JP2587554B2 - 機器の固定装置 - Google Patents

機器の固定装置

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JP2587554B2
JP2587554B2 JP3261926A JP26192691A JP2587554B2 JP 2587554 B2 JP2587554 B2 JP 2587554B2 JP 3261926 A JP3261926 A JP 3261926A JP 26192691 A JP26192691 A JP 26192691A JP 2587554 B2 JP2587554 B2 JP 2587554B2
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JP3261926A
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正浩 青木
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卓上機器等に付設され
る機器の固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、卓上機器等の機器の落下・移動を
防止するための固定装置として、図8(a),(b)に
示されるように、金具とネジとにより構成されるものが
知られている。この図8(a)に示される固定装置80
は、機器81の設置場所に、断面L字型の金具82の底
部82aがネジ83により固定され、この金具82の起
立部82bに機器81の側面等が図示されないネジによ
り固定される。また、図8(b)に示される固定装置8
4は、機器81の設置場所に、取付座部85aの両端に
その取付座部85aより所要量浮き上がらせて隣接形成
される係止座部85b,85bを有する金具85の取付
座部85aがネジ86により固定され、この金具85の
係止座部85b,85bに機器81の底面が図示されな
いネジにより固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固定装
置80は、機器81の側面等に金具82の起立部82b
が露出するため、機器81自体の外観を損うという問題
点がある。
【0004】また、固定装置84は、機器81の内部か
ら金具85の係止座部85b,85bにネジで取り付け
る必要があるため、機器81の内部にネジを取り付ける
ためのスペースが必要となるという問題点がある。さら
に、機器81の内部から金具85に対してネジで取り付
ける際には機器81を開閉する必要があるため、この機
器81自体の開閉固定方向に制約を受けるという問題点
がある。さらに、前記ネジを機器81の内部に脱落,紛
失すると、これらネジを機器81の内部から取り出すこ
とが困難となるという問題点がある。
【0005】これら固定装置80,84を用いて機器8
1の取り付け・取り外しを行う際には、ネジまわし等の
所定の工具が必要となるという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的として、機器の外観を損なうことなく機器の移
動・落下を防止することができるとともに、工具を用い
ることなく容易に機器の取り付け・取り外しを行うこと
ができる機器の固定装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による機器の固定
装置は、前述されたような目的を達成するために、図1
の発明原理図に示されているように、機器を定位置に取
り外し可能に固定させる機器の固定装置であって、固定
面から所要量浮き上がらせて形成される係止座部(1)
に、係止長孔(2)が設けられるとともに、この係止長
孔(2)の一端側の内下部に係止片ガイド(3)と係止
力付勢手段(4)とが設けられ、前記係止座部(1)に
隣接する取付座部(5)が前記固定面に取り付けられる
固定具(6)と、この固定具(6)の係止長孔(2)に
受け入れられる巾を有し、一端側が前記係止片ガイド
(3)に案内されて係止力付勢手段(4)により係止力
を与えられるように屈曲形成される係止保持部(7)と
され、他端側が係止長孔(2)の端部内下面に前記係止
力付勢手段(4)により係合されるように屈曲形成され
る係止部(8)とされるとともに、機器の底面に固着さ
れる係止片(9)とを具えることを特徴とする。
【0008】また、前記固定具(6)の係止力付勢手段
(4)は、前記係止座部(1)の内下部に、固定用スト
ッパに設けられる案内部に案内されて係止長孔(2)の
軸線方向に進退動自在な押圧片と、この押圧片と前記固
定用ストッパとの間に介挿される圧縮バネとを具えるの
が好ましい。
【0009】
【作用】本発明による機器の固定装置は、固定面に固定
具(6)の取付座部(5)が取り付けられ、この固定具
(6)の係止座部(1)に設けられた係止長孔(2)
に、機器の底面に固着された係止片(9)が嵌挿される
ことにより、前記機器が前記固定面に固定される。この
際、まず、係止長孔(2)に係止片(9)の係止保持部
(7)が嵌挿され、この係止保持部(7)は固定具
(6)の内下部に設けられた係止片ガイド(3)に案内
されて係止力付勢手段(4)に当接される。次いで、係
止保持部(7)が係止力付勢手段(4)の付勢力に抗し
てその係止力付勢手段(4)側に押し込まれ、係止片
(9)の係止部(8)が固定具(6)の係止長孔(2)
に嵌挿される。この後、係止片(9)が係止力付勢手段
(4)の付勢力によりその係止力付勢手段(4)の反対
側に押し込まれ、係止片(9)が固定具(6)の係止長
孔(2)において係止力付勢手段(4)により固定され
る。
【0010】機器を固定面から取り外す際には、係止片
(9)を機器とともに係止力付勢手段(4)側に移動さ
せ、係止片(9)の係止部(8)を固定具(6)の係止
長孔(2)から抜き外し、係止力付勢手段(4)の付勢
力により係止片(9)の係止保持部(7)を押し出し
て、この係止保持部(7)を固定具(6)の係止長孔
(2)より抜き外す。
【0011】
【実施例】次に、本発明による機器の固定装置の具体的
一実施例について図面を参照しつつ説明する。
【0012】図2に示されるように、本発明による機器
の固定装置を構成する係止片21は、機器22の底面に
固着される固着部23と、この固着部23の一端に配設
されるとともに屈曲形成される係止保持部24と、固着
部23の他端に配設されるとともに屈曲形成される係止
部25とにより構成されている。
【0013】一方、図3乃至図6に示されるように、本
発明による機器の固定装置を構成する固定具31は、固
定面に取り付けられる取付座部32に、この取付座部3
2よりも所定量浮き上がらせて形成された係止座部33
が隣接されている。この係止座部33の所定位置には係
止長孔34が形成されているとともに、この係止座部3
3の内下面における係止長孔34の一端部の両側には、
係止片ガイド35,35が配設されている。これら係止
片ガイド35,35が配設される係止座部33の一端側
内下部には、圧縮バネ36の付勢力を利用した係止力付
勢手段が設けられている。
【0014】この係止力付勢手段は、底片37の係止長
孔34側に配設された押圧片38と、底片37の押圧片
38の反対側に配設された支持片39と、これら押圧片
38および支持片39間の中央部に介挿された圧縮バネ
36とを具えている。なお、この圧縮バネ36の両側に
はその圧縮バネ36の付勢力方向とほぼ平行にバネ保持
片40,40が配設されている。
【0015】係止座部33の内下面の支持片39側の端
部には、所定の間隔をおいて断面L字型の固定用ストッ
パ41a,41b,41aが固着されている。なお、こ
れら固定用ストッパ41a,41b,41aの各先端部
は、バネ保持片40,40により分割された支持片39
の各内壁面に当接するようにその支持片39の上方から
配設されている。また、圧縮バネ36は固定用ストッパ
41bの先端部と押圧片38との間に介挿されていると
ともに、バネ保持片40,40は固定用ストッパ41
a,41b間に形成された案内部に案内され、押圧片3
8は係止長孔34の軸線方向に進退動自在とされてい
る。
【0016】このように構成された機器の固定装置にお
ける係止片21は、図7に示されるような手順により固
定具31に係合される。
【0017】固定面に取付座部32が取り付けられた固
定具31の係止座部33に設けられた係止長孔34に、
機器22の底面に固着部23が固着された係止片21の
係止保持部24を機器22がやや傾けられた状態で嵌挿
させる。この際、係止保持部24の先端部は固定具31
の内下部に配設された係止片ガイド35,35に案内さ
れつつ押圧片38の外壁面に当接される(図7
(a))。次いで、係止保持部24が押圧片38側に押
し込まれ、圧縮バネ36がその付勢力に抗して押し縮め
られる。この圧縮バネ36が所定の長さだけ押し縮めら
れると、係止片21の係止部25が固定具31の係止長
孔34に嵌挿される(図7(b))。この後、係止片2
1の係止長孔34への押し込みが解除されることによ
り、係止片21が圧縮バネ36の付勢力により係止部2
5側へ押し戻される(図7(c))。この結果、係止片
21の係止保持部24と係止部25とが固定具31の係
止座部33下面に係止されて固定される。
【0018】一方、固定面からの機器22の取り外し
は、図7に示された手順と逆の手順、すなわち機器22
を係止片21の係止保持部24側に押し込んだ後、機器
22の係止部25側を持ち上げた状態でその機器22を
係止部25側に引き出すことにより達成される。
【0019】この実施例においては、卓上型の機器22
をテーブル等の固定面に固定する固定装置について説明
したが、この固定装置を構成する固定具31を、例えば
壁面に固着することにより壁かけ型の機器を前記壁面に
固定することもできる。この場合、固定具31を係止力
付勢手段側を上にして前記壁面に取り付けるこのが好ま
しい。
【0020】なお、本発明における係止座部33は係止
座部(1)に、係止長孔34は係止長孔(2)に、係止
片ガイド35は係止片ガイド(3)に、圧縮バネ36,
底片37,押圧片38,支持片39,バネ保持片40,
40,固定用ストッパ41a,41b,41aは係止力
付勢手段(4)に、取付座部32は取付座部(5)に、
固定具31は固定具(6)に、係止保持部24は係止保
持部(7)に、係止部25は係止部(8)に、係止片2
1は係止片(9)にそれぞれ対応する。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、機器の外観を損なうことなく機器の移動・落下を防
止することができるとともに、工具を用いることなく容
易に機器の取り付け・取り外しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による機器の固定装置の原理構成を示す
発明原理図である。
【図2】本発明の実施例の機器の固定装置を構成する係
止片を機器に固着した際の状態を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例の機器の固定装置を構成する固
定具を固定面に取り付けた際の状態を示す正面図であ
る。
【図4】図3におけるA矢視図である。
【図5】図3におけるB矢視図である。
【図6】本発明の実施例の機器の固定装置を構成する固
定具に配設された係止力付勢手段の要部概略図である。
【図7】本発明の実施例の機器の固定装置を構成する係
止片を固定具に係合する際の手順を示す図である。
【図8】従来の機器の固定装置の要部概略図である。
【符号の説明】
1,33 係止座部 2,34 係止長孔 3,35 係止片ガイド 4 係止力付勢手段 5,32 取付座部 6,31 固定具 7,24 係止保持部 8,25 係止部 9,21 係止片 36 圧縮バネ 37 底片 38 押圧片 39 支持片 40 バネ保持片 41a,41b 固定用ストッパ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を定位置に取り外し可能に固定させ
    る機器の固定装置であって、固定面から所要量浮き上が
    らせて形成される係止座部(1)に、係止長孔(2)が
    設けられるとともに、この係止長孔(2)の一端側の内
    下部に係止片ガイド(3)と係止力付勢手段(4)とが
    設けられ、前記係止座部(1)に隣接する取付座部
    (5)が前記固定面に取り付けられる固定具(6)と、
    この固定具(6)の係止長孔(2)に受け入れられる巾
    を有し、一端側が前記係止片ガイド(3)に案内されて
    係止力付勢手段(4)により係止力を与えられるように
    屈曲形成される係止保持部(7)とされ、他端側が係止
    長孔(2)の端部内下面に前記係止力付勢手段(4)に
    より係合されるように屈曲形成される係止部(8)とさ
    れるとともに、機器の底面に固着される係止片(9)と
    を具えることを特徴とする機器の固定装置。
  2. 【請求項2】 前記固定具(6)の係止力付勢手段
    (4)は、前記係止座部(1)の内下部に、固定用スト
    ッパに設けられる案内部に案内されて係止長孔(2)の
    軸線方向に進退動自在な押圧片と、この押圧片と前記固
    定用ストッパとの間に介挿される圧縮バネとを具える請
    求項1に記載の機器の固定装置。
JP3261926A 1991-10-09 1991-10-09 機器の固定装置 Expired - Lifetime JP2587554B2 (ja)

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JPH0595817A JPH0595817A (ja) 1993-04-20
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