JP3063335U - ストラップ - Google Patents

ストラップ

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JP3063335U
JP3063335U JP1999002762U JP276299U JP3063335U JP 3063335 U JP3063335 U JP 3063335U JP 1999002762 U JP1999002762 U JP 1999002762U JP 276299 U JP276299 U JP 276299U JP 3063335 U JP3063335 U JP 3063335U
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JP
Japan
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holding
string
strap
stopper
annular
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Application number
JP1999002762U
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Inventor
忠直 山田
Original Assignee
カラーファスナー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストラップ併用時の携帯用品の保持性を高め
ることができるとともに、見栄えを損ねることがなく、
しかも、リング状の取付部等にも取り付けできるストラ
ップを提供する。 【解決手段】 携帯用品に取り付ける巻着紐23の両端
と、手指で保持する保持紐25の両端とを束ねて止具2
7により固定し、巻着紐23と保持紐25とのそれぞれ
を環状に形成したストラップ21において、止具27に
よって固定した保持紐25の止具近傍の端部25a、2
5a同士の間に、保持紐25の一部分25cを挟着し
て、保持紐25を二つの環状部31、31として形成す
る。保持紐25は、二つの略等しい大きさの環状部3
1、31として形成することが好ましい。また、環状部
31、31には、相互に結合・結合解除可能な結合具の
子部材をそれぞれ設けてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、折畳傘、携帯ラジオ、携帯カメラ、携帯電話機等の携帯用品の手提 げ紐として用いられるストラップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、携帯電話機等の携帯用品には、紐材を環状に形成した図5に示すスト ラップ1が取り付けられる。ストラップ1は、図示しない携帯用品に取り付ける 巻着紐3の両端と、手で保持するための保持紐5の両端とを束ねて止具7により 固定し、巻着紐3と保持紐5とが大小二つの環状に形成される。このストラップ 1は、一端側の巻着紐3を携帯用品の取付環等に挿通し、その巻着紐3の環状部 に、他端側の保持紐5を挿通することにより、巻着紐3が取付環に巻着されて取 り付けられる。つまり、ストラップ1は、巻着紐3を介して携帯用品に取り付け られ、保持紐5の環状部11に、指或いは手首を掛けることにより、携帯用品を 吊り下げて保持できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のストラップは、保持紐の環状部に、指或いは手首を掛け ることにより、単独で使用して携帯用品を吊り下げ保持する場合には支障ないが 、携帯用品を把持する際に、同時に保持紐を指等に掛け、ストラップを併用する 場合には、保持紐の環状部が大きく且つ環状部が一つであるため良好な保持性を 得ることができなかった。
【0004】 また、この種のストラップは、携帯用品に取り付けられることから、見栄えの よいものであることが望まれる。
【0005】 更に、従来の保持紐の環状部は、止具により固定されて閉鎖された環状となる ため、例えばポール状、或いはリング状の取付部に、保持紐を鎖状に取り付ける ことができなかった。
【0006】 そこで本考案は、上記課題を解消するために、ストラップ併用時の携帯用品 の保持性を高めることができるとともに、見栄えを損ねることがなく、しかも、 リング状の取付部等にも取り付けできるストラップを提供することを目的として いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による請求項1に記載のストラップは、携帯用 品に取り付ける巻着紐の両端と、手指で保持する保持紐の両端とを束ねて止具に より固定し、前記巻着紐と前記保持紐とのそれぞれを環状に形成したストラップ において、 前記止具によって固定した前記保持紐の止具近傍の端部同士の間に、該保持紐 の一部分を挟着して、該保持紐を二つの環状部として形成したことを特徴とする 。
【0008】 このストラップでは、止具近傍の保持紐の間に、保持紐の一部分が挟着されて 、保持紐が二つの環状部となる。従って、略同一長さの保持紐を使用した場合の 従来のストラップに対し、環状部が小さくなり且つ二つに増える。これにより、 複数の環状部への指の挿入が可能になり、且つ環状部に指が確実に掛かるように なり、環状部に指を通して携帯用品を保持するストラップ併用時の保持性が高ま る。
【0009】 請求項2に記載のストラップは、携帯用品に取り付ける巻着紐の両端と、手指 で保持する保持紐の両端とを束ねて止具により固定し、前記巻着紐と前記保持紐 とのそれぞれを環状に形成したストラップにおいて、 前記止具によって固定した前記保持紐の止具近傍の端部同士の間に、該保持紐 の長さ方向略中央部分を挟着して、該保持紐25を二つの略等しい大きさの環状 部として形成したことを特徴とする。
【0010】 このストラップでは、分割して形成される二つの環状部の大きさが等しく形成 され、二つの環状部が異なる大きさで形成された場合に生じる見栄えの低下がな い。
【0011】 請求項3に記載のストラップは、携帯用品に取り付ける巻着紐の両端と、手指 で保持する保持紐の両端とを束ねて止具により固定し、前記巻着紐と前記保持紐 とのそれぞれを環状に形成したストラップにおいて、 前記止具によって固定した前記保持紐の止具近傍の端部同士の間に、該保持紐 の長さ方向略中央部分を挟着して、該保持紐を二つの略等しい大きさの環状部と して形成し、 相互に結合・結合解除可能な一対の子部材からなる結合具の一方の子部材に、 該一方の環状部の保持紐を挿通するとともに、該結合具の他方の子部材に、前記 他方の環状部の保持紐を挿通したことを特徴とする。
【0012】 このストラップでは、結合具の結合が解除され、二つの環状部の間に取付部が 配置された後、再び結合具が結合されることで、保持紐がポール状、或いはリン グ状等の種々の取付部に取り付け可能になる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案に係るストラップの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説 明する。 図1は本考案に係るストラップの斜視図、図2は図1のストラップの変形例を 示す斜視図、図3は図1のストラップの他の変形例を示す斜視図である。
【0014】 図1に示すように、ストラップ21は、不図示の携帯用品に取り付ける細い巻 着紐23の両端と、手指で保持するベルト状の保持紐25の両端とが束ねられ、 止具27により固定されている。これにより、巻着紐23は、環状部29となっ て形成されている。
【0015】 一方、保持紐25は、止具27の近傍の端部25a、25a同士の間に、保持 紐25の一部分25cが挟着され、保持紐25が二つの環状部31、31として 形成されている。端部25a、25aの間に一部分25cを挟着する手段として は、糸により縫う方法、接着剤により接着する方法、保持紐25が合成繊維であ る場合には熱溶着する方法、ハトメを端部25a、25aと一部分25cとに貫 通して固定する方法等が挙げられる。
【0016】 環状部31、31は、保持紐25の長さ方向中央部分となる一部分25cが挟 着されることで、図1に示すように、二つが略等しい大きさに形成されることが 好ましい。環状部31、31が等しい大きさに形成されることで、ストラップ全 体の外観を見栄え良くすることができる。
【0017】 なお、環状部は、保持紐25の長さ方向中央部分以外が挟着されることで、図 2に示すように、異なる大きさのもの33a、33bとして形成されてもよい。 このようにして環状部33a、33bが形成されたストラップ35では、大きい 環状部33aを手指の保持用に用い、小さい環状部33bを指挿入用に用いる他 、アクセサリー等を取り付けるリングホルダーとしても用いることができる。
【0018】 このように構成したストラップ21、35によれば、保持紐25を二つの環状 部31、31(又は33a、33b)として形成したので、保持紐が一つの環状 部となる従来のストラップに比べ、環状部を小さくして二つに増やすことができ る。この結果、二つの環状部31、31(又は33a、33b)に同時に指を挿 入し、且つ環状部31、31(又は33a、33b)に指を確実に掛けることが でき、携帯用品の保持性を高めることができる。
【0019】 また、本考案に係るストラップは、図3に示すように、保持紐25によって形 成された二つの環状部31、31(又は環状部33a、33b)に、相互に結合 ・結合解除可能な一対の子部材37a、37bからなる結合具37が取り付けら れるものであってもよい。子部材37a、37bは、例えば一方37aが雄タイ プ、他方37bが雌タイプに形成される。
【0020】 雄タイプの子部材37aには挿入軸39が突設され、挿入軸39の先端には後 方へ向かって開脚する一対の弾性係止片41、41が形成される。一方、雌タイ プの子部材37bの内部には、弾性係止片41、41に係止して子部材37a、 37bを一体に結合する不図示の係止部が設けられている。また、子部材37b には係止解除用摘み43が設けられ、係止解除用摘み43は外側から押圧される ことにより、弾性係止片41、41と係止部との係止を解除可能にしている。そ して、これらの子部材37a、37bには保持紐25を挿通するための挿通穴4 4が形成されている。子部材37a、37bは、挿通穴44に保持紐25を挿通 することにより、それぞれの環状部31、31に取り付けられる。
【0021】 このように構成された結合具付きのストラップ45によれば、環状部31、3 1が上述のストラップ21、ストラップ35と同様に、携帯用品の保持性を高め る効果を奏するのに加え、結合具37の結合を解除して、二つの環状部31、3 1の間に不図示の取付部を配置した後、再び結合具37を結合することにより、 保持紐25をポール状、或いはリング状等の種々の取付部へ取り付け可能にする ことができる。
【0022】 次に、上述したストラップの製造方法を、ストラップ45の場合を例に説明す る。図4は本考案に係るストラップの製造手順を示す説明図である。 ストラップ45を製造するには、先ず、図4(a)に示すように、子部材37 a、37bを一体に結合し、それぞれの子部材37a、37bの挿通穴44に、 保持紐25を挿通する。
【0023】 次いで、巻着紐23と保持紐25との端部同士を集束して仮止めし、図4(b )に示す成形金型47に装填する。この金型47は、止具27の外形に沿った内 形を有し、その内壁には、集束箇所49を上下から挟持して、集束箇所49を中 央に位置決めする押さえ部51が形成されている。そして、金型47内に樹脂5 3を射出して集束箇所49に止具27を被覆成形する。
【0024】 次いで、結合具37の結合を解除して、結合具37を二つの子部材37a、3 7bに分離し、保持紐25の長さ方向中央部分となる一部分25cを、止具近傍 の端部25a、25a同士の間に挟着する。この挟着は、上述したように、例え ば糸により縫うことで4重に重ねられた保持紐25を一体に固定する。なお、こ の際、保持紐25の一部分25cを境に一方側に子部材37aを配置し、他方側 に子部材37bを配置する。これにより、環状部31、31のそれぞれに子部材 37aと、子部材37bとを取り付けたストラップ45の製作が完了する。
【0025】 この製造方法によれば、一本の保持紐25の一部分25cを端部25a、25 aの間に挟着するので、二つの環状部31、31を容易に形成することができる 。また、端部25a、25aの間に保持紐25の一部分25cを挟着するので、 巻着紐23、端部25a、25a、及び一部分25cを同時に止具27によって 被覆成形する場合に比べ、止具27の肥大化を防止することができる。更に、結 合状態の結合具37に一本の保持紐25を挿通し、その後、結合具37を子部材 37a、37bに分離して、一部分25cを挟着するので、既に分離されている 個々の子部材37a、37bに、分離された二本の保持紐をそれぞれ挿通して環 状部31、31を組み立てるのに比べ、ストラップ45の製造を迅速且つ容易に することができる。
【0026】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案に係る請求項1記載のストラップは、止具 によって固定した止具近傍の保持紐間に、保持紐の一部分を挟着して、保持紐を 二つの環状部として形成したので、保持紐が一つの環状部である従来のストラッ プに比べ、環状部を小さくして二つに増やすことができる。この結果、複数の環 状部に指を挿入し、且つ環状部に指を確実に掛けることができ、携帯用品の保持 性を高めることができる。
【0027】 また、請求項2記載のストラップは、保持紐を二つの略等しい大きさの環状部 として形成したので、見栄えを損ねることがない。
【0028】 更に、請求項3記載のストラップは、二つの環状部に亘って結合具を設けたの で、結合具の結合を解除して、二つの環状部の間に取付部を配置した後、再び結 合具を結合することにより、保持紐を、従来では取り付け不可能であったポール 状、或いはリング状等の種々の取付部に取付け可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るストラップの斜視図。
【図2】図1のストラップの変形例を示す斜視図。
【図3】図1のストラップの他の変形例を示す斜視図。
【図4】本考案に係るストラップの製造手順を示す説明
図。
【図5】従来のストラップの斜視図。
【符号の説明】
21,35,45…ストラップ、23…巻着紐、25…
保持紐、25a…端部、25c…長さ方向中央部分、2
7…止具、29,31,33a,33b…環状部、37
…結合具、37a,37b…子部材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用品に取り付ける巻着紐の両端と、
    手指で保持する保持紐の両端とを束ねて止具により固定
    し、前記巻着紐と前記保持紐とのそれぞれを環状に形成
    したストラップにおいて、 前記止具によって固定した前記保持紐の止具近傍の端部
    同士の間に、該保持紐の一部分を挟着して、該保持紐を
    二つの環状部として形成したことを特徴とするストラッ
    プ。
  2. 【請求項2】 携帯用品に取り付ける巻着紐の両端と、
    手指で保持する保持紐の両端とを束ねて止具により固定
    し、前記巻着紐と前記保持紐とのそれぞれを環状に形成
    したストラップにおいて、 前記止具によって固定した前記保持紐の止具近傍の端部
    同士の間に、該保持紐の長さ方向中央部分を挟着して、
    該保持紐を二つの略等しい大きさの環状部として形成し
    たことを特徴とするストラップ。
  3. 【請求項3】 携帯用品に取り付ける巻着紐の両端と、
    手指で保持する保持紐の両端とを束ねて止具により固定
    し、前記巻着紐と前記保持紐とのそれぞれを環状に形成
    したストラップにおいて、 前記止具によって固定した前記保持紐の止具近傍の端部
    同士の間に、該保持紐の長さ方向略中央部分を挟着し
    て、該保持紐を二つの略等しい大きさの環状部として形
    成し、 相互に結合・結合解除可能な一対の子部材からなる結合
    具の一方の子部材に、該一方の環状部の保持紐を挿通す
    るとともに、該結合具の他方の子部材に、前記他方の環
    状部の保持紐を挿通したことを特徴とするストラップ。
JP1999002762U 1999-04-23 1999-04-23 ストラップ Expired - Lifetime JP3063335U (ja)

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