JP2587990Y2 - 変位センサ - Google Patents

変位センサ

Info

Publication number
JP2587990Y2
JP2587990Y2 JP1992023125U JP2312592U JP2587990Y2 JP 2587990 Y2 JP2587990 Y2 JP 2587990Y2 JP 1992023125 U JP1992023125 U JP 1992023125U JP 2312592 U JP2312592 U JP 2312592U JP 2587990 Y2 JP2587990 Y2 JP 2587990Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
sensor
container
magnet
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992023125U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0575936U (ja
Inventor
良基 小田川
啓 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP1992023125U priority Critical patent/JP2587990Y2/ja
Publication of JPH0575936U publication Critical patent/JPH0575936U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2587990Y2 publication Critical patent/JP2587990Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、傾斜センサ、加速度セ
ンサまたはガードフェンス等に取付けられる防犯センサ
等に使用される変位センサに関する。
【0002】
【従来の技術】容器内で磁性流体によって浮動するよう
に支持されたマグネットと、磁気感応素子とを組合せ、
傾斜センサ等に使用するようにした変位センサの例とし
ては、実開昭63ー141415号公報、特開昭63ー
218814号公報、特開昭63ー317712号公
報、特開昭63ー26520号公報等で知られた傾斜セ
ンサがある。この種の変位センサを、例えば、ガードフ
ェンス支柱等の取り付け対象物に取付けて使用する場合
には、感知器を外装ケースの内部に収納し、外装ケース
を取り付け対象物にバンド締め等の手段によって固定す
る。外装ケースは、ケース部と、取り付け腕部とを有
し、ケース部が内部空間を有し取り付け腕部の一面側に
設けられる。取り付け腕部はケース部の上下方向に突出
し、一面とは反対側に取り付け面を有する。取り付け対
象物への取り付けに当たっては、取り付け腕部の取り付
け面を取り付け対象物に当接させ、両者をバンド締めに
よって結束する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ガードフェ
ンス支柱等で構成される取り付け対象物の外径が大きく
なった場合、バンドの曲率もそれに応じて大きくなるた
めに、外装ケースの取り付け腕部の一面とバンドとの間
の密着性が悪くなり、締め付け力が低下すると共に、安
定性が悪くなる。このため、正常な感知特性が維持でき
なくなり、最悪の場合には、取り付け対象物から脱落し
てしまうことがあった。
【0004】そこで、本考案の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、取り付け対象物の外径の大小にかかわ
らず、安定に取り付け得る変位センサを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述する課題解決のた
め、本考案は、外装ケースと、感知器とを有する変位セ
ンサであって、前記外装ケースは、ケース部と、取取り
付け腕部とを有し、前記ケース部が内部空間を有し前記
取り付け腕部の一面側に設けられ、前記取り付け腕部が
前記ケース部の上下方向に突出し、前記一面とは反対側
に取り付け面を有し、前記取り付け腕部の少なくとも一
方が前記ケース部から間隔を置いて前記一面の表面上に
突出する突起を有しており、前記感知器は、容器と、マ
グネット、磁気感応素子を含み、前記容器が前記内部空
間内に配置されて前記外装ケースによって支持され、前
記マグネットが磁性流体によって支持されて前記容器内
で浮動し、前記磁気感応素子が前記マグネットの生じる
磁界に感応する
【0006】
【作用】外装ケースは、取り付け腕部がケース部の上下
方向に突出し、取り付け腕部の少なくとも一方がケース
部から間隔を置いて一面上に突出する突起を有している
から、突起によってバンドの位置ずれを阻止できる。こ
のため、取り付け対象物の外径が大きくなり、バンドの
曲率が大きくなった場合でも、締め付け力の低下を招く
こともないし、安定性が悪くなることもない。
【0007】外装ケースは、ケース部が内部空間を有し
取り付け腕部の一面側に設けられており、感知器は容器
が外装ケースの内部空間内に配置されて外装ケースによ
って支持され、マグネットが磁性流体によって支持され
て容器内で浮動し、磁気感応素子がマグネットの生じる
磁界に感応するから、支柱の揺動を、マグネットの位置
変動に伴う磁界の変化として、磁気感応素子によって検
出できる。
【0008】
【実施例】図1は本考案に係る変位センサの平面図、図
2は同じくその側面部分断面図である。図示実施例は、
ガードフェンス等に取付けられる防犯センサ等の振動セ
ンサとして使用するのに好適な変位センサを示してい
る。図において、1は外装ケース、2は感知器、3は感
度調整手段、4は蓋、5は中継端子、6、7はリード線
導入用の継手、8、9はリード線である。
【0009】外装ケース1は、ケース部11と、取取り
付け腕部12、13とを有する。ケース部11は内部空
間111を有し、取り付け腕部12、13の一面側に設
けられている。取り付け腕部12、13はケース部11
の上下方向に突出し、ケース部11のある一面とは反対
側に取り付け面を有する。上方に位置する取り付け腕部
12はケース部11から間隔Dをおいて、ケース部11
のある一面上に突出する突起121を有する。
【0010】感知器2は、容器21と、マグネット22
と、磁気感応素子23を含んでいる。容器21はケース
部11の内部空間111の内部に配置されて外装ケース
1によって支持されている。容器21はアルミニュウム
等の非磁性材料によって構成され、開口面側が蓋25に
よって閉塞されていて気密が保持されている。
【0011】マグネット22は磁性流体24によって支
持されて容器21の内部で浮動する。磁性流体24は極
めて潤滑性が高いので、マグネット22は磁性流体24
によって支持されながら、容器21の内面上をスムーズ
に浮動する。
【0012】磁気感応素子23はマグネット22の生じ
る磁界に感応する。磁気感応素子23は、プラスチック
等の非磁性体で構成された支持体26内に収納されてい
る。支持体26は、ホルダ27の内部に形成された内径
部271内で矢印c1、c2の方向にスライドできるよ
うに、容器21と距離を隔てて配置されている。磁気感
応素子23は、代表的にはリードスイッチによって構成
されるが、MR素子または、ホール素子等によって構成
することも可能である。
【0013】感知器2はホルダ27の内部に組込まれて
おり、ホルダ27は外装ケース1の内部の所定位置に組
込まれている。28はホルダ27を外装ケース1に取付
ける支持軸である。
【0014】図3は本考案に係る変位センサをガードフ
ェンス支柱等の取り付け対象物Aに取り付けた使用状態
における正面図、図4は図3に示した取り付け状態の側
面部分断面図、図5は図3のC5ーC5線上断面図であ
る。Bは締め付け用のバンドである。バンドBは取り付
け腕部12、13及び取り付け対象物Aを抱き込むよう
に巻付け、両端をネジなどの結合Cによって結合する。
ここで、本考案に係る変位センサは、取り付け腕部1
2、13がケース部11の上下方向に突出し、取り付け
腕部12がケース部11から間隔Dを置いて一面上に突
出する突起121を有しているから、取り付け対象物A
の外径が大きくなり、結合手段Bの曲率が大きくなった
場合でも、締め付け力が低下することもないし、安定性
が悪くなることもない。
【0015】外装ケース1は、ケース部11が内部空間
111を有し、取り付け腕部12、13の一面側に設け
られており、感知器2は容器21が外装ケース1の内部
空間111内に配置されて外装ケース1によって支持さ
れ、マグネット22が磁性流体24によって支持されて
容器21内で浮動し、磁気感応素子23がマグネット2
2の生じる磁界に感応するから、取り付け対象物Aの揺
動を、マグネット22の位置変動に伴う磁界の変化とし
て、磁気感応素子23によって検出する。
【0016】実施例において、感度調整手段3は、ホル
ダ27に回転調整可能に取付けられた調整部材31を含
み、調整部材31と支持体26との間で、容器21に対
する支持体26の距離を可変調整する回転偏心機構を構
成している。調整部材31は端面に回転中心から偏心し
た位置に突起32を有し、突起32の端部を支持体26
に設けた溝261に挿入した構造となっている。33は
支持体26を固定するロックネジである。
【0017】本考案は、図示の変位センサに限らず、前
述した従来公知技術等の傾斜センサ等、他の変位センサ
にも広く適用できる。
【0018】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、次
のような効果が得られる。 (a)外装ケースは、取り付け腕部がケース部の上下方
向に突出し、取り付け腕部の少なくとも一方がケース部
から間隔を置いて一面上に突出する突起を有しているか
ら、突起によってバンドの位置ずれを阻止でき、取り付
け対象物の外径が大きくなり、バンドの曲率が大きくな
った場合でも、締め付け力の低下や、取り付け安定性の
悪化等を回避し得る変位センサを提供できる。 (b)外装ケースは、ケース部が内部空間を有し取り付
け腕部の一面側に設けられており、感知器は容器が外装
ケースの内部空間内に配置されて外装ケースによって支
持され、マグネットが磁性流体によって支持されて容器
内で浮動し、磁気感応素子がマグネットの生じる磁界に
感応するから、取り付け対象物Aの揺動を、マグネット
の位置変動に伴う磁界の変化として、磁気感応素子によ
って検出し得る変位センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る変位センサの平面図である。
【図2】図1に示した変位センサの側面部分断面図であ
る。
【図3】本考案に係る変位センサを取り付け対象物に取
り付けた使用状態における正面図である。
【図4】図3に示した取り付け状態の側面部分断面図で
ある。
【図5】図3のC5ーC5線上断面図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 11 ケース部 111 内部空間 12、13 取り付け腕部 121 突起 2 感知器 21 容器 22 マグネット 23 磁気感応素子 24 磁性流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−218814(JP,A) 特開 昭63−317712(JP,A) 特開 昭63−26520(JP,A) 実開 昭58−120217(JP,U) 実開 昭63−141415(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 35/14 H01H 35/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケースと、感知器とを有する変位セ
    ンサであって、 前記外装ケースは、ケース部と、取り付け腕部とを有
    し、前記ケース部が内部空間を有し前記取り付け腕部の
    一面側に設けられ、前記取り付け腕部が前記ケース部の
    上下方向に突出し、前記一面とは反対側に取り付け面を
    有し、前記取り付け腕部の少なくとも一方が前記ケース
    部から間隔を置いて前記一面の表面上に突出する突起を
    有しており、 前記感知器は、容器と、マグネットと、磁気感応素子を
    含み、前記容器が前記内部空間内に配置されて前記外装
    ケースによって支持され、前記マグネットが磁性流体に
    よって支持されて前記容器内で浮動し、前記磁気感応素
    子が前記マグネットの生じる磁界に感応する変位セン
    サ。
JP1992023125U 1992-03-18 1992-03-18 変位センサ Expired - Lifetime JP2587990Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992023125U JP2587990Y2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 変位センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992023125U JP2587990Y2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 変位センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0575936U JPH0575936U (ja) 1993-10-15
JP2587990Y2 true JP2587990Y2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=12101799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992023125U Expired - Lifetime JP2587990Y2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 変位センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2587990Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102165938B1 (ko) * 2019-07-11 2020-10-14 박재환 튜브 표면 부착용 가속도센서 브라켓

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102165938B1 (ko) * 2019-07-11 2020-10-14 박재환 튜브 표면 부착용 가속도센서 브라켓

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0575936U (ja) 1993-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5148106A (en) Angle detection sensor with setting of ratio of magnetic forces of rotating magnet and bias magnet
US6809513B2 (en) Rotary position sensor having waterproof, explosion-protective structure
EP1096223B1 (en) Tilt sensor
US6543147B2 (en) Tilt detector
JP2587990Y2 (ja) 変位センサ
US4375727A (en) Cant angle sensor assembly
JP2001526382A (ja) 回転角度の無接触検出のための測定装置
US10712193B2 (en) Liquid level detecting device
JP2913906B2 (ja) 傾斜検出装置
JPH052362Y2 (ja)
JPH04324302A (ja) スロットルポジションセンサ
JPH028166Y2 (ja)
US11231312B2 (en) Liquid level detection device
JPH0434410Y2 (ja)
JPS63236921A (ja) 延長スピンドルを用いた電動式ゲージ機構
JP3409197B2 (ja) 加速度計
JPH0544601B2 (ja)
JPH0524167Y2 (ja)
JPH059958Y2 (ja)
JPH0584812U (ja) 車両用磁気方位センサ
JP2649549B2 (ja) 傾斜センサ
JPS646069B2 (ja)
JP2882935B2 (ja) 加速度センサ
JPH0640807U (ja) 変位センサ
KR0131073Y1 (ko) 차량용 회전변위센서의 진동 방지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981006