JP2585977Y2 - ストラップ止め具 - Google Patents

ストラップ止め具

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JP2585977Y2
JP2585977Y2 JP2210993U JP2210993U JP2585977Y2 JP 2585977 Y2 JP2585977 Y2 JP 2585977Y2 JP 2210993 U JP2210993 U JP 2210993U JP 2210993 U JP2210993 U JP 2210993U JP 2585977 Y2 JP2585977 Y2 JP 2585977Y2
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strap
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belt
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JP2210993U
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JPH0675223U (ja
Inventor
一彦 油谷
Original Assignee
株式会社サカン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は携帯電話機、携帯ラジ
オ、小型カメラ、その他各種機器類や手提げバッグ等の
吊紐用としてのストラップ、特にそのストラップ止め具
に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用各種機器類や手提げバッグ等の吊
紐用としてのストラップは、被吊体を片手に持って操作
する場合に安定した保持、或いは落下防止用として必要
なものであるが、従来のストラップは、図1・図2に示
すように、ストラップベルト11と被吊体10への取付
用紐体12とを2つ折りにして端部同志を重合し、その
重合部をかしめ用締金具13でかしめることにより一体
的に結合するか、或いは重合部を樹脂成型内においてモ
ールドにて一体化する方法が一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のストラップは、かしめが緩いと抜脱したり、外れる
おそれがあり、またかしめ跡が残るために、外観的に見
苦しく、体裁が悪いという問題点があり、さらにはこの
ような加工に手間を要し、また装置も大掛りになるため
コスト高になるという問題点を有していた。
【0004】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ストラップベルトと被吊体への取付用紐体との
結合をかしめを用いたり、樹脂成型によるモールドを要
しないで簡単確実に行うことを可能とし、而もかしめ跡
を残さないで外観的にも優れた体裁のよいストラップ止
め具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案におけるストラップ止め具は、無端ループ状
のストラップベルト1と、そのストラップベルトに交叉
するように係挿された無端小ループからなる被吊体への
取付用紐体2とよりなり、ストラップベルト1と紐体2
の各結び目1a・2a同志を交叉重合して該重合部を包
被隠蔽するように樹脂又は金属製のキャップ状の包被体
3をスライド自由に挿設するとともに、この包被体3を
横方向から貫通するようにスプリングピン4で止着して
なるものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。
【0007】図2〜4においてストラップベルト1は、
幅のある帯又はテープ状のものを両端部を結合して結び
目1aをつくり、全体を無端ループとなす。また取付用
紐体2はストラップベルト1のループと交叉するように
係挿し両端部を結合して結び目2aをつくり、同様に無
端小ループとなす。
【0008】包被体3は、図5〜7に示すように合成樹
脂の成型品又は金属にて中空キャップ状に形成したもの
で、先端部が先細で端面に吊紐2の挿通口5を有し、ま
た後端部は全面開口してこれをストラップベルト1の挿
通口6となす。
【0009】スプリングピン4は強制圧入すると弾圧的
に嵌合するように、弾力を保有するもので、ばね性の板
を丸めてパイプ状に形成される。
【0010】包被体3の側面部に中空部内を貫通して左
右に開口する小孔7・8を設けて、この小孔7・8にス
プリングピン4を打ち込む。
【0011】
【作用】ストラップベルト1と取付用紐体2とは無端ル
ープ同志が交叉状に係挿して互いに抜けないように結合
される。そしてその結合部に包被体3を通して結合部を
包被隠蔽するものであるが、その際、ストラップベルト
1の結合部1aと、紐体2の結合部2aとは図3〜4に
示すように包被体3の中空内部において内外に重合し、
その重合部をスプリングピン4で抜脱阻止するように止
着する。
【0012】
【考案の効果】本考案は上記した構成からなるものであ
るからストラップベルトと紐体の各結び目1a・2a同
志を重合してこの重合部を包被隠蔽するように包被体3
で止着するもので、従来のようにかしめにより固定した
り、樹脂成型のモールドを施す必要がないものでありな
がら簡単確実に結合部を隠蔽固定できるものであって、
かしめ跡が残らないで、包被体のデザインを考慮して機
能性を高め、デザイン的にも外観的美観を高め、体裁の
よい製品を提供することが可能となる。また、安価で実
施化が容易であり、且つ耐久性も有するため、実用上有
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストラップの従来例を示す平面図で、かしめ部
は断面で示す。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】本考案によるストラップの一例を示す平面図で
ある。
【図4】図3におけるAーA線の断面図である。
【図5】包被体の一例を示す平面図で上半部は断面を示
す。
【図6】同上の側面図で、上半部は断面を示す。
【図7】包被体とスプリングピンの斜視図である。
【符号の説明】
1 ストラップベルト 1a・2a 結び目 2 紐体 3 包被体 4 スプリングピン 5・6 挿通口 7・8 小孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端ループ状のストラップベルト1と、
    そのストラップベルトに交叉するように係挿された無端
    小ループからなる被吊体への取付用紐体2とよりなり、
    ストラップベルト1と紐体2の各結び目1a・2a同志
    を交叉重合して該重合部を包被隠蔽するように樹脂又は
    金属製のキャップ状の包被体3をスライド自由に挿設す
    るとともに、この包被体3を横方向から貫通するように
    スプリングピン4で止着してなることを特徴とするスト
    ラップ止め具。
JP2210993U 1993-04-02 1993-04-02 ストラップ止め具 Expired - Lifetime JP2585977Y2 (ja)

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JPH0675223U JPH0675223U (ja) 1994-10-25
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