JP2586911B2 - 管内検査装置 - Google Patents

管内検査装置

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JP2586911B2
JP2586911B2 JP62183540A JP18354087A JP2586911B2 JP 2586911 B2 JP2586911 B2 JP 2586911B2 JP 62183540 A JP62183540 A JP 62183540A JP 18354087 A JP18354087 A JP 18354087A JP 2586911 B2 JP2586911 B2 JP 2586911B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、管内検査装置、特にペンストックのような
傾斜ないし垂直な管路用の管内検査装置に関するもので
ある。
[従来技術とその問題点] 従来、ペンストックのような傾斜した管路内を検査す
るには、内部を車輪駆動自走するものや、走行車両の前
後にケーブルを接続してその外端部を管外に引出し、こ
れらのケーブルを管外から引張って前進または後進走行
せしめていた。
しかしながら、上記車輪駆動自走式のものは、特に駆
動車輪を管路内面に押付ける必要があるため、装置が大
型かつ複雑で重くなる等の問題点があった。また、前後
からケーブルで引張る方式のものは、ケーブルが管路内
面をこすって傷付け易いばかりでなく、ケーブルがTVカ
メラ等の視界の妨げとなる等の問題点があった。
[発明の目的] 本発明は、上記従来の問題点を解消するためになされ
たもので、その目的とするところは、走行車が軽量小型
に構成出来、管内を傷付けたり、視界の妨げとなること
がない管内検査装置を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の管内検査装置は、TVカメラや管肉厚計等の計
測器を搭載して管内を走行する走行装置の後方部にケー
ブルウインチを設けて、これにケーブルを巻回せしめる
と共に該ケーブルの先端部を上記管の外部に引き出して
定着し、上記走行装置が傾斜又は垂直状態の管内を走行
するに際し、下降時は上記ケーブルをケーブルウインチ
から巻戻しながら自重により下降移動せしめ、上昇時は
上記ケーブルウインチによりケーブルを巻き取りながら
上昇移動せしめるように構成したことを特徴とするもの
である。
[実施例] 以下、本発明の管内検査装置の一実施例について図面
を参照しながら説明する。
第1図において、1はペンストックであって、貯水池
などから発電所の水車に水を落し込む管路である。
該ペンストック1の傾斜部の内部には、走行装置2が
走行するようになっている。
上記走行装置2は、第2図に示すように、カメラ車21
と、計測車22と、多重通信車23と、ウインチ車24により
編成されている。
上記カメラ車21は走行装置2の最前部に位置して、そ
の前端部にTVカメラ3を搭載しており、ペンストック1
の内部状況を観察するようになっている。尚、該TVカメ
ラ3は直視および側視に切替えたり、0゜〜90゜の首振
り機能を有し、適宜ズーム、フォーカス等が遠隔制御さ
れるようになっている。4は照明灯である。
上記カメラ車21の本体には、車輪アーム5が回動自在
に枢着されていて、その外端部にゴム車輪6が遊動自在
に取付けられ、管内面を転動するようになっている。7
はエアーシリンダーであって、スプリング8に抗して上
記車輪アーム5を引寄せ、ゴム車輪6をペンストック1
の内面に弾性的に当接せしめるようになっている。
9は距離形である。
上記カメラ車21にはユニバーサルジョイント10を介し
て計測車22が連結されている。該計測車22にはマニュピ
ュレーター11を介して肉厚計ブローブ12が取付けられて
おり、ペンストック1の管肉厚を測定するようになって
いる。また、上記計測車22にはマニュピュレーター13を
介して膜厚計ブローブ14が取付けられていて、管内の塗
装厚を測定するようになっている。尚、計測車22の本体
は、電動モーター15により適宜回転駆動され、上記肉厚
計ブローブ12および膜厚計ブローブ14等を所望の測定位
置に移動させることができるようになっている。
上記計測車22には、ユニーバサルジョイント16を介し
て多重通信車23が連結されている。該多重通信車23に
は、上記TVカメラ3および肉厚・膜厚等の計測情報を外
部機器に送信したり、外部からの指令情報等を受信した
りする多重通信装置(図示せず)が搭載されている。
尚、該多重通車23には車輪アーム17およびゴム車輪18が
設けられていて、走行するようになっている。
上記多重通信車23には、ユニーバサルジョイント19を
介してウインチ車24が連結されている。該ウインチ車24
には、ウインチ20が搭載されていて、ケーブル25が巻付
けられている。
該ウインチ車24にも車輪アーム26およびゴム車輪27が
取付けられている。
再び第1図において、上記ウインチ車24に巻付けられ
ているケーブル25の先端部は、ペンストック1の上方開
口部に取付けられた滑車28に掛回されて、ペンストック
1の外部に引出され、非常用のケーブルキャプスタン29
を介して、ケーブルドラム30に巻付けられて、定着され
ている。尚、該ケーブルドラム30は、上記ウインチ車24
のウインチ20が故障した場合の非常用のものであって、
通常は停止させておく。
31は管外機器であって、電源、コントロールパネル、
各種計測器、モニターTV等が配備されている。
本実施例装置は以上のように構成されているので、ペ
ンストック1の傾斜部の内部を下方へ移動しながら検査
を行なう場合には、ウインチ20を巻戻し方向に回転させ
てケーブル25を巻戻すと、走行装置2がその自重により
下降する。
この場合、上記ケーブル25はペンストック1の内面に
対して、相対的に静止状態にあるので、その内面をこす
って傷付ける恐れがなく、また、TVカメラ3の前方にケ
ーブルがないので、視界が妨げられることはない。
上記走行装置2を上方へ移動させる場合には、上記ウ
インチ20を巻取方向に回転させてケーブル25を巻取りな
がらその反作用の力で上昇せしめる。この場合にも、ケ
ーブル25はペンストック1の内面に対して相対的に静止
状態を保っているので、その内面が傷付け恐れがない。
尚、ケーブル25を管外へ引出す滑車28が上記実施例の
ように、ペンストック1の傾斜部の上端になく、ケーブ
ル25の一部がペンストック1の屈曲部内面に接触してい
ても、本発明ではケーブル25が内面をこすって傷付ける
心配がないが、例えば第4図に示すように、ケーブル25
にローラ部材32を適宜取付けて、ケーブル25の引出しに
伴なって、順次繰出し配置できるようにして、ケーブル
25が直接内面に接触しないようにしたり、或いは、第5
図に示すように、上記滑車28のフレームから、補助フレ
ーム33を伸縮自在に延設して、その先端部に補助滑車34
を取り付けて、上記ケーブル25が屈曲面に接触しないよ
うに構成してもよい。
尚、本発明における走行装置は上記実施例の組み合わ
せに限定するものではない。
[発明の効果] (1)ケーブルをウインチ車に設けたウインチにより巻
取りながら、上昇するようにしたので、たとえばケーブ
ルが管内に接触していても、壁面をこすって傷付ける心
配がない。
(2)TVカメラの前方にケーブルがないので、カメラの
視界がケーブルにより妨げられることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の管内検査装置の説明図、第2図は走
行装置の拡大説明図、第3図はカメラ車の正面図第4図
および第5図は別の実施例の説明図である。 1……ペンストック、2……走行装置、3……カメラ、
4……照明灯、5……車輪アーム、6……ゴム車輪、7
……エアーシリンダー、8……スプリング、9……距離
計、10……ユニバーサルジョイント、11……マニュピュ
レーター、12……肉厚計ブローブ、13……マニュピュレ
ーター、14……膜厚計ブローブ、15……電動モニター、
16……ユニバーサルジョイント、17……車輪アーム、18
……ゴム車輪、19……ユニバーサルジョイント、20……
ウインチ、21……カメラ車、22……計測車、23……多重
通信車、24……ウインチ車、25……ケーブル、26……車
輪アーム、27……ゴム車輪、28……滑車、29……キャプ
スタン、30……ケーブルドラム、31……管外機器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TVカメラや管肉厚計等の計測器を搭載して
    管内を走行する走行装置の後方部にケーブルウインチを
    設けて、これにケーブルを巻回せしめると共に該ケーブ
    ルの先端部を上記管の外部に引き出して定着し、上記走
    行装置が傾斜又は垂直状態の管内を走行するに際し、下
    降時は上記ケーブルをケーブルウインチから巻戻しなが
    ら自重により下降移動せしめ、上昇時は上記ケーブルウ
    インチによりケーブルを巻き取りながら上昇移動せしめ
    るように構成したことを特徴とする管内検査装置。
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