JP2709448B2 - 浮屋根式タンクの側板厚さの測定設備 - Google Patents

浮屋根式タンクの側板厚さの測定設備

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JP2709448B2 JP13729795A JP13729795A JP2709448B2 JP 2709448 B2 JP2709448 B2 JP 2709448B2 JP 13729795 A JP13729795 A JP 13729795A JP 13729795 A JP13729795 A JP 13729795A JP 2709448 B2 JP2709448 B2 JP 2709448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電所、石油精製工場等
に設置されている、燃料貯蔵用等に使用される浮屋根式
タンクの側板厚さの測定設備に関する。
【0002】
【従来の技術】発電所、石油精製工場等では多量の原
油、石油製品等を貯蔵するために大容量のタンクが必要
であるが、コーンルーフタンクを使用すれば、内容物を
貯蔵するに際してタンクの上部の石油製品等を含んだ空
気が大気中に放散されるために製品等の損失が大きく、
また保安上も好ましくないので、屋根が内容物の液面に
従って上下する浮屋根式のタンクが多く用いられてい
る。これ等のタンクは風雨にさらされ、腐食の恐れがあ
り、そのために定期的にタンク等の板厚の損失状況を点
検する必要がある。
【0003】近来、測定・検査技術の進歩にともない、
構造物に使用されている金属材料等の板厚を破断するこ
となく測定することは比較的容易になっている。代表的
な測定機器には超音波厚さ計がある。しかしながら発電
所等で使用されている浮屋根タンクは、通常その直径が
数十メートル、高さが十数メートルに及んでいる。した
がってタンクの側板の検査に際して作業員が超音波厚さ
計等の計器を持って余すことなく板厚を測定するために
は多くの工数を要し、また危険作業を行わなければなら
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は以上のよう
な事情に鑑みてなされたものであり、浮屋根式タンクの
側板を多くの工数を費やすことなく、また危険作業を行
うことなく測定し得る浮屋根式タンクの側板厚さの測定
設備を提供することを目的としている。
【0005】
【問題点を解決するための手段及びその作用】本発明は
浮屋根式タンクの側板厚さの測定設備を次の(A) 〜(M)
の要素から構成することによって前記目的を達成してい
るのである。すなわち、 (A) 本体と、本体に内蔵され、直流モーター、電磁ブレ
ーキ、電磁クラッチ、伝動機構及び走行車輪を具え、前
記浮屋根式タンクの側板頂部のトップアングルに係合し
て走行する走行装置と、本体に内蔵され、前記トップア
ングルに圧接して回転するローラーを具え、該ローラー
の回転数を前記ローラの走行距離を示す信号に変換する
機能を有するロータリーエンコーダーと、本体に取付け
られ、前記浮屋根式タンクの側板の内側面に圧接して転
動する車輪と、前記浮屋根式タンクのトップアングルの
下側面に圧接して転動する車輪と、本体の外側に設けら
れた1対のワイヤーガイドとから成る上部走行ガイド。 (B) 前記浮屋根式タンクの側板頂部のトップアングルに
固定具によって固定されているサドルと、該サドルに一
体的に固定され、矩形状に形成されているガイドレール
とから成る障害物個所用上部走行ガイド搭載レール。 (C) 本体と、該本体に内蔵され、前記障害物個所用上部
走行ガイド搭載レールの上下のガイドレールに係合して
走行する4個の車輪と、前記障害物個所用上部走行ガイ
ド搭載レールに取付けられている直流モーター、該モー
ターに伝動装置を介して連結する鎖歯車、及び該鎖歯車
と前記障害物個所用上部走行ガイド搭載レールに取付け
られている鎖歯車とに噛合して回転し、かつその一部が
前記当該本体に固定されているチェーンを具えた走行装
置と、前記障害物個所用上部走行ガイド搭載レールに内
蔵され、前記走行装置に連結して回転するプーリーを具
え、前記チェーンに駆動される歯車の回転数を前記車輪
の走行距離を示す信号に変換する機能を有するロータリ
ーエンコーダーと、本体の外側に設けられた1対のワイ
ヤーガイドとから成る障害物個所用上部走行ガイド。 (D) 前記浮屋根式タンクの側板の内側の下方で、浮屋根
の直上部付近に設置されており、本体と、該本体に内蔵
されている2個の電磁石と、本体に内蔵され、直流モー
ター、伝動機構及び前記電磁石に取付けられたナットに
螺合するボールねじ軸を具えた電磁石昇降装置と、本体
に上下方向に摺動可能に取付けられている1対のワイヤ
ークランプと、直流モーター、伝動機構、及び前記ワイ
ヤークランプに取付けられたナットに螺合するボールね
じ軸を具えたワイヤー張力調整装置と、本体に内蔵さ
れ、4個の磁力を有し、前記浮屋根式タンクの側板の内
側面に吸着しながら水平方向に走行する車輪、該車輪に
連結し、直流モーター及び伝動機構を具えた走行装置
と、前記浮屋根式タンクの側板の内側面に圧接して回転
するローラーを具え、該ローラーの回転数を前記ローラ
の走行距離を示す信号に変換する機能を有するロータリ
ーエンコーダーとから成る下部走行ガイド。 (E) 前記上部走行ガイド又は障害物個所用上部走行ガイ
ドと下部走行ガイドとの中間部に位置し、本体と、該本
体に内蔵され、本体と前記浮屋根式タンクの側板とを相
互に吸引する8枚の永久磁石と、本体に取付けられた4
個の前記浮屋根式タンクの側板の内側面に接しながら水
平方向に走行する車輪と、該車輪に連結し、直流モータ
ー及び伝動機構を具えた横行装置と、本体に内蔵され、
直流モーター、伝動機構、及び前記水平方向に走行する
車輪及び横行装置を保持する台板に取付けられたナット
に螺合するボールねじ軸を具えた横行輪昇降装置と、本
体に取付けられ、前記浮屋根式タンクの側板に圧接しな
がら上下方向に走行する走行車輪と、前記浮屋根式タン
クの側板の内側面に接して上下方向に走行するローラー
を具え、該ローラーの回転数を前記ローラの走行距離を
示す信号に変換する機能を有する走行用ロータリーエン
コーダーと、前記浮屋根式タンクの側板の内側面に圧接
して水平方向に走行するローラーを具え、該ローラーの
回転数を前記ローラの走行距離を示す信号に変換する機
能を有する横行用ロータリーエンコーダーと、上下のワ
イヤーガイドと、本体に内蔵された超音波厚さ計と、塗
膜厚さ測定器と、チャンネルセレクターと、接触媒質供
給電磁弁とから成る測定台車。 (F) 前記測定台車の本体に固定された支持アームと、該
支持アームに水平方向に摺動可能に支持されている複数
個の探触子支持ガイドと、支持アームに内蔵され、直流
モーター、伝動装置及び前記複数個の支持ガイドに設け
られたナットに螺合するボールねじ軸を具えた探触子移
動装置と、前記支持ガイドにジンバル機構を介して支持
されている1個又は複数個の超音波探触子と、1個又は
複数個の塗膜センサーとから成る探触子支持装置。 (G) 前記浮屋根式タンクの側板の上部のウインドガータ
ー部の後記ケーブル巻取り用走行台車上に設置され、架
構と、後記制御用ケーブルを巻取るケーブルドラムと、
直流モーター及び伝動装置を具え、前記ケーブルドラム
を駆動する駆動装置と、ケーブルの巻取り位置をドラム
の軸方向に移動するトラバース装置と、巻取られたケー
ブル端末を取出し用制御ケーブルに接続する接続装置と
から成るケーブル巻取り装置。 (H) 台車本体と、該本体下部に設けられ、直流モータ
ー、伝動装置及び走行車輪を具え、前記浮屋根式タンク
の側板の上部のウインドガーター上を走行する走行装置
と、前記走行車軸と平行に置かれたプーリーを具え、該
走行車輪の回転数を前記走行車輪の走行距離を示す信号
に変換する機能を有する走行用ロータリーエンコーダー
と、前記台車本体上に搭載した接触媒質タンクと、接触
媒質ポンプと、前記ケーブル巻取り装置の上部の架構に
設けられ、後記制御ケーブルと係合する1対のケーブル
ガイドとから成るケーブル巻取り用走行台車。 (I) 前記測定台車に搭載した各測定機器に連結し、その
測定信号を外部に伝達し又は外部からの信号を前記機器
に伝達するためのケーブルであって、前記測定台車の上
部から取出され、前記ケーブル巻取り用走行台車のケー
ブルガイドを経て前記ケーブル巻取り装置のケーブルド
ラムに巻取られるケーブル。 (J) 前記上部走行ガイド又は障害物個所用上部走行ガイ
ドのワイヤーガイドと、前記下部走行ガイドのワイヤー
クランプの間を前記測定台車の上下のワイヤーガイドを
経由して連結するワイヤーロープ。 (K) 前記浮屋根式タンクの側板の上部のウインドガータ
ー上に設置され、上部走行ガイド、障害物個所用上部走
行ガイド、ケーブル巻取り装置、及び測定台車の各測定
機器からの測定信号を受け、又はこれらの機器に指令を
送り、上記上部走行ガイド、障害物個所用上部走行ガイ
ド、ケーブル巻取り装置、及び測定台車の移動位置、走
行速度等を制御する上部用制御器。 (L) 前記浮屋根式タンクの屋根の上に設置され、下部走
行ガイドの各測定機器からの信号を受け、又はこれらの
機器に指令を送り、下部走行ガイドの移動位置、走行速
度等を制御する下部用制御器。 (M) 前記上部用制御器に接続され、送られた測定信号を
解析整理し、画像表示をするとともに測定データを収録
し、又は測定条件を上部用制御器に送り運転制御を行う
パーソナルコンピューター。
【0006】このような構成によれば、多くの工数を使
用することなく、またほとんど危険作業を行うこともな
く、極めて大きな浮屋根式タンクの側板の板厚をもれな
く測定することができる。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明に係る浮屋根式タンクの側板厚
さの測定設備を例示した略図で、(イ)は正面図、
(ロ)は左側面図である。同図において、浮屋根式タン
ク1の側板2の頂部にはトップアングル3が設けられて
おり、トップアングル上には上部走行ガイド11が走行
している。側板上部の外側には作業用のウインドガータ
ー4が設けられているが、その上にはケーブル巻取り用
走行台車に搭載されたケーブル巻取り装置81が設置さ
れている。側板2の下部の浮屋根5の近傍には下部走行
ガイド41が設置されている。上部走行ガイド11と下
部走行ガイド41とはワイヤーロープ111によって連
結されており、下部走行ガイド内に設けられているワイ
ヤー張力調整装置によって上部走行ガイド11と下部走
行ガイド41は相互に所定の張力によって引合ってい
る。したがって、両者の中心を垂直でかつ一直線上にな
るように調整保持することができる。このワイヤーロー
プ111には測定台車51がワイヤーロープ111に沿
って上下方向に摺動可能に取付けられている。この3者
は同調して水平方向に移動できるような走行装置を有し
ており、常に垂直方向を保持しながら側板2の内面を水
平方向に走行することができる。
【0008】測定台車51の上部からは測定台車内の各
機器に連結するケーブル101が取出され、ケーブル1
01はケーブル巻取り装置81の上部の架構に設けられ
ている1対のケーブルガイド88を経てケーブル巻取り
装置81によって巻取られる。測定台車51はケーブル
が巻取られることによって上方に走行し、ケーブルが巻
戻されれば、自重によって下方に走行する。図2は浮屋
根式タンク1の上部を外側上方から見た斜視図、図3は
その下部を内側上方から見た斜視図である(図1、図
2、図3においては機器等を連結するケーブルは一部省
略している)。両図において、浮屋根タンク上部のウイ
ンドガーター4の上には上部用制御器121と、パーソ
ナルコンピューター141とが設置されている。また浮
屋根式タンク1の下部の浮屋根5上には下部用制御器1
31が設置されている。
【0009】測定台車51の下部には探触子支持装置7
1が取付けられており、その中には各1個以上の超音波
探触子及び塗膜センサーが取付けられている。測定台車
は垂直方向、水平方向に自在に走行できるので、この超
音波探触子及び塗膜センサーと、測定台車51内に具え
られている超音波厚さ計及び塗膜厚さ測定器とを使用す
れば、浮屋根式タンクの側板2の殆どすべての部分の板
厚及び塗膜の厚さを測定することができる。この測定デ
ータは上部走行ガイド11、測定台車51の走行データ
と共にケーブル101によりケーブル巻取り装置81を
経て上部用制御器121に送られ、更にパーソナルコン
ピューター141によって画像表示されるとともに、測
定データを収録し、また測定条件はこの逆のルートで端
末の各機器等に送られて運転が制御される。下部走行ガ
イド41の走行データ等は下部用制御器131に送ら
れ、さらに有線によって上部用制御器に送られる。また
下部走行ガイドはこの下部用制御器によって運転が制御
される。
【0010】以下詳細図に基づいて、各構成部品等につ
いて若干の補足説明をする。図4は上部走行ガイド11
の平面図、図5はその正面図、図6はその右側面図であ
る。図4ないし図6において、上部走行ガイド11は箱
状の本体12と、本体内に収納されている走行装置1
3、ロータリーエンコーダー14、ワイヤーガイド17
等から成っている。走行装置13は直流モーター(走行
モーター)13a、伝動機構13b、電磁クラッチ13
c、伝動歯車13d、走行車輪13e、電磁ブレーキ1
3fから成っており、走行車輪13eは浮屋根式タンク
のトップアングル3の上面と係合して走行する。本体1
2にはまた浮屋根式タンクの側板2の内側に圧接する車
輪15、トップアングル3の下面に圧接する車輪16が
取付けられている。ロータリーエンコーダー14はロー
ラー14aを具えており、このローラー14aはトップ
アングル3の上面に圧接して走行する。ロータリーエン
コーダーはこのローラの回転を上部走行ガイドの走行距
離を示す信号に変換する機能を有している。本体に取付
けられたワイヤーガイド17にはワイヤーロープ111
が係合している。
【0011】浮屋根式タンクの側板の内側には消火装置
等のノズル等が付属している。このような付属物がある
場合に上記したような上部走行ガイドが走行できない場
合が生ずる。その際には障害物個所用上部走行ガイド搭
載レール21及び障害物個所用上部走行ガイド31が用
いられる。図7はこの両者を示す図であり、(イ)は平
面図、(ロ)は正面図である。同図において障害物個所
用上部走行ガイド搭載レール21は複数個(例示の場合
は4個)のサドル22と、このサドルに一体的に固定さ
れている矩形枠状のガイドレール23とから成ってい
る。サドル22はトップアングル3に適切な固定具で固
定されている(図8(図7(ロ)のP矢視図)参照)。
障害物個所用上部走行ガイド31は矩形枠状の本体3
2、本体に取付けられ、前記ガイドレール23の上下部
に係合して走行する4個の車輪33、走行装置34、チ
ェーン37、ロータリーエンコーダー35及びワイヤー
ガイド36から成っている。走行装置34は障害物個所
用上部走行ガイド搭載レール21に取付けられている直
流モーター、伝動装置、これに連結する鎖歯車を具えて
おり、チェーン37は前記の鎖歯車と、障害物個所用上
部走行ガイド搭載レールに取付けられている鎖歯車とに
噛合して回転し、またその一部は本体32に固定されて
いる。したがって走行装置34の直流モーターを回転さ
せれば、チェーン37の回転に従って本体32が図の左
右方向に走行する。図9は走行装置34を示す図、図1
0はロータリーエンコーダー35を示す図である。
【0012】図11((イ)は平面図、(ロ)は正面
図)は下部走行ガイド41を示す図、図12はその右側
面図である。両図において、下部走行ガイドは箱状の本
体42、2個の電磁石43、電磁石昇降装置44、ワイ
ヤークランプ45、ワイヤー張力調整装置46、ロータ
リーエンコーダー47、走行装置48とから成ってい
る。図13は図11(イ)におけるQ−Q断面の矢視
図、図14はR−R断面の矢視図、図15は図13にお
けるS−S断面の矢視図であり、ワイヤー張力調整装置
46、電磁石昇降装置44及び走行装置48の詳細を示
す図である。図13〜図15において、走行装置の走行
モーター48aは伝動歯車48bを経てウォームホイー
ル48cを駆動し、それと同軸になっている走行車輪4
8dを駆動している。下部走行ガイド41と上部走行ガ
イド11または障害物個所用上部走行ガイド31とは厳
密に垂直方向の心が一致していることが必要であるの
で、ここに図示していない、下げ振り、トランシット等
を使用して心を合わせる必要があるが、レーザー光を使
用すれば、極めて正確な心合わせが可能である。下部走
行ガイド41と上部走行ガイド11又は障害物個所用上
部走行ガイド31及び測定台車51の3者の心の厳密な
一致を保持するためには、下記のように、電磁石昇降装
置を使用して電磁石を側板に吸着させた後にワイヤー張
力調整装置を使用してワイヤーロープ111に適当な張
力を与えなければならない。すなわち、電磁石昇降装置
を作動させればそのモーター(直流モーター)(図示し
ていない)の回転は伝動機構(図示していない)を経て
平歯車44aに伝えられ、この歯車と同軸に設けられた
ボールねじ軸44bによって電磁石保持金具44cが本
体に取付けられたガイド44d(図14参照)に沿って
下降し(取付け状態では水平に移動する)、電磁石を側
板に密着させることができる。またその状態で、ワイヤ
ー張力調整用モーター46aを作動させれば、その回転
は伝動機構46bを経てボールねじ軸46cに伝えら
れ、ワイヤークランプ45が摺動し、ワイヤーロープ1
11の張力が調整される。
【0013】図16は測定台車51を示す平面図、図1
7はその正面図、図18(イ)は背面図、(ロ)は探触
子支持装置を取去った状態の右側面図である。図16〜
図18において、測定台車51は箱形の本体52、本体
内に収納されている8枚の板状の永久磁石53、本体に
取付けられており側板2の内面に圧接して水平方向に走
行する4個の横行車輪54、この横行車輪を駆動する横
行装置55、この横行装置と横行車輪とを昇降させる横
行輪昇降装置56、4個の走行車輪57、走行用ロータ
リーエンコーダー58、横行用ロータリーエンコーダー
59、ワイヤーガイド60から成っている。また本体の
一方の面にはケーブル取出し口61が設けられており、
本体の内部にはいずれも詳細には図示していないが、超
音波厚さ計、複数CHチャンネルセレクター、塗膜厚さ
測定器、接触媒質供給電磁弁が収納されている。横行輪
昇降装置56は直流モーターと、伝動装置と、ボールね
じ軸から成っており、その作動等は前記した電磁石昇降
装置とほぼ同様である。測定台車51の上下方向の運動
(走行)は上記したようにケーブル巻取り装置81のケ
ーブル巻取り、巻戻しによって行われるが、その際は横
行車輪54は側板2から離れた位置になっている(図1
7参照)。しかし横行に際しては、横行輪昇降装置56
の作用で、横行車輪が側板に密着し、更に永久磁石の磁
力に抗して走行車輪が側板から離れる状態にまで水平方
向に移動される。
【0014】図19は探触子支持装置71の正面図、図
20はその平面図、図21は側面図である。図19〜図
21において、探触子支持装置71は測定台車51の一
の面(前記ケーブル取出し口61が設けられた面と反対
側の面)に取付けられており(図16参照)、支持アー
ム72、探触子支持ガイド73、探触子移動装置74か
ら成っている。探触子移動装置74は直流モーター74
c、伝動装置74a、(一部が図示してある)ボールね
じ軸74bから成っており、このボールねじ軸が回転す
ることにより探触子支持ガイド73が移動する。探触子
支持ガイド73にはジンバル機構(図示していない)を
介して1個以上の(本例の場合は10個)超音波探触子
と、1個以上の(本例の場合は5個)塗膜センサーが取
付けられている。
【0015】図22はケーブル巻取り装置81を例示し
た図で(イ)は平面図、(ロ)は正面図、図24は右側
面図、図23はドラムの断面を示した略図である。図2
2〜図24において、ケーブル巻取り装置81はパイプ
製の枠体82aと、2枚の端板82bとから成る架構8
2、端板に回転自在に支承された軸83aと軸に取り付
けられたドラム83b等から成るケーブルドラム83、
ケーブルドラムの中に内蔵され、端子台84a、スリッ
プリング84b等から成る接続装置84、ギヤードモー
ター、伝動装置等から成る駆動装置85、ケーブルの巻
取り位置を軸方向に移動するトラバース装置86等から
成っている。ケーブル101は駆動装置によって回転す
るケーブルドラムに巻取られるがその際にトラバース装
置の作用によってドラムの軸方向に順序よく巻取られ
る。更に接続装置のスリップリングの作用で巻取り(又
は巻戻し)の最中でもケーブルの先端を経て各機器から
送られた信号を読取ることが可能であり、読取られた信
号は端子台を経由して外部に取出すことができる。又外
部からの信号を各機器に送ることも可能である。
【0016】図25はケーブル巻取り用走行台車91を
示す図で、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、図26は
その右側面図である。両図において、ケーブル巻取り用
走行台車91は台車本体92、走行装置93、走行用ロ
ータリーエンコーダー(図示していない)、接触媒質タ
ンク94、及び接触媒質ポンプ(図示していない)から
成っており、浮屋根式タンクのウインドガーダー4上に
設置され、その上を移動する。また台車本体92上には
ケーブル巻取り装置81が載置されている。ケーブル巻
取り装置の架構82には適切な取付け金具によって門型
の構造のケーブルガイド枠87が取付けられ、そこに1
対のケーブルガイド88が取付けられている。測定台車
51からのケーブル101はこのケーブルガイドを経て
ケーブル巻取り装置81に導かれる。
【0017】
【発明の効果】本発明は浮屋根式タンクの側板の測定の
ために上部走行ガイド、下部走行ガイド、測定台車、探
触子支持装置、ケーブル巻取り装置等から構成される側
板厚さの測定設備を使用することにより、次に示すよう
な優れた効果を奏するものである。 直径数十メートル高さが十数メートルにも及ぶ巨大
な浮屋根式タンクの側板の厚さを検査員が側板に直接近
付くことなく、遠隔の地点から測定、検査し、記録する
ことができる。 検査員が重い検査器具を持って側板に近付く必要が
ないから、足場を架ける必要がない。 したがって検査の費用が安く、検査期間も短縮する
ことができる。また作業安全の画期的な向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係る浮屋根式タンクの側板厚さの測定設
備を例示した略図で、(イ)は正面図、(ロ)は側面図
である。
【図2】浮屋根式タンクの上部を外側上方から見た斜視
図である。
【図3】浮屋根式タンクの下部を内側上方から見た斜視
図である。
【図4】上部走行ガイドの平面図である。
【図5】上部走行ガイドの正面図である。
【図6】上部走行ガイドの右側面図である。
【図7】障害物個所用上部走行ガイド搭載レール及び障
害物個所用上部走行ガイドを示す図であり、(イ)は平
面図、(ロ)は正面図である。
【図8】図7(ロ)のP矢視図である。
【図9】障害物個所用上部走行ガイドの走行装置を示す
図である。
【図10】障害物個所用上部走行ガイドのロータリーエ
ンコーダーを示す図である。
【図11】下部走行ガイドを示す図で、(イ)は平面
図、(ロ)は正面図である。
【図12】下部走行ガイドの右側面図である。
【図13】図11(イ)におけるQ−Q断面の矢視図で
ある。
【図14】図11(イ)におけるR−R断面の矢視図で
ある。
【図15】図13におけるS−S断面の矢視図である。
【図16】測定台車を示す平面図である。
【図17】測定台車を示す正面図である。
【図18】測定台車を示す図で、(イ)は背面図、
(ロ)は探触子支持装置を取去った状態の右側面図であ
る。
【図19】探触子支持装置の正面図である。
【図20】探触子支持装置の平面図である。
【図21】探触子支持装置の側面図である。
【図22】ケーブル巻取り装置を示した図で(イ)は平
面図、(ロ)は正面図である。
【図23】ケーブル巻取り装置のドラムの断面を示した
図である。
【図24】ケーブル巻取り装置の右側面図である。
【図25】ケーブル巻取り用走行台車を示す図で、
(イ)は平面図、(ロ)は正面図である。
【図26】ケーブル巻取り用走行台車図の右側面図であ
る。
【符号の説明】
1 浮屋根式タンク 2 側板 3 トップアング
ル 4 ウインドガーダー 5 浮屋根 11 上部走行ガイド 12 本体 13 走行装
置 14 ロータリーエンコーダー 15 車輪 16
車輪 17 ワイヤーガイド 21 障害物個所用上部走行ガイド搭載レール 22
サドル 23 ガイドレール 31 障害物個所用上部走行ガイド 32 本体
33 車輪 34 走行装置 35 ロータリーエンコーダー
36 ワイヤーガイド 37 チェーン 41 下部走行ガイド 42 本体 43 電磁石 44 電磁石昇降装置 45 ワイヤークランプ 46 ワイヤー張力調整装置 47 ロータリーエン
コーダー 48 走行装置 51 測定台車 52 本体 53 永久磁石
54 横行車輪 55 横行装置 56 横行輪昇降装置 57 走
行車輪 58 走行用ロータリーエンコーダー 59 横行用ロータリーエンコーダー 60 ワイヤ
ーガイド 61 ケーブル取出し口 71 探触子支持装置 72 支持アーム 73
探触子支持ガイド 74 探触子移動装置 81 ケーブル巻取り装置 82 架構 83 ケ
ーブルドラム 84 接続装置 85 駆動装置 86 トラバー
ス装置 87 ケーブルガイド枠 88 ケーブルガイド 91 ケーブル巻取り用走行台車 92 台車本体
93 走行装置 94 接触媒質タンク 101 ケーブル 111 ワイヤーロープ 12
1 上部用制御器 131 下部用制御器 141 パーソナルコンピュ
ーター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(A) 〜(M) の要素から構成され、遠
    隔地点から浮屋根式タンクの側板の肉厚及び塗装膜の厚
    さを検査し、その測定記録を解析し、記録を作成し、保
    存することを特徴とする浮屋根式タンクの側板厚さの測
    定設備。 (A) 本体と、本体に内蔵され、直流モーター、電磁ブレ
    ーキ、電磁クラッチ、伝動機構及び走行車輪を具え、前
    記浮屋根式タンクの側板頂部のトップアングルに係合し
    て走行する走行装置と、本体に内蔵され、前記トップア
    ングルに圧接して回転するローラーを具え、該ローラー
    の回転数を前記ローラの走行距離を示す信号に変換する
    機能を有するロータリーエンコーダーと、本体に取付け
    られ、前記浮屋根式タンクの側板の内側面に圧接して転
    動する車輪と、前記浮屋根式タンクのトップアングルの
    下側面に圧接して転動する車輪と、本体の外側に設けら
    れた1対のワイヤーガイドとから成る上部走行ガイド。 (B) 前記浮屋根式タンクの側板頂部のトップアングルに
    固定具によって固定されているサドルと、該サドルに一
    体的に固定され、矩形状に形成されているガイドレール
    とから成る障害物個所用上部走行ガイド搭載レール。 (C) 本体と、該本体に内蔵され、前記障害物個所用上部
    走行ガイド搭載レールの上下のガイドレールに係合して
    走行する4個の車輪と、前記障害物個所用上部走行ガイ
    ド搭載レールに取付けられている直流モーター、該モー
    ターに伝動装置を介して連結する鎖歯車、及び該鎖歯車
    と前記障害物個所用上部走行ガイド搭載レールに取付け
    られている鎖歯車とに噛合して回転し、かつその一部が
    前記当該本体に固定されているチェーンを具えた走行装
    置と、前記障害物個所用上部走行ガイド搭載レールに内
    蔵され、前記走行装置に連結して回転するプーリーを具
    え、前記チェーンに駆動される歯車の回転数を前記車輪
    の走行距離を示す信号に変換する機能を有するロータリ
    ーエンコーダーと、本体の外側に設けられた1対のワイ
    ヤーガイドとから成る障害物個所用上部走行ガイド。 (D) 前記浮屋根式タンクの側板の内側の下方で、浮屋根
    の直上部付近に設置されており、本体と、該本体に内蔵
    されている2個の電磁石と、本体に内蔵され、直流モー
    ター、伝動機構及び前記電磁石に取付けられたナットに
    螺合するボールねじ軸を具えた電磁石昇降装置と、本体
    に上下方向に摺動可能に取付けられている1対のワイヤ
    ークランプと、直流モーター、伝動機構、及び前記ワイ
    ヤークランプに取付けられたナットに螺合するボールね
    じ軸を具えたワイヤー張力調整装置と、本体に内蔵さ
    れ、4個の磁力を有し、前記浮屋根式タンクの側板の内
    側面に吸着しながら水平方向に走行する車輪、該車輪に
    連結し、直流モーター及び伝動機構を具えた走行装置
    と、前記浮屋根式タンクの側板の内側面に圧接して回転
    するローラーを具え、該ローラーの回転数を前記ローラ
    の走行距離を示す信号に変換する機能を有するロータリ
    ーエンコーダーとから成る下部走行ガイド。 (E) 前記上部走行ガイド又は障害物個所用上部走行ガイ
    ドと下部走行ガイドとの中間部に位置し、本体と、該本
    体に内蔵され、本体と前記浮屋根式タンクの側板とを相
    互に吸引する8枚の永久磁石と、本体に取付けられた4
    個の前記浮屋根式タンクの側板の内側面に接しながら水
    平方向に走行する車輪と、該車輪に連結し、直流モータ
    ー及び伝動機構を具えた横行装置と、本体に内蔵され、
    直流モーター、伝動機構、及び前記水平方向に走行する
    車輪及び横行装置を保持する台板に取付けられたナット
    に螺合するボールねじ軸を具えた横行輪昇降装置と、本
    体に取付けられ、前記浮屋根式タンクの側板に圧接しな
    がら上下方向に走行する走行車輪と、前記浮屋根式タン
    クの側板の内側面に接して上下方向に走行するローラー
    を具え、該ローラーの回転数を前記ローラの走行距離を
    示す信号に変換する機能を有する走行用ロータリーエン
    コーダーと、前記浮屋根式タンクの側板の内側面に圧接
    して水平方向に走行するローラーを具え、該ローラーの
    回転数を前記ローラの走行距離を示す信号に変換する機
    能を有する横行用ロータリーエンコーダーと、上下のワ
    イヤーガイドと、本体に内蔵された超音波厚さ計と、塗
    膜厚さ測定器と、チャンネルセレクターと、接触媒質供
    給電磁弁とから成る測定台車。 (F) 前記測定台車の本体に固定された支持アームと、該
    支持アームに水平方向に摺動可能に支持されている複数
    個の探触子支持ガイドと、支持アームに内蔵され、直流
    モーター、伝動装置及び前記複数個の支持ガイドに設け
    られたナットに螺合するボールねじ軸を具えた探触子移
    動装置と、前記支持ガイドにジンバル機構を介して支持
    されている1個又は複数個の超音波探触子と、1個又は
    複数個の塗膜センサーとから成る探触子支持装置。 (G) 前記浮屋根式タンクの側板の上部のウインドガータ
    ー部の後記ケーブル巻取り用走行台車上に設置され、架
    構と、後記制御用ケーブルを巻取るケーブルドラムと、
    直流モーター及び伝動装置を具え、前記ケーブルドラム
    を駆動する駆動装置と、ケーブルの巻取り位置をドラム
    の軸方向に移動するトラバース装置と、巻取られたケー
    ブル端末を取出し用制御ケーブルに接続する接続装置と
    から成るケーブル巻取り装置。 (H) 台車本体と、該本体下部に設けられ、直流モータ
    ー、伝動装置及び走行車輪を具え、前記浮屋根式タンク
    の側板の上部のウインドガーター上を走行する走行装置
    と、前記走行車軸と平行に置かれたプーリーを具え、該
    走行車輪の回転数を前記走行車輪の走行距離を示す信号
    に変換する機能を有する走行用ロータリーエンコーダー
    と、前記台車本体上に搭載した接触媒質タンクと、接触
    媒質ポンプと、前記ケーブル巻取り装置の上部の架構に
    設けられ、後記制御ケーブルと係合する1対のケーブル
    ガイドとから成るケーブル巻取り用走行台車。 (I) 前記測定台車に搭載した各測定機器に連結し、その
    測定信号を外部に伝達し又は外部からの信号を前記機器
    に伝達するためのケーブルであって、前記測定台車の上
    部から取出され、前記ケーブル巻取り用走行台車のケー
    ブルガイドを経て前記ケーブル巻取り装置のケーブルド
    ラムに巻取られるケーブル。 (J) 前記上部走行ガイド又は障害物個所用上部走行ガイ
    ドのワイヤーガイドと、前記下部走行ガイドのワイヤー
    クランプの間を前記測定台車の上下のワイヤーガイドを
    経由して連結するワイヤーロープ。 (K) 前記浮屋根式タンクの側板の上部のウインドガータ
    ー上に設置され、上部走行ガイド、障害物個所用上部走
    行ガイド、ケーブル巻取り装置、及び測定台車の各測定
    機器からの測定信号を受け、又はこれらの機器に指令を
    送り、上記上部走行ガイド、障害物個所用上部走行ガイ
    ド、ケーブル巻取り装置、及び測定台車の移動位置、走
    行速度等を制御する上部用制御器。 (L) 前記浮屋根式タンクの屋根の上に設置され、下部走
    行ガイドの各測定機器からの信号を受け、又はこれらの
    機器に指令を送り、下部走行ガイドの移動位置、走行速
    度等を制御する下部用制御器。 (M) 前記上部用制御器に接続され、送られた測定信号を
    解析整理し、画像表示をするとともに測定データを収録
    し、又は測定条件を上部用制御器に送り運転制御を行う
    パーソナルコンピューター。
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