JP2586126Y2 - 分電盤の配線被覆板 - Google Patents

分電盤の配線被覆板

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JP2586126Y2
JP2586126Y2 JP7584993U JP7584993U JP2586126Y2 JP 2586126 Y2 JP2586126 Y2 JP 2586126Y2 JP 7584993 U JP7584993 U JP 7584993U JP 7584993 U JP7584993 U JP 7584993U JP 2586126 Y2 JP2586126 Y2 JP 2586126Y2
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JP
Japan
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wiring cover
cover plate
integrated
wiring
distribution board
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JP7584993U
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JPH0742982U (ja
Inventor
慎一 大崎
学 服部
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種電気機器を収納し
て成る分電盤の配線被覆板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4〜図5に示すように、分電盤
31は箱体本体32に主幹ユニット、分岐ユニット等の
各種電気機器を搭載したユニットを収納し、これらのユ
ニットを配線すると共に、箱体本体32の開口部をユニ
ット毎に被覆する配線被覆板33,34を備え、この配
線被覆板33,34は扉体によって施蓋されていた。分
電盤31の箱体本体32の底面に取り付けられた機器取
付板32’には配線被覆板用支柱35が垂設され、配線
被覆板33,34の一辺を、配線被覆板1枚につき4本
の配線被覆板用支柱35で支えていた。縦方向の一辺の
配線被覆板用支柱35,35には蝶番が設けられてお
り、配線被覆板33,34がこの蝶番を軸に回動し、一
方、配線被覆板の縦方向の対向する辺には配線被覆板用
支柱35,35が夫々当接し、固定手段により配線被覆
板33,34と配線被覆板用支柱35,35が夫々固定
されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によると、配線被覆板を開閉するには、配線被覆板
の固定手段を外し、固定手段の摘みを摘んで手前に引く
ことによって行っていたが、摘みが小さいので引っ張り
にくいという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の分電盤の配線
被覆板の欠点に鑑み、本考案の目的は、開閉作業が極め
て容易で、而も十分な強度を有する分電盤の配線被覆板
を提供するもので、その構成は、前面が開口された箱体
本体に各種電気機器をユニット毎に収納し、箱体本体の
開口部をユニット毎に被覆する配線被覆板を備え、該配
線被覆板を扉体で施蓋して成る分電盤において、前記開
口部をユニット毎に被覆する配線被覆板を連結部材で連
結し、該連結により一体化された配線被覆板の周囲をフ
レーム材で囲み、全周4辺の少なくとも1辺に、少なく
とも2本の溝部を形成し、1本の溝部には配線被覆板を
嵌合させ、もう一本の溝部は開放されると共に一体化さ
れた配線被覆板の表面側に突設させ、分電盤の箱体本体
の底面に取り付けられた機器取付板に垂設した配線被覆
板用支柱によって一体化された配線被覆板を支えると共
に、固定手段により一体化された配線被覆板と配線被覆
板用支柱とを固定したことである。
【0005】
【作用】複数枚の配線被覆板は連結部材により連結され
一体化された配線被覆板となり、周囲をフレーム材によ
って囲まれる。一体化された配線被覆板のフレーム材の
表面に突設された溝部に指を掛け配線被覆板の開閉作業
を行う。
【0006】
【実施例】本考案に係る分電盤の配線被覆板の実施例を
図1〜図3に示す。以下これらの図面に基づいて説明す
る。
【0007】分電盤1は、前面が開口された箱体本体2
に各種電気機器をユニット毎に収納し、箱体本体2の開
口部をユニット毎に被覆する配線被覆板3,4を備え、
この配線被覆板3,4を扉体(図示せず)で施蓋して成
る。開口部をユニット毎に被覆する配線被覆板3,4は
連結部材5で連結され、この連結により一体化された配
線被覆板10の周囲はフレーム材6,7,8,9で囲ま
れて成る。フレーム材6にはそれぞれ2本の溝部A,B
が形成され、1本の溝部Aには配線被覆板3,4を嵌合
させ、もう一本の溝部Bは開放し一体化された配線被覆
板10の表面側に突設されている。分電盤1の箱体本体
2の底面に取り付けられた機器取付板2’に垂設された
4本の配線被覆板用支柱11,11,11,11が一体
化された配線被覆板10を支える。一体化された配線被
覆板10の縦方向一辺には配線被覆板用支柱11,11
が当接し、この配線被覆板用支柱11,11には蝶番が
設けられ、配線被覆板10がこの蝶番を軸に回動する。
一方、一体化された配線被覆板10の縦方向の対向する
辺には配線被覆板用支柱11,11が当接し、固定手段
により一体化された配線被覆板10と配線被覆板用支柱
11,11とが固定される。
【0008】2枚の配線被覆板3,4は連結部材により
連結されると共に、周囲をフレーム材6,7,8,9に
よって囲まれ一体化された配線被覆板10を形成する。
一体化された配線被覆板10のフレーム材6の表面に突
設された溝部Bに指を掛け配線被覆板の開閉作業を行
う。
【0009】尚、少なくとも2本の溝部を形成するフレ
ーム材は、一体化された配線被覆板の全周4辺の少なく
とも1辺に取り付ければ良く、取り付け位置は本実施例
に限定されるものではなく、本考案の主旨を逸脱しない
範囲において適宜変更可能である。また、溝部の本数も
本実施例に限定されるものではない。
【0010】また、配線被覆板用支柱11の取り付け位
置及び取り付け数は本実施例に限定されるものではな
く、本考案の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可
能である。
【0011】また、配線被覆板の数は本実施例に限定さ
れるものではなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲にお
いて適宜変更可能である。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案に係る分電盤の配線
被覆板は、前面が開口された箱体本体に各種電気機器を
ユニット毎に収納し、箱体本体の開口部をユニット毎に
被覆する配線被覆板を備え、該配線被覆板を扉体で施蓋
して成る分電盤において、前記開口部をユニット毎に被
覆する配線被覆板を連結部材で連結し、該連結により一
体化された配線被覆板の周囲をフレーム材で囲み、全周
4辺の少なくとも1辺に、少なくとも2本の溝部を形成
し、1本の溝部には配線被覆板を嵌合させ、もう一本の
溝部は開放されると共に一体化された配線被覆板の表面
側に突設させ、分電盤の箱体本体の底面に取り付けられ
た機器取付板に垂設した配線被覆板用支柱によって一体
化された配線被覆板を支えると共に、固定手段により一
体化された配線被覆板と配線被覆板用支柱とを固定した
ことにより、指を溝部に引っ掛けるだけで配線被覆板の
開閉作業が極めて容易且つ確実にできるとと共に、配線
被覆板が連結部材及びフレーム材で囲まれているため、
配線被覆板が補強され、十分な強度を有し、歪んだり曲
がったりすることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る分電盤の配線被覆板の説明図であ
る。
【図2】本考案に係る分電盤のフレーム材の断面図であ
る。
【図3】本考案に係る分電盤の説明図である。
【図4】従来の分電盤の配線被覆板の説明図である。
【図5】従来の分電盤の説明図である。
【符号の説明】
1・・・分電盤、2・・・箱体本体、3,4・・・配線
被覆板、5・・・連結部材、6,7,8,9・・・フレ
ーム材、10・・・一体化された配線被覆板、11・・
・配線被覆板用支柱、A,B・・・溝部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口された箱体本体に各種電気機
    器をユニット毎に収納し、箱体本体の開口部をユニット
    毎に被覆する配線被覆板を備え、該配線被覆板を扉体で
    施蓋して成る分電盤において、前記開口部をユニット毎
    に被覆する配線被覆板を連結部材で連結し、該連結によ
    り一体化された配線被覆板の周囲をフレーム材で囲み、
    全周4辺の少なくとも1辺に、少なくとも2本の溝部を
    形成し、1本の溝部には配線被覆板を嵌合させ、もう一
    本の溝部は開放されると共に一体化された配線被覆板の
    表面側に突設させ、分電盤の箱体本体の底面に取り付け
    られた機器取付板に垂設した配線被覆板用支柱によって
    一体化された配線被覆板を支えると共に、固定手段によ
    り一体化された配線被覆板と配線被覆板用支柱とを固定
    したことを特徴とする分電盤の配線被覆板。
JP7584993U 1993-12-28 1993-12-28 分電盤の配線被覆板 Expired - Lifetime JP2586126Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0742982U JPH0742982U (ja) 1995-08-11
JP2586126Y2 true JP2586126Y2 (ja) 1998-12-02

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