JP2586219Y2 - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JP2586219Y2
JP2586219Y2 JP1993050444U JP5044493U JP2586219Y2 JP 2586219 Y2 JP2586219 Y2 JP 2586219Y2 JP 1993050444 U JP1993050444 U JP 1993050444U JP 5044493 U JP5044493 U JP 5044493U JP 2586219 Y2 JP2586219 Y2 JP 2586219Y2
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JP
Japan
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water heater
combustion chamber
combustion
burner
joint
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Inventor
友久 石黒
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パロマ工業株式会社
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、燃焼室で燃料ガスを燃
焼し、熱交換器を加熱する給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器は、異常過熱によって燃焼室にひ
び割れ、穴あきが生じたときに、これを感知して燃焼を
停止する温度ヒューズ等の過熱防止器を備えている。
れらの過熱防止器は、建物への取付け面である給湯器の
背面側に設けられて、火災の発生を防止している。過熱
防止器の従来の取付け例を第3、4、5、図にて説明す
る。過熱防止器の切断器5は、クランク状に折り曲げら
れた取付け片40の先端に把持片403にて狭持されて
おり、切断器5が後ケース6と燃焼筒10との間に挿
されて設置されるものである。切断器5は後ケース6の
側板61に取付けられた取付け台62にビス7にて正面
から締め付け固定されるもので、後ケース6の正面開口
側からビス止めが行われ、その際に窮屈な姿勢で作業を
行うことを余儀なくされる。第5図における場合には、
取付け片40の基端部を後ケース6の外側に臨ませて、
後ケース6の側方向からビス止めを行うもので、取付け
片40の屈曲部分がより多い複雑な形状で、製作困難な
ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、燃焼排
ガスが洩れた場合には、器体の正面より建物への取付面
となる給湯器の背面が過熱状態となり易く、しかも、過
熱防止器が作動するまで、使用者が異常過熱状態を察知
し難かった。 また、上記従来のものにあっては、取付け
片40の先端部を燃焼筒1の背後に臨ませ固定させるに
は、非常な困難を伴い、かつ、ビス止めの際の取付け片
40の保持において窮屈な姿勢を余儀なくされていた。
更に、上記従来例における過熱防止装置にあっては、取
付け片40は屈曲箇所の多長いクランク形状に形成す
る必要があるため、強靭性を確保し難い欠点があった。
また、燃焼筒10の装着状態で、切断器5の取付け位置
の確認は行い難くて、切断器のとり外しには、不自然な
姿勢にて行わなければならず、脱着作業に非常に困難が
伴うものであった
【0004】また、燃焼筒は、壁面から器体の出っ張り
を少なくするために、奥行を横巾より小さく、板材を四
角い筒状に折り曲げて断面長方形に形成され、燃焼筒の
継ぎ合せ部が側面に設けられる。この燃焼筒から燃焼排
ガスが洩れる場合には、燃焼筒の継ぎ合せ部から洩れる
場合が多い。 そして、切断器と燃焼筒の胴板の継ぎ合せ
部との位置関係は特定されていないため、燃焼筒の継ぎ
合せ部からの燃焼排ガス漏れは必ずしも的確に感知し得
ない恐れがあった。そこで、本発明の給湯器は上記課題
を解決し、使用者が異常過熱状態を察知し易くし、給湯
器の背面を過熱し難くして安全性を向上すると共に、検
出器の脱着を容易にして、メンテ性を向上させることを
目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記課題を解決する本考
案の請求項1記載の給湯器は、 燃料ガスを燃焼して熱交
換器を加熱するバーナと、 上記バーナの燃焼が行われる
燃焼室とを備えた給湯器において、 上記燃焼室は、板材
を四角筒状に曲げて両端を継ぎ合せることにより、周囲
の側壁が成形されると共に、上記板材の継ぎ合せ部を正
面に向けて配置されたことを要旨とする。 また、上記課
題を解決する本考案の請求項2記載の給湯器は、請求項
1記載の給湯器において、 上記燃焼室からの燃焼排ガス
の漏洩を検出する検出器を、上記燃焼室に巻かれた給水
管に狭持する取り付け台に固定すると共に、上記継ぎ合
せ部に対峙して設けることを要旨とする。
【0006】
【作用】上記構成を有する本考案の請求項1記載の給湯
器は、板材を四角筒状に曲げて両端を継ぎ合せることに
より燃焼室の側壁が形成され、この板材の継ぎ合せ部が
正面に向けて配置される。 このため、他の箇所に比べて
燃焼排ガスが洩れ易い継ぎ合せ部が器具の正面に設けら
れることにより、燃焼排ガスが洩れた場合には、正面が
過熱状態となり易く、建物への取付面となる給湯器の背
面が過熱状態となり難い。従って、例えば、給湯器正面
が先に変色等を生じることにより、使用者へ早期に過熱
状態を気付かせることができる。また、給湯器の背面が
過熱し難くなって、建物壁面への過熱が防止され、火災
を防止することができる。 その結果、給湯器の安全性が
向上する。 また、上記構成を有する本考案の請求項2記
載の給湯器は、更に、検出器が燃焼室に巻かれた給水管
に狭持する取り付け台に固定されると共に、燃焼室の継
ぎ合せ部に対峙し、燃焼室の過熱状態や燃焼室からの燃
焼排ガスの漏洩を検出する。 従って、検出器が継ぎ合せ
部に対峙して設けられるため、異常を素速く検知して安
全性が一層向上すると共に、検出器が燃焼室の正面に設
けられるため、検出器の脱着が容易になってメンテ性が
向上する。
【0007】
【実施例】第1、2図に基づき本考案の一実施例を給湯
器に適用した場合について説明する。1は燃焼室を形成
する燃焼筒で、燃焼筒1の上部にフィンチューブ式の熱
交換器3が設置されており、下部には熱交換器3を加熱
する図示しないガスバーナが設置されている。バーナの
燃焼加熱にて、給水管2より供給される水が、高温に加
熱される。11は一定寸法の箱形に折り曲げられた胴板
で、前面中央部において、一方の側縁ともう一方の側縁
とがお互に巻き込まれて離れない状態で重ね合わされて
継ぎ合わせ部13が形成されている。その後、該継ぎ合
わせ部13がろう付けされて該部において気密が保持さ
れている。5は切断器で、200度C前後の温度にて溶
融する温度ヒューズが絶縁ケースに封入されてなり、取
付け体4の脚片41の間に給水管2を挟み込んだ状態
で、取付け体4は固定され、取付け体4の脚片41の先
端部に形成された爪片42にて切断器5は挟み付け固定
されている。かつ、切断器5が、前記継ぎ合せ部13に
対峙する位置となされている。而して切断器5が胴板1
1の継ぎ合わせ部13上に位置するように目視にて確実
に確認し得る。また、51は切断器5のリード線で、リ
ード線51にて切断器5が図示しないガス供給用の電磁
弁の通電回路に介在接続されている。
【0008】以上の構成から明らかなように、給湯器1
が繰り返し使用されて、燃焼筒1が繰り返し熱応力を受
けると、その熱応力により継ぎ合わせ部13における応
力集中部にいち早く亀裂が生じるため、該亀裂部から漏
洩する燃焼ガスに晒されて過度に温度上昇して切断器5
が熔け落ちて図示しないガス供給用の電磁弁の通電回路
が断たれてバーナの燃焼は早急に停止されて安全性が保
たれる。上記実施例では、取付け体4を給水管2に取付
け固定するものを示したが、取付け体4を胴板11にビ
ス止め等により固定する構成となすこともできる。
【0009】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の請求項1
記載の給湯器によれば、燃焼排ガスの洩れ易い継ぎ合せ
部が正面に設けられるため、燃焼排ガスが洩れた場合に
は、正面が過熱状態となって、使用者へ早期に過熱状態
を気付かせることができる。 また、給湯器の背面が過熱
し難くなって、建物壁面の過熱が防止され、火災を防止
するという優れた効果を奏する。 その結果、給湯器の安
全性が向上する。 また、本考案の請求項2記載の給湯器
によれば、上記効果に加えて、異常を素速く検知して安
全性が一層向上すると共に、検出器の脱着が容易になっ
て、メンテ性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す概略斜視図である。
【図2】同じく、1図実施例の要部を示す拡大斜視図で
ある。
【図3】従来の実施例を示す概略分解斜視図である。
【図4】同じく、3図の実施例の要部を示す拡大斜視図
である。
【図5】従来の異なる実施例を示す概略分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 燃焼筒 2 給水管 4 取付け片 5 切断器 6 後ケース 11 胴板 13 継ぎ合せ部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 9/20 F23M 11/04 F23N 5/24 102 F24H 9/00 F24H 9/02 301

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスを燃焼して熱交換器を加熱する
    バーナと、 上記バーナの燃焼が行われる燃焼室とを備えた給湯器に
    おいて、 上記燃焼室は、板材を四角筒状に曲げて両端を継ぎ合せ
    ることにより、周囲の側壁が成形されると共に、上記板
    材の継ぎ合せ部を正面に向けて配置されたことを特徴と
    する給湯器。
  2. 【請求項2】 上記燃焼室からの燃焼排ガスの漏洩を検
    出する検出器を、上記燃焼室に巻かれた給水管に狭持す
    る取り付け台に固定すると共に、上記継ぎ合せ部に対峙
    して設けることを特徴とする請求項1記載の給湯器。
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JPH0725560Y2 (ja) * 1990-07-23 1995-06-07 リンナイ株式会社 熱交換器用の感熱装置取付け具

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