JP2724231B2 - プリント基板用自動調整検査装置及び直交型ロボット並びにcim - Google Patents
プリント基板用自動調整検査装置及び直交型ロボット並びにcimInfo
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- JP2724231B2 JP2724231B2 JP2033849A JP3384990A JP2724231B2 JP 2724231 B2 JP2724231 B2 JP 2724231B2 JP 2033849 A JP2033849 A JP 2033849A JP 3384990 A JP3384990 A JP 3384990A JP 2724231 B2 JP2724231 B2 JP 2724231B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリント基板に実装された搭載部品のう
ち、調整の必要な部品を自動的に調整して検査するよう
にしたプリント基板用自動調整検査装置及び直交型ロボ
ット並びにCIMに関するものである。
ち、調整の必要な部品を自動的に調整して検査するよう
にしたプリント基板用自動調整検査装置及び直交型ロボ
ット並びにCIMに関するものである。
[従来の技術] 電気機器,制御機器等に使用されるプリント基板にあ
っては、例えばスライドスイッチのようにモード切り換
えが必要なもの、また回転調整素子等のように回転させ
て調整するのが必要な搭載部品を実装する場合、これら
の搭載部品をすべて搭載して配線状態にした後、その搭
載部品をプリント基板用自動調整検査装置により調整
し、検査するようにしている。
っては、例えばスライドスイッチのようにモード切り換
えが必要なもの、また回転調整素子等のように回転させ
て調整するのが必要な搭載部品を実装する場合、これら
の搭載部品をすべて搭載して配線状態にした後、その搭
載部品をプリント基板用自動調整検査装置により調整
し、検査するようにしている。
従来のプリント基板用自動調整検査装置は、種々のも
のが提案され、実用に供されているが、その中で次に述
べるものがある。
のが提案され、実用に供されているが、その中で次に述
べるものがある。
第一の従来技術としては、検査に際し、プリント基板
を通電状態にしておき、次いでプリント基板への電源供
給及び各種信号線の入出力を確認した後、回転調整素子
としての可変ボリウム抵抗体をドライバビットによって
所定位置まで回して調整し、さらにスライドスイッチと
してのディップスイッチを作業者が切り換えることによ
ってプリント基板のモードを設定するようにしている。
を通電状態にしておき、次いでプリント基板への電源供
給及び各種信号線の入出力を確認した後、回転調整素子
としての可変ボリウム抵抗体をドライバビットによって
所定位置まで回して調整し、さらにスライドスイッチと
してのディップスイッチを作業者が切り換えることによ
ってプリント基板のモードを設定するようにしている。
上記電源供給及び信号線の確認時には、プリント基板
上のコネクタに検査装置側の回路のコネクタを連結した
り、或いはプリント基板の裏側の端子部やスルーホール
部分に導通ピンを押し付けたりしている。導通ピンの押
し付け時には、プリント基板の機種毎に専用の導通ピン
治具を作業者が用意するようになっており、導通ピン治
具を検査機種に合わせて交換し、使用するようにしてい
る。
上のコネクタに検査装置側の回路のコネクタを連結した
り、或いはプリント基板の裏側の端子部やスルーホール
部分に導通ピンを押し付けたりしている。導通ピンの押
し付け時には、プリント基板の機種毎に専用の導通ピン
治具を作業者が用意するようになっており、導通ピン治
具を検査機種に合わせて交換し、使用するようにしてい
る。
一方、第二の従来技術としては、例えば特開昭55-148
498号公報,同55-150300号公報,同62-13098号公報,同
62-135000号公報に示すように、可変ボリウム抵抗体等
の回転調整素子にドライバビットを嵌合させて通電状態
で可変値を設定値に調節するようにしたものがある。こ
の場合、調節時には、特開昭55-150300号公報に示され
るように設定データを予め装置側に格納しておき、これ
に合わせて可変量をモニタしながら設定値を調整するよ
うにしたものがある。
498号公報,同55-150300号公報,同62-13098号公報,同
62-135000号公報に示すように、可変ボリウム抵抗体等
の回転調整素子にドライバビットを嵌合させて通電状態
で可変値を設定値に調節するようにしたものがある。こ
の場合、調節時には、特開昭55-150300号公報に示され
るように設定データを予め装置側に格納しておき、これ
に合わせて可変量をモニタしながら設定値を調整するよ
うにしたものがある。
また、ドライバビット部分は特開昭55-148494号公報
に示されるように、回転方向の過大負荷に対する被検査
素子の破壊を防ぐためにクラッチ機構を設けたもの、さ
らにはドライバビット軸方向の過大負荷に対し圧力セン
サを設け、設定した軸方向の押付け力以上の押付け力が
生じたときには前記圧力センサにより被検査素子を押圧
しないようにしているものがある。
に示されるように、回転方向の過大負荷に対する被検査
素子の破壊を防ぐためにクラッチ機構を設けたもの、さ
らにはドライバビット軸方向の過大負荷に対し圧力セン
サを設け、設定した軸方向の押付け力以上の押付け力が
生じたときには前記圧力センサにより被検査素子を押圧
しないようにしているものがある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記に示す従来技術は、以下の点について
配慮されていない。
配慮されていない。
(1)即ち、第一の従来技術のものは、スライドスイッ
チのモード切り換えを人手で行うので、スライドスイッ
チとしてディップスイッチを用いた場合、そのスイッチ
部が約1mm角の非常に小さいものであるため、スイッチ
部を人手で切り換えようとすると、ドライバ等のように
先端が細い形状の工具を必要とし、そのため作業性が悪
く、しかも頻繁に切り換え操作しようとすると、検査効
率が著しく低下する問題がある。
チのモード切り換えを人手で行うので、スライドスイッ
チとしてディップスイッチを用いた場合、そのスイッチ
部が約1mm角の非常に小さいものであるため、スイッチ
部を人手で切り換えようとすると、ドライバ等のように
先端が細い形状の工具を必要とし、そのため作業性が悪
く、しかも頻繁に切り換え操作しようとすると、検査効
率が著しく低下する問題がある。
この問題を解消するため、ディップスイッチを人手で
切り換えず、そのディップスイッチの端子を短絡するこ
とによって電気的なスイッチング操作を行わせることが
容易に考えられるが、そのようにすると、スイッチ部を
直接動かすことがないので、接点の接触不良等のように
スイッチ本体の異常を検出することができない問題があ
る。
切り換えず、そのディップスイッチの端子を短絡するこ
とによって電気的なスイッチング操作を行わせることが
容易に考えられるが、そのようにすると、スイッチ部を
直接動かすことがないので、接点の接触不良等のように
スイッチ本体の異常を検出することができない問題があ
る。
(2)また第一の従来技術では、プリント基板への通電
手段として導通ピン治具を用いるが、この導通ピン治具
は検査されるプリント基板の種類に応じ交換する必要が
あるので、その交換に人手が介在し、そのため、完全に
自動化できない問題がある。
手段として導通ピン治具を用いるが、この導通ピン治具
は検査されるプリント基板の種類に応じ交換する必要が
あるので、その交換に人手が介在し、そのため、完全に
自動化できない問題がある。
(3)しかも、導通ピン治具の先端部は、フラックスの
残りかす等のゴミが付着するので、通電不良の大きな原
因となり、そのため、作業者がブラシ等で付着したゴミ
を除去しなければならない問題がある。
残りかす等のゴミが付着するので、通電不良の大きな原
因となり、そのため、作業者がブラシ等で付着したゴミ
を除去しなければならない問題がある。
(4)さらに、第一歩の従来技術では、プリント基板に
実装されたコネクタの向きが正しいか否かを確認する場
合、それを作業者の目視でチェックしているが、そのチ
ェックに見逃しが生じることがあるので、見逃しによっ
て製品の誤動作及び破損が問題となる。
実装されたコネクタの向きが正しいか否かを確認する場
合、それを作業者の目視でチェックしているが、そのチ
ェックに見逃しが生じることがあるので、見逃しによっ
て製品の誤動作及び破損が問題となる。
(5)回転調整素子によってはビット調整角度とビット
脱荷重時の角度の間にスプリングバックと呼ばれる若干
の角度の戻りを生じるものがあり、回転調整素子の調整
レベルによってはそのスプリングバックが大きく影響す
る場合がある。しかしながら、第一及び第二の従来技術
ではそのスプリングバックが考慮されず、そのため、自
動調整してもスプリングバック分の誤差を含んでしまう
と云う問題がある。
脱荷重時の角度の間にスプリングバックと呼ばれる若干
の角度の戻りを生じるものがあり、回転調整素子の調整
レベルによってはそのスプリングバックが大きく影響す
る場合がある。しかしながら、第一及び第二の従来技術
ではそのスプリングバックが考慮されず、そのため、自
動調整してもスプリングバック分の誤差を含んでしまう
と云う問題がある。
(6)第二の従来技術のうち、特開昭55-148498号公報
のものは、回転調整素子の調整時に回転方向に発生した
過負荷を防止するための手段を備えているものの、回転
調整素子に回転止まりがある場合、この回転止まりの許
容トルク量は素子の種類によって異なるため、素子の種
類に応じ許容トルク量を変えることができるように波形
リング状スプリングを交換したり、或いはそれに対応し
得るようにドラバビット自体を交換したりしなければな
らず、そのため、交換作業を要する問題がある。
のものは、回転調整素子の調整時に回転方向に発生した
過負荷を防止するための手段を備えているものの、回転
調整素子に回転止まりがある場合、この回転止まりの許
容トルク量は素子の種類によって異なるため、素子の種
類に応じ許容トルク量を変えることができるように波形
リング状スプリングを交換したり、或いはそれに対応し
得るようにドラバビット自体を交換したりしなければな
らず、そのため、交換作業を要する問題がある。
イ.本発明の目的は、上記(1)の問題点に鑑み、スラ
イドスイッチのモード切り換えを自動的に確実に行うこ
とができるプリント基板用自動調整検査装置を提供する
ことにある。
イドスイッチのモード切り換えを自動的に確実に行うこ
とができるプリント基板用自動調整検査装置を提供する
ことにある。
ロ.また本発明の目的は、上記(2)の問題点に鑑み、
被検査物であるプリント基板の種類が変わっても、その
種類に応じた種類の導通ピン治具を、人手を要すること
なく交換できるようにしたプリント基板用自動調整検査
装置を提供することにある。
被検査物であるプリント基板の種類が変わっても、その
種類に応じた種類の導通ピン治具を、人手を要すること
なく交換できるようにしたプリント基板用自動調整検査
装置を提供することにある。
ハ.さらに本発明の目的は、上記(3)の問題点に鑑
み、導通ピン治具の先端部にゴミ等が付着しても、導通
ピン治具の通電不良を解消することができるようにした
プリント基板用自動調整検査装置を提供することにあ
る。
み、導通ピン治具の先端部にゴミ等が付着しても、導通
ピン治具の通電不良を解消することができるようにした
プリント基板用自動調整検査装置を提供することにあ
る。
ニ.本発明の目的は、上記(4)の問題点に鑑み、搭載
部品としてのコネクタが正規の向きにあるか否かを検査
することができるようにしたプリント基板用自動調整検
査装置を提供することにある。
部品としてのコネクタが正規の向きにあるか否かを検査
することができるようにしたプリント基板用自動調整検
査装置を提供することにある。
ホ,本発明の目的は、上記(5)の問題点に鑑み、回転
調整素子のスプリングバック量に拘ることなく、正確に
回転調整することができるようにしたプリント基板用自
動調整検査装置を提供することにある。
調整素子のスプリングバック量に拘ることなく、正確に
回転調整することができるようにしたプリント基板用自
動調整検査装置を提供することにある。
ヘ.本発明の目的は、上記(6)の問題点に鑑み、回転
調整素子の回転止めの許容トルク量が種類によって異な
っても、その種類に拘ることなく簡単にかつ確実に回転
調整を行うことができるプリント基板自動調整検査装置
を提供することにある。
調整素子の回転止めの許容トルク量が種類によって異な
っても、その種類に拘ることなく簡単にかつ確実に回転
調整を行うことができるプリント基板自動調整検査装置
を提供することにある。
ト.本発明の目的は、スライドスイッチのスイッチ部の
切り換えを人手を要することなく確実に行うことがで
き、またプリント基板の種類に応じた種類の導通ピン治
具を交換することができ、搭載部品としてのコネクタの
向きを検査することができ、さらにはスプリングバック
量に拘ることなく回転調整素子を正確に回転調整するこ
とができるプリント基板自動調整検査装置及び直交型ロ
ボット並びにCIMを提供することにある。
切り換えを人手を要することなく確実に行うことがで
き、またプリント基板の種類に応じた種類の導通ピン治
具を交換することができ、搭載部品としてのコネクタの
向きを検査することができ、さらにはスプリングバック
量に拘ることなく回転調整素子を正確に回転調整するこ
とができるプリント基板自動調整検査装置及び直交型ロ
ボット並びにCIMを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記イの目的を達成するため、本発明においては、プ
リント基板上のスライドスイッチのスイッチ部を切り換
える切り換え機構を有し、かつ該切り換え機構が、スラ
イドスイッチの複数のスイッチ部を一括的に切り換える
リセット爪と、複数のスイッチ部を選択的に切り換える
モード切り換え爪と、これらの爪を夫々独立的に駆動す
る駆動部とを具えている。
リント基板上のスライドスイッチのスイッチ部を切り換
える切り換え機構を有し、かつ該切り換え機構が、スラ
イドスイッチの複数のスイッチ部を一括的に切り換える
リセット爪と、複数のスイッチ部を選択的に切り換える
モード切り換え爪と、これらの爪を夫々独立的に駆動す
る駆動部とを具えている。
また、上記ロの目的を達成するため、プリント基板と
通電し得るピンを設けた導通ピン治具を、プリント基板
の種類に応じ検査位置に選択的にセットする治具段取り
機構を有し、該治具段取り機構は、プリント基板の種類
に応じて形成された複種類の導通ピン治具を収納したス
トッカと、該ストッカ及び検査位置間で所望の種類の導
通ピン治具を搬送する搬送部と、検査位置に搬送された
導通ピン治具のピンを接続部と電気的に接続させる電気
接続部とを具えている。そして、上記ハの目的を達成す
るため、前記治具段取り機構は、ストッカ及び検査位置
間の搬送経路の途中位置に設置され、導通ピン治具のピ
ンを清掃する自己浄化手段をも具えている。
通電し得るピンを設けた導通ピン治具を、プリント基板
の種類に応じ検査位置に選択的にセットする治具段取り
機構を有し、該治具段取り機構は、プリント基板の種類
に応じて形成された複種類の導通ピン治具を収納したス
トッカと、該ストッカ及び検査位置間で所望の種類の導
通ピン治具を搬送する搬送部と、検査位置に搬送された
導通ピン治具のピンを接続部と電気的に接続させる電気
接続部とを具えている。そして、上記ハの目的を達成す
るため、前記治具段取り機構は、ストッカ及び検査位置
間の搬送経路の途中位置に設置され、導通ピン治具のピ
ンを清掃する自己浄化手段をも具えている。
上記ニの目的を達成するため、プリント基板上のコネ
クタの向きを判別する判別検査装置を有し、かつ該判別
検査装置は、コネクタ方向に移動可能なフィンを具え、
該フィンがコネクタのスリットに挿入されるか否かに応
じてコネクタの向きの正否を判別するように構成してい
る。
クタの向きを判別する判別検査装置を有し、かつ該判別
検査装置は、コネクタ方向に移動可能なフィンを具え、
該フィンがコネクタのスリットに挿入されるか否かに応
じてコネクタの向きの正否を判別するように構成してい
る。
上記ホの目的を達成するため、プリント基板上の回転
調整素子を回転して調節するための調節ドライバ装置を
有し、かつ該調節ドライバ装置は、回転調整素子のスプ
リングバックによる変動量に応じた分だけ余計に回転調
整素子を回転調整するスプリングバック補正手段を具え
ている。
調整素子を回転して調節するための調節ドライバ装置を
有し、かつ該調節ドライバ装置は、回転調整素子のスプ
リングバックによる変動量に応じた分だけ余計に回転調
整素子を回転調整するスプリングバック補正手段を具え
ている。
上記ヘの目的を達成するため、プリント基板上の回転
調整素子を回転して調節するための調節ドライバ装置を
有し、かつ該調節ドライバ装置は、回転部材の駆動源側
に連結した第一の部材と、回転調整素子を回転調整する
ドライバビットと、該ドライバビットに連結した第二の
部材と、これら第一,第二の部材と互いに軸方向に沿っ
て対称形態で噛合し得る第三の部材と、第一〜第三の部
材を軸周りに回転自在にかつ軸方向に移動可能に支持す
る支持シャフトと、第一〜第三の部材を軸方向に沿って
互いに噛合させるばねとを具え、かつ回転調整素子がそ
の許容トルク以上のトルクで回転するのを防ぐトルクリ
ミッタ機構を設けている。
調整素子を回転して調節するための調節ドライバ装置を
有し、かつ該調節ドライバ装置は、回転部材の駆動源側
に連結した第一の部材と、回転調整素子を回転調整する
ドライバビットと、該ドライバビットに連結した第二の
部材と、これら第一,第二の部材と互いに軸方向に沿っ
て対称形態で噛合し得る第三の部材と、第一〜第三の部
材を軸周りに回転自在にかつ軸方向に移動可能に支持す
る支持シャフトと、第一〜第三の部材を軸方向に沿って
互いに噛合させるばねとを具え、かつ回転調整素子がそ
の許容トルク以上のトルクで回転するのを防ぐトルクリ
ミッタ機構を設けている。
上記トの目的を達成するため、プリント基板上のスラ
イドスイッチのスイッチ部を切り換える切り換え機構
と、プリント基板上の回転調整素子のプリントバックに
よる変動量に応じた分だけ余計に回転調整素子を回転調
整するスプリングバック補正機能を具えた調節ドライバ
装置と、プリント基板上のコネクタ方向に移動可能なフ
ィンを具え、該フィンがコネクタのスリットに挿入され
るか否かに応じてコネクタの向きの正否を判別するよう
に構成した判別検査装置と、プリント基板と通電し得る
ピンを設けかつプリント基板の種類に応じて形成された
複種類の導通ピン治具を収納したストッカ,該ストッカ
及び検査位置間で所望の種類の導通ピン治具を搬送する
搬送部,検査位置に搬送された導通ピン治具のピンを接
続部と電気的に接続させる電気接続部を夫々具え、複種
類の導通ピン治具をプリント基板の種類に応じ検査位置
に選択的にセットする治具段取り機構とを有している。
[作用] 本発明では、前述の如く、プリント基板上のスライド
スイッチの複数のスイッチ部を切り換える切り換え機構
を有しているので、スライドスイッチとしてのディップ
スイッチのスイッチ部が小さいものであっても、該切り
換え機構によってスイッチ部を確実に自動で切り換える
ことができ、検査効率を高めることができ、上記(イ)
の目的を達成できる。しかもスイッチ部を直接切り換え
るので、接点の接触不良等のようなスイッチ自体の異常
を検出することができる。
イドスイッチのスイッチ部を切り換える切り換え機構
と、プリント基板上の回転調整素子のプリントバックに
よる変動量に応じた分だけ余計に回転調整素子を回転調
整するスプリングバック補正機能を具えた調節ドライバ
装置と、プリント基板上のコネクタ方向に移動可能なフ
ィンを具え、該フィンがコネクタのスリットに挿入され
るか否かに応じてコネクタの向きの正否を判別するよう
に構成した判別検査装置と、プリント基板と通電し得る
ピンを設けかつプリント基板の種類に応じて形成された
複種類の導通ピン治具を収納したストッカ,該ストッカ
及び検査位置間で所望の種類の導通ピン治具を搬送する
搬送部,検査位置に搬送された導通ピン治具のピンを接
続部と電気的に接続させる電気接続部を夫々具え、複種
類の導通ピン治具をプリント基板の種類に応じ検査位置
に選択的にセットする治具段取り機構とを有している。
[作用] 本発明では、前述の如く、プリント基板上のスライド
スイッチの複数のスイッチ部を切り換える切り換え機構
を有しているので、スライドスイッチとしてのディップ
スイッチのスイッチ部が小さいものであっても、該切り
換え機構によってスイッチ部を確実に自動で切り換える
ことができ、検査効率を高めることができ、上記(イ)
の目的を達成できる。しかもスイッチ部を直接切り換え
るので、接点の接触不良等のようなスイッチ自体の異常
を検出することができる。
本発明では、導通ピン治具をプリント基板の種類に応
じて選択的にセットする治具段取り機構を有し、該治具
段取り機構によって検査すべきプリント基板に応じた種
類の導通ピン治具を検査位置にセットできるので、上記
(ロ)の目的を達成することができる。
じて選択的にセットする治具段取り機構を有し、該治具
段取り機構によって検査すべきプリント基板に応じた種
類の導通ピン治具を検査位置にセットできるので、上記
(ロ)の目的を達成することができる。
本発明では、治具段取り機構が搬送部の途中位置に導
通ピン治具のピンを清掃する自己浄化手段を設け、該自
己浄化手段が特に導通ピン治具のピンに付着したスラッ
クス等のようなゴミを除去するので、導通ピン治具のゴ
ミによる接触不良を解消することができ、上記(ハ)の
目的を達成できる。
通ピン治具のピンを清掃する自己浄化手段を設け、該自
己浄化手段が特に導通ピン治具のピンに付着したスラッ
クス等のようなゴミを除去するので、導通ピン治具のゴ
ミによる接触不良を解消することができ、上記(ハ)の
目的を達成できる。
本発明では、コネクタ方向に移動可能なフィンを具
え、該フィンがコネクタのスリットに挿入されるか否か
に応じてコネクタの向きの正否を判別するように構成し
た判別検査装置を有しているので、該判別検査装置によ
ってプリント基板上のコネクタの向きを確実に検査する
ことができ、上記(ニ)の目的を達成できる。
え、該フィンがコネクタのスリットに挿入されるか否か
に応じてコネクタの向きの正否を判別するように構成し
た判別検査装置を有しているので、該判別検査装置によ
ってプリント基板上のコネクタの向きを確実に検査する
ことができ、上記(ニ)の目的を達成できる。
本発明では、調節ドライバ装置が回転調整素子のスプ
リングバックによる変動量に応じた分だけ余計に回転調
整素子の回転量を調整するスプリングバック補正手段を
具え、回転調整素子の調整時、該回転調整素子のスプリ
ングバックを考慮して調節するので、従来のように調整
しても、スプリングバックによって調整値が変化すると
云うことがなく、正確に回転調整することができ、従っ
て上記(ホ)の目的を達成できる。
リングバックによる変動量に応じた分だけ余計に回転調
整素子の回転量を調整するスプリングバック補正手段を
具え、回転調整素子の調整時、該回転調整素子のスプリ
ングバックを考慮して調節するので、従来のように調整
しても、スプリングバックによって調整値が変化すると
云うことがなく、正確に回転調整することができ、従っ
て上記(ホ)の目的を達成できる。
本発明では、前述の如く、調節ドライバ装置が第一の
部材とドライバビットと第二の部材と第三の部材と支持
シャフトとばねとを具えているので、例えば一方向に前
記許容回転止めトルクを超えるトルクが作用すると、第
三の部材と第二の部材との間の噛合部分に滑りが生じて
両者の噛み合いが解除されることとなり、かつその逆方
向に前記許容回転止めトルクを超えるトルクが作用する
と、第一の部材と第三の部材との間の噛合部分に滑りが
生じて両者の噛み合いが解除されることとなるから、ド
ライバビットが許容回転止めトルクを超えるトルクで回
転することを防げる。従って、ドライバビットに許容回
転止めトルクを超えるトルクが回転調整素子に作用しな
いので、回転調整素子の種類が変わっても、調整ドライ
バ装置をいちいち交換することがなく、上記(ヘ)の目
的を達成できる。
部材とドライバビットと第二の部材と第三の部材と支持
シャフトとばねとを具えているので、例えば一方向に前
記許容回転止めトルクを超えるトルクが作用すると、第
三の部材と第二の部材との間の噛合部分に滑りが生じて
両者の噛み合いが解除されることとなり、かつその逆方
向に前記許容回転止めトルクを超えるトルクが作用する
と、第一の部材と第三の部材との間の噛合部分に滑りが
生じて両者の噛み合いが解除されることとなるから、ド
ライバビットが許容回転止めトルクを超えるトルクで回
転することを防げる。従って、ドライバビットに許容回
転止めトルクを超えるトルクが回転調整素子に作用しな
いので、回転調整素子の種類が変わっても、調整ドライ
バ装置をいちいち交換することがなく、上記(ヘ)の目
的を達成できる。
本発明では、前述の如く、切り換え機構と、スプリン
グバック補正手段を具えた調節ドライバ装置と、フィン
を具えた判別検査装置と、治具段取り機構とを有して構
成し、切り換え機構によってスライドスイッチを確実に
切り換えることができ、また治具段取り機構によって検
査すべきプリント基板に応じた種類の導通ピン治具を検
査位置にセットでき、さらに判別検査装置によってコネ
クタの向きを検査でき、そして調節ドライバ装置のスプ
リングバック補正手段によってスプリングバックに拘る
ことなく回転調整素子の回転調整を正確に行うことがで
きる結果、上記(イ),(ロ),(ニ),(ホ)の目的
を同時に達成できる。
グバック補正手段を具えた調節ドライバ装置と、フィン
を具えた判別検査装置と、治具段取り機構とを有して構
成し、切り換え機構によってスライドスイッチを確実に
切り換えることができ、また治具段取り機構によって検
査すべきプリント基板に応じた種類の導通ピン治具を検
査位置にセットでき、さらに判別検査装置によってコネ
クタの向きを検査でき、そして調節ドライバ装置のスプ
リングバック補正手段によってスプリングバックに拘る
ことなく回転調整素子の回転調整を正確に行うことがで
きる結果、上記(イ),(ロ),(ニ),(ホ)の目的
を同時に達成できる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第16図により説
明する。第1図は本発明のプリント基板用自動調整検査
装置を示す全体斜視図、第2図はその自動調整検査装置
を裏側からみた要部の斜視図、第3図は検査ステーショ
ンを示す斜視図、第4図は導通ピン治具のセット状態を
示す説明図、第5図は導通ピン治具によるプリント基板
の導通検査を示す動作説明図、第6図は切り換え機構を
示す図、第7図及び第8図は調整ドライバ装置を示す
図、第9図は調整ドライバ装置と調整ユニットとの関係
を示す説明図、第10図は回転調整素子の調整時において
スプリングバックによる変動量を考慮する場合の説明
図、第11図はフィンがコネクタに挿入した状態を示す判
別検査装置の検査時の側面図、第12図はフィンがコネク
タに挿入しない状態を示す判別検査装置の検査時の側面
図、第13図はフィンと四方向に配置された場合のコネク
タとの関係を示す説明図、第14図はプリント基板におけ
る種々の検査内容を示す説明図、第15図は自動調整検査
装置の制御内容を示すブロック図である。
明する。第1図は本発明のプリント基板用自動調整検査
装置を示す全体斜視図、第2図はその自動調整検査装置
を裏側からみた要部の斜視図、第3図は検査ステーショ
ンを示す斜視図、第4図は導通ピン治具のセット状態を
示す説明図、第5図は導通ピン治具によるプリント基板
の導通検査を示す動作説明図、第6図は切り換え機構を
示す図、第7図及び第8図は調整ドライバ装置を示す
図、第9図は調整ドライバ装置と調整ユニットとの関係
を示す説明図、第10図は回転調整素子の調整時において
スプリングバックによる変動量を考慮する場合の説明
図、第11図はフィンがコネクタに挿入した状態を示す判
別検査装置の検査時の側面図、第12図はフィンがコネク
タに挿入しない状態を示す判別検査装置の検査時の側面
図、第13図はフィンと四方向に配置された場合のコネク
タとの関係を示す説明図、第14図はプリント基板におけ
る種々の検査内容を示す説明図、第15図は自動調整検査
装置の制御内容を示すブロック図である。
実施例の自動調整検査装置は、第1図に示すように、
プリント基板1を搬送するための搬送路2が設けられ、
その搬送路2の途中位置にプリント基板1を検査するた
めに検査ステーション3が設置されている。検査ステー
ション3は搬送路2に沿って二台並設され、夫々がプリ
ント基板1を並行して検査するようにしている。
プリント基板1を搬送するための搬送路2が設けられ、
その搬送路2の途中位置にプリント基板1を検査するた
めに検査ステーション3が設置されている。検査ステー
ション3は搬送路2に沿って二台並設され、夫々がプリ
ント基板1を並行して検査するようにしている。
搬送路2の搬入側には、図示しないマガジンラックに
収納された複数のプリント基板1を搬送路に順次送り込
むための基板搬入用ローダ4を有し、その搬出側には搬
送されたプリント基板1を取込むための基板搬出用アン
ローダ5を有している。また搬送路2において検査ステ
ーション3の搬出側には排出バッファ6が設けられ、検
査ステーション3によって不良品と判別されたプリント
基板1のみを取り除くようにしている。そして、搬送路
2の近傍位置には制御部7が設置され、該制御部7は、
プリント基板1を定められたプログラムに従って検査す
るのに必要な制御機器の他、モニタ,計器類等を有して
いる。
収納された複数のプリント基板1を搬送路に順次送り込
むための基板搬入用ローダ4を有し、その搬出側には搬
送されたプリント基板1を取込むための基板搬出用アン
ローダ5を有している。また搬送路2において検査ステ
ーション3の搬出側には排出バッファ6が設けられ、検
査ステーション3によって不良品と判別されたプリント
基板1のみを取り除くようにしている。そして、搬送路
2の近傍位置には制御部7が設置され、該制御部7は、
プリント基板1を定められたプログラムに従って検査す
るのに必要な制御機器の他、モニタ,計器類等を有して
いる。
一方、検査ステーション3はX,Y,Z方向に移動可能に
構成された直交形のロボットからなっている。即ち、こ
の検査ステーション3は第3図に示すように、搬送路2
上に配置されたハンド10を有し、該ハンド10が第一のガ
イド9にその長さ方向であるY方向に移動可能に取付け
られると共に、第一のガイド9が第二のガイド8にその
長さ方向であるX方向に移動可能に取付けられ、しかも
第一,第二のガイド8,9全体が垂直方向に移動すること
によってハンド10がZ方向に昇降するように構成されて
いる。
構成された直交形のロボットからなっている。即ち、こ
の検査ステーション3は第3図に示すように、搬送路2
上に配置されたハンド10を有し、該ハンド10が第一のガ
イド9にその長さ方向であるY方向に移動可能に取付け
られると共に、第一のガイド9が第二のガイド8にその
長さ方向であるX方向に移動可能に取付けられ、しかも
第一,第二のガイド8,9全体が垂直方向に移動すること
によってハンド10がZ方向に昇降するように構成されて
いる。
また検査ステーション3はプリント基板1を後述する
導通ピン治具16に押し付けるために押さえユニットを有
し、該押さえユニットは、第4図に示すようにシリンダ
11のロッドに押さえ板12が取付けられると共に、その押
さえ板12の底部に下方に向かって突出する押さえ棒13が
取付けられ、同図に示すように検査ステーション3の所
定位置に搬送路2のコンベアによってプリント基板1が
搬入されると、第5図に示すようにシリンダ11の駆動に
よってロッドが降下すると共に、ばね14の弾性力に抗し
コンベアの支持部15を押し付けることにより、押さえ棒
13がコンベア上のプリント基板1を導通ピン治具16に押
し付け、プリント基板1の所望の端子部と導通ピン治具
16のピン17とが接触することにより導通させることがで
きるようにしている。そのため、検査ステーション3で
はコンベアを支持する支持部15がばね14によって支持さ
れている。なお、第5図では導通ピン治具16のピン17が
コンベアを通ってプリント基板1の端子部と接触するよ
うに描かれているが、コンベアはプリント基板1の端子
部と導通ピン治具16のピン17とが直接接触できるようプ
リント基板1の底部両側のみを載せるようにしている。
また導通ピン治具16にはプリント基板1が押さえユニッ
トによって押さえ付けられたとき、そのプリント基板1
を位置決めできるように位置決めピン18が設けられてい
る。
導通ピン治具16に押し付けるために押さえユニットを有
し、該押さえユニットは、第4図に示すようにシリンダ
11のロッドに押さえ板12が取付けられると共に、その押
さえ板12の底部に下方に向かって突出する押さえ棒13が
取付けられ、同図に示すように検査ステーション3の所
定位置に搬送路2のコンベアによってプリント基板1が
搬入されると、第5図に示すようにシリンダ11の駆動に
よってロッドが降下すると共に、ばね14の弾性力に抗し
コンベアの支持部15を押し付けることにより、押さえ棒
13がコンベア上のプリント基板1を導通ピン治具16に押
し付け、プリント基板1の所望の端子部と導通ピン治具
16のピン17とが接触することにより導通させることがで
きるようにしている。そのため、検査ステーション3で
はコンベアを支持する支持部15がばね14によって支持さ
れている。なお、第5図では導通ピン治具16のピン17が
コンベアを通ってプリント基板1の端子部と接触するよ
うに描かれているが、コンベアはプリント基板1の端子
部と導通ピン治具16のピン17とが直接接触できるようプ
リント基板1の底部両側のみを載せるようにしている。
また導通ピン治具16にはプリント基板1が押さえユニッ
トによって押さえ付けられたとき、そのプリント基板1
を位置決めできるように位置決めピン18が設けられてい
る。
前記導通ピン治具16は、検査すべきプリント基板1と
電気的に接触して該プリント基板1を導通させるための
ものであって、プリント基板1の種類に応じた種類のも
のが検査ステーション3の所望位置に治具段取り機構A
によって選択的にセットされるようにしている。即ち、
その治具段取り機構Aは第2図に示すように、複種類の
導通ピン治具16を収納するストッカ19と、該ストッカ19
及び検査ステーション3内の検査位置間で導通ピン治具
16を搬送する搬送部(符示せず)と、前記検査位置にお
ける導通ピン治具16を電気的に接続させる電気接続部24
とを具えている。
電気的に接触して該プリント基板1を導通させるための
ものであって、プリント基板1の種類に応じた種類のも
のが検査ステーション3の所望位置に治具段取り機構A
によって選択的にセットされるようにしている。即ち、
その治具段取り機構Aは第2図に示すように、複種類の
導通ピン治具16を収納するストッカ19と、該ストッカ19
及び検査ステーション3内の検査位置間で導通ピン治具
16を搬送する搬送部(符示せず)と、前記検査位置にお
ける導通ピン治具16を電気的に接続させる電気接続部24
とを具えている。
前記ストッカ19は複種類の導通ピン治具16を上下方向
に収納できるように前面及び背面を開口させた箱型をな
しており、かつ内部に種々の導通ピン治具16の出し入れ
を容易に行えるようにガイドローラ19a等が設けられて
いる。前記搬送部はストッカ19を昇降させるリフタ20
と、搬送台21と、導通ピン治具16をストッカ19から搬送
台21に搬送し、かつ搬送台21からストッカ19に搬送する
X方向用治具駆動部22と、導通ピン治具16を搬送台21か
ら検査ステーション3の検査位置に搬送し、かつ該検査
位置から搬送台21に搬送するY方向用治具駆動部23とを
有している。Y方向用治具駆動23は詳細に図示されてい
ないが、導通ピン治具16を着脱し得る治具着脱部23a
と、その治具着脱部23aをロッドの先端に取付けた複動
形のシリンダ23bとからなっており、またX方向用治具
駆動部22は詳細に図示されていないが、Y方向用治具駆
動部23と同様に構成されている。前記電気接続部24は、
導通ピン治具16に設けられているコネクタを装置の接続
部(図示せず)に対し差し込むことによって電気的に接
続し、また抜き取ることによって電気的に切離したりす
るようにしており、例えばシリンダ等で構成されてい
る。
に収納できるように前面及び背面を開口させた箱型をな
しており、かつ内部に種々の導通ピン治具16の出し入れ
を容易に行えるようにガイドローラ19a等が設けられて
いる。前記搬送部はストッカ19を昇降させるリフタ20
と、搬送台21と、導通ピン治具16をストッカ19から搬送
台21に搬送し、かつ搬送台21からストッカ19に搬送する
X方向用治具駆動部22と、導通ピン治具16を搬送台21か
ら検査ステーション3の検査位置に搬送し、かつ該検査
位置から搬送台21に搬送するY方向用治具駆動部23とを
有している。Y方向用治具駆動23は詳細に図示されてい
ないが、導通ピン治具16を着脱し得る治具着脱部23a
と、その治具着脱部23aをロッドの先端に取付けた複動
形のシリンダ23bとからなっており、またX方向用治具
駆動部22は詳細に図示されていないが、Y方向用治具駆
動部23と同様に構成されている。前記電気接続部24は、
導通ピン治具16に設けられているコネクタを装置の接続
部(図示せず)に対し差し込むことによって電気的に接
続し、また抜き取ることによって電気的に切離したりす
るようにしており、例えばシリンダ等で構成されてい
る。
そして、ある種類のプリント基板1が検査のため検査
ステーション3に搬送されたとき、リフタ20によってス
トッカ19を昇降させることにより、プリント基板1の種
類と対応する種類の導通ピン治具16を搬送台21の高さま
で移動させ、またその導通ピン治具16をX方向用治具駆
動部22によりストッカ19から押し出して搬送台21に送
り、さらにその搬送台21上の導通ピン治具16をY方向用
治具駆動部23によって検査ステーション3の所定位置に
送り込み、その後電気接続部24によって導通ピン治具16
のコネクタを装置側に接続させ、またこれらを逆に動作
させることにより、検査ステーション3内の導通ピン治
具16をストッカ19の所望位置に送り込まれるようにして
いる。なお、ストッカ19は導通ピン治具16に設けられて
いるバーコードを読み取るための機能をもっており、そ
の読み取られたバーコードによってリフタ20が所定量昇
降するようにしている。
ステーション3に搬送されたとき、リフタ20によってス
トッカ19を昇降させることにより、プリント基板1の種
類と対応する種類の導通ピン治具16を搬送台21の高さま
で移動させ、またその導通ピン治具16をX方向用治具駆
動部22によりストッカ19から押し出して搬送台21に送
り、さらにその搬送台21上の導通ピン治具16をY方向用
治具駆動部23によって検査ステーション3の所定位置に
送り込み、その後電気接続部24によって導通ピン治具16
のコネクタを装置側に接続させ、またこれらを逆に動作
させることにより、検査ステーション3内の導通ピン治
具16をストッカ19の所望位置に送り込まれるようにして
いる。なお、ストッカ19は導通ピン治具16に設けられて
いるバーコードを読み取るための機能をもっており、そ
の読み取られたバーコードによってリフタ20が所定量昇
降するようにしている。
さらに、前記治具段取り機構は搬送部の途中位置に導
通ピン治具16に付着したゴミ等を除去できる自己浄化手
段を有している。該自己浄化手段は、第2図に示すよう
に、搬送部における電気接続部24側の位置に回転可能に
取付けられた回転ブラシ25と、該回転ブラシ25の上方位
置に吸込み口を設けたバキュームポンプ26とからなり、
導通ピン治具16が検査位置に搬送される際、或いは検査
位置からストッカ19に搬送される際に回転ブラシ25を通
過すると、その回転ブラシが回転することによって導通
ピン治具16のピンに付着したフラックス等のゴミを除去
し、かつその除去したゴミが飛散しないようにバキュー
ムポンプ26により吸い込むことができるようにしてい
る。
通ピン治具16に付着したゴミ等を除去できる自己浄化手
段を有している。該自己浄化手段は、第2図に示すよう
に、搬送部における電気接続部24側の位置に回転可能に
取付けられた回転ブラシ25と、該回転ブラシ25の上方位
置に吸込み口を設けたバキュームポンプ26とからなり、
導通ピン治具16が検査位置に搬送される際、或いは検査
位置からストッカ19に搬送される際に回転ブラシ25を通
過すると、その回転ブラシが回転することによって導通
ピン治具16のピンに付着したフラックス等のゴミを除去
し、かつその除去したゴミが飛散しないようにバキュー
ムポンプ26により吸い込むことができるようにしてい
る。
しかして第3図に示すように、前記ハンド10の動作軸
にはスライドスイッチ100を切り換えて検査するための
切り換え機構30と、回転調整素子200を回転させて調節
するための調節ドライバ装置50と、コネクタ300の向き
を判別するための判別検査装置80とが夫々取付けられて
いる。
にはスライドスイッチ100を切り換えて検査するための
切り換え機構30と、回転調整素子200を回転させて調節
するための調節ドライバ装置50と、コネクタ300の向き
を判別するための判別検査装置80とが夫々取付けられて
いる。
前記切り換え機構30はハンド10の昇降可能な動作軸に
装着され、大別すると、スライドスイッチとしてのディ
ップスイッチ100の複数のスイッチ部を一括的に切り換
えるリセット爪31と、複数のスイッチ部を選択的に切り
換えるモード切り換え爪32と、これら爪31,32を夫々独
立的に駆動する駆動部とを具えている。
装着され、大別すると、スライドスイッチとしてのディ
ップスイッチ100の複数のスイッチ部を一括的に切り換
えるリセット爪31と、複数のスイッチ部を選択的に切り
換えるモード切り換え爪32と、これら爪31,32を夫々独
立的に駆動する駆動部とを具えている。
さらに詳しく述べると、リセット爪31は第6図
(a),(b),(c)に示すように、ディップスイッ
チ100の全てのスイッチ部100aに跨るような板幅をなす
一本の長尺板体であって、その下部がスイッチ部100aを
切り換えることができるよう先細の形状をなし、該先細
部分側がフレーム34に固定されたブラケット35,36の下
部にピン37によって軸支され、その軸支点を中心として
回動可能となっている。フレーム34はほぼコ字形をな
し、ブラケット35,36はフレーム34の内側に対向して固
定されている。
(a),(b),(c)に示すように、ディップスイッ
チ100の全てのスイッチ部100aに跨るような板幅をなす
一本の長尺板体であって、その下部がスイッチ部100aを
切り換えることができるよう先細の形状をなし、該先細
部分側がフレーム34に固定されたブラケット35,36の下
部にピン37によって軸支され、その軸支点を中心として
回動可能となっている。フレーム34はほぼコ字形をな
し、ブラケット35,36はフレーム34の内側に対向して固
定されている。
モード切り換え爪32はディップスイッチ100のスイッ
チ部100aの数と対応する四本の長尺板体であり、その下
部がリセット爪31と同様にスイッチ部100aを切り換える
ことができるよう先細の形状をなし、該夫々の先細部分
側がブラケット35,36の下部にピン38によって軸支さ
れ、その軸支点を中心として回動可能となっている。そ
の場合、モード切り換え爪32の夫々はリセット爪31と対
向して配置され、しかも等間隔で配置されている。さら
に、フレーム34の内側にはガイド39がモード切り換え爪
32とリセット爪31との間に配置して固定されると共に、
そのガイド39には摺動レール40が夫々のモード切り換え
爪32間に配置されて取付けられ、夫々のモード切り換え
爪32が回動時に互いに干渉することがないようにしてい
る。そして、夫々のモード切り換え爪32及びリセット爪
31はスプリング41によって囲まれており、そのスプリン
グ41の弾性力によって互いにガイド39側に付勢されてい
る。
チ部100aの数と対応する四本の長尺板体であり、その下
部がリセット爪31と同様にスイッチ部100aを切り換える
ことができるよう先細の形状をなし、該夫々の先細部分
側がブラケット35,36の下部にピン38によって軸支さ
れ、その軸支点を中心として回動可能となっている。そ
の場合、モード切り換え爪32の夫々はリセット爪31と対
向して配置され、しかも等間隔で配置されている。さら
に、フレーム34の内側にはガイド39がモード切り換え爪
32とリセット爪31との間に配置して固定されると共に、
そのガイド39には摺動レール40が夫々のモード切り換え
爪32間に配置されて取付けられ、夫々のモード切り換え
爪32が回動時に互いに干渉することがないようにしてい
る。そして、夫々のモード切り換え爪32及びリセット爪
31はスプリング41によって囲まれており、そのスプリン
グ41の弾性力によって互いにガイド39側に付勢されてい
る。
前記駆動部はフレーム34に固定された二本ののシリン
ダ42及び四本のシリンダ43とからなっており、シリンダ
42のロッドに装着されかつガイド39及びリセット爪31間
に配置される楔形状のスライダ44と、各シリンダ43のロ
ッドに装着されかつガイド39及び夫々のモード切り換え
爪32間に配置される楔形状のスライダ45とを有してい
る。そして、二本のシリンダ42を駆動すると、そのロッ
ドのスライダ44がガイド39に沿って下降しながら、かつ
スプリング41の弾性力に抗しリセット爪31の上端を開
き、リセット爪31の先細の先端がピン37を中心にモード
切り換え爪32側に向かう如く回動することにより、ディ
ップスイッチ100のスイッチ部100aを一括的にリセット
するようにしている。また、四本のシリンダ43を駆動す
ると、そのロッドのスライダ45がガイド39に沿って下降
しながら、かつスプリング41の弾性力に抗しモード切り
換え爪32の上端を開き、モード切り換え爪32の先細の先
端がピン38を中心にリセット爪31側に向かう如く回動す
ることにより、スイッチ部100aを選択的に切り換えるよ
うにしている。その場合、スライダ44,45とリセット爪3
1,モード切り換え爪32との夫々の接触を円滑にするた
め、モード切り換え爪32及びリセット爪31の上端にはベ
アリング47及び46が回転自在に取付けられ、これらベア
リング46,47にスライダ44,45が当たるようにしている。
ダ42及び四本のシリンダ43とからなっており、シリンダ
42のロッドに装着されかつガイド39及びリセット爪31間
に配置される楔形状のスライダ44と、各シリンダ43のロ
ッドに装着されかつガイド39及び夫々のモード切り換え
爪32間に配置される楔形状のスライダ45とを有してい
る。そして、二本のシリンダ42を駆動すると、そのロッ
ドのスライダ44がガイド39に沿って下降しながら、かつ
スプリング41の弾性力に抗しリセット爪31の上端を開
き、リセット爪31の先細の先端がピン37を中心にモード
切り換え爪32側に向かう如く回動することにより、ディ
ップスイッチ100のスイッチ部100aを一括的にリセット
するようにしている。また、四本のシリンダ43を駆動す
ると、そのロッドのスライダ45がガイド39に沿って下降
しながら、かつスプリング41の弾性力に抗しモード切り
換え爪32の上端を開き、モード切り換え爪32の先細の先
端がピン38を中心にリセット爪31側に向かう如く回動す
ることにより、スイッチ部100aを選択的に切り換えるよ
うにしている。その場合、スライダ44,45とリセット爪3
1,モード切り換え爪32との夫々の接触を円滑にするた
め、モード切り換え爪32及びリセット爪31の上端にはベ
アリング47及び46が回転自在に取付けられ、これらベア
リング46,47にスライダ44,45が当たるようにしている。
さらに、前記切り換え機構30はディップスイッチ100
の各リード100bと接触し得るプローブピン48をも具えて
いる。該プローブピン48はリセット爪31の下部に四本の
ものが、また夫々のモード切り換え爪32の下部に一本ず
つ計四本のものが保持具49によって各々取付けられてお
り、ディップスイッチ100のスイッチ部100のオン・オフ
を確認できるようにするため、第6図(b)に示すよう
にディップスイッチ100の各リード100bと接触するよう
にしている。そのため、プローブピン48にはリード100b
と接触したときに各リードを流れる電流を検出できるよ
うに配線されている。また各プローブピン48はばね材等
で構成され、各リード100bへの接触時、そのリード100b
が変形しても、ばねの弾性力によって各リード100bに対
し確実に接触し得るよう接触力を高めている。従って、
これらプローブピン48の各々はリード100bと対応する位
置に配置されている。
の各リード100bと接触し得るプローブピン48をも具えて
いる。該プローブピン48はリセット爪31の下部に四本の
ものが、また夫々のモード切り換え爪32の下部に一本ず
つ計四本のものが保持具49によって各々取付けられてお
り、ディップスイッチ100のスイッチ部100のオン・オフ
を確認できるようにするため、第6図(b)に示すよう
にディップスイッチ100の各リード100bと接触するよう
にしている。そのため、プローブピン48にはリード100b
と接触したときに各リードを流れる電流を検出できるよ
うに配線されている。また各プローブピン48はばね材等
で構成され、各リード100bへの接触時、そのリード100b
が変形しても、ばねの弾性力によって各リード100bに対
し確実に接触し得るよう接触力を高めている。従って、
これらプローブピン48の各々はリード100bと対応する位
置に配置されている。
一方、回転調整素子としての可変ボリウム抵抗体(以
下、可変抵抗体と略称す)200を回転調節するための調
節ドライバ装置50は第7図及び第8図に示すように、ハ
ンド10の昇降可能な動作軸に取付けられたベース51にス
テッピングモータ52が設置され、該モータ52の出力軸に
動力伝達部を介しビット駆動軸57が連結されている。前
記動力伝達部はステッピングモータ52の出力軸に装着さ
れたプーリー53と、駆動軸57に装着されたプーリー54
と、これらプーリー53,54間に巻装されたタイミングベ
ルト55とからなっている。またビット駆動軸57はベース
51に軸受56を介し支承されており、その下部にフレキシ
ブルカップリング58を介し上,下ケース59,60が連結さ
れ、その下ケース60にドライバビット61が取付けられて
いる。
下、可変抵抗体と略称す)200を回転調節するための調
節ドライバ装置50は第7図及び第8図に示すように、ハ
ンド10の昇降可能な動作軸に取付けられたベース51にス
テッピングモータ52が設置され、該モータ52の出力軸に
動力伝達部を介しビット駆動軸57が連結されている。前
記動力伝達部はステッピングモータ52の出力軸に装着さ
れたプーリー53と、駆動軸57に装着されたプーリー54
と、これらプーリー53,54間に巻装されたタイミングベ
ルト55とからなっている。またビット駆動軸57はベース
51に軸受56を介し支承されており、その下部にフレキシ
ブルカップリング58を介し上,下ケース59,60が連結さ
れ、その下ケース60にドライバビット61が取付けられて
いる。
ドライバビット61の先端は第14図に示すように、可変
抵抗体200の溝200aと嵌合し得る形状をなしており、そ
の溝200aに嵌合したとき、ステッピングモータ52の駆動
力によって駆動軸57が回転すると、ドライバビット61も
同様に回転することにより可変抵抗体200を回転し、調
整するようにしている。
抵抗体200の溝200aと嵌合し得る形状をなしており、そ
の溝200aに嵌合したとき、ステッピングモータ52の駆動
力によって駆動軸57が回転すると、ドライバビット61も
同様に回転することにより可変抵抗体200を回転し、調
整するようにしている。
そして、この調節ドライバ装置50は、可変抵抗体200
をその許容トルク以上のトルクで回すことがないよう
に、第一〜第三の部材62,63,64と、支持シャフト65と、
ばね66とで構成されたトルクリミッタ機構を具えてい
る。具体的に述べると、第一〜第三の部材62,63,64は
上,下ケース59,60とほぼ同じ外径寸法の筒体をなして
いる。そして、第一の部材62は駆動源側としての上ケー
ス59にビスによって同軸上に連結されている。第二の部
材63はドライバビット61側としての下ケース60にビスに
よって同軸上に連結されている。一方、第三の部材64は
鏃形をなす円筒体をなし、第一の部材62と第二の部材63
とは対称形状に噛合している。そのため、第一の部材62
の下端部と第二の部材63の上端部とは互いに第三の部材
と噛合し得るよう互いに対称形状をなしている。
をその許容トルク以上のトルクで回すことがないよう
に、第一〜第三の部材62,63,64と、支持シャフト65と、
ばね66とで構成されたトルクリミッタ機構を具えてい
る。具体的に述べると、第一〜第三の部材62,63,64は
上,下ケース59,60とほぼ同じ外径寸法の筒体をなして
いる。そして、第一の部材62は駆動源側としての上ケー
ス59にビスによって同軸上に連結されている。第二の部
材63はドライバビット61側としての下ケース60にビスに
よって同軸上に連結されている。一方、第三の部材64は
鏃形をなす円筒体をなし、第一の部材62と第二の部材63
とは対称形状に噛合している。そのため、第一の部材62
の下端部と第二の部材63の上端部とは互いに第三の部材
と噛合し得るよう互いに対称形状をなしている。
前記支持シャフト65は第一〜第三の部材62〜64を挿通
していて、上,下部に取付けられた止め輪67,68により
第一〜第三の部材62〜64を軸回りに回転可能にまた軸方
向に移動可能に支持している。前記ばね66は、支持シャ
フト65の上部において止め輪67とこれより上部位置に固
定された止め輪69との間に縮設された圧縮コイルスプリ
ングよりなり、そのばね力により第一〜第三の部材62,6
3,64を互いに軸方向に沿って噛合させる方向に付勢させ
ている。止め輪69は支持シャフト65の上端に螺着したナ
ット70によって位置決めされている。
していて、上,下部に取付けられた止め輪67,68により
第一〜第三の部材62〜64を軸回りに回転可能にまた軸方
向に移動可能に支持している。前記ばね66は、支持シャ
フト65の上部において止め輪67とこれより上部位置に固
定された止め輪69との間に縮設された圧縮コイルスプリ
ングよりなり、そのばね力により第一〜第三の部材62,6
3,64を互いに軸方向に沿って噛合させる方向に付勢させ
ている。止め輪69は支持シャフト65の上端に螺着したナ
ット70によって位置決めされている。
そして、通常では、可変抵抗体200の回転調整時、上
ケース59が回転すると、その回転力が第一の部材62,第
三の部材64,第二の部材63を経て下ケース60に伝達され
ることにより、ドライバビット61を回転させるが、その
際、時計方向への回転調整時、その可変抵抗体200の許
容回転止めトルクを超えるトルクが上ケース59に作用す
ると、そのトルクが第三の部材64及び第二の部材63間の
摩擦トルクより大きく、第三の部材の噛合部分がばね66
のばね力に抗しながら第二の部材63の噛合部分を乗り越
えることにより、第三の部材64と第二の部材63との間の
噛合部分に滑りが生じ、また上ケース59の反時計方向の
回転調整時、その可変抵抗体200の許容回転止めトルク
を超えるトルクが上ケース59に作用すると、そのトルク
が第一の部材62及び第三の部材64間の摩擦トルクより大
きく、第一の部材62の噛合部分がばね66のばね力に抗し
ながら第三の部材64の噛合部分を乗り越えることによ
り、第一の部材62と第三の部材64との間の噛合部分に滑
りが生じ、かくしてドライバビット61が許容トルクを超
えるトルクで回転することがないようにしている。
ケース59が回転すると、その回転力が第一の部材62,第
三の部材64,第二の部材63を経て下ケース60に伝達され
ることにより、ドライバビット61を回転させるが、その
際、時計方向への回転調整時、その可変抵抗体200の許
容回転止めトルクを超えるトルクが上ケース59に作用す
ると、そのトルクが第三の部材64及び第二の部材63間の
摩擦トルクより大きく、第三の部材の噛合部分がばね66
のばね力に抗しながら第二の部材63の噛合部分を乗り越
えることにより、第三の部材64と第二の部材63との間の
噛合部分に滑りが生じ、また上ケース59の反時計方向の
回転調整時、その可変抵抗体200の許容回転止めトルク
を超えるトルクが上ケース59に作用すると、そのトルク
が第一の部材62及び第三の部材64間の摩擦トルクより大
きく、第一の部材62の噛合部分がばね66のばね力に抗し
ながら第三の部材64の噛合部分を乗り越えることによ
り、第一の部材62と第三の部材64との間の噛合部分に滑
りが生じ、かくしてドライバビット61が許容トルクを超
えるトルクで回転することがないようにしている。
また、前記調節ドライバ装置50は、ドライバビット61
が可変抵抗体200に確実に嵌合するようにするため、前
述の如く、駆動軸57と上ケース59とをフレキシブルカッ
プリング58によって連結する他、ドライバビット61をそ
の先端方向に付勢させる圧縮ばね71が設けられている。
即ち、圧縮ばね71は下ケース60に固定されたシリンダ72
の内部において、ドライバビット61の上端とボルト73と
の間に設けられたコイルスプリングからなっており、そ
のばね力により可変抵抗体200の高さが種類によって変
化したとき、その高さ方向の変化に対応できるよう、ば
ね力によってドライバビット61がシリンダ72内を上下動
して可変抵抗体200の溝200aに適切な力で嵌合するよう
にしている。従って、ドライバビット61と可変抵抗体20
0間に半径方向のずれが生じた場合にはフレキシブルカ
ップリング58によってそのずれを吸収し、また両者間に
軸方向のずれが生じた場合には圧縮ばね71のばね力によ
ってそのずれを吸収することができるようにしている。
が可変抵抗体200に確実に嵌合するようにするため、前
述の如く、駆動軸57と上ケース59とをフレキシブルカッ
プリング58によって連結する他、ドライバビット61をそ
の先端方向に付勢させる圧縮ばね71が設けられている。
即ち、圧縮ばね71は下ケース60に固定されたシリンダ72
の内部において、ドライバビット61の上端とボルト73と
の間に設けられたコイルスプリングからなっており、そ
のばね力により可変抵抗体200の高さが種類によって変
化したとき、その高さ方向の変化に対応できるよう、ば
ね力によってドライバビット61がシリンダ72内を上下動
して可変抵抗体200の溝200aに適切な力で嵌合するよう
にしている。従って、ドライバビット61と可変抵抗体20
0間に半径方向のずれが生じた場合にはフレキシブルカ
ップリング58によってそのずれを吸収し、また両者間に
軸方向のずれが生じた場合には圧縮ばね71のばね力によ
ってそのずれを吸収することができるようにしている。
なお、ボルト73は下ケース60にシリンダ72を固定する
ものであり、シリンダ72は内部にドライバビット61を軸
方向に移動できるようにビット受け74によって取付けら
れている。
ものであり、シリンダ72は内部にドライバビット61を軸
方向に移動できるようにビット受け74によって取付けら
れている。
さらに、前記調節ドライバ装置50は、あらかじめ求め
られたスプリングバックによる変動量に応じた分だけ余
計に回転調整素子の回転量を調整するスプリングバック
補正手段を具えている。該スプリングバック補正手段は
第9図に示すように、パソコン76によって予め可変抵抗
体200のスプリングバック量を求めておき、そのパソコ
ン76からの指令に基づき調整ユニット75がステッピング
モータ52の駆動時に、前記パソコン76からの指令に基づ
き求めたスプリングバック量に応じた分だけ余計に可変
抵抗体200を回転させて調整するようにしている。
られたスプリングバックによる変動量に応じた分だけ余
計に回転調整素子の回転量を調整するスプリングバック
補正手段を具えている。該スプリングバック補正手段は
第9図に示すように、パソコン76によって予め可変抵抗
体200のスプリングバック量を求めておき、そのパソコ
ン76からの指令に基づき調整ユニット75がステッピング
モータ52の駆動時に、前記パソコン76からの指令に基づ
き求めたスプリングバック量に応じた分だけ余計に可変
抵抗体200を回転させて調整するようにしている。
その際、スプリングバック量を考慮した調整方法とし
ては、例えば以下に述べる二つがある。なお、ここで使
用する可変抵抗体200としてはその回転角度が360°未満
で回転するものであって、その回転始点位置から回転終
点位置まで時計方向に回転するようになっている。
ては、例えば以下に述べる二つがある。なお、ここで使
用する可変抵抗体200としてはその回転角度が360°未満
で回転するものであって、その回転始点位置から回転終
点位置まで時計方向に回転するようになっている。
その(一)としては、まずドライバビット61の先端を
可変抵抗体200の溝200aに嵌合させた後、そのドライバ
ビット61を可変抵抗体200における回転の始点であるス
トッパに当たるまで反時計方向に回し、そのときステッ
ピングモータ52に流れる電流値を調整ユニット75により
モニタし、ドライバビット61の回転が可変抵抗体200の
ストッパに当たると、ステッピングモータ52の負荷が大
きくなって電流値が上がるので、その電流値がある値と
なったところで調整ユニット75がモータ駆動回路をオフ
することによりモータ52を停止させる。またパソコン76
が設定する電流値は可変抵抗体200の許容回転止めトル
ク以下で生じる電流値より低く、かつ必要回転トルクで
生じる電流値より大きい条件に選定する。このようにし
て初期設定を行う。
可変抵抗体200の溝200aに嵌合させた後、そのドライバ
ビット61を可変抵抗体200における回転の始点であるス
トッパに当たるまで反時計方向に回し、そのときステッ
ピングモータ52に流れる電流値を調整ユニット75により
モニタし、ドライバビット61の回転が可変抵抗体200の
ストッパに当たると、ステッピングモータ52の負荷が大
きくなって電流値が上がるので、その電流値がある値と
なったところで調整ユニット75がモータ駆動回路をオフ
することによりモータ52を停止させる。またパソコン76
が設定する電流値は可変抵抗体200の許容回転止めトル
ク以下で生じる電流値より低く、かつ必要回転トルクで
生じる電流値より大きい条件に選定する。このようにし
て初期設定を行う。
そして、調整ユニット75によりステッピングモータ52
を介しドライバビット61を時計方向に回転させると共
に、その時の電流値を調整ユニット75でモニタし、ドラ
イバビット61の回転がパソコン76によって予め定められ
た設定値になったところでステッピングモータ52を停止
させる。この場合、調整ユニット75はパソコン76の指令
により、回転可変抵抗体200の周波数,直流電圧,角度
を検出することによって可変抵抗体200を調節するよう
になっている。
を介しドライバビット61を時計方向に回転させると共
に、その時の電流値を調整ユニット75でモニタし、ドラ
イバビット61の回転がパソコン76によって予め定められ
た設定値になったところでステッピングモータ52を停止
させる。この場合、調整ユニット75はパソコン76の指令
により、回転可変抵抗体200の周波数,直流電圧,角度
を検出することによって可変抵抗体200を調節するよう
になっている。
次いで、可変抵抗体200の停止した状態でドラバビッ
ト61を上昇させて可変抵抗体200を開放すると、第10図
に示すように可変抵抗体200はスプリングバックにより
反時計方向に若干だけ戻りΔθを生じ、調整値がΔRだ
け変動することとなる。この変動量ΔRがスプリングバ
ック量となるので、その際、その変動量ΔRを調整ユニ
ット75により求める。そして、予め定めた設定値Rに対
する変動量ΔRをパソコン76に記憶させた後、再度ドラ
イバビット61を下降し、該ドライバビット61を可変抵抗
200の溝200aに嵌合して可変抵抗体200を始点位置である
ストッパまで回し、その後、その可変抵抗体200を、今
度は設定値Rに変動量ΔRを加えた分の回転量でもって
時計方向に回転させ、これによってスプリングバック量
を考慮した調整を行うようにしている。
ト61を上昇させて可変抵抗体200を開放すると、第10図
に示すように可変抵抗体200はスプリングバックにより
反時計方向に若干だけ戻りΔθを生じ、調整値がΔRだ
け変動することとなる。この変動量ΔRがスプリングバ
ック量となるので、その際、その変動量ΔRを調整ユニ
ット75により求める。そして、予め定めた設定値Rに対
する変動量ΔRをパソコン76に記憶させた後、再度ドラ
イバビット61を下降し、該ドライバビット61を可変抵抗
200の溝200aに嵌合して可変抵抗体200を始点位置である
ストッパまで回し、その後、その可変抵抗体200を、今
度は設定値Rに変動量ΔRを加えた分の回転量でもって
時計方向に回転させ、これによってスプリングバック量
を考慮した調整を行うようにしている。
その(二)としては、調整ユニット75に予め、可変抵
抗体200の回転角に対する設定量から変動量ΔRを実験
データとして貯えておき、そして、上述と同様にして可
変抵抗体200を回転始点位置まで回して初期設定を行っ
た後、実際にドライバビット61によって可変抵抗体200
を時計方向に回転し、その時のステッピングモータ52の
ステップ数の検出により、或いはエンコーダ等の位置検
出手段により可変抵抗体200の回転角度を検出すること
により、設定値Rに予め実験データから求めた変動量Δ
R分を加えて調整するようにしている。
抗体200の回転角に対する設定量から変動量ΔRを実験
データとして貯えておき、そして、上述と同様にして可
変抵抗体200を回転始点位置まで回して初期設定を行っ
た後、実際にドライバビット61によって可変抵抗体200
を時計方向に回転し、その時のステッピングモータ52の
ステップ数の検出により、或いはエンコーダ等の位置検
出手段により可変抵抗体200の回転角度を検出すること
により、設定値Rに予め実験データから求めた変動量Δ
R分を加えて調整するようにしている。
従って、予め、調整すべき可変抵抗体200のスプリン
グバックによる変動量ΔRを求めておき、調整時にその
変動量ΔRを設定値Rに加えた回転量で調整するように
している。
グバックによる変動量ΔRを求めておき、調整時にその
変動量ΔRを設定値Rに加えた回転量で調整するように
している。
他方、コネクタ300の向きを判別するための判別検査
装置80は、第11図乃至第13図に示すようにコネクタ300
方向に移動可能なフィン81を具え、該フィン81がコネク
タ300のスリット300aに挿入されるか否かに応じてコネ
クタ300の向きを判別するように構成されている。
装置80は、第11図乃至第13図に示すようにコネクタ300
方向に移動可能なフィン81を具え、該フィン81がコネク
タ300のスリット300aに挿入されるか否かに応じてコネ
クタ300の向きを判別するように構成されている。
さらに詳しく述べると、まずここで使用するコネクタ
300は周囲のうち、一方の壁にスリット300aが設けられ
ているものである。そして、前記判別検査装置80はフィ
ン81がロッド82の先端に取付けられ、そのロッド82がハ
ンド10の動作軸10aに係合されたフレーム83に対しコネ
クタ300方向に移動可能に取付けられている。フレーム8
3の底部に固定されたばね受け84とロッド82の下部に固
定されたばね受け85との間にはロッド82を挿通する圧縮
ばね86が介設され、該圧縮ばね86のばね力によりフィン
81がコネクタ300方向に付勢されている。この場合、動
作軸10aはスクリュー軸で構成されている。また、フレ
ーム83の上部にはロッド82と対向する位置にリミットス
イッチ87が設置され、そのストライカ88が例えばオフ状
態のままでロッド82の上端と接するように配置されてい
る。
300は周囲のうち、一方の壁にスリット300aが設けられ
ているものである。そして、前記判別検査装置80はフィ
ン81がロッド82の先端に取付けられ、そのロッド82がハ
ンド10の動作軸10aに係合されたフレーム83に対しコネ
クタ300方向に移動可能に取付けられている。フレーム8
3の底部に固定されたばね受け84とロッド82の下部に固
定されたばね受け85との間にはロッド82を挿通する圧縮
ばね86が介設され、該圧縮ばね86のばね力によりフィン
81がコネクタ300方向に付勢されている。この場合、動
作軸10aはスクリュー軸で構成されている。また、フレ
ーム83の上部にはロッド82と対向する位置にリミットス
イッチ87が設置され、そのストライカ88が例えばオフ状
態のままでロッド82の上端と接するように配置されてい
る。
そして第11図に示すように、動作軸10aの駆動によっ
てフレーム83を駆動し、その先端のフィン81をコネクタ
300方向に向かって移動させると、該コネクタ300のスリ
ット300aにフィン81が挿入することによってそのコネク
タ300の向きが正規の位置にあることを判別し、またそ
の際第12図に示すようにフィン81がコネクタ300の上端
に突き当たると、ロッド82が圧縮ばね86のばね力に抗し
フレーム83に対し破線に示す矢印の如く上昇し、該フレ
ーム83の上端がリミットスイッチ87のストライカ88を押
してオンさせることにより、コネクタ300の向きが逆位
置であることを判別するようにしている。そのため、フ
ィン81及びロッド82は軸回りに回転しないようになって
いる。
てフレーム83を駆動し、その先端のフィン81をコネクタ
300方向に向かって移動させると、該コネクタ300のスリ
ット300aにフィン81が挿入することによってそのコネク
タ300の向きが正規の位置にあることを判別し、またそ
の際第12図に示すようにフィン81がコネクタ300の上端
に突き当たると、ロッド82が圧縮ばね86のばね力に抗し
フレーム83に対し破線に示す矢印の如く上昇し、該フレ
ーム83の上端がリミットスイッチ87のストライカ88を押
してオンさせることにより、コネクタ300の向きが逆位
置であることを判別するようにしている。そのため、フ
ィン81及びロッド82は軸回りに回転しないようになって
いる。
なお、リミットスイッチ87のオン時には直ちにハンド
10の動作軸10aを停止させて上昇させると、フィン81に
よってコネクタ300が破損することがないようにするこ
とが好ましい。
10の動作軸10aを停止させて上昇させると、フィン81に
よってコネクタ300が破損することがないようにするこ
とが好ましい。
また前記フィン81は十字形形状をなしており、第13図
に示すように、コネクタ300がプリント基板1上におい
て四方向に配置されている場合、フィン81の位置を変更
しなくともコネクタ300の向きを判別することができる
ようにしている。
に示すように、コネクタ300がプリント基板1上におい
て四方向に配置されている場合、フィン81の位置を変更
しなくともコネクタ300の向きを判別することができる
ようにしている。
従って、実施例の自動調整検査装置は第14図に示すよ
うに、検査ステーション3において導通ピン治具16によ
りプリント基板1の導通を検査し、また切り換え機構30
によりディップスイッチ100を切り換えて該ディップス
イッチ100のオン・オフを検査し、さらに調節ドライバ
装置50によって可変抵抗体200の回転を調整し、またさ
らに判別検査装置80によってコネクタ300の向きを検査
するようにしている。
うに、検査ステーション3において導通ピン治具16によ
りプリント基板1の導通を検査し、また切り換え機構30
によりディップスイッチ100を切り換えて該ディップス
イッチ100のオン・オフを検査し、さらに調節ドライバ
装置50によって可変抵抗体200の回転を調整し、またさ
らに判別検査装置80によってコネクタ300の向きを検査
するようにしている。
そして、それら導通ピン治具16,切り換え機構30,調節
ドライバ装置50,判別検査装置80は第15図に示すように
パソコン76からの指令に基づき装置全体が予め定められ
たプログラムに従って種々制御されるようになってい
る。そのため、この自動調整検査装置は、プリント基板
1の検査個所を夫々計測するための計測ユニット90と、
ハンド10の調整部や調節ドライバ装置50を制御する調整
ユニット75と、検査ステーション3におけるコントロー
ラ91の制御,搬送路2における基板搬入用ローダ4及び
基板搬出用アンローダ5を夫々駆動する駆動部92の制御
等を行うシーケンサ93と、治具段取り機構Aと、これら
をGPIBを介し統合管理するパソコン76とを有している。
この場合、パソコン76と導通ピン治具16との間は両者の
通信を可能させるためのシリアルI/Fが設けられてい
る。またパソコン76にはプリント基板1の機種の情報を
読み取るためのバーコードリーダ94が、さらに検査結果
をプリントアウトするためのプリンタ95が夫々接続され
ている。
ドライバ装置50,判別検査装置80は第15図に示すように
パソコン76からの指令に基づき装置全体が予め定められ
たプログラムに従って種々制御されるようになってい
る。そのため、この自動調整検査装置は、プリント基板
1の検査個所を夫々計測するための計測ユニット90と、
ハンド10の調整部や調節ドライバ装置50を制御する調整
ユニット75と、検査ステーション3におけるコントロー
ラ91の制御,搬送路2における基板搬入用ローダ4及び
基板搬出用アンローダ5を夫々駆動する駆動部92の制御
等を行うシーケンサ93と、治具段取り機構Aと、これら
をGPIBを介し統合管理するパソコン76とを有している。
この場合、パソコン76と導通ピン治具16との間は両者の
通信を可能させるためのシリアルI/Fが設けられてい
る。またパソコン76にはプリント基板1の機種の情報を
読み取るためのバーコードリーダ94が、さらに検査結果
をプリントアウトするためのプリンタ95が夫々接続され
ている。
実施例の自動調整検査装置は、上記の如き構成よりな
るので、次にその動作について説明する。
るので、次にその動作について説明する。
まず第1図において、検査すべきプリント基板1が収
納されたマガジンラックを搬送路2上の基板搬入用ロー
ダ4にセットし、そのマガジンラックからプリント基板
1が搬送路2上に送り出され、検査ステーション3に搬
入されると、検査ステーション3においてはプリント基
板1に予め貼付しているバーコードをバーコードリーダ
94により読み取り、その読み取った機種情報をパソコン
76に送る。
納されたマガジンラックを搬送路2上の基板搬入用ロー
ダ4にセットし、そのマガジンラックからプリント基板
1が搬送路2上に送り出され、検査ステーション3に搬
入されると、検査ステーション3においてはプリント基
板1に予め貼付しているバーコードをバーコードリーダ
94により読み取り、その読み取った機種情報をパソコン
76に送る。
パソコン76はバーコードリーダ94によって読み取られ
た情報に基づき検査すべき対象機種用の検査ソフトを選
択し、選択した検査ソフトに従って検査のために準備を
行う。その際、治具段取り機構Aはパソコン76の指令に
より、第2図に示すように、ストッカ19から検査すべき
プリント基板1の種類と対応する種類の導通ピン治具16
を取り出して搬送台21上に載せ、その搬送台21の移動に
よって導通ピン治具16を検査ステーション3の検査位置
に送り込み、その後電気接続部24によって導通ピン治具
16を装置側に接続する。また、導通ピン治具16を検査ス
テーション3に搬送する際、導通ピン治具16のピンは自
己浄化手段である回転ブラシ25とバキュームポンプ26に
より付着したゴミが除去される。
た情報に基づき検査すべき対象機種用の検査ソフトを選
択し、選択した検査ソフトに従って検査のために準備を
行う。その際、治具段取り機構Aはパソコン76の指令に
より、第2図に示すように、ストッカ19から検査すべき
プリント基板1の種類と対応する種類の導通ピン治具16
を取り出して搬送台21上に載せ、その搬送台21の移動に
よって導通ピン治具16を検査ステーション3の検査位置
に送り込み、その後電気接続部24によって導通ピン治具
16を装置側に接続する。また、導通ピン治具16を検査ス
テーション3に搬送する際、導通ピン治具16のピンは自
己浄化手段である回転ブラシ25とバキュームポンプ26に
より付着したゴミが除去される。
一方、検査ステーション3においては、押さえユニッ
トのシリンダ11の駆動によって押さえ棒13が降下し、第
5図に示すようにプリント基板1を導通ピン治具16に押
し付け、該プリント基板1を導通ピン治具16に対し正確
に位置決めする。これにより、検査すべきプリント基板
1に応じた種類の導通ピン治具16を自動的にセットする
ことができる。
トのシリンダ11の駆動によって押さえ棒13が降下し、第
5図に示すようにプリント基板1を導通ピン治具16に押
し付け、該プリント基板1を導通ピン治具16に対し正確
に位置決めする。これにより、検査すべきプリント基板
1に応じた種類の導通ピン治具16を自動的にセットする
ことができる。
このようにして検査準備が完了すると、次に検査ステ
ーション3ではハンド10をX方向,Y方向,Z方向に移動さ
せて所望位置に位置決めすることにより、プリント基板
1の搭載部品の検査、即ちスライドスイッチとしてのデ
ィップスイッチ100,回転調整素子としての可変抵抗体20
0,コネクタ300の検査を開始する。例えば、ディップス
イッチ100を検査する場合には、ハンド10の移動によっ
て切り換え機構30がディップスイッチ100上に位置決め
されると、該ディップスイッチ100のスイッチ部を切り
換え機構30によって切り換える。この場合、まずディッ
プスイッチ100の全てのスイッチ部をオフさせるため、
第6図に示すように切り換え機構30の二本のシリンダ42
を駆動してリセット爪31を動作させ、該リセット爪31が
ディップスイッチ100のスイッチ部を一括的に切り換え
ることによりオフにする。
ーション3ではハンド10をX方向,Y方向,Z方向に移動さ
せて所望位置に位置決めすることにより、プリント基板
1の搭載部品の検査、即ちスライドスイッチとしてのデ
ィップスイッチ100,回転調整素子としての可変抵抗体20
0,コネクタ300の検査を開始する。例えば、ディップス
イッチ100を検査する場合には、ハンド10の移動によっ
て切り換え機構30がディップスイッチ100上に位置決め
されると、該ディップスイッチ100のスイッチ部を切り
換え機構30によって切り換える。この場合、まずディッ
プスイッチ100の全てのスイッチ部をオフさせるため、
第6図に示すように切り換え機構30の二本のシリンダ42
を駆動してリセット爪31を動作させ、該リセット爪31が
ディップスイッチ100のスイッチ部を一括的に切り換え
ることによりオフにする。
次いで、四本のシリンダ43のうち、所望のシリンダ43
を駆動すると、対応するモード切り換え爪32が動作し、
該モード切り換え爪32が対応するスイッチ部を切り換え
ることにより、所望のスイッチ部を選択的にオンさせ
る。なお、スイッチングモードを変更する場合は、再び
リセット爪31の動作によって全てのスイッチ部をオフに
した後、改めて所望のモード切り換え爪32を動作させる
ことにより、希望のモードにすることができる。
を駆動すると、対応するモード切り換え爪32が動作し、
該モード切り換え爪32が対応するスイッチ部を切り換え
ることにより、所望のスイッチ部を選択的にオンさせ
る。なお、スイッチングモードを変更する場合は、再び
リセット爪31の動作によって全てのスイッチ部をオフに
した後、改めて所望のモード切り換え爪32を動作させる
ことにより、希望のモードにすることができる。
このように、リセット爪31を一個とすれば、切り換え
機構30としての爪の数を減らすことができるばかりでな
く、これを駆動するためのシリンダ42,43の数も減らす
ことができるので、それだけ切り換え機構30を小型化で
きる。
機構30としての爪の数を減らすことができるばかりでな
く、これを駆動するためのシリンダ42,43の数も減らす
ことができるので、それだけ切り換え機構30を小型化で
きる。
しかも、リセット爪31,モード切り換え爪32はこれらの
先端である作用点からスプリング41による支点までの長
さに比べ、スライダ44との接触点からスプリング41によ
る支点までの長さを短くしているので、シリンダ42,43
による駆動力を小さくできて、その小さい駆動力で確実
に動作させることができ、小型化をいっそう成し遂げる
ことができる。
先端である作用点からスプリング41による支点までの長
さに比べ、スライダ44との接触点からスプリング41によ
る支点までの長さを短くしているので、シリンダ42,43
による駆動力を小さくできて、その小さい駆動力で確実
に動作させることができ、小型化をいっそう成し遂げる
ことができる。
また、ディップスイッチ100のスイッチ部のオン・オ
フの確認は、第6図(b)に示すようにプローブピン48
をディップスイッチ100の夫々のリード100bに接触さ
せ、そのときのプローブピン48の電気信号を確認するこ
とにより行う。この場合、プローブピン48はばね材等で
構成されているので、夫々のリード100bに押し付けられ
て変形しても、確実に接触することができ、しかもリー
ド100bに対する押し付けを解除したときには元の形状に
復帰することができる。
フの確認は、第6図(b)に示すようにプローブピン48
をディップスイッチ100の夫々のリード100bに接触さ
せ、そのときのプローブピン48の電気信号を確認するこ
とにより行う。この場合、プローブピン48はばね材等で
構成されているので、夫々のリード100bに押し付けられ
て変形しても、確実に接触することができ、しかもリー
ド100bに対する押し付けを解除したときには元の形状に
復帰することができる。
可変抵抗体200を検査する場合には、第14図に示すよ
うにハンド10の移動によって調節ドライバ装置50が可変
抵抗体200上に位置決めされると、ハンド10はまず調節
ドライバ装置50のドライバビット61を降下させ、その先
端を可変抵抗体200の溝200aに嵌合させる。
うにハンド10の移動によって調節ドライバ装置50が可変
抵抗体200上に位置決めされると、ハンド10はまず調節
ドライバ装置50のドライバビット61を降下させ、その先
端を可変抵抗体200の溝200aに嵌合させる。
このとき、調節ドライバ装置50の駆動軸57と上ケース
59とがフレキシブルカップリング58によって連結されて
いるので、溝200aに対しドライバビット61の半径方向の
ずれを吸収でき、またシリンダ72内にドライバビット61
を付勢させる圧縮ばね71が設けられているので、溝200a
に対しドライバビット61の軸方向のずれを吸収でき、従
って、ドライバビット61の多少のずれを許容することが
できるので、ドライバビット61を溝200aに確実に嵌合さ
せることができる。
59とがフレキシブルカップリング58によって連結されて
いるので、溝200aに対しドライバビット61の半径方向の
ずれを吸収でき、またシリンダ72内にドライバビット61
を付勢させる圧縮ばね71が設けられているので、溝200a
に対しドライバビット61の軸方向のずれを吸収でき、従
って、ドライバビット61の多少のずれを許容することが
できるので、ドライバビット61を溝200aに確実に嵌合さ
せることができる。
そして、ドライバビット61が可変抵抗体200の溝200a
に嵌合すると、調節ドライバ装置50のステッピングモー
タ52を駆動し、ドライバビット61によって可変抵抗体20
0を回転方向の始点位置まで反時計方向に回して止めた
後、ステッピングモータ52を逆駆動し、ドライバビット
61により可変抵抗体200を所望の調整位置まで回転させ
る。
に嵌合すると、調節ドライバ装置50のステッピングモー
タ52を駆動し、ドライバビット61によって可変抵抗体20
0を回転方向の始点位置まで反時計方向に回して止めた
後、ステッピングモータ52を逆駆動し、ドライバビット
61により可変抵抗体200を所望の調整位置まで回転させ
る。
この場合、調節ドライバ装置50は可変抵抗体200のス
プリングバックによる変動量ΔRの分だけ余計に加えて
回転し,調整するスプリングバック手段を設け、該手段
によって予め定められた設定値Rにスプリングバックに
よる変動量ΔRを考慮した調節ができ、従って、従来の
ように調整しても、スプリングバックによって調整値が
変化すると云うことがなく、悪影響を防ぐことができ
る。しかも調節時には、調節ドライバ装置50の調整ユニ
ット75によって調整量がモニタされているので、ドライ
バビット61と可変抵抗体200の溝200a間の遊びを考慮せ
ずに済む。
プリングバックによる変動量ΔRの分だけ余計に加えて
回転し,調整するスプリングバック手段を設け、該手段
によって予め定められた設定値Rにスプリングバックに
よる変動量ΔRを考慮した調節ができ、従って、従来の
ように調整しても、スプリングバックによって調整値が
変化すると云うことがなく、悪影響を防ぐことができ
る。しかも調節時には、調節ドライバ装置50の調整ユニ
ット75によって調整量がモニタされているので、ドライ
バビット61と可変抵抗体200の溝200a間の遊びを考慮せ
ずに済む。
さらに、調節ドライバ装置50はステッピングモータ52
の暴走等により可変抵抗体200の許容回転止めトルクを
超えるトルクがドライバビット61に作用した場合、第7
図及び第8図に示すように、第一〜第三の部材62,63,64
と支持シャフト65とばね66とで構成されたトルクリミッ
タ機構を有し、例えば時計方向に前記許容回転止めトル
クを超えるトルクが作用すると、第三の部材64と第二の
部材63との間の噛合部分に滑りが生じて両者63,64の噛
み合いが解除されることとなり、かつ反時計方向に前記
許容回転止めトルクを超えるトルクが作用すると、第一
の部材62と第三の部材64との間の噛合部分に滑りが生じ
た両者62,64の噛み合いが解除されることとなるので、
ドライバビット61が許容回転止めトルクを超えるトルク
で回転することを防げる。従って、ドライバビット61に
許容回転止めトルクを超えるトルクが可変抵抗体200に
作用しないので、種々の回転調整素子に対処することが
できる。
の暴走等により可変抵抗体200の許容回転止めトルクを
超えるトルクがドライバビット61に作用した場合、第7
図及び第8図に示すように、第一〜第三の部材62,63,64
と支持シャフト65とばね66とで構成されたトルクリミッ
タ機構を有し、例えば時計方向に前記許容回転止めトル
クを超えるトルクが作用すると、第三の部材64と第二の
部材63との間の噛合部分に滑りが生じて両者63,64の噛
み合いが解除されることとなり、かつ反時計方向に前記
許容回転止めトルクを超えるトルクが作用すると、第一
の部材62と第三の部材64との間の噛合部分に滑りが生じ
た両者62,64の噛み合いが解除されることとなるので、
ドライバビット61が許容回転止めトルクを超えるトルク
で回転することを防げる。従って、ドライバビット61に
許容回転止めトルクを超えるトルクが可変抵抗体200に
作用しないので、種々の回転調整素子に対処することが
できる。
そして、コネクタ300の向きを検査する場合には、ハ
ンド10の移動によって判別検査装置80がコネクタ300上
の検査位置に位置決めされると、ハンド10の動作軸10a
の駆動によってフィン81をコネクタ300に向かって移動
する。その際、コネクタ300が正規の向きにある場合に
は、第11図に示すように、そのスリット300aにフィン81
が挿入し、リミットスイッチ87のストライカ88が動作し
ないので、コネクタ300が正規の位置にあることを判別
することができる。またコネクタ300が正規の向きにな
い場合には、第12図に示すように、フィン81がスリット
300aに挿入されず、コネクタ300に当たることによって
ロッド82が上昇し、該ロッド82がリミットスイッチ87の
ストライカ88を押してオンさせることにより、コネクタ
300の向きが正規の向きでないことを判別することがで
きる。
ンド10の移動によって判別検査装置80がコネクタ300上
の検査位置に位置決めされると、ハンド10の動作軸10a
の駆動によってフィン81をコネクタ300に向かって移動
する。その際、コネクタ300が正規の向きにある場合に
は、第11図に示すように、そのスリット300aにフィン81
が挿入し、リミットスイッチ87のストライカ88が動作し
ないので、コネクタ300が正規の位置にあることを判別
することができる。またコネクタ300が正規の向きにな
い場合には、第12図に示すように、フィン81がスリット
300aに挿入されず、コネクタ300に当たることによって
ロッド82が上昇し、該ロッド82がリミットスイッチ87の
ストライカ88を押してオンさせることにより、コネクタ
300の向きが正規の向きでないことを判別することがで
きる。
フィン81は十字形状をなしているので、コネクタ300
が第13図に示すようにプリント基板1上において種々の
如く四方に配置されていても、フィン81の位置を変更し
なくともコネクタ300の向きを確実に判別することがで
きる。
が第13図に示すようにプリント基板1上において種々の
如く四方に配置されていても、フィン81の位置を変更し
なくともコネクタ300の向きを確実に判別することがで
きる。
このようにして種々の検査が終了すると、検査ステー
ション3ではシリンダ11が上昇することにより、押さえ
棒13による導通ピン治具16に対するプリント基板1の押
し付けを解除させ、またプリント基板1の検査情報が計
測ユニット90,調整ユニット75,導通ピン治具16によって
パソコン76に送付され、該パソコン76はその検査データ
を判定することにより、検査合格のプリント基板1を搬
送路2を経て基板搬出用アンローダ5へ送り出し、また
検査不良のプリント基板1を排出バッファ6へ送り出
し、さらに検査不良のプリント基板1について不良デー
タをプリンタ95によってプリントアウトしたり等を行う
ことにより、一枚のプリント基板1の検査を終了する。
ション3ではシリンダ11が上昇することにより、押さえ
棒13による導通ピン治具16に対するプリント基板1の押
し付けを解除させ、またプリント基板1の検査情報が計
測ユニット90,調整ユニット75,導通ピン治具16によって
パソコン76に送付され、該パソコン76はその検査データ
を判定することにより、検査合格のプリント基板1を搬
送路2を経て基板搬出用アンローダ5へ送り出し、また
検査不良のプリント基板1を排出バッファ6へ送り出
し、さらに検査不良のプリント基板1について不良デー
タをプリンタ95によってプリントアウトしたり等を行う
ことにより、一枚のプリント基板1の検査を終了する。
なお図示実施例では、自動調整検査装置の検査ステー
ション3のハンド10に治具段取り機構A,切り換え機構3
0,調節ドライバ装置50,判別検査装置80を持たせた例を
示したが、これらを有するハンドに自走機能を持たせる
と共に、X方向,Y方向,Z方向の夫々に移動可能に構成し
た直交型ロボットに適用すれば、検査のためのティーチ
ングが容易となるばかりでなく、搭載部品の位置が夫々
異なるプリント基板にも容易に対応することができる。
ション3のハンド10に治具段取り機構A,切り換え機構3
0,調節ドライバ装置50,判別検査装置80を持たせた例を
示したが、これらを有するハンドに自走機能を持たせる
と共に、X方向,Y方向,Z方向の夫々に移動可能に構成し
た直交型ロボットに適用すれば、検査のためのティーチ
ングが容易となるばかりでなく、搭載部品の位置が夫々
異なるプリント基板にも容易に対応することができる。
また上述の検査は、予めプリント基板1に搭載された
種々の部品を検査するようにした例を示したが、種々の
部品のプリント基板への搭載,はんだ付け,検査等をを
一貫して行うことによって自動生産するCIM(コンピュ
ータ管理による生産)に適用することもできる。第16図
はCIMの要部を工程順に示したフローであって、その概
要を以下に述べる。
種々の部品を検査するようにした例を示したが、種々の
部品のプリント基板への搭載,はんだ付け,検査等をを
一貫して行うことによって自動生産するCIM(コンピュ
ータ管理による生産)に適用することもできる。第16図
はCIMの要部を工程順に示したフローであって、その概
要を以下に述べる。
同図において、ホストコンピュータ100からの指令に
より、部品管理設備101から生基板(部品搭載前の基
板)がはんだ印刷工程102に供給されると、その生基板
に回路パターンを形成するはんだを印刷し、次いで面付
品工程103では部品管理設備101から供給された部品(面
付)をその基板に搭載し、その後、リフロー工程104で
基板を炉の中に入れて加熱し、基板のはんだを溶かすこ
とによって部品のリードをはんだ付けする。そして、洗
浄工程105ではその基板を洗浄することによって前記104
のはんだ付けに使用したフラックスのかすを洗い流す。
このような基板のスルーホール等に対し、部品挿入工程
106では部品管理設備101から供給されたリード部品のリ
ードを挿入し、フローはんだ付け107でその基板をはん
だ槽中のはんだによってリード部品のはんだ付けを行っ
た後、洗浄工程108では前記107のはんだ付け時に使用し
たフラックスのかすを洗い流し、外観検査工程109でそ
の基板や部品の破損個所の有無や接続個所の断線の有無
等を外観的に検査し、インサーキットテスタ工程110で
部品を実装した基板の回路,部品,はんだ付け等のチェ
ックを行う。しかる後、ファンクションテスタ111で前
述したのと同様に治具段取り機構A,切り換え機構30,調
節ドライバ装置50,判別検査装置80によって検査を行う
ものである。
より、部品管理設備101から生基板(部品搭載前の基
板)がはんだ印刷工程102に供給されると、その生基板
に回路パターンを形成するはんだを印刷し、次いで面付
品工程103では部品管理設備101から供給された部品(面
付)をその基板に搭載し、その後、リフロー工程104で
基板を炉の中に入れて加熱し、基板のはんだを溶かすこ
とによって部品のリードをはんだ付けする。そして、洗
浄工程105ではその基板を洗浄することによって前記104
のはんだ付けに使用したフラックスのかすを洗い流す。
このような基板のスルーホール等に対し、部品挿入工程
106では部品管理設備101から供給されたリード部品のリ
ードを挿入し、フローはんだ付け107でその基板をはん
だ槽中のはんだによってリード部品のはんだ付けを行っ
た後、洗浄工程108では前記107のはんだ付け時に使用し
たフラックスのかすを洗い流し、外観検査工程109でそ
の基板や部品の破損個所の有無や接続個所の断線の有無
等を外観的に検査し、インサーキットテスタ工程110で
部品を実装した基板の回路,部品,はんだ付け等のチェ
ックを行う。しかる後、ファンクションテスタ111で前
述したのと同様に治具段取り機構A,切り換え機構30,調
節ドライバ装置50,判別検査装置80によって検査を行う
ものである。
このように、生基板からの部品を実装したプリント基
板を生産するまでの一貫した生産工程に自動検査機能を
利用すれば、CIM化に対処することができる。
板を生産するまでの一貫した生産工程に自動検査機能を
利用すれば、CIM化に対処することができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明は請求項1によれば、スラ
イドスイッチのスイッチ部を人手を要せず、切り換え機
によって切り換えるように構成したので、スイッチ部を
頻繁に切り換える場合でも、検査効率が著しく低下する
のを防ぎ得、しかもリセット爪によって複数のスイッチ
部を一括的に切り換え、かつモード切り換え爪によって
複数のスイッチ部を選択的に切り換えるようにしたの
で、所望のスイッチ部を容易に切り換えることができ、
さらに請求項2によれば、スライドスイッチの各リード
と接触するプローブピンを具えたので、スイッチ部を切
り換えたときのオン・オフを検査でき、スイッチ部の切
り換え状態を確実にチェックすることもできる。
イドスイッチのスイッチ部を人手を要せず、切り換え機
によって切り換えるように構成したので、スイッチ部を
頻繁に切り換える場合でも、検査効率が著しく低下する
のを防ぎ得、しかもリセット爪によって複数のスイッチ
部を一括的に切り換え、かつモード切り換え爪によって
複数のスイッチ部を選択的に切り換えるようにしたの
で、所望のスイッチ部を容易に切り換えることができ、
さらに請求項2によれば、スライドスイッチの各リード
と接触するプローブピンを具えたので、スイッチ部を切
り換えたときのオン・オフを検査でき、スイッチ部の切
り換え状態を確実にチェックすることもできる。
請求項3によれば、調整ドライバ装置のスプリングバ
ック補正手段によって回転調整素子のスプリングバック
量を考慮して調整するので、スプリングバックがあって
も、それに拘ることなく調整を正確に行うことができ、
請求項5によれば、回転調整素子の許容回転止めトルク
を超えるトルクが調整ドライバ装置に作用しても、該調
整ドライバ装置のトルクリミッタ機構によりドライバビ
ットがその許容回転止めトルクを超えるトルクで回転す
ることを防げる結果、回転調整素子の種類が違う度に調
整ドライバ装置をいちいち交換すると云うことが不要に
なる。
ック補正手段によって回転調整素子のスプリングバック
量を考慮して調整するので、スプリングバックがあって
も、それに拘ることなく調整を正確に行うことができ、
請求項5によれば、回転調整素子の許容回転止めトルク
を超えるトルクが調整ドライバ装置に作用しても、該調
整ドライバ装置のトルクリミッタ機構によりドライバビ
ットがその許容回転止めトルクを超えるトルクで回転す
ることを防げる結果、回転調整素子の種類が違う度に調
整ドライバ装置をいちいち交換すると云うことが不要に
なる。
請求項4によれば、判別検査装置によってコネクタの
向きの正否を検査できるので、検査者の目視の場合のよ
うにコネクタの向きのチェックの際に見逃すと云うこと
を防げ、見逃しによる製品の誤動作等を防止でき、また
請求項5によれば、判別検査装置のフィンが十字形形状
をなしているので、コネクタが四方に配置されても、フ
ィンの向きを変えることなく検査でき、検査効率を高め
得る。
向きの正否を検査できるので、検査者の目視の場合のよ
うにコネクタの向きのチェックの際に見逃すと云うこと
を防げ、見逃しによる製品の誤動作等を防止でき、また
請求項5によれば、判別検査装置のフィンが十字形形状
をなしているので、コネクタが四方に配置されても、フ
ィンの向きを変えることなく検査でき、検査効率を高め
得る。
請求項6、7によれば、治具段取り機構によってプリ
ント基板の種類に応じた種類の導通ピン治具をセットで
きるので、導通ピン治具のセットを自動化でき、また請
求項7によれば、自己浄化手段によって導通ピン治具の
ピンに付着したゴミを除去できるので、導通ピン治具の
接触不良を解消できる。
ント基板の種類に応じた種類の導通ピン治具をセットで
きるので、導通ピン治具のセットを自動化でき、また請
求項7によれば、自己浄化手段によって導通ピン治具の
ピンに付着したゴミを除去できるので、導通ピン治具の
接触不良を解消できる。
そして、請求項8によれば、切り換え機構とスプリン
グバック補正手段を具えた調節ドライバ装置と判別検査
装置と治具段取り機構とを有するので、上記請求項1,4,
6と同様の効果を同時に達成することができ、しかもス
プリングバックによって回転調整素子の調整値が変化す
ると云うことがなく、回転調整素子を正確に調整でき
る。
グバック補正手段を具えた調節ドライバ装置と判別検査
装置と治具段取り機構とを有するので、上記請求項1,4,
6と同様の効果を同時に達成することができ、しかもス
プリングバックによって回転調整素子の調整値が変化す
ると云うことがなく、回転調整素子を正確に調整でき
る。
請求項9によれば、上記自動調整検査装置を直交形ロ
ボットに設けているので、該ロボットの移動のより部品
の搭載位置が異なるプリント基板の検査に容易に対処す
ることができ、また請求項10によれば、上記自動調整検
査装置をCIMに利用し、部品が組み立てられたプリント
基板を自動的に検査できるので、プリント基板の製造工
程に検査工程を容易に加えることができ、それだけCIM
に対処できる効果がある。
ボットに設けているので、該ロボットの移動のより部品
の搭載位置が異なるプリント基板の検査に容易に対処す
ることができ、また請求項10によれば、上記自動調整検
査装置をCIMに利用し、部品が組み立てられたプリント
基板を自動的に検査できるので、プリント基板の製造工
程に検査工程を容易に加えることができ、それだけCIM
に対処できる効果がある。
第1図は本発明のプリント基板用自動調整検査装置を示
す全体斜視図、第2図その自動調整検査装置を裏側(第
1図の手前背紙方向)からみた要部の斜視図、第3図は
検査ステーションを示す斜視図、第4図は導通ピン治具
のセット状態を示す説明図、第5図は導通ピン治具によ
るプリント基板の導通検査を示す動作説明図、第6図
(a),(b),(c)は切り換え機構を示すリセット
爪側から見た一部破断の側面図,正面図,モード切り換
え爪側から見た側面図、第7図及び第8図は調節ドライ
バ装置を示す断面図及び側面図、第9図は調節ドライバ
装置と調整ユニットとの関係を示す説明図、第10図は回
転調整素子の調整時においてスプリングバックによる変
動量を考慮する場合の説明図、第11図はフィンがコネク
タに挿入した状態を示す判別検査装置の検査時の側面
図、第12図はフィンがコネクタに挿入しない状態を示す
判別検査機構の検査時の側面図、第13図はフィンと四方
向に配置された場合のコネクタとの関係を示す説明図、
第14図はプリント基板における種々の検査内容を示す説
明図、第15図は自動調整検査装置の制御内容を示すブロ
ック図、第16図はCIMの生産工程の要部を示す説明図で
ある。 1……プリント基板、3……検査ステーション、10……
ハンド、16……導通ピン治具、A……治具段取り機構、
19……ストッカ、20〜23……搬送部、24……電気接続
部、25……自己浄化手段としての回転ブラシ、26……自
己浄化手段としてのバキュームポンプ、30……切り換え
機構、31……リセット爪、32……モード切り換え爪、4
2,43……駆動部としてのシリンダ、48……プローブピ
ン、50……調節ドライバ装置、59……上ケース、60……
下ケース、61……ドライバビット、62……第一の部材、
63……第二の部材、64……第三の部材、65……支持シャ
フト、66……ばね、ΔR……変動量、R……設定値、80
……判別検査装置、81……フィン、100……スライドス
イッチとしてのディップスイッチ、100a……スイッチ
部、100b……リード、200……回転調整素子としての可
変抵抗体、200a……溝、300……コネクタ、300a……ス
リット。
す全体斜視図、第2図その自動調整検査装置を裏側(第
1図の手前背紙方向)からみた要部の斜視図、第3図は
検査ステーションを示す斜視図、第4図は導通ピン治具
のセット状態を示す説明図、第5図は導通ピン治具によ
るプリント基板の導通検査を示す動作説明図、第6図
(a),(b),(c)は切り換え機構を示すリセット
爪側から見た一部破断の側面図,正面図,モード切り換
え爪側から見た側面図、第7図及び第8図は調節ドライ
バ装置を示す断面図及び側面図、第9図は調節ドライバ
装置と調整ユニットとの関係を示す説明図、第10図は回
転調整素子の調整時においてスプリングバックによる変
動量を考慮する場合の説明図、第11図はフィンがコネク
タに挿入した状態を示す判別検査装置の検査時の側面
図、第12図はフィンがコネクタに挿入しない状態を示す
判別検査機構の検査時の側面図、第13図はフィンと四方
向に配置された場合のコネクタとの関係を示す説明図、
第14図はプリント基板における種々の検査内容を示す説
明図、第15図は自動調整検査装置の制御内容を示すブロ
ック図、第16図はCIMの生産工程の要部を示す説明図で
ある。 1……プリント基板、3……検査ステーション、10……
ハンド、16……導通ピン治具、A……治具段取り機構、
19……ストッカ、20〜23……搬送部、24……電気接続
部、25……自己浄化手段としての回転ブラシ、26……自
己浄化手段としてのバキュームポンプ、30……切り換え
機構、31……リセット爪、32……モード切り換え爪、4
2,43……駆動部としてのシリンダ、48……プローブピ
ン、50……調節ドライバ装置、59……上ケース、60……
下ケース、61……ドライバビット、62……第一の部材、
63……第二の部材、64……第三の部材、65……支持シャ
フト、66……ばね、ΔR……変動量、R……設定値、80
……判別検査装置、81……フィン、100……スライドス
イッチとしてのディップスイッチ、100a……スイッチ
部、100b……リード、200……回転調整素子としての可
変抵抗体、200a……溝、300……コネクタ、300a……ス
リット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−94602(JP,A) 特開 平2−301920(JP,A) 特開 昭64−59081(JP,A) 実開 昭63−25384(JP,U)
Claims (10)
- 【請求項1】プリント基板上のスライドスイッチのスイ
ッチ部を切り換える切り換え機構を有し、かつ該切り換
え機構は、スライドスイッチの複数のスイッチ部を一括
的に切り換えるリセット爪と、複数のスイッチ部を選択
的に切り換えるモード切り換え爪と、これらの爪を夫々
独立的に駆動する駆動部とを具えたことを特徴とするプ
リント基板用自動調整検査装置。 - 【請求項2】プリント基板上のスライドスイッチのスイ
ッチ部を切り換える切り換え機構を有し、かつ該切り換
え機構は、スライドスイッチの複数のスイッチ部を一括
的に切り換えるリセット爪と、複数のスイッチ部を選択
的に切り換えるモード切り換え爪と、これらの爪を夫々
独立的に駆動する駆動部と、スライドスイッチの各リー
ドと接触し、スライドスイッチの切り換え状態を確認す
るプローブピンとを具えたことを特徴とするプリント基
板用自動調整検査装置。 - 【請求項3】プリント基板上の回転調整素子を回転して
調節するための調節ドライバ装置を有し、かつ該調節ド
ライバ装置は、回転部材の駆動源側に連結した第一の部
材と、回転調整素子を回転調整するドライバビットと、
該ドライバビットに連結した第二の部材と、これら第
一,第二の部材と互いに軸方向に沿って対称形態で噛合
し得る第三の部材と、第一〜第三の部材を軸周りに回転
自在にかつ軸方向に移動可能に支持する支持シャフト
と、第一〜第三の部材を軸方向に沿って互いに噛合させ
るばねとを具え、かつ回転調整素子がその許容トルク以
上のトクルで回転するのを防ぐトルクリミッタ機構を有
することを特徴とするプリント基板用自動調整検査装
置。 - 【請求項4】プリント基板上のコネクタの向きを判別す
る判別検査装置を有し、かつ該判別検査装置は、コネク
タ方向に移動可能なフィンを具え、該フィンがコネクタ
のスリットに挿入されるか否かに応じてコネクタの向き
の正否を判別するように構成したことを特徴とするプリ
ント基板用自動調整検査装置。 - 【請求項5】請求項4において、前記フィンは十字形形
状をなしていることを特徴とするプリント基板用自動調
整検査装置。 - 【請求項6】プリント基板と通電し得るピンを設けた導
通ピン治具を、プリント基板の種類に応じ検査位置に選
択的にセットする治具段取り機構を有し、該治具段取り
機構は、プリント基板の種類に応じて形成された複種類
の導通ピン治具を収納したストッカと、該ストッカ及び
検査位置間で所望の種類の導通ピン治具を搬送する搬送
部と、検査位置に搬送された導通ピン治具のピンを接続
部と電気的に接続させる電気接続部とを具えたことを特
徴とするプリント基板用自動調整検査装置。 - 【請求項7】プリント基板と通電し得るピンを設けた導
通ピン治具を、プリント基板の種類に応じ検査位置に選
択的にセットする治具段取り機構を有し、該治具段取り
機構は、プリント基板の種類に応じて形成された複種類
の導通ピン治具を収納したストッカと、該ストッカ及び
検査位置間で所望の種類の導通ピン治具を搬送する搬送
部と、検査位置に搬送された導通ピン治具のピンを接続
部と電気的に接続させる電気接続部と、ストッカ及び検
査位置間の搬送経路の途中位置に設置され、導通ピン治
具のピンを清掃する自己浄化手段とを具えていることを
特徴とするプリント基板用自動調整検査装置。 - 【請求項8】プリント基板上のスライドスイッチのスイ
ッチ部を切り換える切り換え機構と、プリント基板上の
回転調整素子のスプリングバックによる変動量に応じた
分だけ余計に回転調整素子を回転調整するスプリングバ
ック補正機能を具えた調節ドライバ装置と、プリント基
板上のコネクタ方向に移動可能なフィンを具え、該フィ
ンがコネクタのスリットに挿入されるか否かに応じてコ
ネクタの向きの正否を判別するように構成した判別検査
装置と、プリント基板と通電し得るピンを設けかつプリ
ント基板の種類に応じて形成された複種類の導通ピン治
具を収納したストッカ,該ストッカ及び検査位置間で所
望の種類の導通ピン治具を搬送する搬送部,検査位置に
搬送された導通ピン治具のピンを接続部と電気的に接続
させる電気接続部を夫々具え、複種類の導通ピン治具を
プリント基板の種類に応じ検査位置に選択的にセットす
る治具段取り機構とを有することを特徴とするプリント
基板用自動調整検査装置。 - 【請求項9】プリント基板上のスライドスイッチのスイ
ッチ部を切り換える切り換え機構と、プリント基板上の
回転調整素子のスプリングバックによる変動量に応じた
分だけ余計に回転調整素子を回転調整するスプリングバ
ック補正機能を具えた調節ドライバ装置と、プリント基
板上のコネクタ方向に移動可能なフィンを具え、該フィ
ンがコネクタのスリットに挿入されるか否かに応じてコ
ネクタの向きの正否を判別するように構成した判別検査
装置と、プリント基板と通電し得るピンを設けかつプリ
ント基板の種類に応じて形成された複種類の導通ピン治
具を収納したストッカ,該ストッカ及び検査位置間で所
望の種類の導通ピン治具を搬送する搬送部,検査位置に
搬送された導通ピン治具のピンを接続部と電気的に接続
させる電気接続部を夫々具え、複種類の導通ピン治具を
プリント基板の種類に応じ検査位置に選択的にセットす
る治具段取り機構とをハンドに取付けたことを特徴とす
る直交型ロボット。 - 【請求項10】プリント基板上のスライドスイッチのス
イッチ部を切り換える切り換え機構と、プリント基板上
の回転調整素子のスプリングバックによる変動量に応じ
た分だけ余計に回転調整素子を回転調整するスプリング
バック補正機能を具えた調節ドライバ装置と、プリント
基板上のコネクタ方向に移動可能なフィンを具え、該フ
ィンがコネクタのスリットに挿入されるか否かに応じて
コネクタの向きの正否を判別するように構成した判別検
査装置と、プリント基板と通電し得るピンを設けかつプ
リント基板の種類に応じて形成された複種類の導通ピン
治具を収納したストッカ,該ストッカ及び検査位置間で
所望の種類の導通ピン治具を搬送する搬送部,検査位置
に搬送された導通ピン治具のピンを接続部と電気的に接
続させる電気接続部を夫々具え、複種類の導通ピン治具
をプリント基板の種類に応じ検査位置に選択的にセット
する治具段取り機構とを有する自動調整検査装置を備え
たことを特徴とするCIM。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2033849A JP2724231B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | プリント基板用自動調整検査装置及び直交型ロボット並びにcim |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2033849A JP2724231B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | プリント基板用自動調整検査装置及び直交型ロボット並びにcim |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239400A JPH03239400A (ja) | 1991-10-24 |
JP2724231B2 true JP2724231B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12397949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2033849A Expired - Lifetime JP2724231B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | プリント基板用自動調整検査装置及び直交型ロボット並びにcim |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724231B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5614331B2 (ja) * | 2011-02-28 | 2014-10-29 | 日立工機株式会社 | 芝刈機 |
DE102015113046A1 (de) * | 2015-08-07 | 2017-02-09 | Xcerra Corp. | Positioniereinrichtung für einen Paralleltester zum Testen von Leiterplatten und Paralleltester zum Testen von Leiterplatten |
CN117864683A (zh) * | 2023-05-30 | 2024-04-12 | 深圳市凯码时代科技有限公司 | 四工位转动装置及四工位测试设备 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325384U (ja) * | 1986-03-18 | 1988-02-19 | ||
JPH0294602A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Toshiba Corp | 可変抵抗調整装置 |
JPH02301920A (ja) * | 1989-05-16 | 1990-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スィッチの検査装置 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2033849A patent/JP2724231B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03239400A (ja) | 1991-10-24 |
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