JP2587696Y2 - Icハンドラーのソケット清掃機構 - Google Patents

Icハンドラーのソケット清掃機構

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JP2587696Y2
JP2587696Y2 JP1992033314U JP3331492U JP2587696Y2 JP 2587696 Y2 JP2587696 Y2 JP 2587696Y2 JP 1992033314 U JP1992033314 U JP 1992033314U JP 3331492 U JP3331492 U JP 3331492U JP 2587696 Y2 JP2587696 Y2 JP 2587696Y2
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JP
Japan
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socket
hand
handler
test head
cleaning mechanism
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JP1992033314U
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JPH0581752U (ja
Inventor
貢 栗原
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株式会社ダイトー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ICハンドラーの検査
ステージにおいてICが送り込まれるソケットの清掃機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】ICハンドラーは、量産されたICを高
温または低温状態で検査するもので、この装置は、IC
をトレイから供給するローダ部、ウォーキングビームで
ICを測定部へ運ぶ搬送部、ICを検査ステージに送り
込んでデータ測定する測定部、測定後のICをウォーキ
ングビームで送り返す搬送部、ICをデータ別にトレイ
へ収納するアンローダ部から構成されている。
【0003】このうち測定部の上方には、ウォーキング
ビームからのICを検査ステージのソケットに送り込む
テストヘッド(第1のハンド)と、測定後のICをソケ
ットから取り出して帰りのウォーキングビームに載置す
る第2のハンドが設置されている。テストヘッドは、I
Cの吸着、加熱、押圧を行なうヒートブロックと、IC
の放熱を抑えるガイドブロックから成り、ガイドブロッ
クは四隅がねじ止めされている。一方、メモリー型のI
Cは、ロジック型IC等に比べると検査が簡単であるた
め一度に多数のICを検査することができ、これに対応
してハンドラーの各ハンドもヒートブロックや吸着パッ
ドを16個備えると共に、検査ステージにも16個のソ
ケットを具備したものが現れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところがICの多数の
端子はハンダメッキされているから、テストヘッドやハ
ンドでICをソケットに出し入れしているとソケット内
にハンダ粉が堆積し、これが測定不良を起こす原因とな
っている。このため、特開平3−270246号に示さ
れた清掃機構では、ソケットの近傍にエアの吹き出し口
を設けたり、エア吹き出し手段を上下動可能に配置して
ソケット上の異物をエア圧で定期的に排除している。し
かし、最近のソケット接触子は高密度化によりすきまが
狭くなっているので、接触子のすきまに入り込んだハン
ダ粉や樹脂くずの一部は除去されず、また上下動式のエ
ア吹き出し手段をソケット上方に配置すると、新たな設
備やスペースが必要になってハンドラーが複雑化する難
点がある
【0005】本考案は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、特別な設備を増やすことなく
ケット内のハンダ粉や埃を完全に払拭し得るICハンド
ラーのソケット清掃機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案では、ICを受容するソケットが配置された
検査ステージと、検査後のICをソケットから取り出す
取り出しハンドとを有するICハンドラーにおいて、ソ
ケットを清掃するブラシとエア吹き出し口を、前記取り
出しハンドの一面に設けると共に、ハンドの他面にIC
の吸着パッドを取り付け、さらに取り出しハンドを軸を
中心に回動可能にしている
【0007】
【作用】この構成により、ICを吸着移送する場合は吸
着パッド面を下に、ソケットを清掃する場合はブラシ
エア吹き出し口が下になるようにハンドが切替え回転す
る。
【0008】
【実施例】図1及び図2は、各々本考案のソケット清掃
機構が適用されたICハンドラーの測定部付近の側面図
及び端面図である。テストヘッド1は、8個2列のヘッ
ド1aを支持板2に取り付けたもので、ヘッド1aは、
図3から分かるようにヒートブロック3、ガイドブロッ
ク4、支持ブロック5、ピン6及びばね7から構成され
ている。ヒートブロック3は、熱の伝わり易い金属製
で、先端にICを吸引する吸着孔8が形成され、内部に
IC加熱用のヒータが埋め込まれている。ヒートブロッ
ク3の両側には、ピン6が2本ずつ配置され、ピン6の
一端は支持板2に固定されている。また、ピン6には、
2個の支持ブロック5とばね7が嵌め込まれ、ピン段部
6aによって支持ブロック5が抜け出さないようになっ
ている。ガイドブロック4は、熱の伝わりにくい樹脂製
で中央にヒートブロック3の先端が通る角孔9、四隅に
ピン6と嵌合する孔10、2箇所にねじの通る孔11を
有し、2本のねじ12を支持ブロック5のねじ穴13に
螺合して固着される。従って、ヒートブロック3がIC
を吸着するときは、ガイドブロック4は支持ブロック5
と共にピン6に沿って引っ込み、吸着後はばね7の作用
で再び突出し、図2のようにICの周囲がガイドブロッ
ク4で覆われるためICの放熱が防止される。
【0009】支持板2の両端には、図1から分かるよう
に支軸14が連結され、一方の支軸14にギア15が固
着され、他方の支軸14はハンドラー本体に軸支されて
いる。ギア15にはウォーム16が直角に咬合し、ウォ
ーム16の端部にハンドル17が連結されている。この
実施例では、ハンドル17を右回転させるとテストヘッ
ド全体が手前に回動し、90゜即ち真正面を向いた時点
で停止するようになっている。
【0010】ハンドラーのベース18上には、IC搬送
用の2本のウォーキングビーム19、ICをデータ測定
する検査ステージ20、IC戻り用の2本のウォーキン
グビーム21が設置されている。ウォーキングビーム1
9は、図示しないローダ部からのICをピッチ単位で測
定部へと搬送し、ICは途中予熱ヒータで予熱されるよ
うになっている。検査ステージ20の上面には、16個
のソケット22が設置され、ベース18の下面にはテス
タ(図示せず)が配置されている。ウォーキングビーム
21は、測定後のICをアンローダ部へ搬送し、この後
ICはデータ別にトレイへ分類収納される。
【0011】このハンドラーでは、テストヘッド1と並
んでICの取り出しハンド23が設置され、このハンド
23は、下面に16個(2列8個)の吸着パッド24、
側面に16個のブラシ25とエア吹出し口26を備えて
いる。また、ハンド23は、図示しないパルスモータに
より軸27を中心に回動可能で、図2の時計方向に90
゜回転するとブラシ25が下を向くようになっている。
ブラシ25とエア吹出し口26は、図4に示すように各
ソケット22に残ったIC端子のハンダ粉28等を定期
的に払うもので、ブラシ25が数回往復動すると共に吹
出し口26からエアが噴出する。ハンド23の上方は、
アーム29(図2)でテストヘッド1と連結され、両者
はパルスモータ(図示せず)により一体に横移動可能で
ある。従って、テストヘッド1によるウォーキングビー
ム19からソケット22へのIC送り込みと、ハンド2
3によるソケット22からウォーキングビーム21への
IC移送が同時に行なわれ、ICの移送及び測定時間が
短縮される。
【0012】次にこのICハンドラーの動作を説明する
と、ICはローダ部の供給トレイから2本のウォーキン
グビーム19に載置され、途中予熱ヒータで予熱されな
がら測定部へと送られる。ビーム終端に達したICは、
テストヘッド1の16個のヒートブロック3で吸着加熱
されながらソケット22に送り込まれ、上から押圧され
た状態でテスタにより測定される。このとき、ソケット
内の測定済みICは、ハンド23の吸着パッド24によ
り同時に取り出され、ウォーキングビーム21上に載置
される。このようにICの検査が16個単位で数回繰り
返されると、ハンド23は所定の制御によって軸27を
中心に90°回転し、検査ステージ20上に下降してブ
ラシ25とエア吹出し口26が16個のソケット22を
清掃する。ウォーキングビーム21上のICは、アンロ
ーダ部へ送られた後アンローダハンドでデータ別にトレ
イに収納される。
【0013】次に検査すべきICの種別が変わる場合に
は、テストヘッド1のヒートブロック3とガイドブロッ
ク4を交換しなければならない。この手順について説明
すると、まずテストヘッド1をウォーキングビーム19
側に移動させ、ハンドル17を右に回転させる。これで
ハンドル17の回転がウォーム16及びギア15を介し
て支軸14に伝わり、図2に矢印で示すようにテストヘ
ッド1が90°手前に回動して各ブロック3,4のねじ
止め箇所が正面にくる。続いてガイドブロック4の2つ
のねじ12(図3)を外せば、ガイドブロック4と中の
ヒートブロック3を簡単に抜き取ることができる。あと
は別サイズのヒートブロック3を支持ブロック5の間に
差し込み、上から別のガイドブロック4を各ピン6に嵌
込んでねじ止めすればよい。ガイドブロック4はピン嵌
合方式であるから、孔11を支持ブロック5のねじ穴1
3に一々合わせる必要がなく、ねじも32個で従来の半
分で済む。16個のブロック交換が終了したら、ハンド
ル17を左に回転させれば、テストヘッド1は再び下方
へ90゜回動して元の状態に戻る。この間作業員は楽な
姿勢で作業を行なうことができ、また交換時間も半分以
下に短縮される。
【0014】
【考案の効果】以上詳述したように本考案のソケット清
掃機構では、ブラシとエア吹出し口が定期的にソケット
内のハンダ粉等を処分するので、ICの測定不良を防止
することができる。また、ブラシとエア吹出し口をIC
取り出しハンドに設けて切替え回転させているので、特
別な機構やスペースを要しない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】テストヘッド構造の側面図である。
【図2】テストヘッド及びハンドの端面図である。
【図3】ヘッドの分解斜視図である。
【図4】ハンドに設けたブラシと吹出し口の動作状態図
である。
【符号の説明】
20 検査ステージ 22 ソケット 23 ハンド 24 吸着パッド 25 ブラシ 26 エア吹出し口 27 軸 28 ハンダ粉

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICを受容するソケット22が配置された
    検査ステージ20と、検査後のICをソケット22から
    取り出す取り出しハンド23とを有するICハンドラー
    において、 ソケット22を清掃するブラシ25とエア吹き出し口2
    6を、前記取り出しハンド23の一面に設けると共に、
    ハンド23の他面にICの吸着パッド24を取り付け、
    さらに取り出しハンド23を軸27を中心に回動可能に
    したこと 、を特徴とするICハンドラーのソケット清掃
    機構。
JP1992033314U 1992-04-03 1992-04-03 Icハンドラーのソケット清掃機構 Expired - Lifetime JP2587696Y2 (ja)

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JPH0581752U JPH0581752U (ja) 1993-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2002100900A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Juki Corp 電子部品装着装置
JP6801083B2 (ja) * 2017-03-15 2020-12-16 株式会社Fuji 装着機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03270246A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Fujitsu Ltd 半導体装置の試験装置

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