JP2586428Y2 - 物品収納構造体 - Google Patents

物品収納構造体

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JP2586428Y2
JP2586428Y2 JP7463192U JP7463192U JP2586428Y2 JP 2586428 Y2 JP2586428 Y2 JP 2586428Y2 JP 7463192 U JP7463192 U JP 7463192U JP 7463192 U JP7463192 U JP 7463192U JP 2586428 Y2 JP2586428 Y2 JP 2586428Y2
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宏 田中
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ヒロックテクニカ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は物品収納構造体にかんす
る。
【0002】
【従来の技術】昇降台等の物品収納構造体においては、
従来までは該昇降台をモーター、ギヤー等を有する上下
動機構を介して昇降させるものや、積載荷重をスプリン
グ等の弾発保持部材の保持力に釣合わせる事により、該
昇降台の手動による昇降を可能としたものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしモーター等を使
用すれば全体の構造が複雑となり危険でありしかも価格
が高くなる欠点があった。またスプリング等で積載荷重
を釣合わせるものでは、軽荷重に合せれば重荷重の際そ
の重荷重のため昇降台を上昇させにくく、逆に重荷重に
合せれば軽荷重の際その弾発力のため引下げにくくなる
という欠点が有った。そこで本案では物品を昇降台に積
載した場合も、積載しない場合も昇降台を手で軽く上昇
させたり下降させたりする事が出来る物品収納構造体を
提供する事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本考案に係わる物品収納構造体は、上下動自在な主
台と、該主台に弾発部材を介して弾発的に取付けられる
と共に物品が積載される副台とを有する昇降台と、上記
副台への物品積載による該副台と上記主台との間の変位
を検知する検知機構と、該検知機構の変位検知により積
載荷重とほぼ釣合う力にて上記昇降台を保持し該昇降台
の上下方向位置の変更を該昇降台への微少な押圧力付与
をもって可能とするバランス機構とを備えたものであ
る。
【0005】
【作用】昇降台の副台に物品を積載した場合に、検知機
構により物品積載による副台と主題との変位を検知する
事ができ、この変位検知により、その積載荷重とほぼ釣
合う力にてバランス機構が昇降台を保持し、しかも昇降
台の上下方向位置の変更を該昇降台への微少な押圧力付
与を以て可能としているので、昇降台の上げ下げを容易
に行うことが出来る。
【0006】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。図1は本考案に係わる物品収納構造体を示し具
体的には昇降台を示している。この構造体は上下動自在
な主台1と副台3とを有する昇降台4と、副台3と主台
1との変位を検知する検知機構31と、積載荷重とほぼ
釣合うバランス機構32とを備える。副台3には物品2
が積載される。即ち昇降台4の主台1は底壁1aと後壁
1bとを備えガイド機構33を介して矢印A、Bの如く
上下動自在とされる。ガイド機構は図2に示すように昇
降台4の外側面に配設されるガイドレール5と底壁1
a、後壁1bから突設されてガイドレール5…に転動自
在として嵌合するローラー6…とからなる。また昇降台
4の副台3は主台1の底壁1aとの間に介装される弾発
部材7を介して弾発的に主台1に取付けられる。弾発部
材7は例えばコイルバネのように荷重に応じてその高さ
が変化するものである。
【0007】検知機構31は主台1の後壁1bに付設さ
れた軸23に、そのコーナー部10付近に設けられた穴
30を嵌合させ揺動自在に保持されたL字形部材9を備
える。該L字形部材9は図4に於いてその垂直部を形成
する端部に、線条体13を貫通させその位置を移動させ
る操作ガイド14を設けると共に、その水平部を形成す
る端部8に開設された穴28を副台3より突出された軸
12に回転自在に嵌合される。従って副台3の上下に伴
ないL字形部材9の端部8の穴28に嵌合された軸12
により矢印E又はF方向に押圧されればL字形部材9が
穴30を中心に揺動し、これに伴ないL字形部材9の他
端に設けられた操作ガイド14が矢印G又はH方向に移
動する。 そして図2に示すように物品2が副台3に積
載されていない状態では副台3は弾発部材7の弾発力に
より上に押しあげられているので、副台3より突設され
た軸12に嵌合しているL字形部材9の端部8も上方E
に引上げられるので図4に示すように該L字形部材9の
他端に枢着された操作ガイド14は右の方Jに位置し、
図3に示すように物品2が副台3に積載された際にはこ
の積載荷重により弾発部材7の弾発力に抗して副台3が
下降し、これによりL字形部材9の端部8が下方Fに押
され他端の操作ガイド14は図の左の方Kに移動する。
【0008】バランス機構32は昇降台4の主台1の後
壁1bに軸受け18で回転自在に取付けられた軸15に
結合された巻取り車16と、同じく軸15に結合された
直径が段階的に変化する巻取り車17とからなる。巻取
り車16と巻取り車17とは軸15を介して一体的に回
転する。 巻取り車16には線条体19の一端が結合さ
れ、該線条体をその外周部に数回巻回し固定壁34に支
持された滑車20を懸回して他の一端が釣合い重り21
に結合されている。巻取り車17には線条体13の一端
が結合され、該線条体をその外周部に巻回して操作ガイ
ド14を貫通して他の一端が上部固定壁34に結合され
ている。釣合い重り21はその重量により巻取り車16
に回転力を与え、これに結合された軸15を介して巻取
り車17に線条体13が常に巻取られるように作用して
いる このため昇降台4には釣合い重り21により常に
引上げ力が作用している。この引上げ力は釣合い重り2
1の重量が一定の時、線条体13が巻きとられる巻取り
車17の直径により変化する。即ち巻取り車17の直径
がMのように小さいとき引上げ力は大きく、直径がPの
ように大きいときは引上げ力は小さくなる。
【0009】なお図3において、35は昇降台4の昇降
を規制するロック機構であり、このロック機構35は爪
部材36と操作部38とからなるL字形部材で、そのコ
ーナー部に設けられた支点37を中心に揺動自在とされ
る。操作部38を矢印Tの方向に操作すれば、爪部材3
6が主台1の突出部39と噛合い昇降台4の昇降を規制
し、矢印Uの方向に操作すれば、爪部材36が主台1の
突出部39から外れ昇降台4の昇降を可能とする。ロッ
ク機構は昇降台4の最上位点と最下位点とに設けられ
る。
【0010】次に上述の如く構成された物品収納構造体
の使用方法を説明する。昇降台4が最下位置に於いて図
3に示すように物品2を副台3に積載すれば、この物品
2の荷重により副台3が弾発部材7の弾発力に抗して主
台1に対して相対的に下降するが、このとき検知機構3
1のL字形部材9の端部8が下方へ押し下げられ、L字
形部材9が矢印Sの如く揺動しこれにより操作ガイド1
4は矢印Hの方向に移動する。ここで昇降台4のロック
機構35を解除し、昇降台4を手で押して上昇させると
巻取り車17は釣合い重り21の作用により回転して線
条体13を巻取るが、線条体13は操作ガイド14によ
り図のIの位置に移動するので巻取り車17のN部分に
巻きとられる事になる。この場合上述のようにP部分に
巻きとられる時よりも昇降台4に作用する引上げ力は大
きくなる。物品2の重量がさらに大きい時は副台3の主
台1に対する相対的降下量が更に大きくなるため操作ガ
イド14はK位置まで移動し、従って線条体13は巻取
り車17のM部分に巻きとられるので昇降台4に作用す
る引上げ力は更に大きくなる。物品を積載しない時は副
台3は弾発部材7の弾発力により押しあげられ、そのた
めL字形部材9の端部8はE方向に押し上げられ、操作
ガイド14はJの位置に移動する。従って線条体13は
巻取り車17のP部分に巻きとられる。即ち釣合い重り
21が一定でも積載荷重に応じて昇降台4に作用する引
上げ力が変化するので、僅かな上下方向付与力で昇降台
4を上下させることが出来る。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成しているので、
次に記載する効果をそうする。物品2を昇降台4に積載
した場合もしない場合も、又物品2の重量が大きいとき
も小さいときもスムーズに手で軽く昇降台4を上昇させ
たり下降させたりする事が出来る。またモーター等の電
力源を使用する必要がなく、全体として構造が簡単であ
りしかもコスト高にならない利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す簡略斜視図である。
【図2】簡略断面図である。
【図3】簡略断面図である。
【図4】検知機構.バランス機構の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 主台 2 物品 3 副台 4 昇降台 7 弾発部材 17 巻取り車 21 釣合い重り 31 検知機構 32 バランス機構 33 ガイド機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在な主台(1)と該主台(1)
    に弾発部材(7)を介して弾発的に取付けられると共に
    物品(2)が積載される副台(3)と、を有する昇降台
    (4)と、上記副台(3)への物品積載による該副台
    (3)と上記主台(1)との間の変位を検知する検知機
    構(31)と、該検知機構(31)の変位検知により積
    載荷重とほぼ釣合う力にて上記昇降台(4)を保持し、
    該昇降台(4)の上下方向位置の変更を該昇降台(4)
    への微小な押圧力付与をもって可能とするバランス機構
    (32)とを備えた事を特徴とする物品収納構造体。
JP7463192U 1992-09-14 1992-09-14 物品収納構造体 Expired - Lifetime JP2586428Y2 (ja)

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JPH0626567U JPH0626567U (ja) 1994-04-12
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