JPH052362Y2 - - Google Patents

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JPH052362Y2
JPH052362Y2 JP1986179790U JP17979086U JPH052362Y2 JP H052362 Y2 JPH052362 Y2 JP H052362Y2 JP 1986179790 U JP1986179790 U JP 1986179790U JP 17979086 U JP17979086 U JP 17979086U JP H052362 Y2 JPH052362 Y2 JP H052362Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
mirror
vehicle
catch
mirror casing
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JP1986179790U
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のルームミラー角度検出機構の
改良に関する。
〔従来の技術〕
第5図〜第7図に先に提案した実願昭58−
48963号及び実願昭59−30641号の機構を示す。第
5図、第6図において、1はルームミラーステ
ー、2はルームミラーケース、3,4はブラケツ
ト、5,6はポテンシヨメータ、7,8は当接
部、9,10はミラー面角度検出アームである。
また第7図において、1は円環状磁石、2は磁気
感応素子、3はミラーケース、4はステーであ
る。これらの案は共に角度検出機構を従来のミラ
ー構造外にもつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のもの例えば第5図では、永久磁石とホー
ル素子とが外部に装着されていたため、みてくれ
が悪かつたうえ、第7図に示した従来技術におい
ては、円環状磁石1と磁気感応素子2の距離に応
じて変化する磁束密度の変化を磁気感応素子2で
検知して電気信号として出力するものであるた
め、その角度−出力特性は略反比例曲線となり直
線性を持つた出力特性が得られず、特に円環状磁
石1と磁気感応素子2との距離が大きくなる所で
はその変化率が小さいので検知角度を精度良く得
られないとういう不具合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は上記欠点を排除した機構を提供
することであり、その特徴とするところは、一端
が車室内の天井部に固定され他端にピボツト機構
のボール部が形成されたステー部と、同ボール部
に回動自在に取付けられた上記ピボツト機構のキ
ヤツチ部を備えたミラーケーシングとを有する車
両用ルームミラーにおいて、上記ボール部の内部
に半径方向がほぼ車両の上下方向となるように配
設された円環状もしくは円盤状の永久磁石と、上
記キヤツチ部に配設され上記永久磁石の磁力を検
出することにより上記ミラーケーシングの車幅方
向に沿つた回転軸線廻りの回動位置を検出する第
1の磁気検出素子と、上記キヤツチ部に配設され
上記永久磁石の磁力を検出することにより上記ミ
ラーケーシングの車両の垂直方向に沿つた回転軸
線回りの回動位置を検出する第2の磁気検出素子
とを備えるか、または上記永久磁石が上記チヤツ
チ部にかつ上記第1及び第2の磁気検出素子が上
記ボール部に配設されてなると共に、上記ミラー
ケーシングが所定の回動位置にあるとき、上記永
久磁石の円環のほぼ中心を通り同円環の半径方向
の平面内に上記第1及び第2の磁気検出素子を配
置して上記永久磁石の円環の外周面もしくは内周
面に対向するように上記永久磁石と上記第1及び
第2の磁気検出素子を配置構成したことである。
〔作用〕
この場合は、従来のものでは外部に永久磁石、
ホール素子等が装着されていたが、これが内蔵さ
れ見栄え良くなるうえ、ミラーケーシングが所定
の回動位置にあるとき、永久磁石の円環の外周面
もしくは内周面に対向するように磁気感応素子を
配置した構成としているため、ミラーケーシング
の回動に伴う磁気感応素子の角度−出力特性はほ
ぼ直線性を持つた特性が得られるので、精度の高
い角度検出機構が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第1図aは本考案による第1実施例の機構を示
す断面図、第1図bはキヤツチ部を示す斜視図、
第2図はミラー正面図である。
本実施例は角度検出部を従来のミラーケース内
に設けるため、ルームミラーピボツト中心に磁石
を、ピボツト受け部にホール素子を配置してい
る。
図において、ルームミラーピボツトであるステ
ーピボツト1、ミラーケース2、ミラー3、ピボ
ツト受け部であるキヤツチ4、プレート8、ボル
ト9,10は従来構造である。
磁石5は第1図a中右側と左側とで異なる極性
を有するもので、ピボツト1の中心に一体成形等
により埋め込まれており、ホール素子7はピボツ
ト1中心を通りミラー鏡面に平行で、ミラー水平
方向に一致する線上のキヤツチ4に取付けられ、
ホール素子6は同様にピボツト中心を通りミラー
鏡面に平行でミラー垂直方向に一致する線上のキ
ヤツチ4に取付けられる。
この機構によれば、ミラー3の水平及び垂直の
回転調整によりキヤツチ4及びホール素子6,7
はミラー3と同じ回転をし、磁石5によりホール
素子6,7に印加される磁界が変化するため、そ
の変化を角度に換算して検知可能となる。
第3図aは本考案による第2実施例の機構を示
す断面図、同図bはピボツト部を示す斜視図、同
図cはキヤツチ部を示す斜視図、第4図はミラー
正面図である。
本実施例は角度検出機構部を従来のミラー構造
内に設けるため、ルームミラーのピボツトにホー
ル素子を、そして円環磁石をピボツトの受け部に
配置している。
図において、磁石5、ホール素子6,7を除い
た他は従来の一般的な構造である。
磁石5は上記第1実施例と同様に第3図a中の
右側と左側とで極性の異なるもので、その円環の
中心がステーピボツト1の中心と一致しかつミラ
ー3と平行となるようにキヤツチ4に取付けられ
る。ホール素子6,7は互いにピボツト中心に対
してピボツト中心を通る同一平面内で直角をなす
ようにピボツトに取付けられる。その同一平面は
通常使用されるミラー位置におけるミラーと平行
でかつピボツト中心を通る平面がホール素子への
磁石による印加磁界変化という点で効率的であ
る。
この機構によれば、ミラー3の調整によりキヤ
ツチ4及びキヤツチ4に取付けられた磁石5がミ
ラー3と同じ動きをなし、ピボツト1に取付けら
れたホール素子6,7への印加磁界を変化せし
め、その変化を角度変化として検知できる。ま
た、磁石5が円環をなすことでミラー鏡面に垂直
な軸回りの回転に対して印加磁界が変化しないた
め、運転車の調節によるミラーの同様な傾きに対
しても適当なミラー角度を検知できる。なお、上
記第1実施例では円環状の永久磁石を用いたが、
円盤状のものを用いても略同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
従来のもの(第7図または実願昭59−30641号
参照)は永久磁石とホール素子とが外部に装着さ
れていたため、みてくれが悪かつたが、本考案の
ものは両者がミラーから見えないという効果を奏
する。さらに本考案は、ミラーケーシングが所定
の回動位置にあるとき、永久磁石の円環の外周面
もしくは内周面に対向するように磁気感応素子を
配置した構成としているため、ミラーケーシング
の回動に伴う磁気感応素子の角度−出力特性はほ
ぼ直線性を持つた特性が得られるので、精度の高
い角度検出機構が得られるという作用効果を有し
ている。さらにまた、第2実施例の構成のもの
は、キヤツチ部に永久磁石が、またホール素子が
ボール部に配設されているので、ミラー調整時に
キヤツチ部がボール部の移動によりこじられて
も、素子の位置がずれて検出値が不正確なものと
なることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案による第1実施例の機構を示
す断面図、第1図bはキヤツチ部を示す斜視図、
第2図はミラー正面図、第3図aは本考案による
第2実施例の機構を示す断面図、第3図bはピボ
ツト部を示す斜視図、第3図cはキヤツチ部を示
す斜視図、第4図はミラー正面図、第5図は実願
昭58−48963号の実施例の機構を示す斜視図、第
6図は変形例を示す要部斜視図、第7図は実願昭
59−30641号の実施例の機構をルームミラー裏面
上方より見た斜視図である。 第1図aより第4図までの図面において、1…
…ステーピボツト、2……ミラーケーシング、3
……ミラー、4……キヤツチ、5……磁石、6,
7……ホール素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が車室内の天井部に固定され他端にピボツ
    ト機構のボール部が形成されたステー部と、同ボ
    ール部に回動自在に取付けられた上記ピボツト機
    構のキヤツチ部を備えたミラーケーシングとを有
    する車両用ルームミラーにおいて、 上記ボール部の内部に半径方向がほぼ車両上下
    方向となるように配設された円環状の永久磁石
    と、上記キヤツチ部に配設され上記永久磁石の磁
    力を検出することにより上記ミラーケーシングの
    車幅方向に沿つた回転軸線廻りの回動位置を検出
    する第1の磁気検出素子と、 上記キヤツチ部に配設され上記永久磁石の磁力
    を検出することにより上記ミラーケーシングの車
    両上下方向に沿つた回転軸線廻りの回動位置を検
    出する第2の磁気検出素子とを備えるか、 または上記永久磁石が上記キヤツチ部にかつ上
    記第1及び第2の磁気検出素子が上記ボール部に
    配設されてなると共に、 上記ミラーケーシングが所定の回動位置にある
    とき、上記永久磁石の円環のほぼ中心を通り同円
    環の半径方向の平面内に上記第1及び第2の磁気
    検出素子を配置して上記永久磁石の円環の外周面
    もしくは内周面に対向するように上記永久磁石と
    上記第1及び第2の磁気検出素子を配置構成した
    ことを特徴する車両用ルームミラーの角度検出機
    構。
JP1986179790U 1986-11-25 1986-11-25 Expired - Lifetime JPH052362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986179790U JPH052362Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986179790U JPH052362Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385543U JPS6385543U (ja) 1988-06-04
JPH052362Y2 true JPH052362Y2 (ja) 1993-01-21

Family

ID=31123161

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986179790U Expired - Lifetime JPH052362Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010066503A (ko) * 1999-12-31 2001-07-11 양재신 항법장치용 점검장비

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143044U (ja) * 1984-03-05 1985-09-21 三菱自動車工業株式会社 ル−ムミラ−角度検出機構

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KR20010066503A (ko) * 1999-12-31 2001-07-11 양재신 항법장치용 점검장비

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Publication number Publication date
JPS6385543U (ja) 1988-06-04

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