JPH0544601B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544601B2 JPH0544601B2 JP58247945A JP24794583A JPH0544601B2 JP H0544601 B2 JPH0544601 B2 JP H0544601B2 JP 58247945 A JP58247945 A JP 58247945A JP 24794583 A JP24794583 A JP 24794583A JP H0544601 B2 JPH0544601 B2 JP H0544601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- inner case
- inclinometer
- magnetic sensor
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C9/00—Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels
- G01C9/02—Details
- G01C9/06—Electric or photoelectric indication or reading means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は地殻の微少傾斜変動を測定する場合に
用いられる傾斜計に関する。
用いられる傾斜計に関する。
(ロ) 従来技術
一般に、海底の地殻変動を測定する手段の一つ
として、岩盤の微少傾斜変位を検出する傾斜計が
用いられる。この種の傾斜計は海底に設置した
際、初期の傾斜分を予じめ取り除いておくことが
必要である。従来のものでは初期傾斜の調整をた
とえばマイクロモータ等の駆動調整手段を用いて
補正するようにしている。ところが、このような
駆動調整手段を設けたのではこれの外部エネルギ
ー源がさらに必要となり、また機構的にも複雑に
なつて、故障が発生しやすくなるばかりでなく装
置も高価になるなどの難点がある。
として、岩盤の微少傾斜変位を検出する傾斜計が
用いられる。この種の傾斜計は海底に設置した
際、初期の傾斜分を予じめ取り除いておくことが
必要である。従来のものでは初期傾斜の調整をた
とえばマイクロモータ等の駆動調整手段を用いて
補正するようにしている。ところが、このような
駆動調整手段を設けたのではこれの外部エネルギ
ー源がさらに必要となり、また機構的にも複雑に
なつて、故障が発生しやすくなるばかりでなく装
置も高価になるなどの難点がある。
(ハ) 目的
本発明は従来の問題点を解消し、初期傾斜分の
調整が外部エネルギー源を要することなく自動的
に行なわれ、かつ、機構も簡単で故障も少ない傾
斜計を得るようにすることを目的とする。
調整が外部エネルギー源を要することなく自動的
に行なわれ、かつ、機構も簡単で故障も少ない傾
斜計を得るようにすることを目的とする。
(ニ) 構成
本発明は、上記の目的を達成するため、シール
ド容器内に円筒状の外ケースが、この外ケースに
円筒状の内ケースがそれぞれ互いに直交する支軸
により揺動自在に取り付けられてジンバル機構が
構成され、前記内ケースには、その下部に磁気セ
ンサが設けられ、また、その上部にこの内ケース
の軸線方向に延びる板ばねが取り付けられ、この
板ばねに中央ケースが懸垂状態で固着され、この
中央ケースの下端部に磁気センサに対向して永久
磁石が設けられている。
ド容器内に円筒状の外ケースが、この外ケースに
円筒状の内ケースがそれぞれ互いに直交する支軸
により揺動自在に取り付けられてジンバル機構が
構成され、前記内ケースには、その下部に磁気セ
ンサが設けられ、また、その上部にこの内ケース
の軸線方向に延びる板ばねが取り付けられ、この
板ばねに中央ケースが懸垂状態で固着され、この
中央ケースの下端部に磁気センサに対向して永久
磁石が設けられている。
(ホ) 実施例
以下、本発明を図面に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図はこの実施例の傾斜計の横断平面図、第
2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は
第1図の−線に沿う断面図である。この実施
例の傾斜計1は地磁気の影響を無くすためのシー
ルドケース2を備える。このシールドケース2は
内外2重の筒体4,6の上下端にそれぞれ蓋部材
8と底部材10とが取付けられて構成されてい
る。そして、シールドケース2内には、蓋部材8
に逆U字状の支持枠12がねじ14で固着され、
また、この支持枠12に円筒状の外ケース16が
支軸18a,18bにより揺動自在に取り付けら
れている。さらに、この外ケース16には、円筒
状をした長尺の内ケース20の上端部が前記支軸
18a,18bに対して直交配置された支軸22
a,22bにより揺動自在に取り付けられてお
り、これによつて、ジンバル機構が構成されてい
る。したがつて、内ケース20は、水平面に対し
て自由に円運動を行う。
2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は
第1図の−線に沿う断面図である。この実施
例の傾斜計1は地磁気の影響を無くすためのシー
ルドケース2を備える。このシールドケース2は
内外2重の筒体4,6の上下端にそれぞれ蓋部材
8と底部材10とが取付けられて構成されてい
る。そして、シールドケース2内には、蓋部材8
に逆U字状の支持枠12がねじ14で固着され、
また、この支持枠12に円筒状の外ケース16が
支軸18a,18bにより揺動自在に取り付けら
れている。さらに、この外ケース16には、円筒
状をした長尺の内ケース20の上端部が前記支軸
18a,18bに対して直交配置された支軸22
a,22bにより揺動自在に取り付けられてお
り、これによつて、ジンバル機構が構成されてい
る。したがつて、内ケース20は、水平面に対し
て自由に円運動を行う。
一方、内ケース20内には、その下部に磁気セ
ンサ24が配設され、また、その上部中央に、こ
の内ケース20の軸線方向に延びる板ばね26が
取り付けられ、この板ばね26の下部に円筒状の
中央ケース28の上端部が懸垂状態で固着されて
いる。
ンサ24が配設され、また、その上部中央に、こ
の内ケース20の軸線方向に延びる板ばね26が
取り付けられ、この板ばね26の下部に円筒状の
中央ケース28の上端部が懸垂状態で固着されて
いる。
中央ケース28の下端部には、中央ケース28
の保護用のOリング30が嵌着されるとともに、
前記磁気センサ24に対向して永久磁石32が設
けられている。したがつて、中央ケース28は、
板ばね26により、第2図の矢印Aで示すよう
に、一方向(第2図では左右方向)にのみ揺動自
在となる。なお、34は磁気センサ24の検出信
号を取り出すためのコネクタである。
の保護用のOリング30が嵌着されるとともに、
前記磁気センサ24に対向して永久磁石32が設
けられている。したがつて、中央ケース28は、
板ばね26により、第2図の矢印Aで示すよう
に、一方向(第2図では左右方向)にのみ揺動自
在となる。なお、34は磁気センサ24の検出信
号を取り出すためのコネクタである。
この傾斜計1を用いて地殻の傾斜変動を測定す
るには、まず、傾斜計1を海底の岩盤等に設置す
る。その際、傾斜計1が傾いたときには、その初
期傾斜分はジンバル機構を構成する外ケース16
と内ケース18とが支軸18a,18b,22
a,22bを中心に揺動した後、安定することに
より取り除かれ、磁気センサ24を保持する内ケ
ース20は、ほぼ鉛直方向を向くことになる。同
時に、永久磁石32を保持している中央ケース2
8もほぼ鉛直方向を向く。こうして、傾斜計1が
所定の位置に設置される。
るには、まず、傾斜計1を海底の岩盤等に設置す
る。その際、傾斜計1が傾いたときには、その初
期傾斜分はジンバル機構を構成する外ケース16
と内ケース18とが支軸18a,18b,22
a,22bを中心に揺動した後、安定することに
より取り除かれ、磁気センサ24を保持する内ケ
ース20は、ほぼ鉛直方向を向くことになる。同
時に、永久磁石32を保持している中央ケース2
8もほぼ鉛直方向を向く。こうして、傾斜計1が
所定の位置に設置される。
その後、地殻が微少変動して傾斜計1が第2図
において、左右方向にわずかに傾斜したときに
は、外ケース16と内ケース20とは摩擦力が大
きいために実質変動を生じず、永久磁石32を取
り付けた中央ケース28のみが板ばね26により
変位する。
において、左右方向にわずかに傾斜したときに
は、外ケース16と内ケース20とは摩擦力が大
きいために実質変動を生じず、永久磁石32を取
り付けた中央ケース28のみが板ばね26により
変位する。
これにより、永久磁石32が磁気センサ24に
及ぼす磁界の強さが変化するので、この変化が磁
気センサ24で検出され、磁気センサ24からは
この変化に対応した検出信号が図示しないリード
線、コネクタ34を介して外部の測定機器に出力
されて記録される。なお、実際の使用にあたつて
は、X・Y2方向の傾斜を検出するため、少なく
とも2つの傾斜計を設置する必要がある。
及ぼす磁界の強さが変化するので、この変化が磁
気センサ24で検出され、磁気センサ24からは
この変化に対応した検出信号が図示しないリード
線、コネクタ34を介して外部の測定機器に出力
されて記録される。なお、実際の使用にあたつて
は、X・Y2方向の傾斜を検出するため、少なく
とも2つの傾斜計を設置する必要がある。
(ヘ) 効果
以上のように、本発明によれば、岩盤等に設置
する際に生じる初期傾斜を摩擦の大きい外ケース
と内ケースとを備えたジンバル機構で予め取り除
いて磁石センサと永久磁石とをほぼ鉛直方向に向
け、また、設置後に生じる微少傾斜変動は板ばね
に取り付けた中央ケースに保持された永久磁石を
変位させることでこれを検出するようにしてい
る。従つて、初期傾斜に対する調整は従来のよう
に外部エネルギー源を要することなく自動的に行
なわれるので調整の手数が少なくなる。しかも、
機構が簡単でありながら高感度であり、また故障
もほとんどなく、安価に実現できるという実用上
優れた効果を奏する。
する際に生じる初期傾斜を摩擦の大きい外ケース
と内ケースとを備えたジンバル機構で予め取り除
いて磁石センサと永久磁石とをほぼ鉛直方向に向
け、また、設置後に生じる微少傾斜変動は板ばね
に取り付けた中央ケースに保持された永久磁石を
変位させることでこれを検出するようにしてい
る。従つて、初期傾斜に対する調整は従来のよう
に外部エネルギー源を要することなく自動的に行
なわれるので調整の手数が少なくなる。しかも、
機構が簡単でありながら高感度であり、また故障
もほとんどなく、安価に実現できるという実用上
優れた効果を奏する。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
傾斜計の横断平面図、第2図は第1図の−線
に沿う断面図、第3図は第1図の−線に沿う
断面図である。 1……傾斜計、2……シールドケース、16…
…外ケース、18a,18b……支軸、20……
内ケース、22a,22b……支軸、24……磁
気センサ、26……板ばね、28……中央ケー
ス、32……永久磁石。
傾斜計の横断平面図、第2図は第1図の−線
に沿う断面図、第3図は第1図の−線に沿う
断面図である。 1……傾斜計、2……シールドケース、16…
…外ケース、18a,18b……支軸、20……
内ケース、22a,22b……支軸、24……磁
気センサ、26……板ばね、28……中央ケー
ス、32……永久磁石。
Claims (1)
- 1 シールド容器内に円筒状の外ケースが、この
外ケースに円筒状の内ケースがそれぞれ互いに直
交する支軸により揺動自在に取り付けられてジン
バル機構が構成され、前記内ケースには、その下
部に磁気センサが設けられ、また、その上部にこ
の内ケースの軸線方向に延びる板ばねが取り付け
られ、この板ばねに中央ケースが懸垂状態で固着
され、この中央ケースの下端部に前記磁気センサ
に対向して永久磁石が設けられていることを特徴
とする傾斜計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24794583A JPS60143711A (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 傾斜計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24794583A JPS60143711A (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 傾斜計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60143711A JPS60143711A (ja) | 1985-07-30 |
JPH0544601B2 true JPH0544601B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=17170879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24794583A Granted JPS60143711A (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 傾斜計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60143711A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0623925Y2 (ja) * | 1988-07-13 | 1994-06-22 | ティーディーケイ株式会社 | 傾斜センサ |
JPH0544727Y2 (ja) * | 1989-06-01 | 1993-11-15 | ||
JP2599028B2 (ja) * | 1990-11-08 | 1997-04-09 | 元田電子工業株式会社 | 動いている平面の水準測定方法及び水準傾きの検出装置 |
CN104848840B (zh) * | 2015-06-16 | 2017-03-22 | 国网山西省电力公司电力科学研究院 | 隔离开关支撑架倾斜在线监测装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582615B2 (ja) * | 1978-11-17 | 1983-01-18 | 三菱化学株式会社 | カ−ルフイツシヤ−電量滴定用電解液 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56130107U (ja) * | 1980-03-03 | 1981-10-02 | ||
JPS6245126Y2 (ja) * | 1981-03-24 | 1987-12-02 | ||
JPS582615U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | 株式会社島津製作所 | ジンバル装置 |
-
1983
- 1983-12-30 JP JP24794583A patent/JPS60143711A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582615B2 (ja) * | 1978-11-17 | 1983-01-18 | 三菱化学株式会社 | カ−ルフイツシヤ−電量滴定用電解液 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60143711A (ja) | 1985-07-30 |
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