8を収容する管腔7は、別個の軸
線を有して2軸状態で並置されている。一体の軸シース
20が両方の管腔を包囲し、これら管腔は、分割壁21
によってのみ分離されている。
【0024】接続部17とバルーン5並びにその次のバ
ルーン5との間では、シャフト2は、シャフトの先端領
域のある長さ22に亙って更に変更され、これにより、
ガイドワイヤ用の管腔はその部分においてより大きな直
径を有している。この長さ22に沿って、幾つかの小さ
な穴23がシャフト2に設けられ、上記穴はガイドワイ
ヤ用の管腔7につながっている。上記穴は非常に小さ
く、従って、シャフト2の強度を弱めないが、同時に上
記穴は、十分な血液が閉塞されることなく通過すること
を可能とする。
【0025】バルーン5の中では、バルーン充填用の管
腔6が切断されて開放され、完全に取り除かれており、
これにより、ガイドワイヤ用の管腔7だけが、バルーン
を越えてカテーテルの先端10に向かって引き続き伸び
ている。バルーン5の内側のシャフトに設けられる金の
マーキング24が、エックス線の下でバルーン5の位置
を明瞭に示す。バルーン5は別個に製造され、次に、例
えば溶接によりシャフトに取り付けられる。バルーン5
の先端においては、バルーン充填用の管腔6を取り除い
た後に残るシャフト2の部分すなわち、ガイドワイヤ用
の管腔7を包囲するシャフトの部分だけが、バルーンか
ら出ている。
【0026】バルーン5の先端側の上記シャフトの領域
にも、小さな穴25が設けられている。穴23、25並
びに直径が大きくなされたガイドワイヤ用の管腔7によ
って、バルーン5の基端側からバルーン5の先端側まで
ガイドワイヤ用の管腔7を通る接続部が確立される。ガ
イドワイヤ8がガイドワイヤ用の管腔7の中に設けられ
た場合でも、上記接続部を通ってある量の血液が流れる
ことができる。その血液の流れは、ガイドワイヤ8を長
さ部分22から引き抜いた時にはそれに応じて増大す
る。この血液の流れは、バルーンの先端方向に位置する
血管に血液を供給することができる。これは重要な要件
であり、その理由は、血液の循環が大幅に低下すること
によりバルーンの先端側に位置する器官に悪影響を及ぼ
すことなく、血管内の閉塞の治療を長く行うことを可能
とするからである。
【0027】管腔7の中の血流を可能にするためにガイ
ドワイヤ8を上記長さ部分22から引き抜く時には、ガ
イドワイヤを開口9から不用意に取り除くべきではな
い。そのようにすると、ガイドワイヤ8の機能が損なわ
れてしまう。従って、実際に例に示すように、例えば、
シャフトの先端領域19の長さの半分程度の明確な距離
を、長さ部分22と開口9との間に維持するのが効果的
である。しかしながら、通例のように、上記距離をほぼ
長さ部分22自身の長さにすることで十分である。
【0028】より剛性のあるシャフトの基端領域18
と、より可撓性のあるシャフト先端領域19との間の接
続部17が、図3及び図7に詳細に示している。同軸状
のシャフトの基端領域18の内側チューブ26が、2軸
状のシャフトの先端領域19のガイドワイヤ用の管腔7
の中に挿入されている。従って、ガイドワイヤ用の管腔
7は、阻害されることなく、カテーテル1の最外方の基
端からカテーテルの最外方の先端まで伸長する。外側チ
ューブ27が、シャフトの2軸状の先端領域19のシャ
フトシース20の上に押し込まれている。次に、結合剤
を用いるか又は溶接により、シャフトの2つの領域を互
いに接合する。ある効果的な方法は、管腔に充填物を設
ける段階と、収縮可能なチューブの継手によって接続部
17を包囲する段階とを備える。収縮可能なチューブを
適正に選択した際には、シャフトの2つの領域が熱収縮
性のチューブの収縮により互いに押圧され、同時に一体
に溶接されるように、熱収縮性のチューブに熱を供給す
るだけで十分である。次に、熱収縮性のチューブを再び
取り除くことができる。
【0029】シャフト2に設けられるガイドワイヤ8用
の側部開口9が、図3、図4及び図6に詳細に示されて
いる。これら図面は、ガイドワイヤ8用の出口開口9
が、シャフト2が2軸状になっているシャフトの先端領
域19に設けられておらず、シャフト2が同軸状であら
い且つより剛性を有するシャフトの基端領域18に設け
られている。
【0030】図6は特に、ガイドワイヤ用の管腔7の壁
部のシース部分、すなわち、内側チューブ26のシース
部分が、バルーン用の管腔6、すなわち外側チューブ7
に接続され、ガイドワイヤ8用の出口開口9の領域にシ
ールを形成する状態を示している。シールに接続される
部分の内側に出口開口9を形成するために、バルーン用
管腔6の壁部すなわち外側チューブ27、及びガイドワ
イヤ用の管腔7の壁部すなわち外側チューブ26は切断
部によって穿孔されている。切断部28は、軸方向に連
続して両方の壁部、すなわち、バルーン充填用の管腔の
壁部及びガイドワイヤ用の管腔の壁部を同時に穿孔して
いる。従って、切断部は、図4に示すように細長い楕円
形の穴を包囲する。上述のように形成された切断部の形
状は、カテーテルのシャフトに応力ピークを何等もたら
さない。この切断部の形状を大きく且つ長くし、これに
より、ガイドワイヤ8がカテーテルに挿通された時に、
カテーテルがシャフトから出るのを容易にする傾斜部等
の手段を管腔7に設けることなく、ガイドワイヤ8をシ
ャフト1から容易に出すようにすることができる。シャ
フトの同軸状の基端領域18に設けられるガイドワイヤ
8用の出口開口9は、シャフトの基端領域18とシャフ
トの先端領域19との間で極力接続部17に近づけ、こ
れにより、接続部17、及び出口開口9用のシールを一
回の操作で形成することができる。
【0031】本発明のバルーン・カテーテルにガイドワ
イヤ用の出口開口を形成するのに特に適した方法は、出
口開口9を設けようとする領域において管腔7を塞ぐ適
宜なプラスチックのチューブ等の充填物をガイドワイヤ
用の管腔7に設ける段階と、バルーン充填用の管腔6の
壁部の出口開口9の領域の内側からガイドワイヤ8用の
チューブ26をチューブ27に押圧する適宜な材料の輪
郭部分等の充填物をバルーン充填用の管腔6に設ける段
階と、出口開口9を設けようとする領域において熱収縮
性のチューブでシャフト2を包囲する段階と、熱を加え
ることにより、熱収縮性のチューブの収縮を開始させる
段階と、出口開口9を設けようとする領域において内側
に設けられる充填物及び外側に設けられる熱収縮性の要
素によって互いに圧接されるガイドワイヤ用の管腔7と
バルーン充填用の管腔6とを、溶接等の熱手段あるいは
結合剤によって接合する段階と、上記充填物を再び取り
除く段階と、上記熱収縮性のチューブを取り除く段階
と、ガイドワイヤ用の管腔7及びバルーン用の管腔の複
合された壁部、すなわちチューブ26及びチューブ27
を、切断部28によって穿孔して出口開口9を形成する
段階とを備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理によるバルーン・カテーテルの概
略図である。
【図2】図1に示すカテーテルとほぼ同様であるが、更
に、ガイド・カテーテル、ガイドワイヤ及び取り外し可
能な補強ワイヤを備えるバルーン・カテーテルの基端部
を拡大して示す概略図である。
【図3】図1のカテーテルの一部を拡大して示す断面図
であって、ガイドワイヤ用の出口開口を該出口開口を貫
通するガイドワイヤと共に示している。
【図4】図1のガイドワイヤ用の開口を拡大して示す概
略図であって、カテーテル・シャフトの基端領域をカテ
ーテル・シャフトの先端領域に接続する接続部を示すと
共に、シャフトの基端領域及び先端領域を斜めに切断し
て断面で示している。
【図5】図1のカテーテル・シャフトの基端領域をガイ
ドワイヤ用の出口開口よりも基端側で切断し且つ拡大し
て示す断面図である。
【図6】ガイドワイヤ用の出口開口でカテーテル・シャ
フトを切断し且つ拡大して示す断面図である。
【図7】シャフトの基端領域及び先端領域が接合される
接続位置においてカテーテル・シャフトを切断し且つ拡
大してしめす断面図である。
【図8】シャフトの先端領域でカテーテル・シャフトを
切断し且つ拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 バルーン・カテーテル 2 シャフト 3 基端 4 先端 5 バルーン 6 バルーン充填
用の管腔 7 ガイドワイヤ用の管腔 8 ガイドワイヤ 9 出口開口 13 分岐部 17 接続部 18 基端領域 19 先端領域

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端及び先端を有し、第1の管腔を形成
    する外側チューブ及び第2の管腔を形成しかつ外側チュ
    ーブと同軸の内側チューブを有しており、前記第1の管
    腔が外側チューブと内側チューブの間に形成されている
    基端側のシャフトと、 基端及び先端を有し、第3の管腔及び第4の管腔を形成
    する先端側のシャフトと、を備え、 前記先端側のシャフトの基端は前記基端側のシャフトの
    先端に連結されており、第2の管腔は第4の管腔と連通
    してガイドワイヤの通路を形成し、そして第1の管腔は
    第3の管腔と流体的に連通してバルーンを膨張させるた
    めの通路を形成し、前記内側チューブの先端部分は外側
    チューブの先端部分に直接接着されることにより、第1
    の管腔の少くとも一部を閉塞しており、 前記先端側のシャフトの周りに同軸状に配設されていて
    第3の管腔と流体的に連通するバルーンと、 前記第2の管腔と第4の管腔とを連通する前記内側チュ
    ーブと外側チューブとが接着された基端側のシャフトの
    先端部分を貫通して伸長する、ガイドワイヤのための開
    口と、 を備えていることを特徴とするバルーン・カテーテル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバルーン・カテーテルに
    おいて、前記基端側のシャフトが前記先端側のシャフト
    よりも剛性を有していることを特徴とするバルーン・カ
    テーテル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のバルーン・カテーテルに
    おいて、前記先端側のシャフトがバルーンの基端及び先
    端に、前記第4の管腔と連通する複数の穴を備えている
    ことを特徴とするバルーン・カテーテル。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のバルーン・カテーテルに
    おいて、前記先端側のシャフトがバルーンの基端及び先
    端に、前記第4の管腔と連通する複数の穴を備えている
    ことを特徴とするバルーン・カテーテル。
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