JP2587630B2 - 高所作業車の作業台積載荷重検出装置 - Google Patents

高所作業車の作業台積載荷重検出装置

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JP2587630B2 JP62038747A JP3874787A JP2587630B2 JP 2587630 B2 JP2587630 B2 JP 2587630B2 JP 62038747 A JP62038747 A JP 62038747A JP 3874787 A JP3874787 A JP 3874787A JP 2587630 B2 JP2587630 B2 JP 2587630B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ブームを介してその作業位置を任意に変
える作業台を備えた高所作業車の作業台積載荷重検出装
置に関する。
(従来の技術と問題点) 高所作業車においては前記作業台上に作業者が搭乗し
て各種作業をなすものであり、作業台上に積載可能な荷
重は定格荷重として定められている。したがって作業台
上に積載する積載荷重が定格荷重以内であるか否かを見
極めることが必要であるが、従来の高所作業車において
は積載荷重を検出する手段を備えていないものが一般的
であった。またこの手段を備えるものであってもその手
段が作業台の床に複数個のロードセルを配置しこのロー
ドセル上に床全体を覆う平板を置きロードセルに作用す
る負荷の合計値に基いて積載荷重を検出するという手段
であった為に、その装置が大がかりになると共に、前記
平板重量によって作業台の定格荷重が減じられるという
問題点があった。
(従来の問題点を解決するための手段) この発明は、高所作業車の作業台積載荷重検出装置を
作業台に対して前後に離隔する2位置であって前記作業
台の積載荷重及び積載荷重位置の変化に起因してその曲
げモーメントが変化する2位置における前記曲げモーメ
ントに応じる値を検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出信号を基き前記2位置におけ
る曲げモーメント差を得てこの曲げモーメント差を前記
前後2位置間のモーメント腕長さにより除して積載荷重
を得る計算手段より構成して前記問題点を解決するもの
である。
(作用) このように構成したので、作業台上の任意の位置に積
載荷重が置かれると、検出手段ではこの積層荷重に起因
する曲げモーメントに応じる値を検出する。そして計算
手段では前記検出手段からの検出信号に基き前記2位置
における曲げモーメント差を得てこの曲げモーメント差
を前記前後2位置間のモーメント腕長さにより除して積
載荷重を得るものである。
(実施例) 次に本発明を具体的一実施例に基いて詳細に説明す
る。第1図において、Aは高所作業車であり、1は走行
基台、2は走行基台1上に旋回自在に搭載された旋回
台、3はその基端部を旋回台2に枢支されたブームであ
りその先端部には後述する支持枠8を介して作業台4を
配設している。5は前記ブーム3と旋回台2間に位置し
てブーム3を起伏制御する起伏シリンダである。6,7は
夫々レベリングシリンダであり、ブーム3の起伏動に拘
らず常に作業台4が水平姿勢を保持するようにブーム3
の起伏動はレベリングシリンダ6の伸縮動に反映され、
レベリングシリンダ6の伸縮動はレベリングシリンダ7
に伝達されるようにしている。8はブーム3の先端部に
ピン9を介して枢支された支持枠であり前記作業台4を
支持する。そしてこの支持枠8には作業台4に対して前
後に離隔する前後2位置に距離lだけ離隔してこの支持
枠8に発生する歪を検出する歪検出器10,11が設けられ
ている。12は、前記歪検出器10,11において発生する前
記歪に対応する曲げモーメント及び後述する曲げモーメ
ントM1′,M2′を予め記憶している記憶器である。
今、第1図において、歪検出器11からモーメント腕長
さχだけ離隔した作業台4上に積載荷重Wが作用したと
して、歪検出器11の位置における曲げモーメントをM1
歪検出器10の位置における曲げモーメントをM2とすると
共に、前記曲げモーメントM1のうち作業台4と支持枠8
の自重成分による曲げモーメントをM2′、前記曲げモー
メントM2のうち作業台4と支持枠8の自重成分による曲
げモーメトをM2′とすると、曲げモーメト1,M2は夫々下
記の式で表現出来る。
M1=M1′+W×x ……(1) M2=M2′+W×(x+l) ……(2) また積載荷重Wは下記の式で表現出来る。
上式(3)において、M1′とM2′は定数であり、結局
積載荷重Wは、前記曲げモーメントM1とM2が分かれば計
算出来るものである。
次に前記計算の手順について説明する。
前記記憶器12は前記歪信号が入力されると当該歪信号
に対応する曲げモーメントM1,M2と共に自重成分による
前記曲げモーメントM1′とM2′を出力する。これら曲げ
モーメントは演算器13に入力され、この演算器13では前
記式(3)の演算をおこない積載荷重Wを算出するもの
である。なお前記記憶器12と演算器13で特許請求の範囲
における計算手段を形成する。そして前記積載荷重Wは
表示器14にて表示される。なお、前記曲げモーメントM1
とM2は夫々記憶器に記憶させたが歪と曲げモーメントの
間には一定の関係式が成立するものであるところから、
前記曲げモーメントを歪に基いて演算算出してもよい。
また、前記実施例においては、積載荷重により生じる
曲げモーメントに応じる値を支持枠8上に設けた歪検出
器10,11で夫々検出したが、前記レベリングシリンダ7
がピン9回りのモーメントを担持するものであるところ
からこのレベリングシリンダ7に作用する負荷を検出す
る検出器を設け前記歪検出器10,11のうちいずれか一方
を取り除いてもよい。
また、前記演算器13の出力値を比較器(図示せず)に
入力し、この比較器で前記出力値と定格荷重値を比較し
出力値が定格荷重値を上回るときには前記作業台4の作
動を停止するようにしてもよい。また、前記歪検出器10
と歪検出器11の両検出歪の差を求め、この差に対応する
曲げモーメント信号を記憶器に記憶させるようにしても
よい。また以上の実施例では、直伸式のブームの先端部
に作業台を配置したものであったが、屈折式ブームの先
端部に作業台を配置したものにも本発明を適用できるこ
と勿論である。また歪検出器10,11は、ブーム3の基端
部に設けてもよく、この場合には前記歪検出器間のモー
メント腕長さがブームの起伏角θの変化に応じて変化す
るところから、前記両検出器間のモーメント腕長さは、
前記歪検出器10,11間の距離にブーム起伏角θのcosθ値
を剰じればよい。
また、積載荷重が定格荷重を上回ったことのみを感知
警報するだけで良い場合には、定格荷重時の前後2位置
の歪ゲージの歪差を記憶し、この記憶値を上回る歪差が
生じた場合警報するようにしてもよい。
(発明の効果) この発明では、作業台積載荷重を積載位置にかかわら
ず正確に検出できると共に、作業台の空間を有効に利用
でき、装置が大がかりにならないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した高所作業車の側面図であり、
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 A;高所作業車、4;作業台、10,11;歪検出器、12;記憶
器、13;演算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブームを介してその作業位置を任意に変え
    る作業台を備えた高所作業車の作業台積載荷重検出装置
    であって、当該作業台積載荷重検出装置を、 前記作業台に対して前後に離隔する2位置であって前記
    作業台の積載荷重及び積載荷重位置の変化に起因してそ
    の曲げモーメントが変化する2位置における前記曲げモ
    ーメントに応じる値を検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出信号に基き前記2位置における
    曲げモーメント差を得てこの曲げモーメント差を前記前
    後2位置間のモーメント腕長さにより除して積載荷重を
    得る計算手段より構成したことを特徴とする高所作業車
    の作業台積載荷重検出装置。
JP62038747A 1987-02-20 1987-02-20 高所作業車の作業台積載荷重検出装置 Expired - Fee Related JP2587630B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003521429A (ja) * 1999-12-14 2003-07-15 1994 ウェイヤー ファミリー リミテッド パートナーシップ 回転アクチュエータを備えた作業プラットホーム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547421A (en) * 1978-09-30 1980-04-03 Tadano Tekkosho:Kk Detecting method for hanging load of crane

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