JP2586374B2 - 加算回路用テスト回路 - Google Patents

加算回路用テスト回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加算回路用テスト回路に
関し、特に並列加算回路を構成する各々の加算器毎のキ
ャリー伝播時間の点検により動作の確認を行う加算回路
用テスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを構成する並列加算回路が
正常動作であるか否かのテストの一つとして、キャリー
の伝播時間の点検がある。この点検のため、上記並列加
算回路を構成する各々の加算器のキャリー伝播経路を切
分けテスト信号を供給するとともに、各々の上記加算器
のキャリー入力にキャリー信号が供給されない、すなわ
ち、桁上げを生じないようなテスト回路が必要となる。
【0003】従来のこの種のテスト回路は、例えば、特
開平3−84638号公報に記載されているように、加
算器等の演算回路で構成された演算装置の各々の段の演
算回路の入力側に通常データとテストデータとを切替え
るデータ用のセレクタと、上記各々の段の演算回路のキ
ャリー信号をテスト時には次段に伝播しないように切離
すとともにテスト信号を入力するためのキャリー用のセ
レクタとを備え、テスト時のときには各々の上記演算回
路を独立してテストできるように構成されていた。
【0004】図4を参照すると、従来の加算回路用テス
ト回路は、並列に配列された全加算器11〜14からな
る4ビットの加算回路1と、全加算器11〜14の入力
データおよびキャリー信号を通常動作モード時とテスト
モード時とに切替えてテストを実行するテスト回路5と
を備える。
【0005】テスト回路5は、切替信号Kにより通常の
入力データA,BとテストデータTA,TBとを切替る
データ用のセレクタ51〜58と、切替信号Kにより全
加算器11〜14の各段のキャリー信号とキャリーテス
トデータTCとを切替るキャリー用のセレクタ61〜6
4と、テストデータTA,TB,TCおよび切替信号K
を出力するテスト制御回路71とを備える。
【0006】次に、従来の加算回路用テスト回路の動作
について説明すると、テストモードのときは、切替信号
Kの制御によりセレクタ51〜58は、全加算器11〜
14の入力データとしてテストデータTA,TBを供給
するよう切替られる。同様に、セレクタ61〜64は、
全加算器11〜14のキャリー信号入力としてテストデ
ータTCを供給するように切替られる。全加算器11〜
14の各々の出力データは、これらテストデータTA,
TB,TCの入力に対応したそれぞれの和出力データS
0〜S3,キャリー信号C0〜C3である。
【0007】加算回路1は、上述のように、所要の4ビ
ットに対応する4個の全加算器11〜14を並列に配列
しキャリー信号を次段に伝播させるリプルキャリー方式
の加算回路であり、この方式の動作速度はキャリー信号
の伝播速度に大きく依存する。一方、セレクタ61〜6
4は、複数のトランジスタを並列あるいは直列に用いた
スイッチ回路であり、これらトランジスタの導通時の遅
延時間が存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の加算回
路用テスト回路は、各段を切離し個々の全加算器の入力
データおよびキャリー信号を対応するテストデータと切
替ることによりテストを行うので、上記キャリー信号の
伝播経路に上記切替用のセレクタが挿入されるため、上
記セレクタの遅延時間により通常動作時における加算回
路の演算速度が低下するという欠点があった。また、各
段の上記全加算器のキャリー信号を参照し切替るための
端子増設等を必要とするという欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加算器用テスト
回路は、Nビットの第1および第2のデータの各々のビ
ットの第1および第2のビットデータが入力する第1お
よび第2のデータ入力端子とデータ出力端子とキャリー
入力端子およびキャリー出力端子とを有するN個の全加
算器を前記Nビットの最下位ビットから最上位ビットに
それぞれ対応した重みの順序に並列に配列し各々の前記
全加算器のキャリー出力端子を上位ビットの前記全加算
器のキャリー入力端子に接続した並列加算回路の動作状
態をテストする加算回路用テスト回路において、前記第
1および第2のビットデータの各々とこれら第1および
第2のビットデータ対応のテスト用の第1および第2の
テストデータの各々とのいずれか一方を選択しそれぞれ
第1,第2の選択データを出力するそれぞれN個の第
1,第2の選択回路と、前記第1,第2の選択データの
各々とキャリー動作テスト用の第3のテストデータとの
いずれか一方を選択しそれぞれ第3,第4の選択データ
を前記N個の全加算器の各々の前記第1および第2の入
力端子に供給するそれぞれN個の第3,第4の選択回路
と、前記第1〜第3のテストデータを供給するとともに
前記第1〜第4の選択回路の選択動作を制御する制御信
号を供給するテスト制御回路とを備えて構成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の加算回路用テスト回路の第
一の実施例を示すブロック図である。本実施例の加算回
路用テスト回路は、図1に示すように、従来と同様の全
加算器11〜14からなる4ビットの加算回路1と、全
加算器11〜14の入力データを通常動作モード時とテ
ストモード時とに切替えてテストを実行するテスト回路
2とを備える。
【0012】テスト回路2は切替信号K1により通常の
入力データA,BとテストデータX,Yとを切替るセレ
クタ21〜28と、切替信号K2によりセレクタ21,
22,および25,26の各々の出力とテストデータZ
とを切替えこれら選択したデータを全加算器11,13
にそれぞれ供給するセレクタ31,32,および35,
36と、切替信号K3によりセレクタ23,24,およ
び27,28の各々の出力とテストデータZとを切替え
これら選択したデータを全加算器12,14にそれぞれ
供給するセレクタ33,34,および37,38と、テ
ストデータX,Y,Zおよび切替信号K1〜K3を出力
するテスト制御回路41とを備える。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例におけるテストは2段階で行ない、最初に、全
加算器11,13をテストし、次に全加算器12,14
をテストする。まず、切替信号K1の制御によりセレク
タ21〜28がテストデータX,Yを選択する。次に、
切替信号K2の制御によりセレクタ31,32,および
35,36がそれぞれ対応するセレクタ21,22,お
よび25,26からのテストデータX,Yを選択して全
加算器11,13の入力a,bにそれぞれ供給する。同
時に、切替信号K3の制御によりセレクタ33,34,
および37,38がテストデータZを選択して全加算器
12,14の入力a,bにそれぞれ供給する。
【0014】このテストモードのときの動作における入
出力データの様子を示す図2を参照すると、テストデー
タX,Yが全加算器11,13の入力a,bにそれぞれ
供給され、それぞれの出力sから和出力S0=S2=X
+Yが出力される。一方、テストデータZ=’0’が全
加算器12,14の入力a,bにそれぞれ供給されてい
るので、これら全加算器12,14は次段へのキャリー
信号C1,C3が’0’となる。また、前段のキャリー
信号C0,C2の値はそれぞれの和出力S1,S3(=
XY)の値と同一であることから知ることができる。ま
た、テストデータZ=’1’とすると、キャリー信号C
0,C2が必ず’1’となる状態のテストを実行でき、
全加算器11,13の和出力S0=S2=X+Y+1
が、また全加算器12,14の和出力S1,S3はその
ときのキャリー信号C0,C2と同一値がそれぞれ出力
される。以上により全加算器11,13のテストが完了
する。
【0015】次に、切替信号K2の制御によりセレクタ
33,34,および37,38がそれぞれ対応するセレ
クタ23,24,および27,28からのテストデータ
X,Yを選択して全加算器12,14の入力a,bにそ
れぞれ供給し、同時に、切替信号K3の制御によりセレ
クタ31,32,および35,36がテストデータZを
選択して全加算器11,13の入力a,bにそれぞれ供
給することにより、全加算器12,14を同様にテスト
する。
【0016】本発明の第二の実施例を示す図3を参照す
ると、この第二の実施例のテスト回路2Aは、前述の第
1の実施例におけるセレクタ31〜38の代りに、テス
ト信号Uとセレクタ21,22および25,26の各々
の出力とのANDをとるANDゲート81,82および
85,86と、テスト信号Vとセレクタ23,24,お
よび27,28の各々の出力とのANDをとるANDゲ
ート83,84および87,88とを備える。
【0017】本実施例の動作は、第一の実施例における
テストデータZの値が常に’0’である場合と同一であ
る。セレクタの半数を単純な論理ゲートに置換えること
により、回路規模を縮小することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加算回路
用テスト回路は、全加算器のキャリー伝播経路を切替え
てテスト信号を供給するためのセレクタを必要としない
ので、上記セレクタの遅延時間による通常動作時におけ
る演算速度の低下がなくなり、高速化できるという効果
がある。また、各段の上記全加算器のキャリー信号の値
が和出力から判定できるので、このキャリー信号を参照
するための端子増設等を必要としないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加算回路用テスト回路の第一の実施例
を示すブロック図である。
【図2】本実施例の加算回路用テスト回路におけるテス
トデータ入力と出力との関係を示す図である。
【図3】本発明の加算回路用テスト回路の第一の実施例
を示すブロック図である。
【図4】従来の加算回路用テスト回路の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 加算回路 2,2A,5 テスト回路 11〜14 全加算器 21〜28,31〜38,51〜58,41〜44
セレクタ 41,71 テスト制御回路 81〜88 ANDゲート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nビットの第1および第2のデータの各
    々のビットの第1および第2のビットデータが入力する
    第1および第2のデータ入力端子とデータ出力端子とキ
    ャリー入力端子およびキャリー出力端子とを有するN個
    の全加算器を前記Nビットの最下位ビットから最上位ビ
    ットにそれぞれ対応した重みの順序に並列に配列し各々
    の前記全加算器のキャリー出力端子を上位ビットの前記
    全加算器のキャリー入力端子に接続した並列加算回路の
    動作状態をテストする加算回路用テスト回路において、 前記第1および第2のビットデータの各々とこれら第1
    および第2のビットデータ対応のテスト用の第1および
    第2のテストデータの各々とのいずれか一方を選択しそ
    れぞれ第1,第2の選択データを出力するそれぞれN個
    の第1,第2の選択回路と、 前記第1,第2の選択データの各々とキャリー動作テス
    ト用の第3のテストデータとのいずれか一方を選択しそ
    れぞれ第3,第4の選択データを前記N個の全加算器の
    各々の前記第1および第2の入力端子に供給するそれぞ
    れN個の第3,第4の選択回路と、 前記第1〜第3のテストデータを供給するとともに前記
    第1〜第4の選択回路の選択動作を制御する制御信号を
    供給するテスト制御回路とを備えることを特徴とする加
    算回路用テスト回路。
  2. 【請求項2】 前記第3のテスト信号の値を常に’0’
    と設定し、前記第3,第4の選択回路が前記第3のテス
    トデータと前記第1,第2の選択データの各々との論理
    積演算を行なう論理積回路を備えることを特徴とする請
    求項1記載の加算回路用テスト回路。
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JPH0337717A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Nec Corp 演算回路

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