JP2587532Y2 - 可変容量型ベーンポンプ - Google Patents
可変容量型ベーンポンプInfo
- Publication number
- JP2587532Y2 JP2587532Y2 JP1992058088U JP5808892U JP2587532Y2 JP 2587532 Y2 JP2587532 Y2 JP 2587532Y2 JP 1992058088 U JP1992058088 U JP 1992058088U JP 5808892 U JP5808892 U JP 5808892U JP 2587532 Y2 JP2587532 Y2 JP 2587532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam ring
- port
- pump
- support shaft
- pump chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は可変容量型ベーンポンプ
に関し、特にカムリングの剛性アップを図ったものであ
る。
に関し、特にカムリングの剛性アップを図ったものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】可変容量型ベーンポンプのポンプ部の一
例を図３に示す。ポンプハウジング４の円形空間の中心
部には円形リング状のロータ１が配設され、その中心開
口は図略の回転軸に固定されてこれと一体回転する（図
３の矢印）。上記ロータ１とポンプハウジング４間には
円形のカムリング３が設けてあり、該カムリング３は一
方の側部外周に形成した半円凹所がハウジング４内壁と
の間に配した円形軸部材３１に当接し、他方の側部がシ
ール部材３５を介してハウジング４内壁に当接して、上
記軸部材３１を支点に上下に揺動自在となっている。
例を図３に示す。ポンプハウジング４の円形空間の中心
部には円形リング状のロータ１が配設され、その中心開
口は図略の回転軸に固定されてこれと一体回転する（図
３の矢印）。上記ロータ１とポンプハウジング４間には
円形のカムリング３が設けてあり、該カムリング３は一
方の側部外周に形成した半円凹所がハウジング４内壁と
の間に配した円形軸部材３１に当接し、他方の側部がシ
ール部材３５を介してハウジング４内壁に当接して、上
記軸部材３１を支点に上下に揺動自在となっている。
【０００３】カムリング３の、上記他方の側部は一部が
ポンプハウジング４の凹所に突出してバネ受け３６とな
っており、該バネ受け３６と上記凹所の下側面との間に
はコイルバネ３７が配設してある。
ポンプハウジング４の凹所に突出してバネ受け３６とな
っており、該バネ受け３６と上記凹所の下側面との間に
はコイルバネ３７が配設してある。
【０００４】上記ロータ１には周方向等間隔に、径方向
へ進退自在に複数（図では９枚）のベーン２が設けてあ
り、各ベーン２は内端部にポンプ吐出圧を受けて進出
し、先端がカムリング３の内周面に当接して隣接するベ
ーン２との間にポンプ室Ｐを形成している。このポンプ
室Ｐは各ベーン２と上記カムリング３の両側面に当接す
るハウジング４壁により閉鎖されている。
へ進退自在に複数（図では９枚）のベーン２が設けてあ
り、各ベーン２は内端部にポンプ吐出圧を受けて進出
し、先端がカムリング３の内周面に当接して隣接するベ
ーン２との間にポンプ室Ｐを形成している。このポンプ
室Ｐは各ベーン２と上記カムリング３の両側面に当接す
るハウジング４壁により閉鎖されている。
【０００５】上記カムリング３の、支軸３１よりシール
部材３５へ至る上半部とポンプハウジング４内壁間の空
間５内には吐出流体の圧力が制御バルブ（図略）を介し
て制御圧としてポンプハウジング４内の制御ポート６よ
り導入され、負荷の使用条件に応じた圧力が生じる吐出
量になるように制御されており、一方、カムリング３の
下半部とポンプハウジング４壁間の空間７内はリターン
圧となっている。しかして、ポンプ回転数の上昇による
ポンプからの吐出量の増加で制御圧が大きくなると、カ
ムリング３は支軸３１を支点としてコイルバネ３７のバ
ネ力に抗して下方へ揺動し、図示の如くカムリング３の
中心とロータ１の中心の偏心が小さい状態となり、ベー
ン２間に形成されるポンプ室Ｐの、回転に伴う容積変化
は小さくなり、ポンプ吐出量を小さくする。
部材３５へ至る上半部とポンプハウジング４内壁間の空
間５内には吐出流体の圧力が制御バルブ（図略）を介し
て制御圧としてポンプハウジング４内の制御ポート６よ
り導入され、負荷の使用条件に応じた圧力が生じる吐出
量になるように制御されており、一方、カムリング３の
下半部とポンプハウジング４壁間の空間７内はリターン
圧となっている。しかして、ポンプ回転数の上昇による
ポンプからの吐出量の増加で制御圧が大きくなると、カ
ムリング３は支軸３１を支点としてコイルバネ３７のバ
ネ力に抗して下方へ揺動し、図示の如くカムリング３の
中心とロータ１の中心の偏心が小さい状態となり、ベー
ン２間に形成されるポンプ室Ｐの、回転に伴う容積変化
は小さくなり、ポンプ吐出量を小さくする。
【０００６】ポンプ回転数が低下してポンプ吐出量が小
さくなり制御圧が小さくなると、上記カムリング３はコ
イルバネ３７のバネ力により上方へ揺動し、偏心したカ
ムリング３との間に形成された上記各ポンプ室Ｐはその
容積が変化しながら回転移動する。そして、容積が次第
に拡大するポンプ室Ｐに面し、カムリング３の側部に沿
った内方位置に弧状に形成された吸入ポート４１より流
体が吸入されるとともに、容積が次第に縮小するポンプ
室Ｐに面し、カムリング３の他の側部に沿った内方位置
に弧状に形成された吐出ポート４２へ流体が圧送吐出さ
れる。
さくなり制御圧が小さくなると、上記カムリング３はコ
イルバネ３７のバネ力により上方へ揺動し、偏心したカ
ムリング３との間に形成された上記各ポンプ室Ｐはその
容積が変化しながら回転移動する。そして、容積が次第
に拡大するポンプ室Ｐに面し、カムリング３の側部に沿
った内方位置に弧状に形成された吸入ポート４１より流
体が吸入されるとともに、容積が次第に縮小するポンプ
室Ｐに面し、カムリング３の他の側部に沿った内方位置
に弧状に形成された吐出ポート４２へ流体が圧送吐出さ
れる。
【０００７】カムリング３が揺動すると、これと各ポー
ト４１，４２との相対位置が変化して吸入区間および吐
出区間が変動するため、これを防止する目的で各ポート
４１，４２に沿ったカムリング３側面の内周部に、両端
が各ポート４１，４２の両端よりも長く延びるポート溝
３２，３３が形成してある。
ト４１，４２との相対位置が変化して吸入区間および吐
出区間が変動するため、これを防止する目的で各ポート
４１，４２に沿ったカムリング３側面の内周部に、両端
が各ポート４１，４２の両端よりも長く延びるポート溝
３２，３３が形成してある。
【０００８】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ポンプ構造において、吐出ポート４２に面するポンプ室
の圧力は高く、この高圧がカムリング３に作用するので
カムリング３には図３で右方向に力が加わり、支軸３１
との当接部３４に応力が集中してこの部分でカムリング
３が変形して（図３の２点鎖線）その内周プロフィルが
変化するおそれがあった。
ポンプ構造において、吐出ポート４２に面するポンプ室
の圧力は高く、この高圧がカムリング３に作用するので
カムリング３には図３で右方向に力が加わり、支軸３１
との当接部３４に応力が集中してこの部分でカムリング
３が変形して（図３の２点鎖線）その内周プロフィルが
変化するおそれがあった。
【０００９】本考案はかかる課題を解決するもので、カ
ムリングの変形を効果的に防止できる可変容量型ベーン
ポンプを提供することを目的とする。
ムリングの変形を効果的に防止できる可変容量型ベーン
ポンプを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本考案の構成を説明する
と、ロータ１の外周に径方向外方へ突出付勢されたベー
ン２を等間隔で複数設け、上記ロータ１の外方には外周
の一か所を支軸３１に当接せしめて該支軸３１を中心に
揺動可能としたカムリング３を配設して、該カムリング
３の内周面に上記各ベーン２の先端を当接せしめるとと
もに、各ベーン２および上記カムリング３の両側面にそ
れぞれハウジング４壁を当接せしめて各ベーン２間に閉
鎖されたポンプ室Ｐを形成し、上記ハウジング４壁に設
けた吸入ポート４１より各ポンプ室Ｐへ順次流体を吸入
するとともに各ポンプ室Ｐより上記ハウジング４壁に設
けた吐出ポート４２へ流体を順次吐出し、上記カムリン
グ３の略半周外面に制御圧を作用せしめて、制御圧に応
じて上記カムリング３を偏心位置より同心位置へ揺動移
動せしめて吐出流量を調整するようになした可変容量型
ベーンポンプであって、上記支軸３１に当接する側の上
記カムリング２の内方位置に開口する上記吐出ポート４
２に沿って、カムリング３の側面内周部に上記吐出ポー
ト４２より長く周方向へ延びるポート溝３２Ａ，３２Ｂ
を形成するとともに、該ポート溝３２Ａ，３２Ｂを途中
で分断して、上記カムリング３の支軸３１への当接部３
４を除く範囲で上記ポート溝３２Ａ，３２Ｂを形成し、
上記途中の分断された範囲を含むポート溝３２Ａ，３２
Ｂ形成範囲に位置する各ポンプ室Ｐを、上記ポート溝３
２Ａ，３２Ｂを介して上記吐出ポート４２に連通せしめ
たものである。
と、ロータ１の外周に径方向外方へ突出付勢されたベー
ン２を等間隔で複数設け、上記ロータ１の外方には外周
の一か所を支軸３１に当接せしめて該支軸３１を中心に
揺動可能としたカムリング３を配設して、該カムリング
３の内周面に上記各ベーン２の先端を当接せしめるとと
もに、各ベーン２および上記カムリング３の両側面にそ
れぞれハウジング４壁を当接せしめて各ベーン２間に閉
鎖されたポンプ室Ｐを形成し、上記ハウジング４壁に設
けた吸入ポート４１より各ポンプ室Ｐへ順次流体を吸入
するとともに各ポンプ室Ｐより上記ハウジング４壁に設
けた吐出ポート４２へ流体を順次吐出し、上記カムリン
グ３の略半周外面に制御圧を作用せしめて、制御圧に応
じて上記カムリング３を偏心位置より同心位置へ揺動移
動せしめて吐出流量を調整するようになした可変容量型
ベーンポンプであって、上記支軸３１に当接する側の上
記カムリング２の内方位置に開口する上記吐出ポート４
２に沿って、カムリング３の側面内周部に上記吐出ポー
ト４２より長く周方向へ延びるポート溝３２Ａ，３２Ｂ
を形成するとともに、該ポート溝３２Ａ，３２Ｂを途中
で分断して、上記カムリング３の支軸３１への当接部３
４を除く範囲で上記ポート溝３２Ａ，３２Ｂを形成し、
上記途中の分断された範囲を含むポート溝３２Ａ，３２
Ｂ形成範囲に位置する各ポンプ室Ｐを、上記ポート溝３
２Ａ，３２Ｂを介して上記吐出ポート４２に連通せしめ
たものである。
【００１１】
【作用】上記構成において、カムリング３の支軸３１へ
の当接部３４にはポート溝３２Ａ，３２Ｂが形成されて
いないから、この部分でカムリング３の板厚は、カムリ
ング３の全体形状を大型化することなく充分厚くなり、
その剛性が向上する。したがって、吐出ポート４２から
の高圧が作用しても当接部３４で変形を生じることはな
い。
の当接部３４にはポート溝３２Ａ，３２Ｂが形成されて
いないから、この部分でカムリング３の板厚は、カムリ
ング３の全体形状を大型化することなく充分厚くなり、
その剛性が向上する。したがって、吐出ポート４２から
の高圧が作用しても当接部３４で変形を生じることはな
い。
【００１２】また、上記途中の分断された範囲を含むポ
ート溝３２Ａ，３２Ｂ形成範囲に位置する各ポンプ室Ｐ
を、上記ポート溝３２Ａ，３２Ｂを介して上記吐出ポー
ト４２に連通せしめてあるので、吐出区間は、ポート溝
非形成部を有しない従来のポンプと同様に、一方のポー
ト溝３２Ａの端部から他方のポート溝３２Ｂの端部まで
の区間となる。しかして、当接部３４を除いて形成した
ポート溝３２Ａ，３２Ｂによって、カムリング３揺動時
の吐出区間の変動は有効に防止される。
ート溝３２Ａ，３２Ｂ形成範囲に位置する各ポンプ室Ｐ
を、上記ポート溝３２Ａ，３２Ｂを介して上記吐出ポー
ト４２に連通せしめてあるので、吐出区間は、ポート溝
非形成部を有しない従来のポンプと同様に、一方のポー
ト溝３２Ａの端部から他方のポート溝３２Ｂの端部まで
の区間となる。しかして、当接部３４を除いて形成した
ポート溝３２Ａ，３２Ｂによって、カムリング３揺動時
の吐出区間の変動は有効に防止される。
【００１３】
【実施例】以下、本考案の一実施例を説明する。ポンプ
の全体構造は既に説明した従来例と同一であり、従来と
異なる点を中心に説明する。
の全体構造は既に説明した従来例と同一であり、従来と
異なる点を中心に説明する。
【００１４】図１において、カムリング３の一方の側部
は外周の矩形突部に形成した半円凹所３４１で支軸３１
に当接しており、支軸３１を中心に上下方向へ揺動可能
である。上記一方の側部の内方位置には円弧状に周方向
へ延びる吐出ポート４２が形成してあり、この吐出ポー
ト４２に沿うカムリング３の側面内周部には、吐出ポー
ト４２の両端部に沿ってこれより周方向へ長く延びるポ
ート溝３２Ａ，３２Ｂがそれぞれ形成してある。
は外周の矩形突部に形成した半円凹所３４１で支軸３１
に当接しており、支軸３１を中心に上下方向へ揺動可能
である。上記一方の側部の内方位置には円弧状に周方向
へ延びる吐出ポート４２が形成してあり、この吐出ポー
ト４２に沿うカムリング３の側面内周部には、吐出ポー
ト４２の両端部に沿ってこれより周方向へ長く延びるポ
ート溝３２Ａ，３２Ｂがそれぞれ形成してある。
【００１５】各ポート溝３２Ａ，３２Ｂはカムリング３
の側面を一定深さで削除したもので、これらポート溝３
２Ａ，３２Ｂは、図２に示す如く、上記支軸３１への当
接部３４を除いて形成され、互いに間隔をおいて分離さ
れている。すなわちポート溝３２Ａ，３２Ｂはそれぞれ
が吐出ポート４２と連通し、上記途中の分断された範囲
を含むポート溝３２Ａ，３２Ｂ形成範囲に位置する各ポ
ンプ室Ｐを、上記ポート溝３２Ａ，３２Ｂを介して上記
吐出ポート４２に連通せしめている。
の側面を一定深さで削除したもので、これらポート溝３
２Ａ，３２Ｂは、図２に示す如く、上記支軸３１への当
接部３４を除いて形成され、互いに間隔をおいて分離さ
れている。すなわちポート溝３２Ａ，３２Ｂはそれぞれ
が吐出ポート４２と連通し、上記途中の分断された範囲
を含むポート溝３２Ａ，３２Ｂ形成範囲に位置する各ポ
ンプ室Ｐを、上記ポート溝３２Ａ，３２Ｂを介して上記
吐出ポート４２に連通せしめている。
【００１６】かかる構造において、支軸３１を中心にカ
ムリング３が揺動すると、これと吐出ポート４２の相対
位置が変化するが、カムリング３に形成された上記各ポ
ート溝３２Ａ，３２Ｂがそれぞれ吐出ポート４２の端部
に連通しているから、ポート溝が従来のように連続した
ものでなくとも、ポート溝３２Ａ，３２Ｂは、吐出区間
を規定する機能を果たし、吐出区間の変動は防止され
る。
ムリング３が揺動すると、これと吐出ポート４２の相対
位置が変化するが、カムリング３に形成された上記各ポ
ート溝３２Ａ，３２Ｂがそれぞれ吐出ポート４２の端部
に連通しているから、ポート溝が従来のように連続した
ものでなくとも、ポート溝３２Ａ，３２Ｂは、吐出区間
を規定する機能を果たし、吐出区間の変動は防止され
る。
【００１７】そして、上記各ポート溝３２Ａ，３２Ｂは
当接部３４には形成されていないから、この部分でのカ
ムリング３の板厚は充分確保され、吐出ポート４２の高
圧により当接部３４に大きな応力が集中しても変形を生
じることはない。
当接部３４には形成されていないから、この部分でのカ
ムリング３の板厚は充分確保され、吐出ポート４２の高
圧により当接部３４に大きな応力が集中しても変形を生
じることはない。
【００１８】
【考案の効果】以上の如く、本考案の可変容量型ベーン
ポンプによれば、ポート溝を支軸との当接部に形成しな
い形状としたことで、当接部の板厚が大きくなり、剛性
が大きくなるから、この部分に応力が集中してもカムリ
ングの変形を効果的に防止することができる。また当接
部を除いて形成されたポート溝によって吐出区間が決め
られるため、カムリング揺動時の吐出区間の変動は、従
来通り防止することができる。
ポンプによれば、ポート溝を支軸との当接部に形成しな
い形状としたことで、当接部の板厚が大きくなり、剛性
が大きくなるから、この部分に応力が集中してもカムリ
ングの変形を効果的に防止することができる。また当接
部を除いて形成されたポート溝によって吐出区間が決め
られるため、カムリング揺動時の吐出区間の変動は、従
来通り防止することができる。
【図１】本考案の一実施例を示すポンプ部の断面図であ
る。
る。
【図２】ポンプ部の要部拡大図である。
【図３】従来例を示すポンプ部の断面図である。
１ ロータ ２ ベーン ３ カムリング ３１ 支軸 ３２Ａ，３２Ｂ ポート溝 ３４ 当接部 ４ ハウジング ４１ 吸入ポート ４２ 吐出ポート Ｐ ポンプ室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F04C 2/30 - 2/352 F04C 15/04 321
Claims (1)
- 【請求項１】 ロータの外周に径方向外方へ突出付勢さ
れたベーンを等間隔で複数設け、上記ロータの外方には
外周の一か所を支軸に当接せしめて該支軸を中心に揺動
可能としたカムリングを配設して、該カムリングの内周
面に上記各ベーンの先端を当接せしめるとともに、各ベ
ーンおよび上記カムリングの両側面にそれぞれハウジン
グ壁を当接せしめて各ベーン間に閉鎖されたポンプ室を
形成し、上記ハウジング壁に設けた吸入ポートより各ポ
ンプ室へ順次流体を吸入するとともに各ポンプ室より上
記ハウジング壁に設けた吐出ポートへ流体を順次吐出
し、上記カムリングの略半周外面に制御圧を作用せしめ
て、制御圧に応じて上記カムリングを偏心位置より同心
位置へ揺動移動せしめて吐出流量を調整するようになし
た可変容量型ベーンポンプであって、上記支軸に当接す
る側の上記カムリングの内方位置に開口する上記吐出ポ
ートに沿って、カムリングの側面内周部に上記吐出ポー
トよりも長く周方向へ延びるポート溝を形成するととも
に、該ポート溝を途中で分断して、上記カムリングの支
軸への当接部を除く範囲で上記ポート溝を形成し、上記
途中の分断された範囲を含むポート溝形成範囲に位置す
る各ポンプ室を、上記ポート溝を介して上記吐出ポート
に連通せしめたことを特徴とする可変容量型ベーンポン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992058088U JP2587532Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 可変容量型ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992058088U JP2587532Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 可変容量型ベーンポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614480U JPH0614480U (ja) | 1994-02-25 |
| JP2587532Y2 true JP2587532Y2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=13074187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992058088U Expired - Fee Related JP2587532Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 可変容量型ベーンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587532Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5499151B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2014-05-21 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 可変容量形ポンプ |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP1992058088U patent/JP2587532Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0614480U (ja) | 1994-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |