JP2588017B2 - プリント配線板用コネクタ - Google Patents
プリント配線板用コネクタInfo
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- JP2588017B2 JP2588017B2 JP1094857A JP9485789A JP2588017B2 JP 2588017 B2 JP2588017 B2 JP 2588017B2 JP 1094857 A JP1094857 A JP 1094857A JP 9485789 A JP9485789 A JP 9485789A JP 2588017 B2 JP2588017 B2 JP 2588017B2
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- wiring board
- printed wiring
- connector
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
られ、プリント配線板上の実装高さを低くしたプリント
配線板用コネクタに関する。
た多数のポストの端子部が箱形のハウジングを貫通して
上下2段に配列されると共に、前記底壁から突出する接
続脚部が前記端子部に対してほぼ直角に曲折して延び、
かつ、プリント配線板の取付孔に嵌挿してはんだ付けさ
れるいわゆるサイド型ヘッダーと称されるコネクタは、
前記ハウジング全体をプリント配線板上に搭載して取り
付けられ、しかも前記ポストが上下2段に配列して前記
ハウジングに収容されているので、プリント配線板上の
実装高さが高くなり、このことが前記コネクタの小型
化、薄型化に障害となっていた。
ハウジングの底壁の一部分を欠除して、プリント配線板
の端縁に係合する係合段部が形成され、下段の端子部を
含む嵌合接続部が部分的に前記プリント配線板の表面よ
り下方に位置して取り付けられるように構成されている
ことを特徴とするプリント配線板用コネクタは知られて
いる(例えば、特開昭50−60787号公報参照)。
除してプリント配線板の端縁に係合させるコネクタは、
プリント配線板に係合保持させるための手段を必要と
し、このため特に多極でハウジングが横長になる場合に
はプリント配線板に対する実装の自動化が困難であっ
た。
ウジングの底壁の一部分を欠除してプリント配線板の端
縁に係合させるタイプのコネクタであって、かつ、多極
でハウジングが横長のコネクタを自動実装するのに適し
たプリント配線板用コネクタを提供することを目的とす
る。
た多数のポストの端子部が箱形のハウジングを貫通して
上下2段に配列されると共に、底壁から突出する接続脚
部が前記端子部に対してほぼ直角に曲折して延び、か
つ、前記ハウジングの底壁の一部分を欠除して、プリン
ト配線板の端縁に係合する係合段部が形成され、前記下
段の端子部を含む嵌合接続部が部分的に前記プリント配
線板の表面より下方に位置して取り付けられるように構
成されているプリント配線板用コネクタであって、 前記ハウジングが前記プリント配線板の端縁全長に亘
って延びる横長で、かつ、前記の底壁の両端部に支持ア
ームが突設されていて、該支持アームは、前記プリント
配線板の両側端縁に設けた位置決め用切欠部に結合する
ボスと、該ボスの端部に突設され前記切欠部の内端縁に
係止される係止爪とを有していることを特徴とする。
ント配線板の端縁に取り付け、その接続脚をウェーブソ
ルダーによりはんだ付けする際、前記ハウジングの開口
と、前記プリント配線板の表面より下方に位置するハウ
ジング部分とを覆う耐熱保護カバーを前記ハウジングに
装着することが好ましい。
の端縁に係合して取り付けると、前記ハウジングの底壁
両側端部に突設した支持アームが、前記プリント配線板
に対して位置決めすると共に、プリント配線板に対する
前記ハウジングの係合保持を確実にするので、ハウジン
グが横長のコネクタの自動実装が可能となる。しかも、
プリント配線板の端縁部分が全長に亘って実装面積とし
て有効に利用できる。
回路に用いるコネクタに本発明を適用した例を示してお
り、該コネクタ1は、多極(通常54極)の信号回路部2
と、4極の電源回路部3とを一体化した構造になってい
る。このため信号回路部2のハウジング4と、電源回路
部3のハウジング5とが横方向に並列して一体に成形さ
れ、横長のハウジング4,5を形成している。
チック材料により、前側方が開口し後側方に厚肉の底壁
6を有する横長の箱形に形成され、かつ、ハウジング4
の空所部7とハウジング5の空所部8は間隙を設けて形
成した2つの側壁9及び10によって区分されている。
共に、両側壁9,10の後方において底壁6から連結アーム
12が一体に突設され、該連結アーム12を介して両ハウジ
ング4,5が一体的に連結されている。また、ハウジング
4,5の側端部においてそれぞれ底壁6から後方に向けて
支持アーム13,13が突設されている。
に良く示されているようように、下半部分を欠除して、
プリント配線板35の端縁36に係合する係合段部14が形成
されており、かつ、連結アーム12及び支持アーム13,13
にはそれぞれ係合段部14とほぼ同一平面に形成された支
持面12a及び支持面13a,13aを有している。
板35の両側端縁に設けた位置決め用切欠部37,37に係合
するボス15が突設され、該ボス15の下端部に内方へ突出
する係止爪16が設けられている。該係止爪16は、両ハウ
ジング4,5をプリント配線板35の端縁36に係合して取り
付けたとき、切欠部37の内端縁38に係止され、プリント
配線板35に対する両ハウジング4,5の保持を確実にし、
後述するはんだ付け工程においてハウジング4,5が不測
に脱落することのないように働く。
を上下2段に配列して収容するための取付孔17,18が2
列に並列して貫設されている。特に下段取付孔18は、第
4図及び第9図に示すように、底壁6の欠除部側に開口
し、係合段部14に設けた凹溝19に連続している。
22とからなり、いずれも端子部23,24と、該端子部23,24
に対してほぼ直角に曲折して延びる接続脚部25,26とに
よりL字形に形成されている。そして、上段ポスト21は
その端子部23を取付孔17に挿通して空所部7に配置収容
されると共に、端子部23が底壁6から後方へ長く延び、
接続脚部25が底壁6の欠除部側へ向くように配設され
る。一方、下段ポスト22はその端子部24を取付孔18に挿
通して空所部7に配置収容されると共に、該端子部23の
後半部分が凹溝19に嵌り込むように屈曲し、該屈曲部27
が凹溝19に収容されて上段ポスト21の端子部23側へ接近
し、係合段部14より下方へ露出しないように配設され、
かつ、接続脚部26が係合段部14の端縁から接続脚部25と
平行に延びて配設される。
示されているように、4本のピンコンタクト31を並列し
て収容するための取付孔28が貫設されている。ピンコン
タクト31は、取付孔28に挿通して空所部8に配置収容さ
れる一方、底壁6後端縁から欠除部側へ曲折して延びる
接続脚32を有している。。
に、一方の脚部を連結アーム12に設けた取付孔29に挿入
して取り付けられ、他方の脚部が両側壁9,10の間隔を通
じて下方へ延びている。
図及び第4図ないし第6図に示すように、プリント配線
板35の端縁36に係合段部14を係合して取り付けられる。
プリント配線板35は仮想線で示されており、その両側端
縁に設けた切欠部37,37に両支持アーム13,13のボス15,1
5が係合して位置決めされ、接続脚部25,26がプリント配
線板35に設けた取付孔41に挿通すると共に、接続脚部32
が取付孔42に挿通し、さらに補強金具33が取付孔43に挿
通する。このようにしてプリント配線板35の端縁36に係
合段部14を係合して保持されたコネクタ1は、第4図に
良く示されているように、下段ポスト22を含む嵌合接続
部が部分的にプリント配線板35の表面35aより下方へ位
置して取り付けられ、プリント配線板35上の実装高さh
がハウジング4,5の高さHより低くなる。
ト配線板35の切欠部37,37の内端縁38,38に係止して、プ
リント配線板35に対するコネクタ1の係合保持が確実と
なり、こじりなどの外力でコネクタ1が不測に脱落する
のを防ぐ(第7図参照)。
ト配線板35をウェーブソルダーして、各接続脚部25,26
及び32と、補強金具33がはんだ付け44され、取付け作業
が完了する。
4,5の下面と空所部7,8の一部分が短時間ではあるが溶融
したはんだ浴に浸潰されるので、高温のはんだ浴による
ハウジング4,5の熱変形を有効に防ぐため、第10図に示
すような耐熱保護カバー45を第4図に仮想線で示すよう
に両ハウジング4,5に装着してウェーブソルダーするこ
とが好ましい。耐熱カバー45はPPS樹脂あるいは66ナイ
ロンにより成形することができる。
1は信号回路部2及び電源回路部3のそれぞれにソケッ
トコネクタ(図示せず)を嵌合接続して使用する。
路部3とを一体化したコネクタ1について説明したが、
本発明は信号回路部2のようにL字形に曲折したポスト
コタクト(21,22)が上下2段に配列されているサイド
型のプリント配線板用コネクタであればどのようなタイ
プのものにも適用可能である。
14をプリント配線板35の端縁36に係合して取り付ける
と、両支持アーム13,13のボス15,15がプリント配線板35
の両側端縁に設けた切欠部37,37に係合して位置決めさ
れると共に、係止爪16,16が切欠部37,37の内端縁38,38
に係止され、プリント配線板35に対するコネクタ1の係
合保持が確実になるので、コネクタ1のハウジング4,5
が横長であるにもかかわらず、ウェーブソルダー工程に
おいてコネクタ1が浮き上がったり、こじりなどの外力
で不測にプリント配線板35から脱落するなどの不都合が
無く、プリント配線板35に対するコネクタ1の自動実装
が容易に行なえる。また、プリント配線板35の端縁36部
分が全長に亘って実装面積として有効に利用することが
できるので、横長の多極コネクタを表面実装するのに適
している。したがって、本発明は、請求項2に係る発明
のように信号回路部と電源回路部とを横方向に並列して
一体化したような横長のコネクタに実施すると特に有効
である。
切欠き平面図、第2図は同正面図、第3図は同底面図、
第4図は第1図の4−4線に沿う断面図、第5図は第1
図の5−5線に沿う断面図、第6図は第1図の6−6線
に沿う断面図、第7図は第3図の7−7線に沿う矢視
図、第8図は同ハウジングの正面側から見た斜視図、第
9図は同ハウジングの底面側から見た斜視図、第10図は
耐熱保護カバーの斜視図である。 1……コネクタ、2……信号回路部 3……電源回路部、4,5……ハウジング 6……底壁、7,8……空所部 12……連結アーム、13……支持アーム 14……係合段部、15……ボス 16……係止爪、17,18……取付孔 19……凹溝、21……上段ポスト 22……下断ポスト、23,24……端子部 25,26……接続脚部、27……屈曲部 31……ピンコンタクト、32……接続脚部 35……プリント配線板、36……端縁 37……切欠部、38……内端縁
Claims (2)
- 【請求項1】L字形に曲折した多数のポスト(21,22)
の端子部(23,24)が箱形のハウジング(4,5)を貫通し
て上下2段に配列されると共に、底壁(6)から突出す
る接続脚部(25,26)が前記端子部(23,24)に対してほ
ぼ直角に曲折して延び、かつ、前記ハウジング(4,5)
の底壁(6)の一部分を欠除して、プリント配線板(3
5)の端縁(36)に係合する係合段部(14)が形成さ
れ、前記下段の端子部(24)を含む嵌合接続部が部分的
に前記プリント配線板(35)の表面より下方に位置して
取り付けられるように構成されているプリント配線板用
コネクタであって、 前記ハウジング(4,5)が前記プリント配線板(35)の
端縁(36)全長に亘って延びる横長で、かつ、前記底壁
(6)の両端部に支持アーム(13,13)が突設されてい
て、該支持アーム(13)は、前記プリント配線板(35)
の両側端縁に設けた位置決め用切欠部(37)に結合する
ボス(15)と、該ボス(15)の端部に突設され前記切欠
部(37)の内端縁(38)に係止される係止爪(16)とを
有していることを特徴とするプリント配線板用コネク
タ。 - 【請求項2】前記ハウジング(4,5)が、信号回路用ポ
スト(21,22)を収容する部分(4)と、該ポスト(21,
22)と異なる電源回路用コンタクト(31)を収容する部
分(5)とを横方向に並列して一体化した横長である請
求項(1)項記載のプリント配線板用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094857A JP2588017B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | プリント配線板用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094857A JP2588017B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | プリント配線板用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02273480A JPH02273480A (ja) | 1990-11-07 |
JP2588017B2 true JP2588017B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=14121703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1094857A Expired - Lifetime JP2588017B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | プリント配線板用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588017B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0553150U (ja) * | 1991-12-19 | 1993-07-13 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ構造 |
JPH0559776U (ja) * | 1992-01-16 | 1993-08-06 | 本多通信工業株式会社 | コネクタ |
JP2549644Y2 (ja) * | 1992-02-25 | 1997-09-30 | バーグ・テクノロジー・インコーポレーテッド | 電気コネクタ |
JP2713543B2 (ja) * | 1993-09-29 | 1998-02-16 | トーマス アンド ベッツ コーポレーション | 電気コネクタ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2348610C3 (de) * | 1973-09-27 | 1979-06-28 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Kontaktfederleiste für einen Steckverbinder |
JPS5518554Y2 (ja) * | 1975-09-12 | 1980-04-30 | ||
JPH0341416Y2 (ja) * | 1986-06-30 | 1991-08-30 |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1094857A patent/JP2588017B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02273480A (ja) | 1990-11-07 |
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