JPH11116136A - 管内移動装置 - Google Patents

管内移動装置

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JPH11116136A
JPH11116136A JP27864497A JP27864497A JPH11116136A JP H11116136 A JPH11116136 A JP H11116136A JP 27864497 A JP27864497 A JP 27864497A JP 27864497 A JP27864497 A JP 27864497A JP H11116136 A JPH11116136 A JP H11116136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
slack
cables
intra
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP27864497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsunewaki
寛 常脇
Hideaki Takami
英明 高見
Ichita Kobayashi
一太 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP27864497A priority Critical patent/JPH11116136A/ja
Publication of JPH11116136A publication Critical patent/JPH11116136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの損傷、破断を防止した管内移動装
置をえる。 【解決手段】 運転制御手段1、同運転制御手段にケー
ブルでつながれ同運転制御手段からの制御信号により駆
動される駆動車輪を有する管内移動台車手段31,3
2、ケーブルのたるみ検出手段、管内移動台車手段に搭
載されたるみ検出手段の信号を受け所定たるみ範囲に維
持するようケーブルの巻出し巻取りを行うケーブルドラ
ム手段14a,14bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配管内を長距離移動
する管内移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の管内移動装置を図7に示す。前部
に点検兼前方監視カメラ12を持つカメラ制御台車32
と、後方監視カメラ7、バッテリを持つバッテリ台車3
1が自在継手9で連結されている。各台車31,32は
下横穴4、天井穴10、上横穴13等を通過できるよう
に、ハの字(開脚角80°)の駆動輪6および補助車輪
5をそれぞれ有する。また傾斜部(最大傾斜角約45
°)も走行できるように、それぞれに上方へ延びる天井
突張り車輪8を有する。
【0003】一方、電動巻出し巻込み装置30から、ケ
ーブル34は滑車3、張力センサ33を介してバッテリ
台車31につながれている。またケーブル34は電動巻
出し巻込み装置30を介して、電気的にコントローラ1
にもつながれている。
【0004】以上において、コントローラ1から、制御
信号が電動巻出し巻込み装置30、駆動輪6等へ送られ
る。そして駆動輪6が作動し、台車31,32が管内を
移動する。このとき張力センサ33の信号により、ケー
ブル34の張力が所定値になるよう、電動巻出し巻込み
装置30が作動する。
【0005】なお図7中、2は装置の搬入口、11は天
井突張り車輪8用の圧縮エアボンベである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置は次のよ
うな問題点があった。 (1) 長距離走行時に、長いケーブルが移動(摺動)
するので、その摩擦力、S字カーブでのケーブル抗力、
配管内堆積物によるひっかかり等が生じた場合、過度の
張力がかかり断線する可能性がある。 (2) ケーブルが常に移動するので、損傷が発生しや
すい。
【0007】本発明は、従来の装置にみられたこれらの
問題点のない管内移動装置を提供することを課題として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
【0009】運転制御手段と、同運転制御手段にケーブ
ルでつながれ同運転制御手段からの制御信号により駆動
される駆動車輪を有する管内移動台車手段と、上記ケー
ブルのたるみ検出手段と、上記管内移動台車手段に搭載
され上記たるみ検出手段の信号を受け所定たるみ範囲に
維持するよう上記ケーブルの巻出し巻取りを行うケーブ
ルドラム手段とを設ける。
【0010】以上において、配管内におかれた管内移動
台車手段の駆動車輪は、運転制御手段からの制御信号を
ケーブルを介して受けて回転し、管内移動台車を移動さ
せる。この間、ケーブルのたるみ検出手段はケーブルの
たるみを検出しケーブルドラム手段へ送る。ケーブルド
ラム手段はこの信号を受け、常に所定たるみ範囲に維持
するようケーブルの巻出し巻取りを行う。
【0011】従って、管内移動台車の移動中、ケーブル
は所定たるみ範囲に保持され、かつ、運転制御手段とケ
ーブルドラム間のケーブルは移動しない。これによりケ
ーブルの切断、摩耗等の損傷を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1〜図
6により説明する。なお、従来例で説明した部分は、同
一の番号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を
主体に説明する。
【0013】バッテリ台車31の前後にはケーブルドラ
ム装置14a,14bを搭載している。電源ケーブルと
非常時脱出用ワイヤとの複合ケーブル19は、コントロ
ーラ1からケーブル端固定具20を経て、滑車3、台車
31の下方を通り前部からケーブルドラム装置14aに
巻かれている。またカメラ7,11用の光ファイバケー
ブル18は同様に通され、後部からケーブルドラム装置
14bに巻かれている。
【0014】ケーブルドラム装置14a,14bの詳細
を図2に示す。ドラム本体35に歯車を介して連結した
シャフト37が、ドラム本体35に平行に配置される。
またシャフト37に平行にガイド棒38がある。シャフ
ト37とガイド棒38に連結し、ケーブル18,19を
案内する滑車40を持った案内金具39が設けられる。
シャフト37はドラム本体35が1回転した場合、滑車
40をケーブル径だけ動かし、かつ、左右終端で移動方
向を反転させる溝を持つ。
【0015】案内金具39にはたるみ検出器45が設け
られている。たるみ検出器45は、先端にケーブル1
8,19の案内滑車43を持つアーム42がドラム本体
35から離れる方向に伸びている。そしてアーム42の
基端は角度センサ41に連結している。またアーム42
にはケーブルのたわみ方向に付勢するバネ44がついて
いる。
【0016】角度センサ41の出力は図示しない制御器
を経てドラム本体35の駆動モータ36へ送られる。な
お、圧縮エアボンベ11はバッテリ台車31からカメラ
制御台車32側へ移されている。
【0017】以上において、配管内におかれた管内移動
台車の駆動車輪6は、コントローラ1からの制御信号を
ケーブル19を介して受けて回転し、管内移動台車を移
動させる。この間、ケーブル18,19の各たるみ検出
器45は各ケーブルのたるみを検出し、それぞれのケー
ブルドラム本体35の制御器へ送る。制御器はこの信号
を受け、常に所定範囲のたるみに維持するようそれぞれ
の駆動モータ36へ制御信号を送り各ケーブルの巻出し
巻取りを行う。
【0018】以下に詳しく説明する。図4〜図6はたる
み検出器45部の詳細を示す。図4はケーブル18,1
9が正常なたるみ状態にある場合で、アーム42は基準
線46上にある(アーム42の角0)。図5はケーブル
18,19がたるみすぎの状態を示す(アーム43の角
−θ)。また図6はケーブル18,19が張り過ぎの状
態を示す(アーム42の角θ)。
【0019】制御器の制御フロー図を図3に示す。たる
み検出器45のたるみ角を50にて読み込んだ後、51
にてケーブルのたるみの過小を判断する。ケーブルがた
るみすぎの場合、52にてケーブルを巻取るようケーブ
ルドラム速度指令を計算する。ケーブルたるみが小さい
時、53にてケーブルドラムのハンチングをおさえる目
的でケーブルドラム速度指令を零にする。ケーブルが突
張った場合、54にてケーブルを送出すようケーブルド
ラム速度指令(制御信号)を計算する。以上のように計
算されたケーブルドラム速度指令をモータ36(サーボ
アンプ)に出力し、ケーブルドラム本体35を制御す
る。
【0020】従って、管内移動台車の移動中、ケーブル
18,19は所定たるみ範囲に保持され、かつ、コント
ローラ1とケーブルドラム14a,14b間のケーブル
18,19は移動しない。これによりケーブルの切断、
摩耗等の損傷を有効に防止できる。またケーブルの移動
を必要としないのでモータ36の消費エネルギも少くて
すむ。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は運転制
御手段と、運転制御手段にケーブルでつながれ同運転制
御手段からの制御信号により駆動される駆動車輪を有す
る管内移動台車手段と、ケーブルのたるみ検出手段と、
管内移動台車手段に搭載されたるみ検出手段の信号を受
け所定たるみに維持するようケーブルの巻出し巻取りを
行うケーブルドラム手段とを設けた。
【0022】これにより、管内移動台車手段が移動中、
ケーブルが移動(摺動)することがなく、かつたるみが
所定範囲に維持される。したがって、ケーブルの破断、
損傷等を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の構成系統図である。
【図2】上記一形態のケーブルドラム装置の詳細斜視図
である。
【図3】上記一形態の制御フロー図である。
【図4】上記一形態の作用説明図である。
【図5】上記一形態の作用説明図である。
【図6】上記一形態の作用説明図である。
【図7】従来例の構成系統図である。
【符号の説明】
1 コントローラ 2 入口管 3 滑車 4 下横穴 5 補助車輪 6 駆動輪 7 後方監視カメラ 8 天井突張り車輪 9 自在継手 10 天井穴 11 圧縮エアボンベ 12 点検兼前方監視カメラ 13 上横穴 14a,14b ケーブルドラム装置 18 光ファイバケーブル 19 複合ケーブル 20 ケーブル固定具 30 ケーブル巻出し巻取り装置 31 バッテリ台車 32 カメラ制御台車 33 張力センサ 34 ケーブル 35 ドラム本体 36 モータ 37 シャフト 38 案内棒 39 案内移動具 40,43 滑車 41 角度センサ 42 アーム 44 バネ 45 たるみ検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転制御手段と、同運転制御手段にケー
    ブルでつながれ同運転制御手段からの制御信号により駆
    動される駆動車輪を有する管内移動台車手段と、上記ケ
    ーブルのたるみ検出手段と、上記管内移動台車手段に搭
    載され上記たるみ検出手段の信号を受け所定たるみ範囲
    に維持するよう上記ケーブルの巻出し巻取りを行うケー
    ブルドラム手段とを備えてなることを特徴とする管内移
    動装置。
JP27864497A 1997-10-13 1997-10-13 管内移動装置 Pending JPH11116136A (ja)

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JP27864497A JPH11116136A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 管内移動装置

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JPH11116136A true JPH11116136A (ja) 1999-04-27

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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