JP2587324B2 - 煮沸容器 - Google Patents

煮沸容器

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JP2587324B2
JP2587324B2 JP2502598A JP50259890A JP2587324B2 JP 2587324 B2 JP2587324 B2 JP 2587324B2 JP 2502598 A JP2502598 A JP 2502598A JP 50259890 A JP50259890 A JP 50259890A JP 2587324 B2 JP2587324 B2 JP 2587324B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,容器本体を囲繞し,外側に折り曲げられ
た,ほぼ平らな注ぎ出し縁と,容器壁に取り付けられ
た,プラスチツクのような断熱材料製の少なくとも1つ
の容器取つ手と,ほぼ平らな蓋縁を持つ注ぎ出し縁上に
閉鎖するように載せることができる,少なくとも1つの
蓋取つ手を持つ蓋とを有し,容器本体と蓋が注ぎ出し及
び/又は通気装置を形成している,煮沸物を収容するた
めの煮沸容器に関する。
煮沸物を煮沸又は煮る際に使用される公知の煮沸容器
において,通気装置は例えば,蓋が閉鎖するように容器
本体にかぶせられるのではなく,使用者により任意に選
ばれた,規定されない傾け位置で一部だけ,容器開口を
包囲する容器縁に配置されることによつて実現される。
これには,容器本体上の蓋の傾け位置に関係して煮沸物
がもうこれ以上煮えないか又はあまり煮えないという欠
点がある。これによつて,煮沸時間が意に反して増大し
又は煮沸液が高すぎる温度のために煮えすぎて煮沸容器
から流出する。
煮沸過程に続いて,例えば馬鈴しよ又は野菜の煮沸後
に,残りの煮沸液が煮沸容器から注ぎ出されなければな
らないことがしばしばある。そのために従来は使用者が
蓋を煮沸容器に対して容器開口の縁に対してずらして又
は傾けて配置して注ぎ出し開口が生ずるようにしてい
る。しかし注ぎ出し開口が煮沸物にとつてあまりに大き
く選ばれたために煮沸物が注ぎ出しの際に煮沸容器から
落ちたり又は煮沸液があまりに遅く流出することがしば
しばある。更に,蓋が,容器開口を包囲する容器縁から
完全に滑り落ちかつ熱い煮沸物がすべて容器内部から突
然落下することも起こる。公知の煮沸容器の別の欠点
は,煮沸液の注ぎ出しの際に蓋が使用者により手で容器
縁に保持されなければならないことである。煮沸容器及
び蓋は煮沸の際に一般に熱くなるから,煮沸液の注ぎ出
しの際にやけどの危険が生ずる。鍋つかみを使用する場
合でも,注ぎ出しは非常に速やかに行われなければなら
ない。なぜならば,一方では,熱が鍋つかみを経て使用
者の手に伝達され,他方では,規定されずに蒸気が煮沸
容器の開口範囲から流出するからである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3309534号明細書か
ら,開口を持つ容器と,この容器に取外し可能に載せる
ことができ,中に穴を形成されている,開口を閉鎖する
ための蓋と,蓋が容器の開口における所定の閉鎖位置を
占ると開口を閉じる装置とから成る,食料品などを煮
沸,供給及び保管するための器具は公知である。中心の
蓋取つ手は蓋と一体に形成されており,容器取つ手は,
それからかなりの間隔を置いて,開口を包囲するカラー
の拡張部分として形成されている。これによつて容器取
つ手は煮沸容器の使用の際に好ましくないほどに高い温
度になる。蓋のカラーに,スプーン又は調理用温度計の
ような調理用器具の柄を収容することができるように,
開口が設けられている。蓋は,開口が閉じられており又
は蓋をかぶせた際に調理用器具が容器の内部へ導入され
得るように容器上に位置決めされ得る。この開口を通つ
て蒸気も容器の内部から漏れる。この開口は煮沸液の注
ぎ出しの目的のために設けられているわけでもなければ
又通してもいない。
ドイツ連邦共和国実用新案第1734787号明細書から,
蓋付きの煮沸容器が公知である。蓋は,下方へ向けられ
た縁を持つており,この縁は容器の上側開口にぴつたり
合う。蓋の下方へ向けられた縁には,煮沸容器から煮沸
液を調節しながら注ぎ出すために使われる,同じ面内に
相並んでいる穴が設けられている。煮沸容器の外側の縁
に注ぎ出し口が設けられているので,これらの穴を通つ
て注ぎ出されるべき煮沸液は,煮沸容器の外壁を汚すこ
となしに,側方へ流出することができる。蓋を,これら
の穴が容器の外縁により閉じられる角度位置へ回すこと
ができる。蓋は中心の蓋つまみを備えており,煮沸容器
は2つの互いに対向する握りを備えている。このような
構成では,容器を傾けて煮沸液を注ぎ出す際に歌を両手
で保持しなければならないのでやけどの危険が生ずる。
更に,蓋縁と容器縁との合わせ目は垂直に延びているの
で,流出する蒸気が,保持する際に蓋の上をつかむ手に
直接当たる。下方へ向けられた蓋縁及び/又は上方へ向
けられた容器縁の変形の際に,蓋は容器に非常にかぶせ
ずらい。蓋縁の開口が注ぎ出しのために適切な大きさを
持つべき場合は,垂直に下方に向く蓋縁は比較的広くな
ければならず,それは蓋縁の変形可能性及び材料必要量
を更に増大させる。更に,この公知の煮沸容器では,付
加が容器に対してどのような角度位置にあるか,上から
では非常に見にくい。
スイス国特許第309501号明細書から家庭用の蓋付き煮
沸容器が公知であり,この煮沸容器では蓋とこの蓋の載
置面との間に間隙が形成されており,それにより煮沸の
際の蒸気の流出及び蓋をかぶせた際の水などの注ぎ出し
を可能にする。これらの間隙は蓋の載置面における押し
付け又は蓋縁自体の押し付けにより形成され得る。この
場合,煮沸容器の完全な閉鎖は全然できない。この場合
にも,煮沸液の注ぎ出しの際に蓋は直接手の親指で保持
されなければならない。
本発明の課題は,煮沸過程中の煮沸容器の規定された
通気及び完全な閉鎖と,煮沸液の簡単な,確実なかつ規
定された注ぎ出しを可能にする,冒頭に挙げた種類の煮
沸容器を提供することである。
この課題は本発明によれば,容器壁が上側縁部分の少
なくとも1つの周囲範囲に,注ぎ出し縁の短縮のもと
に,残りの周囲範囲におけるより大きい斜面を持つてお
り,蓋縁が少なくとも1つの周囲部分に,適当な蓋回転
位置で,半径方向に延び,大きい方の斜面により形成さ
れた流出開口範囲内へ突き出ている少なくとも1つの膨
出部を持つており,容器壁の,大きい方の斜面を備えて
いない残りの周囲範囲が,少なくとも1つの膨出部を持
つ蓋の周囲部分と少なくとも同じ大きさのつながつてい
る周囲長さを持つており,少なくとも1つの容器取つ手
が,大きい方の斜面を持つ容器壁の周囲範囲の半径方向
中心線に対してほぼ90゜ずらしてこの容器壁に配置され
ており,蓋取つ手が蓋上にわたつて延びるように形成さ
れかつこの蓋取つ手の縦方向範囲が,注ぎ出し膨出部を
持つ蓋縁の周囲部分の半径方向中心線に対してなるべく
約90゜の角度だけずらして配置されて,容器本体に対す
る蓋の開放回転位置で蓋取つ手と少なくとも1つの容器
取つ手が互いに向き合わされており,容器本体に対する
蓋の閉鎖回転位置で蓋取つ手が少なくとも1つの容器取
つ手に対してなるべく約90゜の角度だけずらされて位置
していることによつて解決される。
本発明によつて,容器本体に対する蓋の簡単な回転に
より注ぎ出し及び/又は通気開口の無段調節が達成さ
れ,その際,所望の注ぎ出し及び/又は通気開口が大き
さを正確に規定されかつ使用者により煮沸物及び煮沸液
に応じて調節され得る煮沸容器が提供される。大きい方
の斜面及び膨出部により,規定された注ぎ出し開口を持
つ範囲が生ずるので,煮沸液の規定された注ぎ出しがで
きる。膨出部により,規定された通話が形成され,これ
らの通路は煮沸液の注ぎ出しの際に固形の煮沸物により
ふさがれ,それにより他の煮沸物が阻止される。使用者
が煮沸液の注ぎ出しの際にやけどをする危険なしに,煮
沸液は簡単に注ぎ出され得る。細長い構成及び半径方向
中心線に対してなるべく約90゜の角度だけずらされた縦
方向範囲によつて,任意の通気位置及び注ぎ出し位置が
使用者により難なく調節されかつ直ちに認識され得る。
容器本体に対する蓋の開放回転位置において蓋取つ手及
び少なくとも1つの容器取つ手が互いに向き合わされて
いることによつて,蓋及び容器本体はやけどの危険なし
に簡単に一緒に取り扱い可能である。蓋の閉鎖位置は,
容器取つ手の位置がずらされているため使用者にはつき
りと認識でき,それは安全性を更に高める。
本発明の有利な構成では,大きい方の斜面を備えてい
る容器壁の周囲範囲が,少なくとも1つの膨出部を持つ
蓋の周囲部分より大きい周囲長さを持つている。
この場合,大きい方の斜面を備えている容器壁の周囲
範囲が約120゜にわたる周囲長さを占めており,少なく
とも1つの膨出部を持つ蓋の周囲部分が約60゜にわたる
周囲長さを占めていることが特に有利であることが分か
つた。
開放回転位置において蓋をかぶせた際の十分大きい注
ぎ出し及び通気開口と,煮沸液の簡単な,規定された注
ぎ出しは蓋なしでも,大きい方の斜面が容器軸線に対い
て20゜ないし40゜,なるべく約30゜傾斜していることに
よつて達成される。
取り扱いの理由から,容器壁が上側縁部分のほぼ対向
する2つの周囲範囲に,残りの周囲範囲におけるより大
きい斜面を持つていることが特に有利であることが分か
つた。この種の煮沸容器では,1つの位置でだけでなく2
つの位置でも注ぎ出し及び通気ができ,そのことは,例
えば右手及び左手操作のための(唯1つの)柄状取つ手
を持つ容器の場合に意義がある。
煮沸液の注ぎ出しの際の通気のために,更に,蓋が少
なくとも1つの通気開口を持つており,この通気開口が
なるべく蓋縁の膨出部により形成されており,従つて製
造過程において注ぎ出し膨出部のように製造され得るこ
とは有利である。
通気開口が注ぎ出し過程により損なわれないようにす
るために,通気膨出部は,注ぎ出し膨出部を持つ周囲部
分に対向する蓋縁の周囲部分に設けられているのが好ま
しい。
注ぎ出し膨出部及び通気膨出部の半径方向範囲が,大
きい方の斜面を備えていない容器壁の周囲範囲にある蓋
縁の幅より小さいのが好ましい。こうして,注ぎ出し及
び通気機能が,蓋の周囲部分と煮沸容器の周囲範囲が重
なり合う範囲でのみ行え,蓋の他の回転位置においてこ
の蓋の(完全な)閉鎖機能が保証されることが簡単な手
段で保証されている。
通気膨出部の半径方向範囲は上記理由から蓋縁の幅よ
り小さい。こうして,通気膨出部が注ぎ出しの際にのみ
又は通気の際に一部効果を表わすことが保証されてい
る。なぜならば通気膨出部はこの場合,大きい方の斜面
を持つ容器壁の周囲範囲の上方に配置されており,蓋の
閉鎖位置において完全な閉鎖が保証されているからであ
る。
通気膨出部の周囲長さは,注ぎ出し膨出部を持つ周囲
部分の周囲長さよりずつと小さいのが好ましい。なぜな
らば通気膨出部の小さい周囲長さは注ぎ出しの際の通気
に充分であるからである。煮沸及び煮上げの際の通気機
能は大体において,注ぎ出し膨出部及び大きい方の斜面
を持つ容器壁の周囲範囲及び蓋縁の周囲部分により引き
受けられる。
本発明の別の特に有利な構成では,注ぎ出し膨出部が
複数の,なるべく3つの,膨出区域に分けられている。
これらの膨出区域は一種のふるい機能を果すので,煮沸
液の注ぎ出しの際に小さい煮沸物さえも煮沸容器の中で
阻止される。
煮沸容器の規定された注ぎ出し範囲は,大きい方の斜
面を持つ容器壁の周囲範囲が,容器本体軸線の方向に見
て,ほぼ三日月形の形状を持つていることによつて簡単
に得られる。
本発明は更に,特に上位概念による種類の煮沸容器に
関する。注ぎ出し縁のすぐ下に取り付けられた少なくと
も1つの容器取つ手と,蓋の直径の大部分にわたつて延
びている少なくとも1つの容器取つ手との組合わせによ
つて,容器及び蓋の取り扱いの確実な装置が得られ,こ
の装置によつて,使用者は,蓋でやけどをしたり又は煮
沸液によりやけどをしたりすることなしに,簡単に煮沸
容器から煮沸液を注ぎ出すことができる。容器取つ手を
注ぎ出し縁のすぐ下に配置すること及び蓋取つ手を著し
く長くすることにより,容器取つ手と蓋取つ手との間の
距離が小さくなるので,使用者は,容器取つ手をつかむ
際に,蓋の表面に触れる必要なしに,かぶせられた蓋の
取つ手を簡単に手の親指で押し付けて蓋を保持すること
ができる。例えば細長い柄の形をした唯1つの容器取つ
手を使用する場合でも,蓋は片方の手だけで確実にかつ
簡単に煮沸容器に保持され得る。
蓋取つ手は,なるべく僅かに湾曲された湾曲片とし
て,取付け端部は別として,蓋の上面から間隔を置いて
延びるように形成されているのが有利である。僅かな湾
曲は,使用者が湾曲片の下をつかんで熱い蓋表面でやけ
どをすることがないように,他方,湾曲片が蓋より低い
温度を保つように十分な間隔を持つように形成されてい
る。
特に簡単なかつ有利な構成では,蓋取つ手が差し込み
−スナツプ結合装置によつて取り付けられている。
この差し込み−スナツプ結合装置は,ばねクリツプと
して形成されたばね素子によりかつ少なくとも1つの拘
束突出部により区画されかつ蓋取つ手の取付け端部に設
けられた凹所により形成される。このようなばねクリツ
プには,蓋取つ手の製造上の公差と熱膨張が相殺される
という利点がある。
ばね素子を簡単に蓋に鋲止め又は溶接することがで
き,この場合,点溶接は最も簡単なかつ最も迅速な取付
け方法でありかつ取つ手取付け部を蓋内部からも見えな
いようにする。
差し込み−スナツプ結合装置の範囲において蓋取つ手
の取付け端部に付加的な切欠きが配置されているのが有
利である。これらの切欠きは蓋取つ手の取付け端部の冷
却に役立つ。なぜならば取付け端部だけでしか容器蓋と
蓋取つ手との間の直接的熱伝達があり得ないからであ
る。
本発明の別の構成では,蓋取つ手が蓋と接着されてい
る。
少なくとも1つの容器取つ手が注ぎ出し縁の下縁のす
ぐ下に配置されているから,容器取つ手が容器壁及び注
ぎ出し縁の下縁に合わされた接触面を持つことは,容器
取つ手の取付け及び回転不可能な着座のために有利であ
る。
接触面と容器壁及び/又は注ぎ出し縁の下縁との間に
密封片が配置されているのが有利であり,この密封片
は,煮沸物の煮こぼれの様に煮沸液が注ぎ出し縁の下縁
又は容器壁と容器取つ手との間に入りかつそこに堆積す
ることを防止する。そのために,密封片が容器取つ手の
溝にはめ込まれていることは非常に有利である。
本発明の別の特に有利な構成では,容器取つ手が唯1
つのねじによつて容器壁に対して約45゜をなしてこの容
器壁とねじ止めされている。このねじ止めによつて取つ
手は,注ぎ出し縁及び容器壁により形成された隅に簡単
に締め付けられる。
(唯1つの)ねじをはめる容器取つ手の穴は容器取つ
手のほぼ中心に配置されているのが有利である。この中
心ねじ止めにより取つ手と容器の平行性は自動心合わせ
により保証され,それによつて同時に煮沸容器−容器取
つ手の組合わせの美的外観が保証されている。
煮沸容器の良好な外観は,なるべく完全面の容器取つ
手の外周縁が容器壁に対してほぼ平行に延びており,容
器取つ手の端面の外縁がほぼ半径方向に延びていること
によつても助長される。
取つ手素子の良好なつかみやすさは,蓋取つ手が取付
け端部の範囲をかつ少なくとも1つの容器取つ手が少な
くとも表面を,粗面化されていることによつて簡単に得
られる。そのために,本発明の別の有利な構成では,粗
面化構造部がひれ,溝,いぼ,凹所などによつて形成さ
れている。
蓋取つ手の取つ手範囲に側方つかみ窪みを形成するこ
とによつて,使用者は,熱い蓋表面と接触することなし
に,非常に簡単に蓋取つ手の下を一部つかむことができ
る。
つかみ窪みを形成することにより蓋取つ手は取付け端
部の方へ拡張されており,それは好ましい外観を生ぜし
めかつ容器本体と蓋取つ手を同時につかむ際の親指の載
置のための広いつかみ面を与える。
本発明のそれ以外の目的,特徴,利点及び適用の可能
性は,添付の図面による実施例の以下の説明から明らか
になる。この場合,記載かつ/あるいは図示されたすべ
ての特徴は,それだけであるいは任意の有利な組合わせ
で,特許請求の範囲におけるその総括に関係なく本発明
の対象を形成する。
図1は本発明による煮沸容器(容器取つ手は輪郭だけ
を示されている)の平面図, 図2は図1の切断線II−IIに沿う,図1の煮沸容器
(容器取つ手のない)の断面図, 図3は本発明による蓋(蓋取つ手は輪郭だけを示され
ている)の平面図, 図3Aは図3による膨出区域を矢印Aの方向に見た拡大
図, 図3Bは図3による通気膨出部を矢印Bの方向に見た拡
大図, 図4は図3の切断線IV−IVに沿う,蓋取つ手のない蓋
の断面図, 図5は容器取つ手の平面図, 図6は図5の切断線VI−VIに沿う容器取つ手の断面
図, 図7は蓋取つ手の平面図, 図8は図7の切断線VIII−VIIIに沿う断面図として部
分的に示された蓋取つ手の側面図, 図9は図7及び図8による蓋取つ手の底面図, 図10は蓋取つ手の取付け端部の,図9の切断線X−X
に沿う拡大断面図及び図8のX部分の詳細図, 図11aは蓋縁にある蓋取つ手の差し込み−スナツプ結
合装置の,図9の切断線XI−XIに沿う断面図として示さ
れ,図8より拡大された図8のXI部分の詳細図, 図11bは別の種類の差し込み−スナツプ結合装置を図1
1aと同じように示した図 である。
図示されている本発明による煮沸容器2は,外側に折
り曲げられたほぼ平らな環状注ぎ出し縁4を持つ容器本
体10を持つている。煮沸容器2の容器壁6に,少なくと
も1つのプラスチツク製容器取つ手8(図1の上部に破
線で示されている)が取り付けられている。例えば握り
として形成された2つの容器取つ手8は,互いに対向す
る側において容器壁6に取り付けられており又は柄の形
をした唯1つの容器取つ手8だけが取り付けられている
のが好ましい。更に,煮沸容器2は,例えばアルミニウ
ムのような高熱伝導性の材料から成る底板5を持つ容器
底3を持つている。
容器壁6は上側縁部分の互いに対向する2つの周囲範
囲18,19に一層大きい斜面20,21を持つており,それによ
つて注ぎ出し縁4はこれらの周囲範囲18,19において内
側から縮小されている。本発明は2つの周囲範囲18,19
に限られずに,唯1つ又は複数の周囲範囲も持つことが
できることはもちろんである。周囲範囲18,19における
注ぎ出し縁4の縮小で,容器本体10及び注ぎ出し縁4の
円形周囲又は円形形状が変るわけではない。大きい方の
斜面20,21は,この実施例では,容器軸線Gに対して約3
0゜傾斜しており,容器壁6の上縁範囲16は残りの周囲
範囲17に10゜の斜面を持つている。しかしこれらの斜面
は10゜又は30゜の値に限定されていない。大きい方の斜
面20,21により一種の樋が形成され,この樋は流出開口
範囲へ開口しており,方向ずけられた注ぎ出しを可能に
する。
周囲範囲18,19は,図示した例では,それぞれ約120゜
の周囲長さを持つている。これらの周囲範囲18,19の間
にある周囲範囲17はそれぞれ約60゜にわたる範囲を持つ
ている。この場合にも,周囲範囲18,19の形成は前述の
値に限定されていない。それぞれの角度の縮小又は拡大
は全く可能である。図1から分かるように,大きい方の
斜面20,21を持つ周囲範囲18,19は,容器軸線Gの方向に
見て,ほぼ三日月形の形状を持つている。
蓋12は,外側に折り曲げられた,ほぼ平らな蓋縁13及
び蓋取つ手14を持つている。蓋12は周囲部分22に注ぎ出
し膨出部24を持つており,この注ぎ出し膨出部の半径方
向範囲は蓋縁13の幅より小さい。蓋12の周囲部分22は約
60゜にわたる周囲長さを占める。注ぎ出し膨出部24は,
この実施例では,通路を形成する3つの膨出区域28に分
けられており,これらの膨出区域はそれぞれ約20゜の周
囲長さを占める。このような膨出区域28が図3Aに拡大し
て示されている。蓋12の縁範囲は蓋縁13に続いて内側
に,下方へ曲げられた環状縁条溝を持つており,蓋12の
面は僅かに湾曲されている(図4)。
蓋縁13には更に,蓋12の開放回転位置において通気開
口26を形成する膨出部27が設けられており,この膨出部
は,注ぎ出し膨出部24を持つ周囲部分22に対向する蓋縁
13の周囲部分23にある。図3Bに拡大して示されている通
気膨出部27は,蓋12の周囲部分22よりもずつと小さい周
囲範囲,即ち僅か約6゜にわたる周囲範囲を持つてい
る。注ぎ出し膨出部24の半径方向範囲は通気膨出部27の
半径方向範囲のように蓋縁13の幅より小さい。注ぎ出し
膨出部24及び通気膨出部27を除いて,蓋縁13は注ぎ出し
縁4上にゆるく,しかし閉鎖するように載つている。
蓋12の周囲部分22を周囲範囲18又は19で覆う際に,注
ぎ出し膨出部24は,通気膨出部27のように,大きい方の
斜面20の範囲へ突き出る。こうして煮沸の際の通気又は
煮沸後の注ぎ出しは,周囲範囲18又は19と周囲部分22が
重なり合う範囲で行える。通気機能のない蓋12による煮
沸容器の閉鎖をも達成するために,大きい方の斜面20,2
1を備えていない容器壁6の残りの周囲範囲17が,注ぎ
出し膨出部24を持つ蓋12の周囲部分22と少なくとも同じ
周囲長さを持つことが保証されている。注ぎ出し膨出部
24を持つ周囲部分22が大きい方の斜面20,21のない周囲
部分17と重なり合うように蓋12が回されると,煮沸容器
2は閉鎖される。
1つの容器取つ手8又は両方の容器取つ手8は,大き
い方の斜面20,21を持つ容器壁6の周囲範囲18,19の半径
方向中心線Mに対して約90゜ずらしてこの容器壁に配置
されている。蓋取つ手14は細長く形成されている。蓋取
つ手14の縦方向範囲は,図3に示されているように,周
囲部分22の半径方向中心線Wに対して約90゜ずらされて
延びている。そのことから,容器本体10に対する蓋12の
開放回転位置において蓋取つ手14と容器取つ手8が互い
に向き合つていることが分かる。容器本体10に対する蓋
12の閉鎖回転位置において,蓋取つ手14は容器取つ手8
に対して約90゜ずらされている。
蓋取つ手14は,僅かに湾曲された湾曲片として形成さ
れており,この湾曲片は,取付け端部39を除いて,蓋12
の全直径にわたつて歌12の上面から間隔を置いて延びて
いる。蓋取つ手14は取付け端部39を介して蓋12の蓋縁13
と結合されている。蓋取つ手14はつかみ部分30において
両側につかみ窪み44を持つており,他方,この蓋取つ手
は取付け端部39の方へ親指載置部の形成のために拡張さ
れている。外方へ湾曲された蓋表面と相まつて蓋取つ手
14の湾曲された構成によつて,蓋12と蓋取つ手14との間
の高さは,使用者が湾曲片と蓋上面との間に指を突つ込
むことができず,従つてやけどの危険が減少されるよう
な大きさしかない。
蓋取つ手14を蓋12に取り付け得る種々の可能性があ
る。取付け端部39の中へ選択的に特殊鋼板片が一体形成
され得る,蓋12との蓋取つ手14の接着の他に,図11a及
び11bによれば,目に見えなくできる差し込み−スナツ
プ結合装置32も可能である。そのために,図11aによる
蓋取つ手14は両方の端部39に凹所36を持つており,これ
らの凹所は拘束突出部38により区画されている。蓋縁13
にばね素子34が取り付けられており,このばね素子は,
この実施例では,双腕ばねクリツプとして構成されてい
る。ばねクリツプは拘束突出部38の後に係合して,蓋12
との蓋取つ手14の締付けを行う。蓋縁13は強化のために
上方へ折り曲げられており,それは同時に良好な外観を
生ぜしめる。折り曲げにより引き起こされた外側蓋縁範
囲のこの増大は,蓋取つ手14の取付け端部39にある切欠
きにより相殺される。図11bによる実施例では,曲げら
れたばねクリツプとして構成されたばね素子34が唯1つ
の外側拘束突出部に係合する。
差し込み−スナツプ結合装置32の範囲において,付加
的に側方切欠き40が蓋取つ手14の取付け端部39に設けら
れている。これらの切欠きは熱伝達の減少に役立つの
で,蓋取つ手14は端部からもあまり熱くならない。
図5及び6に示されている容器取つ手8は,注ぎ出し
縁4のすぐ下で煮沸容器2の容器壁6と結合される。容
器取つ手8は,容器壁6及び注ぎ出し縁4の下縁46に合
わされた接触面48,50を持つている。これらの接触面48,
50と容器壁6及び/又は注ぎ出し縁4の下縁46との間に
少なくとも1つの密封片52が配置されている。この密封
片52は容器取つ手8の溝54にはめ込まれている。容器取
つ手8のほぼ中心に穴55があり,この穴に,(図示され
ていない)唯1つの取付けねじがはめ込み可能である。
この取付けねじによつて容器取つ手8は容器壁6に対し
て約45゜をなしてねじ止めされる。熱伝達の減少及び容
器取つ手8の冷却のために,容器取つ手8に複数の室60
が設けられている。例えば清掃の際に流入する液体が室
60に溜まるのを回避するために,流出孔が設けられてい
る。
上から見て大きい面に形成されている容器取つ手8の
曲げられた外周縁58は,容器壁6に対してほぼ平行に延
びており,容器取つ手8の端面の外縁56はほぼ半径方向
に延びている。それによつて確実なつかみ面が得られ
る。
容器取つ手8及び蓋取つ手14は表面につかみを確実に
するための粗面化構造部を持つている。蓋取つ手14にお
いてなるべく取付け端部39の範囲に存在するこれらの粗
面化構造部42は,この実施例では,いぼとして示されて
いるが,しかしひれ,溝,凹所などの形をしていてもよ
い。
容器取つ手8及び蓋取つ手14はプラスチツク又は他の
熱伝導性の小さい材料から成る。

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体(10)の容器壁(6)に続き,外
    側に折り曲げられた環状容器縁と,容器壁(6)に取り
    付けられた少なくとも1つの容器取つ手(8)と,蓋縁
    (13)を持つ容器縁上に載せることができる,蓋取つ手
    (14)を持つ蓋(12)とを有し,容器本体(10)と蓋
    (12)が開放回転位置で注ぎ出し及び通気装置を形成
    し,閉鎖回転位置で容器内部を閉鎖する,煮沸物を収容
    するための煮沸容器(2)において,容器縁が,容器壁
    (6)から外側に折り曲げられた,ほぼ平らな注ぎ出し
    縁(4)として形成され,この注ぎ出し縁に,同様に外
    側に折り曲げられた蓋縁(13)が閉鎖するように接触
    し,容器壁(6)が,上側縁部分(16)のほぼ対向して
    いる2つの周囲範囲(18,19)に,注ぎ出し縁(4)の
    短縮のもとに,残りの周囲範囲(17)におけるより大き
    い斜面(20,21)を持つており,蓋縁(13)が,ほぼ対
    向している2つの周囲部分(22,23)に,適当な蓋回転
    位置で,半径方向に延び,大きい方の斜面(20,21)に
    より占められた周囲範囲(18,19)内へ突き出ている少
    なくとも1つの膨出部(24,27)を流出開口(15)と注
    ぎ出し又は通気用の通気開口(26)の形成のもとに持つ
    ており,大きい方の斜面(20,21)を備えていない容器
    壁(6)の残りの周囲範囲(17)が,少なくとも1つの
    膨出部(24,27)を持つ蓋(12)の周囲部分(22,23)と
    少なくとも同じ大きさのつながつている周囲長さを持つ
    ており,それぞれの膨出部(24,27)の半径方向範囲が
    蓋縁(13)の幅より小さいことを特徴とする,煮沸物を
    収容するための煮沸容器。
  2. 【請求項2】大きい方の斜面(20,21)を備えている容
    器壁(6)の周囲範囲(18,19)が,少なくとも1つの
    膨出部(24,27)を持つ蓋(12)の周囲部分(22,23)よ
    り大きい周囲長さを持つていることを特徴とする請求項
    1に記載の煮沸容器。
  3. 【請求項3】大きい方の斜面(20,21)を備えている容
    器壁(6)の周囲範囲(18,19)がそれぞれ約120゜の円
    周角を占めることを特徴とする,請求項1又は2に記載
    の煮沸容器。
  4. 【請求項4】少なくとも1つの注ぎ出し用膨出部(24)
    を持つ蓋(12)の周囲部分(22)が約60゜の円周角を占
    めることを特徴とする,請求項1ないし3のうち1つに
    記載の煮沸容器。
  5. 【請求項5】通気用膨出部(27)を持つ周囲部分(23)
    の周囲長さが,少なくとも1つの通気用膨出部(24)を
    持つ周囲部分(22)の周囲長さよりずつと小さいことを
    特徴とする,請求項1ないし4のうち1つに記載の煮沸
    容器。
  6. 【請求項6】注ぎ出し用膨出部(24)が複数の,なるべ
    く3つの,膨出区域(28)に分けられていることを特徴
    とする,請求項1ないし5のうち1つに記載の煮沸容
    器。
  7. 【請求項7】大きい方の斜面(20)が容器軸線(G)に
    対して20゜ないし40゜,なるべく約30゜傾斜しているこ
    とを特徴とする,請求項1ないし6のうち1つに記載の
    煮沸容器。
  8. 【請求項8】大きい方の斜面(20,21)を持つ容器蓋
    (6)の周囲範囲(18,19)が,容器軸線(G)の方向
    に見て,ほぼ三日月形の形状を持つていることを特徴と
    する,請求項1ないし7のうち1つに記載の煮沸容器。
  9. 【請求項9】容器取つ手(8)が,大きい方の斜面(2
    0,21)を持つ容器壁(6)の周囲範囲(18,19)が半径
    方向中心線(M)に対してほぼ90゜ずらしてこの容器壁
    に配置されていることを特徴とする,請求項1ないし8
    のうち1つに記載の煮沸容器。
  10. 【請求項10】蓋取つ手(14)が細長く形成されてお
    り,この蓋取つ手の縦方向範囲が,注ぎ出し膨出部(2
    4)を持つ蓋縁(13)の周囲部分(22)の半径方向中心
    線(W)に対してほぼ90゜ずらして配置されていること
    を特徴とする,請求項1ないし9のうち1つに記載の煮
    沸容器。
  11. 【請求項11】容器本体(10)に対する蓋(12)の開放
    回転位置(45)で蓋取つ手(14)と容器取つ手(8)が
    互いに向き合つていることを特徴とする,請求項1ない
    し10のうち1つに記載の煮沸容器。
  12. 【請求項12】容器本体(10)に対する蓋(12)の閉鎖
    位置で蓋取つ手(14)が容器取つ手(8)に対して約90
    ゜ずらされて位置していることを特徴とする,請求項1
    ないし11のうち1つに記載の煮沸容器。
  13. 【請求項13】容器取つ手(8)が注ぎ出し縁(4)の
    すぐ下に取り付けられており,蓋取つ手(14)がほぼ蓋
    (12)の全直径にわたつて延びていることを特徴とす
    る,請求項1ないし12のうち1つに記載の煮沸容器。
  14. 【請求項14】蓋取つ手(14)が,湾曲片として形成さ
    れていることを特徴とする,請求項1ないし13のうち1
    つに記載の煮沸容器。
  15. 【請求項15】容器取つ手(8)が,容器壁(6)及び
    注ぎ出し縁(4)の下縁(46)に合わされた接触面(4
    8,50)を持つていることを特徴とする,請求項1ないし
    14のうち1つに記載の煮沸容器。
  16. 【請求項16】容器取つ手(8)の接触面(48,50)と
    容器壁(6)及び/又は注ぎ出し縁(4)の下縁(46)
    との間に密封片(52)が配置されていることを特徴とす
    る,請求項15に記載の煮沸容器。
  17. 【請求項17】容器取つ手(8)の外周縁(58)が容器
    壁(6)に対してほぼ平行に延びており,容器取つ手
    (8)の端面の外縁(56)がほぼ半径方向に延びている
    ことを特徴とする,請求項1ないし16のうち1つに記載
    の煮沸容器。
  18. 【請求項18】蓋取つ手(14)が取付け端部(39)の範
    囲をかつ/又は少なくとも1つの容器取つ手(8)が表
    面を粗面化されていることを特徴とする,請求項1ない
    し17のうち1つに記載の煮沸容器。
  19. 【請求項19】粗面化構造部(42)がひれ,溝,いぼ,
    凹所などとして形成されていることを特徴とする,請求
    項18に記載の煮沸容器。
  20. 【請求項20】蓋取つ手(14)がつかみ部分(30)につ
    かみ窪み(44)を持つていることを特徴とする,請求項
    1ないし19のうち1つに記載の煮沸容器。
  21. 【請求項21】蓋取つ手(14)が取付け端部(39)の方
    へ拡張されていることを特徴とする,請求項1ないし20
    のうち1つに記載の煮沸容器。
  22. 【請求項22】容器取つ手(8)及び/又は蓋取つ手
    (14)がプラスチツクから成ることを特徴とする,請求
    項1ないし21のうち1つに記載の煮沸容器。
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