JP2585910Y2 - 棒状物繰り出し容器及び棒状物補充カセット - Google Patents

棒状物繰り出し容器及び棒状物補充カセット

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JP2585910Y2
JP2585910Y2 JP1483993U JP1483993U JP2585910Y2 JP 2585910 Y2 JP2585910 Y2 JP 2585910Y2 JP 1483993 U JP1483993 U JP 1483993U JP 1483993 U JP1483993 U JP 1483993U JP 2585910 Y2 JP2585910 Y2 JP 2585910Y2
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Kotobuki and Co Ltd
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    • A45D2040/208Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by a rotating action, e.g. effected by a screw

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、修正棒,カラースティ
ック,棒状糊,棒状消ゴム,口紅,アイブロー芯,鉛筆
芯,パス類等の棒状物を回転操作で繰り出す棒状物繰り
出し容器及び棒状物補充カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の棒状物繰り出し容器の1例
の構成を示す縦断面図である。図7において21は外筒
であり、外筒21内には、例えば修正棒のような棒状物
23を内面メネジ24Aに係着保持したホルダ24が、
外筒21の内周面に形成されたキー29とホルダ24の
外面に形成されたキー溝30により回転不能で軸方向移
動可能に収設されている。
【0003】また、ホルダ24の内面の後部にはメネジ
35が形成されており、このメネジ35に螺合する螺旋
溝36Aを外面に有する螺旋軸36がホルダ24内に収
設される。この螺旋軸36は、その根元付近に環状突部
37,大径軸部環状突起38及び後端ツマミ部39を有
し、夫々、外筒21の内面に形成された内方突部40内
側,大径筒部環状溝41及び後端に軸方向移動不能で回
転可能に連結されている。
【0004】即ち、根元環状突部37は内方突部40を
越えて前方に摺接され、大径軸部環状突起38は大径筒
部環状溝41に嵌合されており、後端ツマミ部39は外
筒21の後端に摺接している。外筒21の先端部21A
には内側にキャップ28が着脱可能に被着されており、
例えば、外筒21の先端部21A外周に設けた環状突部
43がキャップ28の内周に設けた環状溝44に嵌合し
ている。
【0005】上記従来例は、使用時に外筒21よりキャ
ップ28を抜き取り、外筒21に対し後端ツマミ部39
を回転すると、螺旋軸36が回転し、これに螺合したメ
ネジ35を有するホルダ24及びこれに保持した修正棒
23が、外筒21のキー29とホルダ24のキー溝30
の嵌合により軸方向に移動されて外筒21の先端部21
Aより突出され、修正箇所への塗布に供することができ
る。
【0006】修正棒23を引込めるには、後端ツマミ部
39を上記とは逆方向に回転すると、オネジ軸36も同
じ方向に回転し、これに螺合したメネジ35を螺合した
ホルダ24及びこれに保持した修正棒23が、外筒21
のキー29とホルダ24のキー溝30の嵌合により上記
とは逆の軸方向に移動されて外筒21の先端部21Aよ
り引込むことになる。
【0007】引込み後、外筒21の先端部21Aにキャ
ップ28を被着する。また、棒状物23を使い果したと
きには、後端ツマミ部39を回転して、ホルダ24を最
大前進位置まで移動させてからホルダ24内の棒状物残
部を除去し、次に新品の棒状物をホルダ24に差し込
み、しかる後、後端ツマミ部39を逆方向に回転してホ
ルダ24を後進させて、棒状物を外筒21の先端部2A
より引っ込めて収めるようにすることによって、棒状物
23の補充を行っている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、不使用時の棒状物の乾燥、水分蒸発を防止するため
に、内方突部40の後端面に図示しないフェルト材を貼
付し、対向する螺旋溝36の摺動面との間の密着を図っ
ている。しかしながら、このようなフェルト材は、螺旋
溝との摺動を受けている間に経年変化を起こし、弾性を
失ってしまうという問題がある。従って、次第に密封性
が劣化して、棒状物を十分に乾燥、水分蒸発から防止す
ることができないという問題がある。さらに、このよう
なフェルト材は、一旦組み立てられた後は構造上、交換
が不可能であるという問題がある。
【0009】また、別の問題として、従来の棒状物繰り
出し容器は棒状物の補充を行うことができないという問
題がある。即ち、棒状物23を補充しようとすれば、ホ
ルダ24内の棒状物残部の除去を行わねばならず、手
間、時間、衛生上の問題があり、現実には容器が使い捨
てとなっている。本考案は、かかる問題点に鑑みなされ
たもので、棒状物の乾燥、水分蒸発を十分に防止するこ
とができる棒状物繰り出し容器を提供すると共に、棒状
物繰り出し容器に簡単に棒状物を補充することができ、
かつ棒状物の乾燥、水分蒸発を十分に防止することがで
きる棒状物補充カセットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本考案の棒状物繰り出し容器は、外筒1と、周面
に螺旋溝5B、前部に接続部5Cを有し、外筒1内に回
転不能で軸方向移動可能に挿設される螺旋軸5と、螺旋
溝5Bに係合される突部2Aを後部内周面に設け、外筒
1より前方に突出して外筒1に対し軸方向移動不能で回
転可能に取り付けられる内筒2と、接続部5Cに着脱可
能に連結されて内筒2内に摺設され、棒状物3を保持す
る棒状物ホルダ4と、内筒2又は外筒1の両方又いずれ
か一方に着脱可能に嵌着されるキャップ8と、棒状物ホ
ルダ4の外周面に、内筒2の内周面に密着する手段9を
設ける。
【0011】また、本考案の棒状物補充カセットは、棒
状物繰り出し容器に着脱自在に連結可能で、棒状物を保
持する棒状物ホルダ4と、棒状物ホルダ4に離脱可能に
被着したケース10と、棒状物ホルダ4の外周面に、ケ
ース10の内周面に密着する手段を設ける。前記密着手
段9は、棒状物ホルダ4の外周面に取り付けられるシー
ルリング9Aとすることができ、または棒状物ホルダ4
をエラストマ樹脂で形成すると共に、前記密着手段を棒
状物ホルダ4の外周面に一体に形成された環状突部(9
B,9C,9D)とすることができる。
【0012】さらに、棒状物ホルダ4は、棒状物ホルダ
4の内部を2分する仕切り板4Aを有すると共に、前記
突部は仕切り板4Aの外側の延長上に設けてもよく、ま
た棒状物ホルダ4の先端に設けてもよい。
【0013】
【作用】外筒1に対し内筒2を回転すると、内筒2の突
部2Aが螺旋軸5の螺旋溝5Bに係合され、かつ螺旋軸
5が外筒1内に回転不能で軸方向移動自在に挿設されて
いるので、螺旋軸5及び螺旋軸5の接続部5Cに連結さ
れた棒状物ホルダ4が内筒2内を軸方向に移動され、棒
状物ホルダ4に保持された棒状物3が内筒2の回転方向
に応じて内筒2の先端部より繰り出され、又は引込めら
れることになる。
【0014】棒状物ホルダ4の外周面に、内筒2の内周
面に密着する手段9を設けているので、棒状物を不使用
時には、キャップ8の被着と共同して、棒状物の乾燥、
水分蒸発を防止することができる。また、棒状物を補充
する際には、棒状物残部の残存する棒状物ホルダを離脱
させ、棒状物補充カセットで棒状物を保持した棒状物ホ
ルダ4ごと取り出して、棒状物繰り出し容器の接続部5
Cに連結する。このようにすれば、棒状物ホルダ内の棒
状物残部の除去を行う必要がなく、簡単かつ短時間に手
を汚すことなく補充することができる。さらに、棒状物
ホルダ4の外周面にはケース10と密着する手段を備え
ているため、棒状物補充カセット内に保存されている棒
状物の乾燥、水分蒸発を防止することができる。また、
この密着手段は、棒状物ホルダ4が棒状物繰り出し容器
に連結された後は、棒状物繰り出し容器の内筒2の内周
面との間の密着手段として作用するため、密着手段を共
通に使用することができ、全体の部品点数を減らすこと
ができる。さらに、密着手段を共通に使用することによ
って、棒状物の補充の度に密着手段も新しく取り替えら
れるので、密着手段の経年変化による密封能力の劣化の
影響を受けずにすむ。
【0015】
【実施例】図1は本考案にかかる棒状物繰り出し容器の
1実施例の構成を示す縦断面図である。まず、その構成
を説明する。図1において1は底部1Bを有する外筒で
あり、外筒1内には、螺旋軸5が回転不能で軸方向移動
自在に挿設される。本実施例の場合、組立を容易にし部
品点数を少なくするため、螺旋軸5の後端部には一体に
ガイド部5Aが形成され、ガイド部5Aの端板外周に多
数のキー溝5Dが設けられると共に、外筒1の対向する
内周面に軸方向に伸びたキー1Aが設けられている。キ
ー溝とキーの関係は、螺旋軸5と外筒1で逆にすること
も可能である。
【0016】螺旋軸5の外周面には螺旋溝5Bが形成さ
れ、また前部には接続部5Cが設けられる。外筒1より
前方部内には、内筒2が外筒1に軸方向移動不能で回転
可能に取り付けられる。即ち、内筒2の外周面に設けら
れた環状溝2Bと、外筒1の内周面の設けられた段部1
Cとを嵌合する。さらに、内筒2には、その後部内周面
に螺旋軸5の螺旋溝5Bに係合される突部2Aが設けら
れる。
【0017】外筒1及び内筒2の両方又はいずれか一
方、本実施例では、内筒2の外周面にキャップ8が着脱
可能に嵌着されている。また、キャップ8の頭部には、
クリップ7と一体の先端キャップ8Aが圧入される。螺
旋軸5の接続部5Cには、棒状物ホルダ4が着脱可能に
連結されて、内筒2内に摺設される。棒状物ホルダ4の
拡大図を図2に示す。図2(a)は、棒状物ホルダ4の
縦断面図、図2(b)は、図2(a)の矢印方向から見
た図である。棒状物ホルダ4は、内部に形成された仕切
り板4Aによって、棒状物保持部4Bと螺旋軸連結部4
Cに分離される。棒状物保持部4Bの内周面には内面メ
ネジ4Eが形成され、棒状物3を係着保持している。一
方、螺旋軸連結部4Cは、後部から4つのスリットを有
し、これによって弾性を持ち外方へ広がることができ
る。従って、接続部5Cに連結するときに、一旦外方へ
広がることによって両者の連結を容易にしている。
【0018】また、仕切り板4Aの外周には環状溝4D
が形成され、その中にはシールリング9Aが嵌装され
る。シールリング9Aは、棒状物ホルダ4の外周面より
も外方へ突出し、内筒2の内周面との間で圧縮されて、
内筒2の内周面に密着する。次に上記構成の本実施例の
作用を説明する。使用時には、内筒2よりキャップ8を
抜き取り、外筒1に対して内筒2を回転すると、又は、
内筒2に対して外筒1を回転すると、内筒2の突部2A
が螺旋軸5の螺旋溝5B内に係合され、かつ外筒1のキ
ー1Aが螺旋軸5のガイド部5Aのキー溝5Dに嵌合さ
れているので、突部2Aが螺旋溝5Bに沿って移動する
と共に螺旋軸5がその接続部5Cに連結された棒状物ホ
ルダ4が軸方向に移動され、棒状物ホルダ4に保持され
た棒状物3が内筒2の先端より突出され、使用に供され
ることになる。
【0019】棒状物3を引込めるには、外筒1又は内筒
2を上記とは逆の方向に回転すると、突部2Aが螺旋溝
5Bに沿って逆方向に移動すると共に螺旋軸5及びその
接続部5Cに連結された棒状物ホルダ4が逆方向に移動
され、棒状物ホルダ4に保持された棒状物3が内筒2の
先端より引込められる。また、不使用時には、内筒2の
外周面とキャップ8の内周面の密接部分、及び、棒状物
ホルダ4の外周面に設けたシールリング9Aと内筒2と
の密着部分によって、棒状物3の水分が外部へ蒸散する
ことが抑制され、乾燥が長期に亘って防止されることに
なる。
【0020】その他、シールリング9Aによっても、内
筒2の内周面と棒状物ホルダ4との間で摩擦抵抗が生ず
るので、棒状物3の使用中に棒状物3を介して受けるト
ルクによる棒状物ホルダ4の回転を防止することができ
る。従って、棒状物3が短くなって内筒2との間の抵抗
が小さくなると従来発生していた、使用の際の棒状物ホ
ルダ4及び棒状物3の空回りを防止することができる。
【0021】次に、図3に本考案による密着手段の他の
実施例を示す。本実施例では、棒状物ホルダ4をエラス
トマ樹脂で形成する。エラストマ樹脂としては、弾性を
有するオレフィン系樹脂等が用いられ、例えば「サント
プレーン」の商標名で市販される熱可塑性エラストマー
を使用することができる。さらに、棒状物ホルダ4の仕
切り板4Aの外側の延長上には、環状の突部9Bが一体
に形成される。
【0022】このような棒状物ホルダ4を用いても、弾
性を持つ突部9Bが内筒2の内周面に密着するので、第
1実施例と同様の効果が得られる。また、仕切り板4A
の外側延長上に設けられるので、仕切り板4A部分の弾
性も利用することができるという利点を有する。また、
突部9Bが一体であるので部品点数を減らすことができ
るという利点も有する。
【0023】尚、この棒状物ホルダ4を成形するさいに
は、棒状物ホルダ4全体が弾力性を持つため、突部9B
が外方へ突出していても型抜きすることができ、割り型
にする必要がないので、製造が容易であるという利点を
有している。また、棒状物ホルダ4を接続部5Cに連結
するさいにも、螺旋軸連結部4C自身が弾性を持つため
図2に示したような特別なスリットを施す必要がない。
【0024】次に、図4に、本考案による他の実施例を
示す。本実施例は、図3の突部9Bの代わりに、仕切り
板4Aよりも棒状物保持部4B側の外周面に環状の突部
9Cを設けた例である。このように構成しても同様の効
果を得ることができる。図5には、本考案による他の実
施例を示す。本実施例は、図3,図4の突部9B,9C
の代わりに、棒状物ホルダ4の棒状物保持部4Bの先端
を外方へ広がる肉圧にして環状突部9Dとした例であ
る。このように構成しても同様の効果を得るとともに、
棒状物ホルダ4を製造する際に棒状物ホルダ4をより簡
単に型抜きすることができる。また、棒状物3は、通常
棒状物材料の溶液を筒の中に挿入した棒状物ホルダ4に
充填して固化させることによって棒状物3を成形する
が、その際にこの突部9Dが筒と棒状物ホルダ4のすき
間からの液漏れを防止するという効果も有する。
【0025】次に、本考案による棒状物補充カセットの
実施例を図6に示す。棒状物補充カセットは、棒状物3
及びこれを保持する棒状物ホルダ4を主に収納するケー
ス10と、ケース10に離脱可能に装着される蓋11か
ら構成される。ケース10の先端内面にはテーパ10A
が設けられ棒状物3及び棒状物ホルダ4を装填する際の
確実性を図っている。棒状物ホルダ4は、その外周面に
密着手段(本図では、シールリング9A)が設けられて
おり、ケース10の内周面に密着して、棒状物4の乾
燥、水分蒸発を防止する。
【0026】この棒状物補充カセットを用いて棒状物繰
り出し容器に棒状物ホルダを補充する手順を説明する。
棒状物繰り出し容器にて棒状物3を使用限界まで使い果
した時は、残部入りの棒状物ホルダ4を接続部5Cより
引き抜く。一方棒状物補充カセットを用意し、蓋11を
取外した後、棒状物ホルダ4を接続部5Cに連結し、内
筒2を回転して螺旋軸5に連結した棒状物ホルダ4を引
込める方向に移動させることにより手を汚さずにケース
より引き出して内筒2内に収めて棒状物3を補充するこ
とができる。このときに、棒状物ホルダ4の外周面には
密着手段9を備えているため、蓋11を取外した状態
で、棒状物ホルダ4側を下にして棒状物補充カセットを
垂直にしても、密着手段9とケース10との間の摩擦抵
抗力によって、棒状物ホルダ4及び棒状物3が下に落下
することがなく、不注意による連結の失敗を防止するこ
とができる。
【0027】以上、説明したように、本実施例による棒
状物繰り出し容器及び棒状物補充カセットを用いれば、
共通の棒状物ホルダ4及び密着手段9を使用することが
でき、棒状物の乾燥、水分蒸発を防止することができる
という効果を有する。さらに、密着手段9を共通に使用
することによって、棒状物3の補充の度に密着手段9も
新しく取り替えられるので、密着手段9の経年変化によ
る密封能力の劣化の影響を受けずにすむ。
【0028】
【考案の効果】上述のように本考案によれば、棒状物を
保持する棒状物ホルダの外周面に密着手段を設けること
として、棒状物ホルダを着脱可能にしたことによって、
棒状物繰り出し容器及び棒状物補充カセット内での棒状
物の乾燥、水分蒸発を防止することができ、また棒状物
繰り出し容器と棒状物補充カセットでの部品を共通に使
用することができるという効果を有する。
【0029】さらに、棒状物補充カセットから棒状物繰
り出し容器への棒状物の補充が簡単にできるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による棒状物繰り出し容器の1実施例の
構成を示す縦断面図である。
【図2】(a)は棒状物ホルダの1実施例を示す拡大縦
断面図である。(b)は(a)の矢印方向から見た右側
面図である。
【図3】(a)は棒状物ホルダの第2実施例を示す拡大
縦断面図である。(b)は(a)の矢印方向から見た右
側面図である。
【図4】棒状物ホルダの第3実施例を示す拡大縦断面図
である。
【図5】棒状物ホルダの第4実施例を示す拡大縦断面図
である。
【図6】本考案による棒状物補充カセットの縦断面図で
ある。
【図7】従来の棒状物繰り出し容器の縦断面図である。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 3 棒状物 4 棒状物ホルダ 5 螺旋軸 5A ガイド部 5B 螺旋溝 5C 接続部 8 キャップ 9 密着手段 9A シールリング 9B,9C,9D 突部 10 ケース 11 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B43M 11/00 B43M 11/00 A B65D 83/00 B65D 83/00 C (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B43K 23/016 A45D 40/04 A45D 40/16 B43K 21/08 B43L 19/00 B43M 11/00 B65D 83/00

Claims (10)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒(1)と、 周面に螺旋溝(5B)、前部に接続部(5C)を有し、
    外筒(1)内に回転不能で軸方向移動可能に挿設される
    螺旋軸(5)と、 螺旋溝(5B)に係合される突部(2A)を後部内周面
    に設け、外筒(1)より前方に突出して外筒(1)に対
    し軸方向移動不能で回転可能に取り付けられる内筒
    (2)と、 接続部(5C)に着脱可能に連結されて内筒(2)内に
    摺設され、棒状物(3)を保持する棒状物ホルダ(4)
    と、 内筒(2)又は外筒(1)の両方又いずれか一方に着脱
    可能に嵌着されるキャップ(8)と、 棒状物ホルダ(4)の外周面に、内筒(2)の内周面に
    密着する手段(9)を設けたことを特徴とする棒状物繰
    り出し容器。
  2. 【請求項2】 前記密着手段(9)は、棒状物ホルダ
    (4)の外周面に取り付けられるシールリング(9A)
    であることを特徴とする請求項1の棒状物繰り出し容
    器。
  3. 【請求項3】 棒状物ホルダ(4)をエラストマ樹脂で
    形成すると共に、前記密着手段は、棒状物ホルダ(4)
    の外周面に一体に形成された環状突部(9B,9C,9
    D)であることを特徴とする請求項1記載の棒状物繰り
    出し容器。
  4. 【請求項4】 棒状物ホルダ(4)は、ホルダ(4)の
    内部を2分する仕切り板(4A)を有すると共に、前記
    突部(9B)は仕切り板(4A)の外側の延長上に設け
    られることを特徴とする請求項3記載の棒状物繰り出し
    容器。
  5. 【請求項5】 前記突部(9D)は、棒状物ホルダ
    (4)の先端に設けられることを特徴とする請求項3記
    載の棒状物繰り出し容器。
  6. 【請求項6】 棒状物繰り出し容器に着脱自在に連結可
    能で、棒状物を保持する棒状物ホルダ(4)と、 棒状物ホルダ(4)に離脱可能に被着したケース(1
    0)と、 を備え、 さらに、棒状物ホルダ(4)の外周面に、ケース(1
    0)の内周面に密着する手段を設けたことを特徴とする
    棒状物補充カセット。
  7. 【請求項7】 前記密着手段(9)は、棒状物ホルダ
    (4)の外周面に取り付けられるシールリング(9A)
    であることを特徴とする請求項6の棒状物補充カセッ
    ト。
  8. 【請求項8】 棒状物ホルダ(4)をエラストマ樹脂で
    形成すると共に、前記密着手段は、棒状物ホルダ(4)
    の外周面に形成された突部(9B,9C,9D)である
    ことを特徴とする請求項6記載の棒状物補充カセット。
  9. 【請求項9】 棒状物ホルダ(4)は、ホルダ(4)の
    内部を2分する仕切り板(4A)を有すると共に、前記
    突部(9B)は仕切り板(4A)の外側の延長上に設け
    られることを特徴とする請求項8記載の棒状物補充カセ
    ット。
  10. 【請求項10】 前記突部(9D)は、棒状物ホルダ
    (4)の先端に設けられることを特徴とする請求項8記
    載の棒状物補充カセット。
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