JP2586796B2 - 原稿読み取り装置 - Google Patents
原稿読み取り装置Info
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- JP2586796B2 JP2586796B2 JP5201945A JP20194593A JP2586796B2 JP 2586796 B2 JP2586796 B2 JP 2586796B2 JP 5201945 A JP5201945 A JP 5201945A JP 20194593 A JP20194593 A JP 20194593A JP 2586796 B2 JP2586796 B2 JP 2586796B2
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- Japan
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- light incident
- optical
- relay
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿読み取り装置に係
り、とくにファクシミリや複写機等に好適な静止原稿お
よび移動原稿の両方を対象とした原稿読み取り装置に関
する。
り、とくにファクシミリや複写機等に好適な静止原稿お
よび移動原稿の両方を対象とした原稿読み取り装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の静止原稿読取装置は、図３に示す
ように静止原稿の原稿面５５を照射する静止原稿照射ラ
ンプ５４と該静止原稿照射ランプ５４で照射された原稿
面５５の情報を反射出力する反射ミラー５１とを有し，
且つ原稿面５５に沿って往復移動可能に装備された第１
の光学ユニット６０を備えている。また、この第１の光
学ユニット６０の移動に対応して移動し当該第１の光学
ユニット６０からの出力情報をレンズ５７を介してＣＣ
Ｄセンサ５８に送り込む第２の光学ユニット６１とを備
えている。
ように静止原稿の原稿面５５を照射する静止原稿照射ラ
ンプ５４と該静止原稿照射ランプ５４で照射された原稿
面５５の情報を反射出力する反射ミラー５１とを有し，
且つ原稿面５５に沿って往復移動可能に装備された第１
の光学ユニット６０を備えている。また、この第１の光
学ユニット６０の移動に対応して移動し当該第１の光学
ユニット６０からの出力情報をレンズ５７を介してＣＣ
Ｄセンサ５８に送り込む第２の光学ユニット６１とを備
えている。
【０００３】この第２の光学ユニット６１は、第１の光
学ユニット６０からの出力情報を受光し反射する中継反
射ミラー５２と、該中継反射ミラー５２からの反射光を
ＣＣＤセンサに向けて送り出す中継出力ミラー５３とを
備えている。また、符号５６は、原稿面５５を静止原稿
照射ランプ５４で照射することにより得られる反射光
を，反射ミラー５１，中継反射ミラー５２および中継出
力ミラー５３で折り返すことにより得られる光路を示
す。
学ユニット６０からの出力情報を受光し反射する中継反
射ミラー５２と、該中継反射ミラー５２からの反射光を
ＣＣＤセンサに向けて送り出す中継出力ミラー５３とを
備えている。また、符号５６は、原稿面５５を静止原稿
照射ランプ５４で照射することにより得られる反射光
を，反射ミラー５１，中継反射ミラー５２および中継出
力ミラー５３で折り返すことにより得られる光路を示
す。
【０００４】そして、レンズ５７を通してＣＣＤ５８で
読み取る。この時、駆動軸５９により伝達される力によ
り、第１乃至第２の光学ユニット６０，６１は、原稿読
取のために、ユニット６２，ユニット６３の位置まで動
作往復する。
読み取る。この時、駆動軸５９により伝達される力によ
り、第１乃至第２の光学ユニット６０，６１は、原稿読
取のために、ユニット６２，ユニット６３の位置まで動
作往復する。
【０００５】また、静止原稿の読取と、移動原稿の読み
取りとを同一の光学系で兼用するために、移動原稿の原
稿面は、前述した静止原稿の原稿面５５と同一平面上に
一致させる必要上、図３における当該静止原稿の原稿面
５５の左右いずれかの方向に移動した位置に配置されて
いた。
取りとを同一の光学系で兼用するために、移動原稿の原
稿面は、前述した静止原稿の原稿面５５と同一平面上に
一致させる必要上、図３における当該静止原稿の原稿面
５５の左右いずれかの方向に移動した位置に配置されて
いた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の原稿読取に
かかる光学系では、静止原稿読取機構と移動原稿読取機
構を同一の光学系で兼用するために、光学系を構成する
第１乃至第２の光学ユニット６０，６１を、静止原稿読
取の原稿読取範囲から移動原稿読取位置まで、移動させ
なければならない、という煩わしさが生じ、更に、この
移動距離分だけ、光学系の占有する領域が大きくなり、
装置全体が大型化するという不都合があった。
かかる光学系では、静止原稿読取機構と移動原稿読取機
構を同一の光学系で兼用するために、光学系を構成する
第１乃至第２の光学ユニット６０，６１を、静止原稿読
取の原稿読取範囲から移動原稿読取位置まで、移動させ
なければならない、という煩わしさが生じ、更に、この
移動距離分だけ、光学系の占有する領域が大きくなり、
装置全体が大型化するという不都合があった。
【０００７】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに第１乃至第２の光学ユニット全体の移
動を行うことなく静止原稿読取と移動原稿読取の切替え
を容易に成し得ると共に、装置全体の小型化を図った原
稿読み取り装置を提供することを、その目的とする。
を改善し、とくに第１乃至第２の光学ユニット全体の移
動を行うことなく静止原稿読取と移動原稿読取の切替え
を容易に成し得ると共に、装置全体の小型化を図った原
稿読み取り装置を提供することを、その目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明では、静止原稿を
照射する静止原稿照射ランプと該静止原稿照射ランプで
照射された静止原稿面の情報を反射出力するミラーとを
有し，静止原稿に沿って往復移動可能に装備された第１
の光学ユニットと、この第１の光学ユニットの移動に対
応して移動し当該第１の光学ユニットからの出力情報を
ＣＣＤセンサに送り込む第２の光学ユニットとを備えて
いる。
照射する静止原稿照射ランプと該静止原稿照射ランプで
照射された静止原稿面の情報を反射出力するミラーとを
有し，静止原稿に沿って往復移動可能に装備された第１
の光学ユニットと、この第１の光学ユニットの移動に対
応して移動し当該第１の光学ユニットからの出力情報を
ＣＣＤセンサに送り込む第２の光学ユニットとを備えて
いる。
【０００９】第２の光学ユニットは、第１の光学ユニッ
トからの出力情報を受光し反射する中継反射ミラーと、
該中継反射ミラーからの反射光をＣＣＤセンサに送り込
む中継出力ミラーと、この中継出力ミラーの反射面の光
入射光路を可変設定する光入射光路切替え機構とにより
構成されると共に、光入射光路切替え機構を、中継出力
ミラーの反射面の光入射光路を可変設定するカム部と、
このカム部を一方向クラッチを介して所定の範囲で回転
駆動する駆動軸と、カム部に装備され，当該カム部の一
方向の回転により中継出力ミラーと係合する爪と、この
駆動軸の逆転時にカム部を定位置に引き込む引張ばねと
を含む構成とする。
トからの出力情報を受光し反射する中継反射ミラーと、
該中継反射ミラーからの反射光をＣＣＤセンサに送り込
む中継出力ミラーと、この中継出力ミラーの反射面の光
入射光路を可変設定する光入射光路切替え機構とにより
構成されると共に、光入射光路切替え機構を、中継出力
ミラーの反射面の光入射光路を可変設定するカム部と、
このカム部を一方向クラッチを介して所定の範囲で回転
駆動する駆動軸と、カム部に装備され，当該カム部の一
方向の回転により中継出力ミラーと係合する爪と、この
駆動軸の逆転時にカム部を定位置に引き込む引張ばねと
を含む構成とする。
【００１０】そして、この光入射光路切替え機構の爪の
係合により可変設定される新たな光入射光路に直交し
て、該光入射光路の発光面側部分に、移動原稿の原稿面
が設定されている、という構成を採っている。これによ
って前述した目的を達成しようとするものである。
係合により可変設定される新たな光入射光路に直交し
て、該光入射光路の発光面側部分に、移動原稿の原稿面
が設定されている、という構成を採っている。これによ
って前述した目的を達成しようとするものである。
【００１１】
【作 用】静止原稿照射ランプ４で照射して得られる原
稿面５の反射光は、反射出力ミラー１，中継反射ミラー
２，中継出力ミラー３で折り返えされ光路６が設定され
る。この光路６を経て出力される反射光は、ＣＣＤ８で
読み取られる。この時、駆動軸９により伝達される力に
より、図示しない搬送手段を介して第１乃至第２の光学
ユニット１０，１１が、原稿読取のために、図１中のユ
ニット１２，ユニット１３の位置まで動作往復する。
稿面５の反射光は、反射出力ミラー１，中継反射ミラー
２，中継出力ミラー３で折り返えされ光路６が設定され
る。この光路６を経て出力される反射光は、ＣＣＤ８で
読み取られる。この時、駆動軸９により伝達される力に
より、図示しない搬送手段を介して第１乃至第２の光学
ユニット１０，１１が、原稿読取のために、図１中のユ
ニット１２，ユニット１３の位置まで動作往復する。
【００１２】一方、移動原稿に対する読み取りを兼用す
るため、前述したように、移動原稿の原稿面１４に移動
原稿照射ランプ１５で照射した光を中継出力ミラー３で
折り返えすことによって光路１６を設け、静止原稿読み
取り時と同様に読み取る。この場合、静止原稿読取時と
移動原稿読取時を中継出力ミラー３を可動することによ
って光路を選択して切り換える。即ち、駆動軸９Ａから
カム部９に一方向の回転力が伝達されると、カム部９に
設けられた爪が中継反射ミラー３と係合状態となり一定
角度で固定される。この爪が係合した後にはカム部９は
一方向クラッチ９Ｂにより空転状態となる。この状態で
移動原稿の読み取りが行われ、静止原稿の読み取り時に
は、駆動時が逆転してカム部９の爪が解除され中継反射
ミラー３は引っ張りバネ１９に付勢されて新たな角度で
固定される。これにより、この光路の選択切替えが行わ
れる。
るため、前述したように、移動原稿の原稿面１４に移動
原稿照射ランプ１５で照射した光を中継出力ミラー３で
折り返えすことによって光路１６を設け、静止原稿読み
取り時と同様に読み取る。この場合、静止原稿読取時と
移動原稿読取時を中継出力ミラー３を可動することによ
って光路を選択して切り換える。即ち、駆動軸９Ａから
カム部９に一方向の回転力が伝達されると、カム部９に
設けられた爪が中継反射ミラー３と係合状態となり一定
角度で固定される。この爪が係合した後にはカム部９は
一方向クラッチ９Ｂにより空転状態となる。この状態で
移動原稿の読み取りが行われ、静止原稿の読み取り時に
は、駆動時が逆転してカム部９の爪が解除され中継反射
ミラー３は引っ張りバネ１９に付勢されて新たな角度で
固定される。これにより、この光路の選択切替えが行わ
れる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図２に基
づいて説明する。この図１乃至図２に示す実施例は、静
止原稿の原稿面５を照射する静止原稿照射ランプ４と該
静止原稿照射ランプ４で照射された静止原稿の原稿面５
の情報を反射出力する反射出力ミラー１とを有し，静止
原稿に沿って往復移動可能に装備された第１の光学ユニ
ット１０を備えている。また、この第１の光学ユニット
１０の移動に対応して移動し当該第１の光学ユニット１
０からの出力情報をＣＣＤセンサ８に送り込む第２の光
学ユニット１１を備えている。
づいて説明する。この図１乃至図２に示す実施例は、静
止原稿の原稿面５を照射する静止原稿照射ランプ４と該
静止原稿照射ランプ４で照射された静止原稿の原稿面５
の情報を反射出力する反射出力ミラー１とを有し，静止
原稿に沿って往復移動可能に装備された第１の光学ユニ
ット１０を備えている。また、この第１の光学ユニット
１０の移動に対応して移動し当該第１の光学ユニット１
０からの出力情報をＣＣＤセンサ８に送り込む第２の光
学ユニット１１を備えている。
【００１４】第２の光学ユニット１１は、第１の光学ユ
ニット１０からの出力情報を受光し反射する中継反射ミ
ラー２と、該中継反射ミラー２からの反射光をＣＣＤセ
ンサ８に送り込む中継出力ミラー３と、この中継出力ミ
ラー３の反射面の光入射光路６を可変設定する光入射光
路切替え機構１１Ａとにより構成されている。
ニット１０からの出力情報を受光し反射する中継反射ミ
ラー２と、該中継反射ミラー２からの反射光をＣＣＤセ
ンサ８に送り込む中継出力ミラー３と、この中継出力ミ
ラー３の反射面の光入射光路６を可変設定する光入射光
路切替え機構１１Ａとにより構成されている。
【００１５】この光入射光路切替え機構１１Ａにより可
変設定される新たな光入射光路１６に直交して、該光入
射光路１６の発光面側部分に、移動原稿の原稿面１４が
設定されている。符号１５は、移動原稿の原稿面１４を
照射する移動原稿照射ランプを示す。
変設定される新たな光入射光路１６に直交して、該光入
射光路１６の発光面側部分に、移動原稿の原稿面１４が
設定されている。符号１５は、移動原稿の原稿面１４を
照射する移動原稿照射ランプを示す。
【００１６】光入射光路切替え機構１１Ａは、前述した
中継出力ミラー３の反射面の光入射光路を可変設定する
カム部９と、このカム部９を一方向クラッチ９Ｂを介し
て所定の範囲で回転駆動する駆動軸９Ａと、カム部９に
装備され，当該カム部９の一方向の回転により中継出力
ミラー３と係合する爪と、この駆動軸９Ａの逆転時にカ
ム部９を定位置に引き込む引張ばね１９とを含んだ構成
となっている。
中継出力ミラー３の反射面の光入射光路を可変設定する
カム部９と、このカム部９を一方向クラッチ９Ｂを介し
て所定の範囲で回転駆動する駆動軸９Ａと、カム部９に
装備され，当該カム部９の一方向の回転により中継出力
ミラー３と係合する爪と、この駆動軸９Ａの逆転時にカ
ム部９を定位置に引き込む引張ばね１９とを含んだ構成
となっている。
【００１７】これを更に詳述する。静止原稿照射ランプ
４で照射して得られる原稿面５の反射光は、反射出力ミ
ラー１，中継反射ミラー２，中継出力ミラー３で折り返
えされ光路６が設定される。この光路６を経て出力され
る反射光は、レンズ７を通してＣＣＤ８で読み取られ
る。この時、駆動軸９により伝達される力により、図示
しない搬送手段を介して第１乃至第２の光学ユニット１
０，１１が、原稿読取のために、図１中のユニット１
２，ユニット１３の位置まで動作往復する。
４で照射して得られる原稿面５の反射光は、反射出力ミ
ラー１，中継反射ミラー２，中継出力ミラー３で折り返
えされ光路６が設定される。この光路６を経て出力され
る反射光は、レンズ７を通してＣＣＤ８で読み取られ
る。この時、駆動軸９により伝達される力により、図示
しない搬送手段を介して第１乃至第２の光学ユニット１
０，１１が、原稿読取のために、図１中のユニット１
２，ユニット１３の位置まで動作往復する。
【００１８】一方、移動原稿送り機構における読み取り
を兼用するため、前述したように、移動原稿の原稿面１
４に移動原稿照射ランプ１５で照射した光をミラー３で
折り返えすことによって光路１６を設け、静止原稿読み
取り時と同様に読み取る。この場合、静止原稿読取時と
自動原稿読取時を中継出力ミラー３を可動することによ
って光路を選択して切り分ける。
を兼用するため、前述したように、移動原稿の原稿面１
４に移動原稿照射ランプ１５で照射した光をミラー３で
折り返えすことによって光路１６を設け、静止原稿読み
取り時と同様に読み取る。この場合、静止原稿読取時と
自動原稿読取時を中継出力ミラー３を可動することによ
って光路を選択して切り分ける。
【００１９】中継出力ミラー３の切替え方法について図
２を参照して説明する。駆動軸９Ａから一方向クラッチ
９Ｂを介して動力の伝えられるカム部９は、駆動開始と
同時に図２の時計方向に回転動作が付勢され、ミラーホ
ルダ１８から爪がはずれて分離し、中継出力ミラー３及
びミラーホルダ１８は引張バネ１９によって回転動作
し、静止原稿読取用の光路６を形成しつつ、第２の光学
ユニット１１が送行される。この送行中、カム部９は、
駆動軸９Ａと同期して回転する。
２を参照して説明する。駆動軸９Ａから一方向クラッチ
９Ｂを介して動力の伝えられるカム部９は、駆動開始と
同時に図２の時計方向に回転動作が付勢され、ミラーホ
ルダ１８から爪がはずれて分離し、中継出力ミラー３及
びミラーホルダ１８は引張バネ１９によって回転動作
し、静止原稿読取用の光路６を形成しつつ、第２の光学
ユニット１１が送行される。この送行中、カム部９は、
駆動軸９Ａと同期して回転する。
【００２０】第２の光学ユニット１１の往復運動のた
め、駆動軸９Ａが逆転運動に転換する。この場合、カム
部９は戻って来た第２の光学ユニット１１のミラーホル
ダ１８に逆転しながら爪をひっかけると共に引張ばね１
９の力に抗して、中継出力ミラー３とミラーホルダ１８
を矢印Ａの方向に回転動作させ、自動原稿送り読取用の
光路１６を形成する。カム部９が完全にミラーホルダ１
８に連結すると、一方向クラッチ９Ｂが駆動軸９Ａとの
間で空転し、中継出力ミラー３を精度よく定位置に設定
する。
め、駆動軸９Ａが逆転運動に転換する。この場合、カム
部９は戻って来た第２の光学ユニット１１のミラーホル
ダ１８に逆転しながら爪をひっかけると共に引張ばね１
９の力に抗して、中継出力ミラー３とミラーホルダ１８
を矢印Ａの方向に回転動作させ、自動原稿送り読取用の
光路１６を形成する。カム部９が完全にミラーホルダ１
８に連結すると、一方向クラッチ９Ｂが駆動軸９Ａとの
間で空転し、中継出力ミラー３を精度よく定位置に設定
する。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、カム部に設けられた爪の係合
及び解除により中継出力ミラーの定位置の切り換えを行
い、静止原稿読取系と移動原稿読取系の光路を自動的に
切り替えることが可能としている。このため、この切り
換え動作の際には光学系全体を必ず移動させる必要はな
く、また、この切り替え動作は光入射光路切替え機構に
よって迅速且つ容易に行うことが可能となり、前述した
ごとく移動原稿読取のための光学系のスペースをとくに
必要としないことから装置全体を小型化することが出来
るという従来にない優れた原稿読み取り装置を提供する
ことができる。
及び解除により中継出力ミラーの定位置の切り換えを行
い、静止原稿読取系と移動原稿読取系の光路を自動的に
切り替えることが可能としている。このため、この切り
換え動作の際には光学系全体を必ず移動させる必要はな
く、また、この切り替え動作は光入射光路切替え機構に
よって迅速且つ容易に行うことが可能となり、前述した
ごとく移動原稿読取のための光学系のスペースをとくに
必要としないことから装置全体を小型化することが出来
るという従来にない優れた原稿読み取り装置を提供する
ことができる。
【図１】本発明の一実施例における光学系構成図であ
る。
る。
【図２】図２内における光入射光路切替え機構の一例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図３】従来例を示す光学系構成図である。
１ 反射出力ミラー ２ 中継反射ミラー ３ 中継出力ミラー ４ 静止原稿照射ランプ ５ 静止原稿の原稿面 ６ 光入射光路 ８ ＣＣＤセンサ ９ カム部 ９Ａ 駆動軸 ９Ｂ 一方向クラッチ １０ 第１の光学ユニット １１ 第２の光学ユニット １１Ａ 光入射光路切替え機構 １２ 第１の光学ユニットの移動終端 １３ 第２の光学ユニットの移動終端 １４ 移動原稿の原稿面 １５ 移動原稿照射ランプランプ １６ 光入射光路 １８ ミラーホルダ １９ 引張ばね
Claims (1)
- 【請求項１】 静止原稿を照射する静止原稿照射ランプ
と該静止原稿照射ランプで照射された静止原稿面の情報
を反射出力するミラーとを有し，前記静止原稿に沿って
往復移動可能に装備された第１の光学ユニットと、 この第１の光学ユニットの移動に対応して移動し当該第
１の光学ユニットからの出力情報をＣＣＤセンサに送り
込む第２の光学ユニットとを備えた原稿読み取り装置に
おいて、 前記第２の光学ユニットを、前記第１の光学ユニットか
らの出力情報を受光し反射する中継反射ミラーと、該中
継反射ミラーからの反射光をＣＣＤセンサに送り込む中
継出力ミラーと、この中継出力ミラーの反射面に対する
光入射光路を可変設定する光入射光路切替え機構とによ
り構成すると共に、前記光入射光路切替え機構を、前記中継出力ミラーの反
射面の光入射光路を可変設定するカム部と、このカム部
を一方向クラッチを介して所定の範囲で回転駆動する駆
動軸と、前記カム部に装備され，当該カム部の一方向の
回転により前記中継出力ミラーと係合する爪と、この駆
動軸の逆転時に前記カム部を定位置に引き込む引張ばね
とを含む構成とし、 この光入射光路切替え機構の前記爪の係合により可変設
定される新たな光入射光路に直交して該光入射光路の発
光面側部分に、移動原稿の原稿面が設定されていること
を特徴とした原稿読み取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5201945A JP2586796B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 原稿読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5201945A JP2586796B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 原稿読み取り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738709A JPH0738709A (ja) | 1995-02-07 |
| JP2586796B2 true JP2586796B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16449383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5201945A Expired - Lifetime JP2586796B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 原稿読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586796B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61107264U (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-08 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP5201945A patent/JP2586796B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0738709A (ja) | 1995-02-07 |
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