JP2586057B2 - 複写システム - Google Patents

複写システム

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JP2586057B2
JP2586057B2 JP62257890A JP25789087A JP2586057B2 JP 2586057 B2 JP2586057 B2 JP 2586057B2 JP 62257890 A JP62257890 A JP 62257890A JP 25789087 A JP25789087 A JP 25789087A JP 2586057 B2 JP2586057 B2 JP 2586057B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばマイクロフィルム読取り装置等の複
数の画像読取り装置と、例えばルーザービームプリンタ
等の前記画像読取り装置より少数の画像生成装置とを組
合わせることにより構成した複写システムに係り、特
に、複写済の記録紙を取込む際の操作者の作業効率を向
上させるようにした複写システムに関するものである。
従来の技術 近年の技術の飛躍的な進歩に伴ない、例えば画像処理
技術の分野において、認識した画像を電気信号に変換す
る固体撮像素子、いわゆるCCD等を用いたイメージスキ
ャナの性能が格段に向上している。このイメージスキャ
ナの用途として一例をあげれば、例えばマイクロフィル
ムに記録された画像を読取るマイクロフィルム読取り装
置に使用されている。
このマイクロフィルム読取り装置は、当初はマイクロ
フィルムに記録されている画像情報をスクリーン像に投
影することにより、操作者に前記画像情報を知らしめる
ためのものであったが、従来より、必要に応じて前記画
像情報を記録紙上に保存したいという要請があった。そ
こで、特開昭62−5764号公報には、マイクロフィルム読
取り装置と、該装置より読取った画像を記録紙上に生成
する、すなわち複写する画像生成装置とを一対一で組合
わせることにより複写システムを構成し、前記要求を満
たす技術が提案されている。この技術によれば、マイク
ロフィルム読取り装置等の画像読取り装置より読取った
画像情報を、画像生成装置により記録紙上に記録して保
存することが可能になる。
発明が解決しようとする問題点 しかして、従来のように画像読取り装置と画像生成装
置とを一対一で組合わせることにより複写システムを構
成すれば、複数の画像読取り装置を導入した場合に、こ
れと同数の画像生成装置が必要になることになる。とこ
ろが、一般に画像生成装置は、広い占有面積を必要と
し、かつ、非常に高価なものであるので、スペースの有
効利用性及びコストの面から、複数の画像生成装置を導
入することには問題があった。
そこで、本出願人は、上記問題点及び複数の画像読取
り装置を導入した場合であっても常時全ての画像読取り
装置を稼働させることはない点に着目して、複数の画像
読取り装置に対してこれより小数の画像生成装置を組合
わせることにより、複合複写システムを構築する技術を
創出したが、この技術によれば、スペースの有効利用性
及びコストの面においては有利であるが、その半面、一
つの画像生成装置に対して複数の画像読取り装置が接続
されることになるため、複写済の記録紙が、どの画像読
取り装置より出力された画像信号に基づくものであるか
が混同する虞れがあるという新たな問題点が生じる。
本発明は上述した実情に鑑みてなされたもので、複写
済の記録紙が、どの画像読取り装置より出力された画像
信号に基づくものであるかが混同することに起因する操
作者の混乱を防止することにより、複写済の記録紙を取
込む際の操作者の作業効率を向上させる複写システムを
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明は、原稿画像の画
像データを出力する画像データ出力装置と、該画像デー
タ出力装置より出力された画像データに応じて記録紙上
に可視画像を生成する一方、可視画像が生成された記録
紙を仕分けして複数の排紙ビンに排出するための排紙ビ
ンソータを備えた画像生成装置とからなる複写システム
において、複数の前記画像データ出力装置を備え、前記
画像データ出力装置の電源が投入された順序に応じて、
該画像生成装置の複数の排紙ビンのうちの所定の排紙ビ
ンを各画像データ出力装置に対して割り付けるともに
に、前記画像データ出力装置から画像データが出力され
た場合には該画像データ出力装置に割り付けられた排紙
ビンに記録紙を排出するように構成したことを特徴とす
る。
作用 上記手段を採用すれば、複数の画像データ出力装置
は、その電源が投入された順序に応じて、画像生成装置
の複数の排紙ビンのうちの所定の排紙ビンが割り付けら
れ、また、これらの画像データ出力装置から画像データ
が出力された場合には、該画像データ出力装置に割り付
けられた排紙ビンに記録紙が排出される。このため、複
写済の記録紙が混同することがなく、操作者の作業効率
が格段に向上することになる。
実施例 以下に、本発明に係る複写システムの一実施例を、画
像データ出力装置としてマイクロフィルム読取り装置
(以下、単にスキャナという。)を、また、画像生成装
置としてレーザービームプリンタ(以下、単にLBPとい
う。)を適用した場合について図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る複写システムの一実施例の制御
部周辺を表す概略構成図、第2図は前記システムの概略
構成図、第3図はスキャナの操作パネルを表す図、第4
図は前記システム内における信号のやりとりを表す図、
第5図乃至第8図は前記システムの動作を表す動作フロ
ーチャートである。
第2図にその概略的な構成を示すように、本実施例に
係る複写システムは、4台のスキャナ1、2台のLBP2及
びスキャナ1とLBP2とに接続されてスキャナ1とLBP2と
を選択的に接続する1台の制御装置(以下、コントロー
ラという。)3より構成されている。また、LBP2の各々
には、コントローラ3よりの指令にしたがってLBP2より
出力される記録紙を仕分けして複数の排紙ビン4に分配
するソータ処理を行なう排紙ビンソータ5が接続してあ
る。ここで、排紙ビンソータ5が通常行なうソータ処理
について、例えば5枚揃いの原稿を10部複写する場合を
例示して説明すると、10コの排紙ビン4を使用して5枚
揃いの原稿が10部できるようにする処理方法と、5コの
排紙ビンを使用して同一ページの原稿を同じ排紙ビンに
割付けるグルーピングとよばれる処理方法とが適宜に選
択できるようになっている。
一方、コントローラ3には、外部より本システムに各
種の指令を行なう外部コンピュータ6が接続されてい
る。なお、本実施例では、一台のコントローラに、4台
のスキャナと2台のLBPとを接続するように例示した
が、これに限定されるものではなく、一台のコントロー
ラに、複数のスキャナと該スキャナより小数のLBPとが
接続してあれば良い。
次に、第3図には、スキャナ1a〜dの各々に設けられ
た操作パネル7が示されており、この操作パネル7とし
て、スキャナ1aに設けられたものを例示して説明する。
同図に示すように、スキャナ1aに設けられた操作パネ
ル7上には、スキャナ1aより出力した画像データに基づ
いて複写された記録紙が、どの排紙ビン4に分配されて
いるかを表示する表示器8と、複写すべき画像のモード
を選択するイメージモード選択スイッチ9と、複写すべ
き画像のサイズを選択するスキャンサイズ選択スイッチ
10と、複写すべき画像の露光レベルを選択する露光レベ
ル選択スイッチ11と、複写の開始を選択するスタートス
イッチ12と、複写中、あるいはスキャナ1a〜dの各々よ
りコントラーラ3に画像データが転送不可能な時に点灯
するビジィLED12aと、後述するマルチ読取りを行なうか
否かを選択するマルチ選択スイッチ12cとが配設されて
いる。
次に、本発明に係る複写システムの制御部周辺の概略
構成について第1図に基づいて説明する。
同図に示すように、前記した操作パネル7が設けられ
たスキャナ1a〜dの各々には、種々の形態のマイクロフ
ィルムに対応いたロールキャリア13及び検索機14が接続
されている。また、スキャナ1a〜dの各々には、画像デ
ータを転送するための画像バス13を介して画像データの
切換えを行なう入力側画像バス切換え部14a〜dが接続
されると共に、画像データのやり取りを行なう際に必要
な制御信号等を転送するためのコントロールバス15を介
してシリアル入出力ポート16a〜dげ接続してある。こ
のシリアル入出力ポート16a〜dには、画像データが入
力される入力インターフェース17、入力データに基づい
て各種指令を行なうCPU18、各種プログラム等を格納す
るROM19、各種データ等を一時格納するRAM20、コントロ
ールバス15を介して外部コンピュータ6が接続された入
出力ポート21、やはりコントロールバス15を介してLBP2
a,2bの各々が接続されたシリアル入出力ポート16e,16
f、画像データを出力する出力インターフェース22及び
一画面分の画像データを一時格納するバッファメモリ23
の各々が相互に接続されている。
一方、入力側画像バス切換え部14a〜dには、2組の
画像バス13を介して出力側画像バス切換え部24a,24bが
接続されると共に、やはり画像バス13を介して入力イン
ターフェース17が接続されている。なおここで、画像バ
ス13が2組あるのは、コントローラ3にLBP2が2台接続
されているためである。したがって、画像バスの組数は
2組に限定されるものではなく、LBP2の台数に合わせて
増加するものである。入力インターフェース17には、画
像バス13を介して出力インターフェース22とバッファメ
モリ23とが相互に接続されており、また、出力インター
フェース17は、画像バス13を介して出力側画像バス切換
え部24a,24bに接続されている。そして、出力側画像バ
ス切換え部24a,24bには、排紙ビンソータ5a,5bが夫々に
接続されたLBP2a,2bの各々が接続してある。
このように構成された複写システムの動作を、第4図
に示した複写システム内における信号のやり取りを表す
図と、第5図乃至第8図に示した動作フローチャートを
参照して説明する。
まず、第5図に示したコントローラ3におけるメイン
ルーチンのフローチャートを中心にして説明する。
まず始めに、複写システムを起動するための初期設定
が行なわれる{ステップ1(以下、S1という。)}。S1
において、複写システムの起動準備が完了すると、スキ
ャナ1a〜dのうちの任意のスキャナにどの排紙ビン4を
割付けるかを決定するための排紙ビン決定のサブルーチ
ンプログラムが実行される{サブルーチン1(以下、SU
B.1という。)}。
ここで、第6図に示す動作フローチャートに基づい
て、排紙ビン決定のサブルーチンプログラムについて説
明する。
まず、CPU18は、スキャナ1a〜dのうち、図示しない
電源スイッチが新規にオンされたものがあるか否かの判
断を行ない(S2)、ないと判断された場合にはメインフ
ローチャートのS12へ戻り、一方、あると判断された場
合には新規に電源スイッチがオンされたスキャナの番号
を、制御上のスキャナ番号を示す第1レジスタのカウン
ト値NSCNとして格納する(S3)。S3と同時に、CPU18
は、電源スイッチがオンされた順番を示す第2レジスタ
のカウント値Nとして、前記電源スイッチがオンされた
順番を格納する(S3)。
S3及びS4終了後、CPU18は、スキャナ1a〜dのうちの
スキャナ番号がNSCNであるスキャナに割付けられた排紙
ビン番号を示す第3レジスタのカウント値BIN(NSCN)
として、第2レジスタのカウント値Nを設定する制御を
行なう(S5)。S2〜S5において、スキャナの電源スイッ
チがオンされた順番に、スキャナに対応する排紙ビン番
号が排紙ビンの間隔を空けずに決定される。なお、本実
施例では、スキャナの電源スイッチオンの順番に関連し
て、スキャナに対応する排紙ビン番号を決定するように
示したが、これに限定されるものではなく、例えばスキ
ャナの画像読取り開始順に関連して、スキャナに対応す
る排紙ビン番号を決定しても良い。
このように、SUB.1において、1台のスキャナに対し
て1つの排紙ビンを割付けるようにし、かつ、スキャナ
に対応する排紙ビンを決定する際に、排紙ビンの間隔を
空けないようにしている。これにより、複写済の記録紙
を混同させることがなくなると共に、排紙ビンの歯抜け
状態での使用が回避できるため前記記録紙が取込み易い
ので、したがって、操作者の作業効率が格段に向上する
ことになる。
SUB.1において、各々のスキャナ1a〜dに対応する排
紙ビン番号が決定後に、CPU18は、制御上のLBP番号を示
す第4レジスタのカウント値NLBPとし1を設定する。こ
こで、本実施例においては、接続されているLBPは2つ
であるので、LBP番号NLBPのうち、1と2をLBPを示す番
号とし、3をバッファメモリを示す番号とする。
次に、CPU18は、第4レジスタのカウント値であるNLB
P番目のLBPがプリント処理可能であることを示すプリン
タレディ信号がオンされているか否かを判断する(S1
3)。S13の判断より、プリンタレディ信号がオンされて
いると判断された場合にはS18へ進み、一方、オンされ
ていないと判断された場合には第4レジスタのカウント
値NLBPに1を加算する処理を行なう(S14)。S14の処理
後、CPU18は、第4レジスタのカウント値NLBPがバッフ
ァメモリを示すカウント値3と等しくなったかを判断し
(S15)、S15の判断より、第4レジスタのカウント値NL
BPがバッファメモリを示すカウント値3と等しくなっ
た、すなわち全てのLBPのプリンタレディ信号がオンさ
れていないと判断された場合にはS16へ進み、一方、第
4レジスタのカウント値NLBPがバッファメモリを示すカ
ウント値3と等しくない、すなわちまだプリントレディ
信号がオンされているか否かを判断すべきLBPが残って
いると判断された場合にはS13へ戻る。
S15の判断より、全てのLBPのプリンタレディ信号がオ
ンしていないと判断された場合には、CPU18は、バッフ
ァメモリ23上に書込み可能なメモリ空間があるか否かを
判断し(S16)、前記メモリ空間があると判断された場
合には全てのスキャナ1a〜dにプリントビジィ信号を出
力せずに(S17)、一方、前記メモリ空間がないと判断
された場合には全てのスキャナ1a〜dにプリントビジィ
信号を出力(S18)して、S12へ戻る。なお、バッファメ
モリ23には、1画面分の画像データが格納可能である。
すなわち、S12〜18において、CPU18が、LBP2よりのプ
リンタレディ信号が入力されているか、あるいは前記入
力はないがバッファメモリに画像データが格納されてい
ると判断した場合にのみ次のステップであるS19へと進
むことができる。
次に、CPU18は、制御上のスキャナ番号を示す第1レ
ジスタのカウント値NSCNとして1を設定する(S19)。
ここで、本実施例においては、接続されているスキャナ
は4台であるので、スキャナ番号NLBPのうち、1〜4を
スキャナを示す番号とし、3をバッファメモリを示す番
号とする。CPU18は、第1レジスタのカウント値であるN
SCN番目のスキャナのスキャン要求信号がオンされてい
るか否かを判断する(S20)。S20における判断より、ス
キャン要求信号がオンされていると判断された場合には
S24へ進み、一方、オンされていないと判断された場合
には第1レジスタのカウント値NSCNに1を加算する処理
を行なう(S21)。
S21の処理後、CPU18は、第1レジスタのカウント値NS
CNがバッファメモリを示すカウント値5と等しくなった
かを判断し(S22)、S22の判断より、第1レジスタのカ
ウント値NSCNがバッファメモリを示すカウント値5と等
しくなった、すなわち全てのスキャナのスキャン要求信
号がオンされないと判断された場合にはS23へ進み、一
方、第1レジスタのカウント値NSCNがバッファメモリを
示すカウント値5と等しくない、すなわちまだスキャン
要求信号がオンしているか否かを判断すべきスキャナが
残っていると判断された場合にはS20へ戻る。
S22の判断より、全てのスキャナのスキャン要求信号
がオンしていないと判断された場合には、CPU18は、バ
ッファメモリ23上に書込み可能なメモリ空間があるか否
か、すなわちバッファメモリ23に画像データが格納され
ているか否かを判断し(S23)、S23の判断より、CPU18
が画像データが格納されていないと判断した場合にはS1
9へ戻り、一方、画像データが格納されていると判断し
た場合、またはS20の判断よりCPU18がスキャナのスキャ
ン要求信号がオンしていると判断した場合には、再度第
1レジスタのカウント値NSCNがバッファメモリを示すカ
ウント値と等しくなったかを判断する(S24)。つま
り、S24においては、スキャン要求信号によるスキャン
要求か、あるいはバッファメモリ23に格納されている画
像データにるスキャン要求かの判断が行なわれている。
S24における判断より、CPU18が、第1レジスタのカウ
ント値NSCNがバッファメモリを示すカウント値と等しく
ない、すなわちスキャン要求信号によるスキャン要求が
されていると判断した場合には、CPU18は、入力側画像
バス切換え部14a〜dを切換えて、スキャン要求信号を
出力しているNSCN番目のスキャナと画像バス13とを接続
する処理を行なう(S25)。S25の処理終了後、CPU18
は、スキャナ設定のサブルーチンプログラムを実行する
(SUB.2)。
ここで、スキャナ設定のSUB.2について説明する。
まず、CPU18に、NSCN番目のスキャナにより設定され
た、記録紙のサイズを示す読取りサイズ信号が入力され
(S26)、このサイズ信号がRAM20の所定メモリ領域SIZE
に格納される(S27)。一方、CPU18は、NSCN番目のスキ
ャナがマルチ信号を出力しているか否かの判断を行ない
(S28)、マルチ信号を出力いていると判断した場合に
は、スキャナ1がマルチ読取りを行なうか否かを示す第
5レジスタのカウント値MLTを1に設定し(S29)、一
方、マルチ読取りを行なわないと判断した場合には第5
レジスタのカウント値MLTを0に設定する処理を行なう
(S30)。
なお、ここで、前記マルチ信号について説明すると、
マルチ信号とは、スキャナ1がマルチモードに設定され
ている時に出力する信号である。また、マルチモードと
は、複写済の記録紙を該当する排紙ビンより出力させず
に、排紙ビン4のうちスキャナの割付けがない排紙ビン
を使用してソータ処理を行なわせるモードである。例を
あげて説明すると、例えば、スキャナ1に設けられた図
示しない枚数設定スイッチにより、必要スキャン枚数を
5枚に設定し、かつ、マルチモードを選択した場合を想
定すれば、排紙ビンソータ5は、排紙ビン4のうちスキ
ャナの割付けがない5番以降の5つの排紙ビンに、複写
済の記録紙を1枚ずつ排出することになる。
S29またはS30の処理終了後、CPU18は、LBP2に画像デ
ータを出力する際の画像読取り源のスキャナ番号SCNと
してNSCNを設定(S32)した後に、メインルーチンのS33
へ戻る。
一方、S24における判断より、CPU18が、第1レジスタ
のカウント値NSCNがバッファメモリを示すカウント値と
等しくない、すなわちバッファメモリ23に格納されてい
る画像データによるスキャン要求がされていると判断し
た場合には、CPU18は、入力側画像バス切換え部14a〜d
を切換えると共に入力インターフェース17を介して、バ
ッファメモリ23を画像バス13に接続する処理を行なう
(S34)。S34の処理終了後、CPU18は、メモリ読出し設
定のサブルーチンプログラムを実行する(SUB.3)。
ここで、メモリ読出し設定のSUB.3について説明す
る。
まず、CPU18は、LBP2が出力する記録紙のサイズを示
す信号SIZEとして、バッファメモリ23に格納された画像
のサイズを示す信号MSIZEを設定する(S35)と共に、ス
キャナがマルチ読取りを行なうか否かを示す第5レジス
タのカウント値MLTとして、バッファメモリ23に格納さ
れた画像がマルチか否かを示す信号MMLTを設定する処理
を行なう(S36)。次に、CPU18は、LBP2に画像データを
出力する際の画像読取り源のスキャナ番号SCNとして、
バッファメモリ23に格納された画像の読取り源のスキャ
ナ番号MEMを設定する処理を行ない(S37)、この処理が
終了後に、CPU18は、バッファメモリ23に格納された画
像の読取り源のスキャナ番号MEMとしてOを設定する処
理を行なって(S38)メインルーチンのS33へ戻る。
SUB.2またはSUB.3が終了後に、CPU18は、第4レジス
タのカウント値NLBPが3に等しいか否か、すなわちLBP
のプリンタレディ信号がオンしているか否かを判断を行
ない(S33)、S33の判断より、LBPのプリンタレディ信
号がオンしていると判断された場合には、CPU18は、出
力側画像切換え部24a,24bを切換えて、NLBP番目のLBPを
画像バス13に接続する処理を行なう(S40)。S40の処理
終了後、CPU18は、プリンタ設定のサブルーチンプログ
ラムを実行する(SUB.4)。
ここで、プリンタ設定のSUB.4について説明する。
まず、CPU18は、NLBP番目のLBPに、画像サイズを示す
サイズ信号を出力する(S41)。次に、CPU18は、第5レ
ジスタのカウント値MLTが0か否か、すなわちスキャナ
がマルチ読取りを行なうか否かの判断を行ない(S4
2)、スキャナがマルチ読取りを行なわないと判断され
た場合には、CPU18は、NLBP番目のLBPに、LBPに出力す
る際の画像読取り源のスキャナ番号SCNに割付けられた
排紙ビン番号BIN(SCN)を出力する(S43)一方、スキ
ャナがマルチ読取りを行なうと判断された場合には、CP
U18は、NLBP番目のLBPに、排紙ビン番号として5以降を
使用して複写済の記録紙をソーティング可能となるよう
な排紙ビン番号を出力し(S44)、S43あるいはS44終了
後にメインルーチンのS45へ戻る。このようにプリンタ
が設定されて準備が整うと、CPU18は、NLBP番目のLBPに
起動要求信号を出力する(S45)。
一方、S33の判断より、LBPのプリンタレディ信号がオ
ンしていないと判断された場合には、CPU18は、出力側
画像切換え部24a,24bを切換えると共に出力インターフ
ェース22を介して、バッファメモリ23を画像バス13に接
続する処理を行なう(S46)。S46の処理終了後、CPU18
は、メモリ書込み設定のサブルーチンプログラムを実行
する(SUB.5)。
ここで、メモリ書込み設定のSUB.5について説明す
る。
まず、CPU18は、バッファメモリ23に格納された画像
のサイズを示す信号MSIZEとして、LBP2が出力する記録
紙のサイズを示す信号SIZEを設定する(S47)と共に、
バッファメモリ23に格納された画像がマルチか否かを示
す信号MMLTとして、スキャナがマルチ読取りを行なうか
否かを示す第5レジスタのカウント値MLTを設定する処
理を行なう(S48)。次に、CPU18は、バッファメモリ23
に格納された画像の読取り源のスキャナ番号MEMとし
て、第1レジスタのカウント値である制御上のスキャナ
番号NSCNを設定する処理を行ない(S49)、この処理が
終了後にメインルーチンのS50へ戻る。そして、CPU18
は、バッファメモリ23への画像データの書込みを起動す
る処理を行なう(S50)。
S45あるいはS50が終了後、CPU18は、スキャン要求信
号によるスキャン要求がされているか、あるいはバッフ
ァメモリ23よりの画像データによるスキャン要求がされ
ているかの判断を行なう(S51)、スキャン要求信号に
よるスキャン要求がされていると判断された場合には、
CPU18がNSCN番目のスキャナにスキャン信号を出力する
(S52)一方、バッファメモリ23よりの画像データによ
るスキャン要求がされていると判断された場合には、CP
U18はメモリの読出しを起動る処理を行なう(S53)。そ
して、S52またはS53の処理が終了すると、SUB.1に戻り
再度始めから制御を繰り返す。
次に、スキャナの制御の流れを第7図に示す動作フロ
ーチャートに基づいて説明する。
まず、スキャナ1の処理設定が行なわれて(S60)、
スキャナ1の起動準備がなされる。S60において起動準
備が完了すると、スキャナ1は、スキャナ1よりコント
ローラ3に画像データが転送不可能であることを示すコ
ントローラビジィ信号がスキャナ1に入力されているか
否かの判断を行ない(S61)、コントローラビジィ信号
が入力されていれば第3図に示すビジィLED12aを点灯さ
せる(S62)一方、コントローラビジィ信号が入力され
ていなければビジィLED12aを消灯させる処理を行なう
(S63)。つまり、スキャナ1よりコントローラ3に画
像データが転送不可能な時には、ビジィLED12aを点灯さ
せることによりこれを操作者に知らせている。これによ
り、スタートスイッチ12を押したにも拘らずスキャンが
開始されない場合において、操作者は、スキャナの故障
かあるいはコントローラビジィ状態かの判断を容易に行
なうことができる。なお、コントローラビジィ状態と
は、LBP2が全て使用中であり、かつ、バッファメモリ23
に書込み可能なメモリ領域が存在しない状態を言う。
S62またはS63の処理終了後、スキャナ1は、枚数設定
スイッチが押されているか否かの判断を行ない(S6
4)、枚数設定スイッチが押されていればスキャン回数
を設定する(S65)一方、枚数設定スイッチが押されて
いなければS66へ進む。また、スキャナ1は、スキャン
サイズ選択スイッチ10が押されているか否かの判断を行
ない(S66)、スキャンサイズ選択スイッチ10が押され
ていれば読取りサイズを設定する(S67)一方、スキャ
ンサイズ選択スイッチ10が押されていなければS68へ進
む。さらに、スキャナ1は、スタートスイッチ12が押さ
れているか否かの判断を行ない(S68)、スタートスイ
ッチ12が押されていればS69へ進み、一方、スタートス
イッチ12が押されていなければS61へ戻る。
次に、スキャナ1は、コントローラビジィ信号がオフ
しているか否かの判断を行ない(S69)、コントローラ
ビジィ信号がオフしていればスキャン要求信号の出力
(S70)及びビジィLED12aの消灯を行なうと共に、マル
チ信号及び読取りサイズ信号を出力する(S71)。一
方、コントローラビジィ信号が入力されていれば前記信
号がオフされるまでS69の判断を繰り返す。また、スキ
ャナ1は、スキャン信号が入力されたか否かの判断を行
ない(S72)、スキャン信号が入力されていればビジィL
ED12aを点灯させる(S73)と共に、スキャンを開始させ
て(S74)1画面分の画像信号をコントローラ3に出力
する(S75)。一方、スキャン信号が入力されていなけ
れば前記信号が入力されるまでS72の判断を繰り返す。
そして、スキャナ1が、1画面分の画像信号がコント
ローラ3に出力されないと判断すると、S69へ戻る一
方、1画面分の画像信号がコントローラ3に出力された
と判断すると、スキャナ1はスキャン動作を停止(S7
7)させると共にビジィLED12aを消灯させて(S78)、S7
8が終了するとS61へ戻り再度始めから制御をやり直す。
次に、プリンタの制御の流れを第8図に示す動作フロ
ーチャートに基づいて説明する。
まず、LBP2の初期設定が行なわれて(S80)、LBP2の
起動準備がなされる。S80において起動準備が完了する
と、LBP2は、プリンタレディ信号をコントローラ3に出
力して(S81)複写の準備が完了いたことを伝える。次
に、LBP2は、起動要求信号が入力されたか否かの判断を
行ない(S82)、起動要求信号が入力されると、LBP2は
プリンタビジィ信号を出力する(S83)一方、起動要求
信号が入力されないと前記信号が入力されるまでS82を
繰り返す。
S83終了後、LBP2に、コントーラ3より記録紙のサイ
ズを指定するサイズ信号が入力され(S84)、このサイ
ズ信号に基づいてLBP2が用紙設定の処理を実行する(S8
5)。また、LBP2に、コントーラ3より排紙ビン番号を
指定する排紙ビン番号信号が入力され(S86)、この排
紙ビン番号信号に基づいてLBP2が排紙ビン設定の処理を
実行する(S87)。S87が終了すると、LBP2は複写動作を
開始して(S88)、コントローラ3より1画面分の画像
信号がLBP2に入力されると、LBP2は入力された画像信号
に応じたプリント処理を実行する(S89)。
なお、本実施例において、コントロールバス15及び入
出力ポート21を介して接続された外部コンピュータ6
は、下記のような作業を行なう。すなわち、ホストコン
ピュータとして、スキャナ1a〜dの各々に接続された検
索機14を並列に制御する,バッファメモリ23上で、任意
のスキャナ1より入力された画像信号を合成する,バッ
ファメモリ23上で、外部コンピュータ6より入力したデ
ータと任意のスキャナ1より入力された画像信号とを合
成する,バッファメモリ23に画像データを格納すること
により、一度のスキャン動作で複数枚のハードコピーを
得る,バッファメモリ23上で、画像データのマスキング
あるいはトリミング等の部分削除を行なう,バッファメ
モリ23上で、画像の拡大、縮小または回転等を行なう,
バッファメモリ23上で、画像の移動を行なう,等の作業
を行なうものである。
本実施例にあっては、画像データ出力装置の各々に配
設された操作パネル上に設けられた表示器により、任意
の画像データ出力装置に対応する排紙ビン番号が表示さ
れるように構成してあるため、操作者は一目で該当する
排紙ビンが分るので、操作者が別の排紙ビンより記録紙
を取る等の誤りを防止することができる。
また、本実施例中、画像データ出力装置としてマイク
ロフィルム読取り装置を例示したが、これに限定される
ものではなく、画像データ出力装置として例えばイメー
ジリーダー等の可視画像を電気信号に変換可能な装置を
採用して複写システムを構成しても良い。
最後に、本実施例中、画像生成装置としてレーザービ
ームプリンタを例示したが、これに限定されるものでは
なく、画像生成装置として例えばインクジェットプリン
タ,熱転写プリンタ等の画像信号を記録紙上の可視画像
として変換可能な装置を採用して複写システムを構成し
ても良い。
発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明によれば、画像デ
ータ出力装置の電源が投入された順序に応じて、画像生
成装置の複数の排紙ビンのうちの所定の排紙ビンを各画
像データ出力装置に対して割り付けるとともに、前記画
像データ出力装置から画像データが出力された場合には
該画像データ出力装置に割り付けられた排紙ビンに記録
紙を排出するようにしたので、使用者が今まさに使用し
ている(または使用しようとしている)画像データ出力
装置から順番に、たとえば、記録紙を取込みやすい位置
にある排紙ビンを割り付けることができ、しかも、一旦
排紙ビンが割り付けられれば、同じ画像データ出力装置
からのデータに基づき画像形成された記録紙は常に同じ
排紙ビンに排出されるため、記録紙を取込む際に使用者
が迷うことがなく、また、他の画像データ出力装置から
のデータに基づき画像形成された記録紙と混同するおそ
れがなくなり、使用者の作業効率を格段に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複写システムの一実施例の制御部
周辺を表す概略構成図、第2図は前記システムの概略構
成図、第3図はスキャナの操作パネルを表す図、第4図
は前記システム内における信号のやりとりを表す図、第
5図乃至第8図は前記システムの動作を表す動作フロー
チャートである。 1a〜d……マイクロフィルム読取り装置(画像データ出
力装置)、 2a,b……レーザービームプリンタ(画像生成装置)、3
……制御装置、 4……排紙ビン、5a,b……排紙ビンソータ、 6……外部コンピュータ、 14a〜d……入力側画像バス切換え部 16a〜f……シリアル入出力ポート、 17……入力インターフェース、 18……CPU、 19……ROM、 20……RAM、 21……入出力ポート、 22出力インターフェース、 23……バッファメモリ、 24a,b……出力側画像バス切換え部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草野 秀昭 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−51867(JP,A) 特開 昭57−95755(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像の画像データを出力する画像デー
    タ出力装置と、 該画像データ出力装置より出力された画像データに応じ
    て記録紙上に可視画像を生成する一方、可視画像が生成
    された記録紙を仕分けして複数の排紙ビンに排出するた
    めの排紙ビンソータを備えた画像生成装置とからなる複
    写システムにおいて、 複数の前記画像データ出力装置を備え、 前記画像データ出力装置の電源が投入された順序に応じ
    て、該画像生成装置の複数の排紙ビンのうちの所定の排
    紙ビンを各画像データ出力装置に対して割り付けるとと
    もに、前記画像データ出力装置から画像データが出力さ
    れた場合には該画像データ出力装置に割り付けられた排
    紙ビンに記録紙を排出するように構成したことを特徴と
    する複写システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5795755A (en) * 1980-12-05 1982-06-14 Ricoh Co Ltd Facsimile device
JPH0797802B2 (ja) * 1985-08-30 1995-10-18 キヤノン株式会社 像形成装置

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