JPH0986899A - 高所作業車の積載荷重検出装置 - Google Patents

高所作業車の積載荷重検出装置

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JPH0986899A
JPH0986899A JP25075195A JP25075195A JPH0986899A JP H0986899 A JPH0986899 A JP H0986899A JP 25075195 A JP25075195 A JP 25075195A JP 25075195 A JP25075195 A JP 25075195A JP H0986899 A JPH0986899 A JP H0986899A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業台への積載荷重を正確に検出する高所作
業車の積載荷重検出装置を提供する。 【解決手段】 水平旋回自在に垂直ポスト18へ取り付
けられたブーム側ブラケット22に、作業台21を支持
する作業台側ブラケット23が、各ブラケットの三つの
端部にて、緩衝材としてのマウントゴム24a、24b
及び24cと、荷重検出手段としてのロードセル25
a、25b及び25cとを介して連結されている。これ
らロードセル25a、25b及び25cにより検出され
た検出値が荷重演算手段により演算され、作業台21へ
の積載荷重が求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走可能な車体上に、
起伏等の作動が自在なブームが配設されて構成される高
所作業車等に係わり、特に、ブーム先端部に設けられた
作業台への積載荷重を検出する積載荷重検出装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】高所作業車は、一般に、走行自在な車体上
に、旋回、起伏、伸縮等の作動が自在なブームが設けら
れ、このブームの先端に、作業者の搭乗可能な作業台が
配設されて構成されている。
【0003】このような高所作業車を用いての作業にお
いては、作業台へ工具、資材等を載せ、作業者自身も作
業台へ搭乗する。作業者と、工具、資材等との荷重を受
けた作業台が、ブームの起仰、伸長等により高所位置へ
移動されるため、高所作業車には、常に、車体位置から
作業台配置方向へ、車体を転倒させようとするモーメン
ト(以下「転倒モーメント」と称する)が作用する。こ
の転倒モーメントは、作業台への積載荷重の増加、ブー
ムの伸長作動等に応じて増大する。このブーム作動に応
じて変化する転倒モーメントにより、車体の安定性が脅
かされないように、作業台への積載荷重に応じてブーム
作動が規制されるのが好ましい。積載荷重に対応させて
ブーム作動範囲が設定されれば、車体に対する作業台の
作業範囲は安全に広く確保できる。
【0004】このため、従来、作業台への積載荷重を検
出する検出装置として、ブーム先端に、作業台の底面ほ
ぼ全面を受ける大きさにブラケットが設けられ、このブ
ラケットの四隅にロードセルが各々配設されて、これら
ロードセルの上に作業台が配設された積載荷重検出装置
がある。この積載荷重検出装置においては、これら複数
のロードセルから得られる検出値を演算器により加算し
て実積載荷重が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
作業台の底面四隅に各々ロードセルが配設されるやり方
では、正確な積載荷重を検出するために、作業台の底面
の広さに応じてロードセルの取付間隔も広くせねばなら
ず、各ロードセルをブーム側に支持するブラケット自体
も大きくなってしまうという問題がある。ブラケットが
大きくなりブーム先端が重くなってしまうことは、ブー
ムのビーム強度及び車体の安定度を減じてしまうため好
ましくない。また、作業台の底部の大きさに合わせてブ
ラケットをも大きく形成しなければならないことは生産
コスト面でも好ましくない。
【0006】また、従来の、この積載荷重検出装置で
は、作業台の底面下方へロードセルやブラケットが配設
されたため、作業台に搭乗した作業者は、作業台下方の
視界が得にくい。また、梁の間に作業台を配置させて作
業を行おうとする際に、作業台と、作業台下面に取り付
けられたブラケットとを合わせた高さが作業台配置操作
の障害となってしまうこともある。そのため、梁の間へ
作業台を配置することが不可能な場合もあり、狭い作業
環境における高所作業の作業性が損なわれていた。
【0007】また、このような構成では、作業台が底面
のみで支持されているため、作業台の横振れに対する安
定性が低く、作業台の乗り心地が損なわれるという問題
もあった。本発明は、このような問題に鑑みてなされた
ものであり、作業台への取付が簡潔で、作業台の操作性
及び安定性に優れ、作業台への積載荷重を正確に検出す
る高所作業車の積載荷重検出装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の高所作業車の積載荷重検出装置は、高所作
業車のブームの先端に配設されたブーム側ブラケット
と、作業者が搭乗する作業台と、この作業台の側面に配
設された作業台側ブラケットと、この作業台側ブラケッ
トとブーム側ブラケットとの間に配設され、ブームの位
置と作業台の位置とを結ぶ方向へ間隔を有した位置にお
いて、作業台側ブラケットとブーム側ブラケットとを連
結する複数の連結手段と、これら複数の連結手段の各配
設位置における垂直方向荷重を検出する荷重検出手段
と、この荷重検出手段からの検出値より実積載荷重を演
算する荷重演算手段とから構成される。また、連結手段
が、少なくとも3個配設され、ブームの位置と作業台の
位置とを結ぶ方向と直角方向にも間隔を有して配設され
ればさらに好ましい。
【0009】
【作用】本発明の高所作業車の積載荷重検出装置によれ
ば、作業台への積載荷重は、作業台の側面に配設された
作業台側ブラケットから複数の連結手段を介してブーム
側ブラケットに支持される。作業台の荷重は全てこれら
複数の連結手段により受けられるため、これら連結手段
の各配設位置における垂直方向荷重を荷重検出手段によ
って検出し、全検出値を荷重演算手段によって演算する
ことにより実積載荷重が正確に求められる。
【0010】これら連結手段に作用する垂直方向荷重
(垂直反力)は、積載荷重の位置が作業台上で変化する
とこれに影響され増減するが、垂直方向における力の釣
り合いにおいて、各垂直反力の総和は変化しないため、
上記のように演算された積載荷重値は、積載荷重の位置
変化に影響されることはない。即ち、作業台内で、作業
者が移動したり、あるいは工具、資材等が動かされたり
した影響が演算値には現れず、常に作業台の正確な積載
荷重の検出が可能である。
【0011】このように本発明の積載荷重検出装置は、
検出される積載荷重値が積載荷重の位置変化からの影響
を受けずに、荷重検出手段により検出された検出値が荷
重演算手段によって演算されて積載荷重値が求められる
ため、積載荷重の検出精度は、荷重検出手段の検出精度
と荷重演算手段の演算精度とにのみ依存する。荷重検出
手段としては、電磁センサ、光学センサ等の極めて高精
度のものが利用可能であり、演算手段には、マイクロコ
ンピュータ等が利用可能であるため、かなり高精度の積
載荷重検出装置が実現される。
【0012】また、作業台の側面に配設された作業台側
ブラケットが、ブーム先端に配設されたブーム側ブラケ
ットに支持されるため、従来の、作業台底面がブラケッ
トによって支持された場合と違って、大きな作業台を用
いる場合でもブラケット自体をも大きくする必要は無
い。ブラケットがコンパクトに構成されるため、従来の
ように、ブラケットの増大がブーム先端を重くし、ブー
ム強度及び車体の安定度を減じてしまうという恐れは解
消され、ブーム強度の安定性及び車体の安定性が増す。
さらに、このように構成された積載荷重検出装置は、作
業台の大きさに関係なく種々の高所作業車に採用可能で
あるため、積載荷重検出装置の標準化が可能で、生産コ
ストが削減される。
【0013】さらに、従来の、ブラケットが作業台底面
に配設されていた場合と比べて、作業台側面にブラケッ
トが配設されたため、作業台の横振れを抑え易く、作業
台の乗り心地が向上する。また、作業台下方の視界が広
く、梁の間に作業台を入れて作業を行う等の作業台操作
が容易に行えるようになる。このため、狭い作業環境に
おける高所作業の作業性が向上される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図を
参照して説明する。図3には、本発明に係わる高所作業
車10が示されている。この高所作業車10は、概略、
車体部とブーム部とから構成される。車体部は、主に、
駆動車輪を有した自走可能な車体11と、この車体11
内に配設された油圧ポンプ(図示せず)等のブーム駆動
源、及び車体11上に載置されたコントローラ(図示せ
ず)等のブーム作動制御部分からなる。また、車体11
の前後左右には、伸長、接地することにより作業時に車
体11を安定支持するアウトリガジャッキ19が設けら
れている。
【0015】車体11上には旋回台12が配設されてお
り、この旋回台12は車体11内部に配設された油圧モ
ータ(図示せず)により回動自在である。旋回台12上
端部には、ブーム13が支軸12aにより枢支され、こ
のブーム13へ旋回台12から起伏シリンダ15が係着
されている。この起伏シリンダ15によりブーム13は
起伏作動が自在である。また、ブーム13は、複数のブ
ーム部材13a、13b及び13cが入子式に組まれた
もので、ブーム内に配設された伸縮シリンダ(図示せ
ず)により伸縮作動が自在である。
【0016】先端ブーム部材13cの先端部に、垂直ポ
スト18が枢支され、この垂直ポスト18にブーム側ブ
ラケット22が取り付けられている。このブーム側ブラ
ケット22へ、作業台側ブラケット23を介して作業台
21が取り付けられている。垂直ポスト18は、ブーム
13の起伏状態に拘わらず、レベリングシリンダ14a
及び14bにより常に地面に対し垂直に保たれる。この
ため、垂直ポスト18に支持された作業台21の底面
は、作業者が快適に作業可能なように、地面に対して常
に平行に保たれる。
【0017】本発明の積載荷重検出装置を図1及び図2
を参照して説明する。ブーム側ブラケット22及び作業
台側ブラケット23は、上から見て、「T」字形に形成
されたブラケットである。ブーム側ブラケット22は、
油圧モータ(図示せず)により水平旋回自在に垂直ポス
ト18へ取り付けられている。
【0018】このブーム側ブラケット22の上方に作業
台側ブラケット23が配設され、作業台側ブラケット2
3の「T」字のヘッド部分23aが作業台21の側面へ
固設され、フット部分23bがブーム13側へ突き出る
状態で水平に延びる。この作業台側ブラケット23の三
つの端部には、下方へ向けて各々ボスが形成されてい
る。
【0019】これらボスの各下面には、緩衝材として、
円筒形状を有するマウントゴム24a、24b及び24
cが、その円筒軸を垂直方向に向けて配設され、これら
マウントゴム24a、24b及び24cの各下面に、直
方体形状を有するロードセル25a、25b及び25c
の一端部分がボルト(図示せず)によって止められる。
各ロードセル25a、25b及び25cの他端部分は、
作業台側ブラケット23へ重なるよう、その下方に配設
されたブーム側ブラケット22の三つの端部の各々へ挟
持されボルト(図示せず)止めされている。上記説明の
如く、ブーム側ブラケット22が垂直ポスト18に対し
て水平旋回自在であるため、このように作業台側ブラケ
ット23を介してブーム側ブラケット22へ配設された
作業台21は、垂直ポスト18に対して水平旋回自在で
ある。
【0020】上記の如く、作業台側ブラケット23とブ
ーム側ブラケット22とは、3個のマウントゴム24及
び3個のロードセル25のみを介して連結されている。
本実施例においては、ロードセル25が、特許請求の範
囲に記載された連結手段と荷重検出手段とを兼ねてい
る。これらロードセル25a、25b及び25cが、連
結手段として水平面上の3点にて、作業台ブラケット2
3を介して作業台21を支持しながら荷重検出を行う。
このように水平3点で支持することは、作業台21の安
定性を確保する上で、また、ブーム側ブラケット22及
び作業台側ブラケット23をコンパクトに構成する上で
も好ましい。
【0021】これらロードセル25a、25b及び25
cにより検出された検出値は、ブーム側ブラケット22
近傍に設けられたコントロールボックス(図示せず)内
の荷重演算手段(図示せず)により演算され、作業台2
1への積載荷重が求められる。このように作業台への積
載荷重が、作業台21の側面に配設された作業台側ブラ
ケット23と、ブーム先端に配設されたブーム側ブラケ
ット22との間に配設された3個のロードセル25a、
25b及び25cにより検出されるため、作業台底面の
大きさには何ら関係なく、両ブラケット22及び23の
大きさは決められることになる。
【0022】さて、作業台21へ作業者が搭乗し、作業
工具、資材等を載せたとき、図1に示されたように、作
業台荷重、工具等の合計荷重である垂直荷重Wが作業台
21に作用するものとする。垂直荷重Wが作業台21に
作用するとき、作業台側ブラケット23とブーム側ブラ
ケット22との連結手段である3個のロードセル25
a、25b及び25cには、この垂直荷重に対応した反
力が作用する。作業台近傍の2個のロードセル25b及
び25cに作用する反力R1及びR3と、作業台から離
れた1個のロードセル25aに作用する反力R2とは、
互いに相反する方向へ作用する。これら反力R1、R2
及びR3の大きさは、垂直荷重Wの位置変化に応じて変
化するもので、作業台近傍2個のロードセル25b及び
25cから垂直荷重Wまでの距離L1が大きくなれば、
即ち、作業台21内で垂直荷重Wが垂直ポスト18から
遠のく方向へ移動すれば、反力R1、R2及びR3も大
きくなる。これは、垂直荷重Wの位置変化に応じてロー
ドセル25a、25b及び25cに作用するモーメント
が変化するためである。
【0023】しかしながら、垂直方向の釣合において
は、垂直荷重Wと反力R1、R2及びR3との間には、
常に、次式(1)の関係が成り立つ。
【0024】 W + R2 = R1 + R3 ・・・(1)
【0025】故に、垂直荷重Wは、次式(2)に示され
るように、反力R1、R2及びR3から演算可能であ
る。
【0026】 W = R1 + R3 − R2 ・・・(2)
【0027】垂直荷重Wは、反力R1と反力R3との和
と、この和と反力R2との差とを求めることにより、荷
重位置、距離L1の変化に係わらず、すなわち、モーメ
ントの影響を除いて検出可能である。
【0028】ロードセル25a、25b及び25cによ
って検出されるこれら検出値R1、R2及びR3から、
演算手段は、上記(2)式の演算を行い、垂直荷重Wを
得る。この垂直荷重Wには、作業台21、作業台側ブラ
ケット23、マウントゴム24a、24b及び24c等
の重さが含まれているため、これらの重量を減算するこ
とにより、純粋に作業台21への積載荷重のみが得られ
ることになる。
【0029】上記説明の如く、ロードセル25a、25
b及び25cへ垂直方向成分の荷重のみが作用するよう
に3個のロードセルが水平に配設され、また、マウント
ゴム24a、24b及び24cが緩衝機能を有するた
め、作業台21内で、作業者が移動したり、資材、工具
等の置場所が変えられたりした場合でも、何ら影響を受
けず、本荷重検出装置は正確な積載荷重検出が可能であ
る。積載荷重Wに対する各反力R1、R2及びR3が荷
重検出手段としてのロードセル25a、25b及び25
cへ直接作用するため、荷重検出の精度は、ロードセル
25a、25b及び25cの分解能(検出精度)及び荷
重演算手段の演算精度のみに依存する。荷重検出及び演
算処理は電子回路的に処理可能であるため、高精度の荷
重検出が可能である。
【0030】尚、本発明は上記実施例に限られるもので
はなく、3個のロードセル25a、25b及び25cに
て作業台21を受けるのが最も好ましいが、ロードセル
が4個であっても、同様な演算処理が可能である。ま
た、ブーム側ブラケット22及び作業台側ブラケット2
3が、マウントゴム24a、24b及び24c及びロー
ドセル25a、25b及び25cを保護するカバーを有
して形成されればさらに好ましい。本発明の特許請求の
範囲内においてさらなる改善、改良、変更等が行え得る
ことは明らかである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高所作業
車の積載荷重検出装置によれば、作業台は、作業台の側
面に配設された作業台側ブラケットから複数の連結手段
を介してブーム側ブラケットに支持される。作業台への
積載荷重は、これら複数の連結手段の各配設位置におけ
る垂直方向荷重を荷重検出手段によって検出し、荷重演
算手段によって演算することによって求められる。
【0032】複数の連結手段に上方あるいは下方へ向け
て作用する各垂直反力は、積載荷重位置の変化から生ず
るモーメントの変化に応じて増減するが、垂直方向の釣
り合いにおいて、これら垂直反力の総和は常に一定で変
化しない。従って、演算された積載荷重値には、モーメ
ントの影響が現れることは無く、作業台内で、作業者が
移動したり、あるいは工具、資材等が動かされたりして
もその影響は現れない。このため、作業台への積載荷重
が正確に検出可能である。
【0033】このように本発明の積載荷重検出装置は、
検出される積載荷重値が積載荷重の位置変化からの影響
を受けずに、荷重検出手段により検出された検出値が荷
重演算手段によって演算されて積載荷重値が求められる
ため、積載荷重の検出精度は、荷重検出手段の検出精度
と荷重演算手段の演算精度とにのみ依存することにな
る。荷重検出手段としては、電磁センサ、光学センサ等
の極めて高精度のものが利用可能であり、また、演算手
段には、マイクロコンピュータ等が利用可能であるた
め、かなり高精度の積載荷重検出装置が得られる。
【0034】また、作業台の側面に配設された作業台側
ブラケットが、ブーム先端に配設されたブーム側ブラケ
ットに複数の連結手段を介して配設されたため、作業台
底面の大きさに左右されることなく、ブラケットの大き
さを決めることができる。このため、従来の、作業台底
面がブラケットによって支持された場合と違って、作業
台を大きく設けるためにブラケット自体をも大きくする
必要は全く無い。故に、本発明の積載荷重検出装置は、
作業台の大きさに関係なく種々の高所作業車に採用可能
であるため、標準化が可能で、生産コストの削減をもた
らす。また、従来のように、過度にブラケットが増大し
ブーム先端を重くし、ブーム強度及び車体の安定度を減
じてしまうことは無い。
【0035】このように作業台の側面にブラケットが配
設されているため、従来の、ブラケットが作業台底面に
配設されていた場合に比べて横振れを抑え易く、作業台
の安定性が向上する。また、作業台下方の視界が広く、
梁の間に作業台を入れて作業を行う等の作業台操作が容
易に行える。このため、狭い作業環境における高所作業
の作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】高所作業車の積載荷重検出装置の側面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本発明に係わる高所作業車の全体側面図であ
る。
【符号の説明】
10 高所作業車 11 車体 12 旋回台 13 ブーム 15 起伏シリンダ 18 垂直ポスト 21 作業台 22 ブーム側ブラケット 23 作業台側ブラケット 24 マウントゴム 25 ロードセル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高所作業車のブームの先端に配設された
    ブーム側ブラケットと、 作業者が搭乗する作業台と、 この作業台の側面に配設された作業台側ブラケットと、 この作業台側ブラケットと前記ブーム側ブラケットとの
    間に配設され、前記ブームの位置と前記作業台の位置と
    を結ぶ方向へ間隔を有した位置において、前記作業台側
    ブラケットと前記ブーム側ブラケットとを連結して、前
    記ブーム側ブラケットにより前記作業台側ブラケットを
    介して前記作業台を支持させる複数の連結手段と、 これら複数の連結手段の各配設位置における垂直方向荷
    重を検出する荷重検出手段と、 この荷重検出手段からの検出値より実積載荷重を演算す
    る荷重演算手段とからなる高所作業車の積載荷重検出装
    置。
  2. 【請求項2】前記連結手段が、少なくとも3個配設さ
    れ、前記ブームの位置と前記作業台の位置とを結ぶ方向
    と直角方向にも間隔を有して配設されたことを特徴とす
    る請求項1記載の高所作業車の積載荷重検出装置。
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